ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

閑古鳥と救世主

2008-12-15 18:02:48 | 時事(海外)
円高による割安感から韓国に行く日本人が増加している一方、
日本へ来る韓国人は急減しているそうである。
ウォン安で滞在費や土産などが従来の倍近くに跳ね上がるの
だから、日本行きを控えるのも無理のない話しだが…。
とある韓国人の出張者は、1箱1,000円のまんじゅうを買うのも
躊躇してしまうと嘆いていたそうである。

日本の地方観光都市では、大韓航空やアシアナ航空の乗り入れにより、
韓国からの旅行者を相当数見込んでいた。しかし、今回のウォン暴落で、
すっかり閑古鳥というところも少なくないそうだ。

旅行者としては大歓迎の円高・ウォン安も、日本で迎える側となると
手放しでは喜べないだろう。だが、こんなご時勢に来てくれるゲストには
いつもより手厚くもてなしたくなるというのが、地元の観光業者の弁である。

そして、これとは全く逆の話しが今の韓国である。ソウル近郊のアウトレット
モールや免税店は、どこもかしこも日本人で溢れかえっているという。
私ならこのような時期にそんなところには絶対に行きたくないが、買い物
好きには最高のタイミングだろう。それに不況まっ只中の韓国にしても、
そんな日本人観光客が救世主に映っているに違いない…。

しかしそんな日本でも不況であることには間違いないのである。
従ってせめて、景気回復の一環として、こんな時こそ消費は日本の
国内で…と言いたい。

しかし、消費者というのは「そんなこと、知ったこっちゃない」のである。
とにかく、欲しい物が安く手に入れば、それで良いのである。

そんなものである。



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景気回復

2008-12-14 12:45:42 | 時事(国内)
ソニーやキャノンなど、日本の大手メーカーの派遣社員の
大量人員削減が社会問題化している。年内から年明けにかけて、
数万人が一度に職を失うことになるわけで、これらの人々が、
一度に失業保険を申請し、それがまた財政負担としてのしかかる
など、巡り巡って不景気の波が循環していく…。

そして、こんなところにも不景気にまつわるお話が…。

東京、六本木の話しである。金融破綻によって欧米のバンカーたちが
本国に引き上げたり、収入が激減している。その煽りで六本木ヒルズに
あるハートランドという外資系の外国人御用達バーに出会いを求めて
集まる若い女性たちも、姿を消しつつある…というのだ。

六本木ヒルズは勝ち組のシンボル的存在で、ヒルズ族と呼ばれる一群
に自らを置き、一時的にでも贅沢なライフスタイルを実現することを
夢見る女性たちは、1時間以上かけて電車でこのバーにやってくると
言われていた。

しかし、彼女らは単なるアホでもないらしく、その辺の人達より余程、
金融市場に詳しいそうだ。そのバーに通う、ある米系大手投資銀行の
セールス・トレーダーは「2003年~2007年の株価上昇期の5年間で、
六本木ヒルズ周辺に集まる女性たちは勘を磨いた、つまり景気の後退を
敏感につかむ感覚を身につけてきた…」というわけで、ヒルズ周辺から
いち早く姿を消したのは彼女たちだったそうだ。

80年代後半のバブル期にも六本木周辺には外国人が多くて、御用達バー
みたいな店もけっこうあったようだが、でも当時は勝ち組とかヒルズ族
みたいな格差感のある言葉もなかったし、何より皆が浮かれていたので、
他人を当てにした、人の金バブル狙いの人はあまりいなかったのではない
だろうか?

これも時代の変化なのだろう。

彼女たちがまた六本木に集まってきた時、それが本当の景気回復の
兆候なのかもしれない…?


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円高

2008-12-12 18:59:27 | 時事(海外)
本日、およそ13年ぶりに1ドル88円台の超円高に
突入したそうである。まさかの88円台の再来である。

金券ショップなどでは、多くの人々によるドル買いも
あったようだ。預貯金の多い方々、しばらく手をつけ
なくても良いタンス預金のある方々などは、そろそろ、
買っても良いのではないだろうか、と個人的には思う
のだが…

今回の急激な円高の背景には、米国議会でビック3の
救済法案が廃案になったことが原因のようだが、
これは米国だけの問題ではなく、いずれ日本の家庭にまで巡り
巡って来ることでもあるのだ。

先日の新聞記事に「1ドル50円時代の到来」という記事が
掲載されていた。

というのも、そもそも今回の金融危機前までの米国の
財政赤字がすでに6,000兆円ほどもあり、最も米国の
傷を浅くする為の手段として、来年早々、オバマ大統領
が就任するや否や、「国家債務不履行宣言」するのでは
ないか…という話もあるそうだ。

「国家債務不履行宣言」をしたからと言って、すぐにドルが
下落するわけではないらしく、最悪なのは財政赤字に目をつむり
景気浮揚策を行うが、財政負担の重圧に耐えられなくなった時に、
行われる「国家債務不履行宣言」の直後に、ドルは1ドル50円台
に向かうだろうと予測される…というものであった。

1ドル50円台などというと、日本人が大挙して米国へ向かい
買い物三昧の姿などが想像されるが、輸出大国である、日本
企業の業績悪化は相当なものとなるはずで、とてもそんな
悠長なことを言っている場合ではないのかもしれないが…


様々なリスクを考えると、買うならやはりユーロなのか?
それとも、半値近くまで下落中の韓国ウォンなんてのも…

ともかく、ここまで円高だとどこか行きたくなるなー。











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年賀

2008-12-11 15:27:35 | つぶやき
そろそろ年賀状の季節である。

学生の頃は、勉強から現実逃避するために書くことも
それなりの楽しみであったが、年を重ねるごとに
段々書く気が起こなくなってきたような気がする。

これだけ携帯メールやパソコンが普及し、普段から何かと
メールで連絡を密にするようになると、何も新年になった
からといってあらためて挨拶もないだろうと…。
もちろん仕事関係は、別の話しですが…。
(文明機器の発達がこうやって古き良き伝統文化を滅ぼして
いくのかもしれない…)ただの言い訳であり、単なる怠慢です。

まぁ、私の場合たいして枚数がないので、大した話ではないが、
それでも、その中途半端な枚数が、余計にやる気を起こさせ
なかったりするものである。

昔から挨拶状や礼状は、人と人との潤滑油の役割を果たしてきた。
これからもその役割は変わらないだろうが、最近ではいただく年賀状も、
プリンターなどの普及で、年々印刷された写真や文字が目に付くように
なってきた。

それはそれで時代の移り変わりなのかもしれないが、自筆のものと
比べると、心がこもっていないような気がしてなんとなく寂しく
感じるものである。

現代の自筆から印刷文字への傾向は、なんだか人間関係が希薄に
なってきた証しを、映し出しているような気がしてならない。



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風邪

2008-12-10 17:40:02 | つぶやき
昨夜からどうも熱っぽく、熱を測ると38度もある。
喉が痛く扁桃腺も腫れている。声も変だし…

今朝になってもなかなか下がらず、今日は終日
休んでひたすら寝ることおよそ20時間、なんとか、
少し楽になったようだ。

思えば毎年、この時期に風邪をひいている。

なんだか、1年の締めくくりを風邪で…と言う感じである。

今夜も大事をとって、早めに休みます。

おやすみなさい。






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ゴミ収集

2008-12-09 12:52:26 | 仕事
昨日は前職の先輩が訪ねてきて、久しぶりに
昔話に花を咲かせた。彼も2年ほど前に会社を辞め、
現在は一人でwebの制作を手掛けている。

前職では共に営業で、互いにバリバリ仕事をするタイプ
ではなかったが、どこか遊び心を持ちながらでないと
モチベーションを保てないところがあった。一度2人で
「大量受注大作戦」なる作戦を考え、その一貫として
ライバル会社の顧客リストを入手しようと、その会社の
ゴミ捨て場からゴミを頂きに行った事があった。
頂くなどと言えば、聞こえは良いが要はゴミを盗むのであり、
おそらくは、立派な犯罪の一つだと思われる。

もちろん、そのようなことが、いけないのは重々承知
であり、かつ大事な情報などは普通シュレッターをかけて
廃棄するのが、当然であるのも理解しているのだが、
そこは人間がやるもので、小さなメモなどはそのまま捨てる
ことも十二分にあるものである。と考えた末である。

ゴミ出し日を事前に調べ、当日ドキドキしながら決行した。
ゴミ捨て場に車を横付けして、急いでそこにある紙ごみ類
を選別して、3つほど収穫した。

果たしてその結果は…

ほとんどの紙ごみが見事にシュレッダーにかけて廃棄されて
おり、顧客情報に関するものは全く見つからなかったのは
言うまでもない。結局、全くの無駄足であったのだが、今思えば
これも、サラリーマン時代の数少ない楽しかった思い出の
ひとつである。

話は変わるが、12月は決算の時期である。この時期は嫌でも
事務処理に没頭される。毎年この時期にだけは何もしなくて良い、
サラリーマンが羨ましく感じるものである。

今日はこれから溜まった領収書の整理でもしようかな…














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爪の垢

2008-12-07 15:55:00 | 時事(海外)
経営再建中の日本航空社長の倹約振りは見習う所大である。

先日、米CNNがJALの西松社長兼CEOの「倹約ぶり」を取材、
その様子が放送されて、反響を呼んでいるそうである。
レポートでは、西松社長が報酬をパイロット以下にカット
したことや、都営バスで通勤している様子が紹介された。

今一番見習うべきは、米議会で財政支援を求めているビッグ3だろう。

経営再建中とはいえ、世界第10位の航空会社のCEOの給料が960万円である。
一方で米国ビッグ3のCEOの年収が2億ドル、日本円でおよそ186億円である。
しかも経営破たん寸前の会社にもかかわらず、自家用ジェットを利用するなどの
神経は理解不能である。

これでは、国民の反発を受けるのも当然だろう。
そもそも、石油があと何十年かで枯渇すると言われているのに、
それに対応した車を開発する気もなく、企業努力もせずに
生き残れるわけがないのである。

将来的にアメ車のガソリン垂れ流し、バカ大きいだけの車に一体誰が乗る
というのか、考えなくてもわかりそうなのだが…。

JALは経営再建に向けての取り組み中だから、なりふり構っていられない
のだろう。社長だからと言って、ふんぞり返っていられたら部下が
ついてこないのである。現場にだけ痛みを与える事無く、社長自ら
痛みを分かち合う姿勢は素晴しい。

ビック3のトップらには、西村社長の爪の垢でも煎じて飲ませるべきである。




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蟹工船

2008-12-05 16:18:05 | 時事(海外)
最近、中国国内各地でのタクシー運転手によるストライキが
頻発しているという。

原因は「働けど働けどわが暮らし、楽にならず…」だからだそうだ。

労働時間は一ヶ月ほとんど休みなしの一日13時間労働で月収
およそ2000元、約4万円ほど。管理費と呼ばれる上納金に
自己負担のガソリン代などが引かれ、収入は売り上げの6分の1
ほどだという。

今は昔の話だが、かつてタクシーの運ちゃんは高給取りだった
と昨日読んだ本に書いてあった。改革開放初期の頃だが、一般庶民の
給料が今よりもずっと低い中で、いち早く市場化されたタクシーは、
大学教授をはるかに超える、収入を誇っていたそうである。

しかし、あれから30年……今や社会の底辺に位置する一労働者に過ぎなく
なってしまった。原油価格が暴落しているのに一度上がったガソリン価格は
一向に下がらない。高額の上納金も据え置きで、働いても働いても
豊かにならない。まさに中国版、ワーキングプアーの代名詞とも言える
職業だそうだ。

そして使われるだけ使われて、最後は…。

まるで今流行の『蟹工船』の世界のようである。

名目上だけは、国家の主人であるはずの労働者たちが、待遇改善を求めて
政府当局と戦わねばならない。タクシードライバーだけではないが、中国で
あらゆる職業につく人々は、スト権がないので逮捕の危機にさらされながらの
戦いは、さぞ大変だろう。

資本主義国の労働者より立場の弱い、名ばかりだが、共産主義中国の
労働者たち。

本当に、皮肉である。


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師走

2008-12-04 19:49:36 | 仕事
本日は、仕事で早朝から大阪へ。

片道2時間半なので往復5時間。滞在時間もおよそ5時間ほど
なので合計10時間。半分が移動時間だが、こんな日は1日が
あっという間である。その割りに、疲労感はいつもの2倍くらい
だが…。

車内では、以前古本屋さんで見つけてまだ読んでなかった
中国に関する本をひたすら読み続けていた。
疲れの原因はこの読書による目疲れかもしれない…

今年も残すところひと月あまりである。
師走と言っても、別段忙しくなるわけではないが、今年は、
年末の大掃除くらいは、ちゃんとやろうかと思っている
今日この頃である。











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買い物

2008-12-03 16:44:39 | つぶやき
昨日の休日は、岐阜県土岐市にある土岐アウトレット
プレミアムなるショッピングモールへと出かけた。

不景気での消費の低迷が理由なのか、それとも平日はいつも
こんなものなのかわからないが、とにかく人がおらず、お店は
どこも閑散としていた。まぁ、買い物にはもってこいの状況だった
のだが、あまりにも人が少ないもの、また嫌なものである。

ここ数年まともに冬物衣料を購入していなかったので、昨日は
まとめ買いだ…と意気込んで来たものの、結局、ほしいものが
見当たらず、GAPのジーンズ1本だけに終わった。

春から秋までの衣料品は、安いので基本的にはタイで購入していると
以前書いたが、冬物ばかりはそうもいかず、こうして時々買い物に出る
のだが、根本的に買い物嫌いのせいか、すぐに飽きてしまう。
試着もめんどうなのでパンツ以外は、ほとんどしないし、上着は少し
大きめを購入しておけば、着られないことはないだろう…程度の感覚である。
なので、買い物はスピーディーに…がモットーである。

また普段、仕事で婦人物の衣料品と接することが多いせいか、いざ紳士物と
比較してみると、ほんとうに紳士物はつまらいものであると感じる。
デザインも色も婦人服と比べると極端に少ない。
10代、20代の若者世代ならまだしも、30~40くらいのアラフォー
世代ともなると、途端に少なくなるのだ。

まあ、考えてみれば、このくらいの世代というのは、ちょうど子供の
教育費やマイホームのローンなどに追われ、だんだんお洒落とは疎遠に
なっていく年代なのかもしれないが…

「ボロは着てても心は錦」

こんなんで良いような気もしている。
























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