ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

値上げ

2007-10-11 06:33:27 | 時事(国内)

この頃の食料品の相次ぐ値上げには、びっくりさせられる。

即席めん、パスタ、カレールー、ポッキーなどのお菓子
に始まり、うどん、ハムなども、そしてついに各種のパン
にまで値上げが及んだ。

小麦の原産国、オーストラリアでの2年連続の干ばつなどが
原因ともされているが、それと共に油脂、乳製品、包装材料
なども高騰している為、それに該当する企業が、企業努力
だけでは、もはや吸収できなくなった為だと言われている。

数ヶ月前には、今回とは異なる事情ではあるが、「数年後には、
うなぎが大幅に値上げされる」とか、「まぐろが、食べられなくなる」
などと大きく報道された。振り返って見ても、このところの食に関する
報道は悪いことばかりである。将来的に見ても、工業製品は値下がる
一方で、食料品、石油などの有限資源、木材などは今後、
長期的に見ても値上がる傾向にあると言われている。

そして、これらの値上がりはダイレクトに家計に直結する問題でもある。
そこで、何か解決方法はないのか?ということで、それならば一層のこと
そういった業種に投資をしてみるのも手だと、何かの本に書いてあった。
もちろん、誰にでもそう簡単に出来ることではないが…

誰にでもできる最も簡単な対処方は、できるだけ車を使わない、
そして値上がった食料品は避け、値上がっていない食品で代用する、
普段から、おいしいものばかり食べている人には辛いだろうが、
私などは同じものが何日か続いても、全く平気である。夕飯に
カレーライスが5日間連続という日もあった。そう遠くない最近の話である。

環境適応能力に差はあるだろうが、案外、人は慣れるものである。
辛いと思うのも慣れるまでなのである。いつの日か来るであろう
大エネルギー、食料難時代に備えておいても、損はないだろう。

世界的な人口増加や相次ぐ環境破壊などで、地球環境が我々人間を
養えなくなって来ているような気がしてならないと思うのは、
私だけはないはずである。


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未来のピューリッツアー賞

2007-10-10 13:08:36 | 時事(国内)


先日の報道ステーションだったと思うが、ミャンマーで
反政府デモを取材中に射殺された、ジャーナリストの長井さん
の射殺される前後の映像を流していた。

おそらく撃たれたその瞬間も、カメラは回っていたのかも
しれない。映像では、横たわる長井さんらしき人物の
周辺からビデオカメラらしき物を持ち去る、治安部隊の
姿が、はっきりと見て取れた。これが、軍事政権から返却
されていないもう一台のカメラだと言われている。

そこには、何が写っていたのか?

長井さんは、イラクやアフガニスタンでも取材の経験が
あったそうである。これらの国でなら、おそらくある程度の
覚悟もあったであろうが、まさか今回のミャンマーの取材で
こんなことになろうとは、露にも思わなかったはずである。

「戦場カメラマン」という言葉を、このところめっきり聞かなく
なったが、今回の長井さんの最後は、そんな言葉を思い出させた。

いつかの日かミャンマーが民主化され、今回のカメラが、
戻ってきた時、もしかしたら永井さんにピューリッツアー賞
が…なんてことになるかもしれない。

だからと言って、決して長井さんが浮かばれることではないが…(合掌)



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観光立国

2007-10-09 06:07:05 | 時事(国内)
とある機関が外国人315人を対象に、日本のどこの場所が好きか?
というアンケートを行ったそうである。

選択簿として18箇所の場所と、好きな場所を記入できる空欄を作り
執り行ったそうで、以下はその結果である。

1位 京都    想定内である。
2位 北海道   意外であった。広大な自然が魅力ということか?
3位 横浜    日本にありながら、異国情緒が魅力ということか?
4位 渋谷    なぜに…?
5位 お台場   ありえない。
6位 沖縄    まさか米国人多数による、アンケートだったのか?
7位 富士山   やはり。
8位 原宿    地方の中学校、修学旅行生なみの意見か?
9位 日光    なるほど、一応日本文化に触れられる場所である。
10位 鎌倉    いつ行っても、外国人が多いはずである。

確か、18箇所の選択簿には、現在私が住んでいる、名古屋も
入っていたが当然のことながらランク外である。まぁ、
これには頷けるが、意外なのは、大阪や仙台、金沢、広島、長崎
などの地方都市が全く入っていないことである。

考えられるのは、おそらく東京在住の外国人を対象に行ったもの
なのかもしれない。単に行ったことがないか、知らないのであろう。
それに2位に北海道、6位に沖縄という事からも、台湾人の割合
が多かったような気がしてならない。と思いきや、意外に北海道は
オーストラリア人にと韓国人に人気のスポットだということである。

そんな日本であるが、外国人が日本に来る目的の1位が、なんと
「買い物」だということらしい。昨年までは、「日本文化などに
興味がある」などが1位だったらしいが、まさかこの物価高の日本で
「買い物」とは…。ほんとうに意外である。

昨今の円安も要因のひとつであろうが、やはり中国人観光客の台頭
であろう。今や、海外で最もお金を使うのは中国人である。最近特に
アウトレットモールなど、日本のショッピング事情が充実してきている
ことも理由にあげられている。

まぁ、どんな理由であれ、海外からの観光客が増えるのは、
日本経済にとっても、国際交流の面からしても大変良いことである。

技術大国日本も、そろそろ頭打ちの感がある現在、将来的に
観光立国としての地位を築くべく、今から外国人の利用も
視野に入れた設備を作って行くべきではないかと感じている。


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前略 エリカ様へ

2007-10-08 08:05:22 | つぶやき

現在ブレイク中の女優、沢尻エリカが映画の舞台挨拶の場で
腕くみ仏頂面でインタビューに受け答えている映像を、テレビ
のワイドショー番組で見た。

私くらいの年齢になると、めっきり芸能ネタに疎くなるものであるが、
沢尻エリカと長沢まさみの区別くらいは、今のところまだついている。

彼女はすでに、テレビやホームページで散々謝罪をしたようであるが、
確かに、あの舞台挨拶での態度は凄かった。
機嫌が悪いのを通り越して、すでに切れている。見に来ていた観客はさぞ、
びっくりしたであろう。しかし、見方を変えればある意味、彼女の素の
一面が生で見られたのである。当たり障りのない挨拶よりは、別の意味で
楽しめたに違いない。

おそらく、あの場で一番ムカついたのは、インタビューをしていた
元フジテレビのアナウンサーの方であろう。必死にフォローしようと
しながらも、すべて冷たい一言で返答されている。本当に気の毒であった。
この日の出来事は、今後、しばらくの間、このアナウンサーの酒の肴になる
であろう。

知らなかったが、沢尻エリカはまだ21歳だという。子供に毛が生えた
くらいの、切れやすい歳頃である。この日、なぜ切れていたのかの説明は
ないようだが、おそらく、今、付き合っている彼氏に浮気でもされたとか?
それとも喧嘩別れでもしたとか?はたまた事務所と給料のことで揉めたとか?
ひょっとしたら出された弁当が激マズだったとか…。
まぁ、そんなところであろう。
(沢尻会の皆様へ、これはあくまでも個人的な想像の域を出ないものです)

しかし、どんな理由があるにせよ、仕事の場にプライベートな感情を持ち込み
大勢の人に迷惑をかけたことは、プロとして許されることではない。
特に芸能人は、自分自身が商品である。仕事と私事の区別が付かないようでは、
務まらないはずである。

もう一度こんなことをしたら、確実に藤谷美和子、石原真理子と並ぶ
日本三代プッツン女優として、人々に記憶されるであろう。少し古いか?

まだ21歳である。彼女の今後に期待したい。(何に?)



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うまい話

2007-10-07 08:07:39 | 時事(国内)

「世の中にうまい話はない」
こんなのは、今や常識である。常識なのにも関わらず、
また、円天事件とやらが起こった。

年利36%を謳って約5万人からおよそ1,000億円を集めたと
いわれている。年利36%なんて、どう考えてもうますぎる話である。
100万円預けて年間36万円、1,000万なら年間360万円である、
それも4回に渡って受け取れるという。
欲の皮が突っ張った方には、あまりにもおいしすぎる話である。
退職金をつぎ込んで、年金暮らしに備えたいという、騙された人たちの
多くが60歳以上だったというのも頷ける話である。

騙した方が悪いのか?騙される方が悪いのか?
もちろん騙した方が悪いのは当然であるが、騙される方も
やはり甘かったとしか言いようがないところもあるだろう。
過去にも様々な類似する詐欺事件が起こっているにも関わらず、
必ず騙される人々がいる。

世の中に、儲け話なんてほとんどないのである。騙される方々は、
この儲け話と投資との違いがおそらく分かっていないのであろう。
投資には損をするというリスクが必ずあり、リターンが大きいほど、
リスクも大きくなるのが一般的である。
今回のような詐欺まがいの儲け話には、いわゆるリスクの話は出てこない。
仮に質問したとしても、口八丁でかわされるのがオチであるが、
やはり投資をする前に、徹底的に資金の運用手段を確認することくらいは
必要であろう。あまりにも、上手すぎる話には自分で裏を取るくらいしても
良いのかもしれない。
いずれにしても、お金を集める段階では良いことしかか
言わないものであるが…。

この会社の社長は、以前にも詐欺まがいの事件で逮捕されている。
おそらく確信犯であろう。

インタビューで騙された方の一人が、「やっぱりまじめに、コツコツ
働くのが一番だと思いました」としみじみ答えていた。

どんな人にも、共通して言えることである。



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プチ ツーリング

2007-10-06 11:36:41 | 旅行(海外)
今週の月曜日、タイのチェンマイでちょっと時間が出来たので
急遽バイクを借りて、プチツーリングを試みた。

出来るだけ自然の中を、それもマイナスイオンが吸える山道
が良いだろう、ということで、とりあえずチェンマイの街から
山の見える方向へと、バイクを走らせたのである。

借りた125ccのバイクは絶好調であった。バイクの免許を持っていない
私は普段、日本でツーリングなどをしたことが無く、安易にバイクを
借りられる、海外でないとこんな機会はめったに無いのである。

チェンマイの街中は車もバイクも多く、最初はちょっと怖かったが、
郊外へ出ると、車も少なく大変快適であった。
すぐに山道に入り、やがて車道が終わり細い道へ入る。
しばらく行ったこの細い道沿いに、少数民族の村が所々に点在している。
よそ者が村に入らないようにする為なのか、村へ続く道の入り口には、
バーが下がっている。

さらに走ると、道がダートに変わり細い道になる。標高が高くなって
きたせいか、かなり寒い。アップダウンが激しくなり、霧も出てきた。
快適どころか、苦痛のドライブになってくる。そんな中、ものすごい
下り坂があり、帰りのガソリンの為、燃費走行と思いエンジンを切って
下っていった。この節約作戦が凶と出たのか、下りが終わり、再びエンジンを
かけようとすると、何度やっても全くかからないのである。山に入って
小一時間、すれ違う人も全くない。バイク素人の私は、こんな時どうしたら
良いのか全くわからないのであった。

「このまま、バイクを置いて歩いて帰ろうか、それとも
誰か来るのを待つか、それとも野宿か」と泣きそうになりながら、
何度もエンジンをかけ続けること15分。ついに復活したのであった。
「たった15分」かと、思うかもしれないが、こういう時の15分は本当に
長く感じるものである。

マイナスイオンは十二分に満喫したが、心細さも十二分に
満喫することになった。

それにしても、山の中って昼間でも暗いものなんだということと、
自然100%の中と言うのは、心地よい反面、意外と怖いものである、
と言うことに、あらためて気づかされた一日であった。


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愚かな国の指導者

2007-10-05 08:06:57 | 時事(海外)

バンコク滞在中に、隣国ミャンマーで僧侶による民主化デモ
の映像と、北朝鮮の平壌で二度目の南北首脳会談のニュースを
聞いた。

ミャンマーでは、民主化デモを取材中の日本人ジャーナリストが
狙撃?されて亡くなった。同時に数多くのミャンマー市民も
亡くなっている。ミャンマー政府発表の数字以上の死傷者が出
たとの話もある。
このような報道は、日本では日本人が亡くなると、大きく報道されるが、
そうでない場合、あまり大きく取り上げられないこともある。
今回、もし日本人が巻き込まれなかったとしたらどうだったであろう。
ミャンマーは東南アジアの小国である。記事の扱いは
今回よりずっと小さなものだったに違いない。

今回の民主化デモは、僧侶を中心として行われた。一般市民中心の
デモとは違い、僧侶中心のデモである。敬虔な仏教国のミャンマーでは
僧侶に対する尊敬の念は、我々日本人のそれとは全く異なるものがある。
当初は国軍も安易には武力鎮圧できないのでは、という期待感もあったが、
最終的には、やはりというか案の定、武力で鎮圧した。

穏かな国民が住む国に反して、この国の指導者たちはあまりにも愚かである。

そしてもう1つは、南北首脳会談で久々に人々の前に姿を現した、
もうひとつの国の愚かな指導者のニュースである。全世界に報道
されるのに、いきなりあくびをしながらの登場とは、さすがにビック
である。飢餓で数多くの国民が亡くなっているにも関わらず、
あのメタボ腹はひと際目を引いた。会談自体も終始、北のペースで
韓国の盧武鉉大統領は、なめられっ放しであった。
しかし、おそらくこれも太陽政策の一環であろう。そう説明すれば
韓国国民も腹は立つまい。

ミャンマーも北朝鮮も、なかなか一筋縄ではいかない国である。
こういった国には、通常の常識や一般的な価値観を共有できないのである。
言い訳をすること、嘘をつくこと、論点をぼかすこと、つまり屁理屈
を言うことを、政治だと考えている国々である。

実は日本の政治家にも、限りなく似ているのである。



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スロータイム

2007-10-04 19:09:31 | つぶやき

アジアの国から帰ってくると、いつもしばらくの間、調子が悪い。
「調子が悪い」と言うよりも、「調子が出ない」と言ったほうが
近いような気もする。

別にのんびり過ごしてきたわけではなく、むしろ日本に居る時
よりも忙しく歩き回っているはずだから、決して休暇ボケでは
ないはずである。ではなぜ…?

良く南国を訪れた人々が一般的に「のんびりとした時間が流れていた」
などと感想を述べることがあるが、まさにこれではないかと自分では
思っている。

同じはずの1時間が、日本でのそれと東南アジアの国々では感覚的に
違うような気がしている。同じように、人々の時間に対する感覚も
日本人とは大きく異なっていると感じる。日本では、相手先を訪ねる時、
まず、何時と時間でくくるが、東南アジアでは、午前中、午後、夕方、
そして夜、と言った感覚でくくることが多い。もちろん、仕事によっては
厳格に時間を決めることも当然あるが、ここで言うのは、普段の人と人との
つながりにおいて、という意味合いである。

そして、しばらくそのような国に身を置いていると、日本のように
時間に厳しい国に帰ってきてもすぐには、体がについて行けないのである。
従って、帰国後2日程は、控えめに仕事をすることを心がけている。
(そんな余裕はないのであるが…)

また、明日からがんばろうっと…。


















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