ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

旅友

2008-02-08 19:21:26 | つぶやき
昨日、帰国致しました。

暑かったタイとの温度差に体が未だ順応できず、日本の寒さが
身にしみております。歳のせいか最近、タイと日本との空の旅
(およそ6時間程)が、だんだん辛くなってきたような気がしている。
そろそろ、ワンランク上のビジネスクラスに乗ってもバチが当らない
ような気もするのだが、頭の中でそろばんを弾く度に、「そんな経費は
うちにはありません」との結論に至り、毎回いかにしてエコノミー席の
横3席独り占めするか大作戦に勤しんでいる。

そして今回のタイも相変らず、仕事95%に余暇5%的に終了してしまった。
しかしそのような中、今回は、現在チェンマイに住む友人に荷物を届ける
些細なミッションもあり、またこの友人と食事したりと、楽しいひと時もあった。
そういえば、足湯だけだったが温泉にも行ったな…。

さてこの友人であるが、人間的にはすごくマトモな方なのだが、どちらかと
いうと人生の裏街道を行くご夫婦である。今回は奥様の方だけが、ご主人を
軽井沢のご自宅へ置いて、一人チェンマイで長期滞在中であった。現在は
軽井沢で布屋さんを営んでいるが、元々彼女はライターで、本も何冊か出版
している。見掛けは小柄だが、ネパールからひと月以上も歩いて中国のチベット
に不法入国したりと、根っからのバックパッカーでもある。今時の女性には
めずらしく、ひと月以上も風呂に入らなくても平気な方であるが、生まれも
育ちも東京の成城で、ある意味お嬢様でもある。ここら辺も何かが間違っている…。

ご主人もやはり旅人であり、私が二人に会ったのも旅の途中であった。
かれこれもう8年ほどお付き合いさせていただいている。年に1度は
軽井沢のご自宅に遊びに伺ったりしていて、人生の先輩でもあるので、
何かとアドバイスをいただくのだが、お二人のアドバイスは、たまに
世間一般では通用しないこともあるので注意が必要である。
しかし、何よりも世間の枠に囚われず、自由に生きているその姿は、
現在の私自身の指針のひとつとなっている。

つくづく、いろんな人がいて、いろんな生き方があるものである。

また明日から、がんばろう。



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