ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

有言不実行

2008-03-11 14:59:40 | 時事(海外)
欧米のホテルに連泊する場合、必ずしも毎日タオル交換
しなくても良いよう宿泊客に選択を促す表示がバスルーム
に貼られていることが多い。

毎日、ホテルで使われるタオルは膨大な数にのぼり、
その洗濯に使われる洗剤が環境に負担をかけるという理由から、
宿泊客がタオルを交換しなくても良いと思えば、バスルームに
タオルを掛けておく。交換してほしいなら床において置く。
たいていのホテルがこの方式を取るようになった。
先日泊まった、台湾のホテルでもそう表示されていた。

しかし、未だ日本のホテルではシーツもタオルも毎日自動的に
交換してくれる。最近は宿泊客の選択に任せるところもあると
聞くが、まだお目にかかっていない。

確かに、シーツやタオル交換は、気持ちの良いサービスではあるし、
これまでは、当たり前のこととして何とも思わなかったが、最近は
エコ生活を意識するようになったせいか、無駄だと感じるように
なってきた。そこで先週、泊まった台北のホテルで、表示通りタオル
をバスルームに掛けて外出してみた。

ところが夜になって戻ってみると、ベッドメーキングがされて
タオルも新しいものになっているではないか。もしやハウスキーピング
のスタッフの勘違いかと思い、翌日も昨日同様、バスルームにタオルを
掛け外出した。しかし、やはり昨日と同じように、きれいさっぱりタオル
は交換されていた。

おそらくそのような指示が、現場のスタッフまで徹底されていない
のだろう。

環境対策はあらゆるところで可能である。しかし、せっかくの対策も
有言不実行では、全く意味をなさない。環境対策において日本を含めた
アジア諸国は、まだまだ発展途上の中にあるように感じている。



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