天気予報では雨。山登りは諦めて、以前から行きたかった所へ。
高速道路は渋滞予想なので一般道で。
結論から言えば正解!
まず、夕張へ
ゆるキャラの”メロン熊“
そして、夕張と言えばここ。
”幸せの黄色いハンカチ“
天井、壁、すべてに色々な皆さんの願い事
なかにはこんなのも
映画で使用された車
ほかにも色々と
外には黄色いハンカチ
高倉健さんと倍賞千恵子さんとはいきませんが!
夕張では、あちらこちらで夕張メロンが売られており、たくさんのお客さん。
ここから、占冠村へ。
ここにある”しもかぷ工房“さんへ。
昨年、ここで作られたククサを購入したので、一度は訪問してみたかったです。
廃校となった小学校の部屋を工房として利用しているそうです。
色々と貴重なお話しをうかがうことができました。やはり、ククサに適した材料となる木材の手当てが大変、とのこと、下手に妥協しないところは、やはり職人さん。なお、ククサの本国で一番有名な”プーハリ“は材料の確保ができないとのことで廃業してしまったそうです。
快く写真撮影に応じていただきました。これからも大切にしていきたいです。
占冠村から南下して、ここも以前から行きたかった二風谷(にぶたに)のアイヌ民族の博物館へ
そして鮭の皮で作った着物
外には近くから移設した建物
この二風谷では、アイヌ伝統の工芸品の復活に力を入れているようです。
木工品、着物の実演を。ここでもアイヌ伝統の模様、色使いに色々なお話しを聞くことができました。
衣装を借りて着てみました。
三日目も天気悪く、登山を諦めましたが、とりあえずロープウェイで登れる有珠山へ行ってみようかな、と洞爺湖方面へ。
途中、真狩村には細川たかしさんの生誕を記念した銅像
見ていたら、遊んでいた地元のお子さんが、
銅像横にある手形を、押して音楽が流れます。
ここから、洞爺湖へ。
有珠山の噴火口跡を。
これを見ると、車で上ったらお金がかかると思い、他の観光客と歩き。
ところが、この看板の反対側に非常に見にくい看板
なんと、歩いて登ってもお金をとる、とのこと。
途中には
足下に壊れた注意書き
結局、30分近く歩いて、料金所に着いた20人近くの観光客、皆さん、”不親切な看板だ““詐欺だ!”
結局皆さん、入らず戻ってきました、我が家も。
壮瞥町、もっと看板を見やすくもしないと、詐欺と思われても仕方ないのでなんらかの対策が必要なのでは?
一方、有珠山の山頂付近は雲におおわれて、ロープウェイ諦めて、次の目的地、登別へ
昭和新山の後ろは有珠山、ちょうどまた、雨が降ってきました。登らなくてよかった。
目的地はアイヌ神謡集を書き、19歳で亡くなった知里幸恵さんの博物館へ
今から30年以上前に、NHKの日曜日の夜のラジオ番組”日曜名作座“で、この知里幸恵さんのアイヌ神謡集を森繁久弥さん、加藤道子さんが朗読、その言葉の美しさに感動して本を購入しました。
明治維新後、先住民の存在を否定する日本政府の施策、アイヌの人達は大変な苦労をされたことも、色々な書物で知りました。
その中で、日本人が失ってしまった自然との共生を大事に守り続けた中で生まれた作品。
ぜひ、訪問してみたかった場所。
観覧後は、アイヌの方達の飲まれるお茶を
苦味と独特な味。
アイヌの方達は自分たちに約にたつ木々、草花を色々な形で食べ物として取り入れていました。
そんな、生き方と密接な、伝承文化を著した本。
本当にに来てよかったです。
また、もう一度、読み返してみたいと。
今回は雨で、登山できませんでしたが、色々な所へ。3日間で走行距離は850Km。
雨のおかげかな?