先日に引き続き、もう少し台湾話を…。
台湾と聞いてイメージしてみると…。
おそらく台湾に全く興味のない方だと、台湾バナナ、ビビアンスー、
欧陽菲菲(ちと古いか?)、小龍包、マンゴープリン、そしてコピー品
などではないだろうか?少しアジアに興味のある方や、旅行好きの方なら、
故宮、夜市、蒋介石、高砂族(少数民族)などを想像するのかもしれない。
最近では台湾新幹線というのもあるかも…。
しかし、私のイメージするところの台湾はまず、スクーターに大きいマスク、
ビンロウ(噛みタバコ)、そして歩道の段差である。
台湾は通りを走る原チャリの数が、際立って多いのである。そして運転手は、
排ガス対策のため、皆、でかいマスクをしている。そして道には、所々赤い
しみが付いている。年配の方なら、結核患者の血の吐いた痕だと思うだろうか。
正体は噛みタバコの痕である。すでに多くのアジア諸国ではすっかり廃れて
しまったのに、なぜか台湾とミャンマーだけには、根強く残っている。
そして、歩道の段差である。これは土地の個人所有が歩道にまで及んでいるため、
個々によってその高さが異なるからだそうで、これがかなり危ない。
海外へ行くと、街歩きを最大の楽しみとしている私にとって、台湾の街は本当に
歩きにくいのである。特に私は周囲を見ながら、ボーッと歩いていることが
多いので、度々つまずいたり、いきなりひざカックンを受けたりするような
衝撃を受ける時が何度も起こるのである。
骨密度の低い方は、特に要注意であろう。
なんだかイメージというより、最初に訪れた時の第一印象が根付いた感じであるが…
しかしそんな台湾の良いところは、何といってもその親日的雰囲気に包まれて
いることではないだろうか?歴史的に韓国や中国と同じような経緯を辿っている
はずなのにとても不思議である。戦後、大陸から来た外省人による支配がよほど
酷かったのだろうか?
それにしても親日度では、同じ民族の中国本土とは天と地のほどの違いである。
中国では長距離バスに乗ると、車内のテレビでドラマや映画を見ることに
なるのだが、これが時代物の内容だったりすると、よく日本人の軍人さんが
悪玉として登場する。
しかしだからといって別に、周囲の乗客の方々が、どうのこうの言うという
わけではないのだが、この無言の針のむしろ状態も、結構つらいのである。
そしてこれが、なぜだか結構な確率でこういう場面に遭遇する。
これも、反日教育の一環なのだろうか…。
それに比べ、台湾ではバスの車内から普通に日本の歌が流れてくるのである。
あれは基隆で乗っていた路線バスの中で、普通にラジオが流れていたのだが、
突然日本の戦前の歌が流れ出したのである。その後、また中国語の歌に戻り
さらにまた、日本の歌が一曲、今度は「昭和枯れすすき」であった。
リスナーがリクエストする番組だったような感じだが、なんとも自然に
流れてくるこの感覚は、なんとも形容し難い。昔、アメリカで聞いていた
ラジオから突然、坂本九の「スキヤキ」が流れてきたことがあったが、
それとはまた違った感覚である。
この場に書ききれないが、他にも数多くの親日現象を目の当たりにすると、
なんだか台湾は一方的に、日本に片思いをしているような気さえする。
それなのに、日本は台湾のことをほとんど知らないわけである。
まぁ、台湾だけではないが…。
でも、そう考えると、台湾がちょっと気の毒になってしまう。これだけ
親日的でいてくれている台湾を、日本はもっと大切にすべきなのではないのか?
高いからといってフィリピン産バナナばかりではなく、台湾バナナももっと
買ってあげようではないか。
東アジアの安定と世界平和には、中国共産党の崩壊は欠かせないはずである。
万が一、台湾による中国大陸の吸収があったとしても、大陸の人々の対日感情
が急に良くなるとは、到底思えないが、いつの日か平和的に、中華民国による
中華人民共和国の吸収統一が実現するように願うばかりである。
![](https://www.myanmar-teak.com/image/logottb6.gif)
台湾と聞いてイメージしてみると…。
おそらく台湾に全く興味のない方だと、台湾バナナ、ビビアンスー、
欧陽菲菲(ちと古いか?)、小龍包、マンゴープリン、そしてコピー品
などではないだろうか?少しアジアに興味のある方や、旅行好きの方なら、
故宮、夜市、蒋介石、高砂族(少数民族)などを想像するのかもしれない。
最近では台湾新幹線というのもあるかも…。
しかし、私のイメージするところの台湾はまず、スクーターに大きいマスク、
ビンロウ(噛みタバコ)、そして歩道の段差である。
台湾は通りを走る原チャリの数が、際立って多いのである。そして運転手は、
排ガス対策のため、皆、でかいマスクをしている。そして道には、所々赤い
しみが付いている。年配の方なら、結核患者の血の吐いた痕だと思うだろうか。
正体は噛みタバコの痕である。すでに多くのアジア諸国ではすっかり廃れて
しまったのに、なぜか台湾とミャンマーだけには、根強く残っている。
そして、歩道の段差である。これは土地の個人所有が歩道にまで及んでいるため、
個々によってその高さが異なるからだそうで、これがかなり危ない。
海外へ行くと、街歩きを最大の楽しみとしている私にとって、台湾の街は本当に
歩きにくいのである。特に私は周囲を見ながら、ボーッと歩いていることが
多いので、度々つまずいたり、いきなりひざカックンを受けたりするような
衝撃を受ける時が何度も起こるのである。
骨密度の低い方は、特に要注意であろう。
なんだかイメージというより、最初に訪れた時の第一印象が根付いた感じであるが…
しかしそんな台湾の良いところは、何といってもその親日的雰囲気に包まれて
いることではないだろうか?歴史的に韓国や中国と同じような経緯を辿っている
はずなのにとても不思議である。戦後、大陸から来た外省人による支配がよほど
酷かったのだろうか?
それにしても親日度では、同じ民族の中国本土とは天と地のほどの違いである。
中国では長距離バスに乗ると、車内のテレビでドラマや映画を見ることに
なるのだが、これが時代物の内容だったりすると、よく日本人の軍人さんが
悪玉として登場する。
しかしだからといって別に、周囲の乗客の方々が、どうのこうの言うという
わけではないのだが、この無言の針のむしろ状態も、結構つらいのである。
そしてこれが、なぜだか結構な確率でこういう場面に遭遇する。
これも、反日教育の一環なのだろうか…。
それに比べ、台湾ではバスの車内から普通に日本の歌が流れてくるのである。
あれは基隆で乗っていた路線バスの中で、普通にラジオが流れていたのだが、
突然日本の戦前の歌が流れ出したのである。その後、また中国語の歌に戻り
さらにまた、日本の歌が一曲、今度は「昭和枯れすすき」であった。
リスナーがリクエストする番組だったような感じだが、なんとも自然に
流れてくるこの感覚は、なんとも形容し難い。昔、アメリカで聞いていた
ラジオから突然、坂本九の「スキヤキ」が流れてきたことがあったが、
それとはまた違った感覚である。
この場に書ききれないが、他にも数多くの親日現象を目の当たりにすると、
なんだか台湾は一方的に、日本に片思いをしているような気さえする。
それなのに、日本は台湾のことをほとんど知らないわけである。
まぁ、台湾だけではないが…。
でも、そう考えると、台湾がちょっと気の毒になってしまう。これだけ
親日的でいてくれている台湾を、日本はもっと大切にすべきなのではないのか?
高いからといってフィリピン産バナナばかりではなく、台湾バナナももっと
買ってあげようではないか。
東アジアの安定と世界平和には、中国共産党の崩壊は欠かせないはずである。
万が一、台湾による中国大陸の吸収があったとしても、大陸の人々の対日感情
が急に良くなるとは、到底思えないが、いつの日か平和的に、中華民国による
中華人民共和国の吸収統一が実現するように願うばかりである。
![](https://www.myanmar-teak.com/image/logottb6.gif)