この頃の食料品の相次ぐ値上げには、びっくりさせられる。
即席めん、パスタ、カレールー、ポッキーなどのお菓子
に始まり、うどん、ハムなども、そしてついに各種のパン
にまで値上げが及んだ。
小麦の原産国、オーストラリアでの2年連続の干ばつなどが
原因ともされているが、それと共に油脂、乳製品、包装材料
なども高騰している為、それに該当する企業が、企業努力
だけでは、もはや吸収できなくなった為だと言われている。
数ヶ月前には、今回とは異なる事情ではあるが、「数年後には、
うなぎが大幅に値上げされる」とか、「まぐろが、食べられなくなる」
などと大きく報道された。振り返って見ても、このところの食に関する
報道は悪いことばかりである。将来的に見ても、工業製品は値下がる
一方で、食料品、石油などの有限資源、木材などは今後、
長期的に見ても値上がる傾向にあると言われている。
そして、これらの値上がりはダイレクトに家計に直結する問題でもある。
そこで、何か解決方法はないのか?ということで、それならば一層のこと
そういった業種に投資をしてみるのも手だと、何かの本に書いてあった。
もちろん、誰にでもそう簡単に出来ることではないが…
誰にでもできる最も簡単な対処方は、できるだけ車を使わない、
そして値上がった食料品は避け、値上がっていない食品で代用する、
普段から、おいしいものばかり食べている人には辛いだろうが、
私などは同じものが何日か続いても、全く平気である。夕飯に
カレーライスが5日間連続という日もあった。そう遠くない最近の話である。
環境適応能力に差はあるだろうが、案外、人は慣れるものである。
辛いと思うのも慣れるまでなのである。いつの日か来るであろう
大エネルギー、食料難時代に備えておいても、損はないだろう。
世界的な人口増加や相次ぐ環境破壊などで、地球環境が我々人間を
養えなくなって来ているような気がしてならないと思うのは、
私だけはないはずである。
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