慶喜

心意気
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専制主義(共産主義)と民主主義を考える

2021年08月25日 | 政治
🌸ソビエトクーデター未遂事件30年 

 ☆その意義とロシアの民主主義

ソビエトの改革を進めたゴルバチョフの失脚
 ☆ソビエト共産党、軍等の保守派
 *民主化の流れを止めようとした事実上のクーデター
 *民主化を支持する市民が立ち向かう
 ☆クーデターの失敗はソビエト連邦崩壊への歯車を大きく進めた
 *この時の民主主義の勝利がロシアの出発点
 ☆プーチン体制の今
 *クーデター派に通じる保守的な感情が強まる
 *「民主主義の勝利」は忘れられようとしている

クーデター未遂事件起きた要因
 ☆ソビエト連邦は、ロシアなど15の共和国を束ねた連邦
 *共産党の一党独裁に基づく中央集権体制
 ☆91年当時、ソビエト連邦は大きく揺らいでいた
 *連邦の大統領はゴルバチョフ、改革は行き詰まりを見せていた
 *独立の動きを進めるバルト三国
 ☆最大の共和国ロシアも国家主権を宣言
 *ロシアの大統領にエリツィン氏が就任
 *ウクライナなどほかの共和国と連携を強めていた
 ☆連邦の大統領がいてロシアの大統領がいる
 *双方の綱引きが連邦の基盤を揺るがしていた
 ☆ゴルバチョフは連邦を維持する目的で
 *新たな連邦条約・主権国家連邦条約で合意
 ☆連邦の保守派(軍と治安機関のトップ)
 *国家非常事態委員会を組織しクーデターを起こした
 ☆クリミアの別荘に休養中だったゴルバチョフ大統領を軟禁
 *モスクワには戦車部隊を導入した

ロシアが屈服するかどうかがクーデター焦点
 ☆ロシアのエリツィン大統領には10人に満たない警護しかない
 *国営テレビやラジオはクーデター側が抑えていた
 ☆クーデターは失敗した理由
 *エリツィン大統領の政治家としての胆力、政治的な勘の鋭さ
 *民主化による市民の意識の変化だった
 ☆市民は、様々な伝達手段を使い情報封鎖に穴をあけた
 *国営テレビでも抵抗する人々の映像を流した
 *民間ラジオ、ファクシミリを使った民間通信社も現れた
 ☆ゴルバチョフ大統領がモスクワに戻る
 ☆クーデターの参加者は逮捕され、失敗に終わった

クーデター未遂事件その後への影響
 ☆社会主義運動の中心だったソビエト共産党が消滅した
 *ゴルバチョフ大統領が共産党書記長を辞任
 *クーデターに関与したソビエト共産党中央委員会が解散
 *「歴史の終わり
 ☆当時共産党は、巨大な組織をまだ維持し資金も豊富でした
 *ソビエト共産党保守派が自爆していなかったら
 *権力の揺り戻しの危険性はあった

各共和国の自立は一気に進む
 ☆ウクライナの最高会議が独立宣言を採択
 *自立に消極的だった中央アジア諸国も主権宣言を行う
 ☆共産党の消滅と連邦の形骸化
 *ゴルバチョフ大統領の権力基盤は無くなり、ソビエト連邦は崩壊
 ☆クーデター未遂事件は、ロシアの歴史の転換点となった
 ☆プーチン体制の今
 *ロシア国民は冷たい、突き放した見方をしている

⛳プーチン氏はソビエト連邦の崩壊は、20世紀の悲劇と
 ☆プーチン氏には、祖国ソビエト連邦を喪失したという気持ち
 *連邦を守ろうとした保守派の心情と相通じるものがある
 ☆自由よりも安定と秩序を求める国民の意識が強まる中
 *安定と秩序を優先するプーチン体制が築かれている
 ☆安定と秩序、クーデター派が掲げたスローガン
 ☆プーチン大統領はこの事件を公言することはない
 ☆クーデターが失敗した直後、ロシアと欧米は価値観を共有した
 ☆今ロシアは、去年の憲法改正等で
 *欧米との関係に、イデオロギー的な対立の色彩が強まっている
 ☆ロシアは、リベラリズムの欧米と対立軸を立てている
 *「民主主義の勝利」が忘れられる中
 *ロシアと欧米との対立が深まっている 
                                               (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、NHK『時事公論』







専制主義(共産主義)と民主主義を考える
NHK『時事公論』テレビ画面より画像引用)

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2 コメント

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Unknown (osa-michi2016)
2021-08-25 08:07:35
あの時の出来事を思い出しました。
返信する
御礼 (慶喜)
2021-08-26 12:53:32
osa-michi2016様

私もあの時の出来事を思い出しながら書きました。
私も生まれてから民主主義になった日本で人生を
過ごしています。
(日本は、建前上では立憲君主主義ですが)
専制主義(共産主義)と民主主義の差異を考えると
『君主論』でのマキャベリの言葉思い出しますね。
『素晴らしい君主が居れば専制主義は効率的』と
世界の国々で、民主主義の時代より、圧倒的に
専制主義の時代の方が長いですね。
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