★じゅうめい、無事、戻りました。
★中国人、靖国放火。
今週、中国男が靖国に放火したが、警備員はおっとりとして、火を消そうともせず、まるで危機意識がなかったのは、どうした訳か。
これでは靖国が丸ごと炎上しても、笑って見ているのか。
★ゴーン・スキャンダル。
ゴーンと腹心のケリーは再逮捕され、仕事納めの12月28日まで拘留されることになった。20日の釈放もあり得るが、あるいは特別背任で再々逮捕?
起訴と立証、そして有罪判決は検察特捜部の威信が掛かっている。
もし失敗すれば、特捜部長の辞任どころか検事総長の首も避けられない。
★中国HUAWEI(ファーウエイ)
創業者の娘で女副社長の猛バンシュウ(46)がカナダ・バンクーバーで逮捕されたが、保釈金8億5千万円、身元保証人5人、そして足首に24時間監視のGPSアンクレットを付けられて保釈された。
但し、来年2月の裁判までバンクーバーの自宅から夜間外出禁止、自宅外に出ることも市内に制限され、カゴの中の雌鶏になってしまった。
しかしなあ、この女、中国のパスポートを8冊(中国発行5冊、香港発行3冊)、つまり氏名が別々のパスポートを8冊持っていたというから、国連の旅券ガイドライン違反なんだが。
国際的取り決めを守らない中国のゴロツキであることは間違いない。
逮捕容疑は、米国独自によるイラン制裁に違反したということだが、もし有罪になれば禁固30年であるから、出所するのはお婆ちゃんになった76歳?(笑)
ただ、この問題の本質は、スマホなどのファーウエイ製機器によるハッキングとサイバー攻撃に対する米国の怒りの矛先なんだな。
だから米国は世界各国にファーウエイ機器の使用停止と排除を呼びかけ、日本、豪州、そして英国がそれに応じた。(国の機関のみ)
さらにはファーウエイが提供する未来のスマホ5G技術を巡っての米国と中国のIT覇権争いなんだな。
ちなみにファーウエイのスマホ年間売り上げは約10兆円で売り上げランキングは世界2位。
ハッキングとは、不正プログラムがスマホに組み込まれていて、スマホユーザーの使用履歴とデータを勝手に中国に送信している。
さて話変わって、下記に各テレビドラマの寸評をやってみたい。
★西郷どん
最後までつまらなかったNHK大河の「西郷どん」
歴史大河の高揚感が全く感じられなかったし、題名は「西郷どんの極貧物語」とでもすべきであった。
最後までボロ家に住んでいた西郷隆盛の印象が強過ぎて、そこに脚本家と演出家の「質実剛健」という意図が見える訳だが、そこを強調しても明治維新の日本国家建設の血と汗の結晶が見えて来ない。
徳川幕府のチョンマゲ時代から、欧米の帝国列強に伍する為の近代国家の「富国強兵」とは何だったのかというテーマについて何も答えなかったのは、やはり女性原作者と女流脚本家の限界であったか。
また、創作はあってもいいが、コアの部分での史実の歪曲あるいは捏造は、歴史好きな者から見ると、興醒めする。
さて次回最終回は、西郷隆盛が鹿児島で政府軍に追い詰められ、自刃するシーンになる。
そして一方の大久保どん、西郷の盟友であったが、西郷討伐の命令を下した明治の元勲・大久保利通は赤坂の現ホテルニューオオタニ前の通りで暗殺されてしまう。
★リーガルV
前宣伝が華々しかったが、米倉涼子の失敗作ですね。
コメディーならまだしも、ドタバタ劇になって、米倉涼子の魅力が半減している。
こういうドラマは、弁護士と法廷の切った張ったのサスペンス感に面白さがある訳で、ドタバタ劇になったのは脚本家と演出家の力量不足だろう。
最終回の法廷シーンは有り得ない漫画でしたね。(笑)
そして一方、高橋英樹のアホ役はアカンでしょ。
また、菜々緒は弁護士というより銀座のホステスだし、向井理の使われ方ももったいない。
★スーツ
こちらも弁護士ドラマだが、リーガルVと違って、「スーツ」は良く出来たシナリオですね。
織田裕二と中島裕翔のコンビは男の色気があるし、それに加えて女優陣の鈴木保奈美、新木優子、中村アンも女の色気ムンムンで見ていて楽しい。
しかし残念ながら、今のストーリー展開では次回で終わりとなる。
つまり織田と中島は弁護士として破滅するストーリーであるから、ドラマとしてはジエンド。
次作シリーズを期待するなら、そういう破滅の展開ではない方向に持って行って欲しかった。
さて、最終回のシナリオはどうなるのか。
★下町ロケット
この原作、演出は、従来からの定番であるドンデン返しが売りで、その分、有り得ないという矛盾に満ちているが、まあ、それはドラマであるから見逃すにしても、俳優陣が素人のアナウンサー、お笑い、落語家が軸になっているのは、意表をついているのか、それとも役者をバカにしているのか。
また、イモトアヤコの天才エンジニアの役回りは有り得ないと思うが。
★獣になれない私たち
新垣結衣ことガッキーのドラマを初めて見たが、なぜガッキーに人気があるのか納得した。
まあ彼女は可愛いけれど、さりとて、とりたてて美人でもない。
しかし、ああいうタイプの女に弱いんだね、男という生き物は。
高嶺の花でもなく、触れてはならぬ白百合でもなく、運動会や部活で「ガンバレ~」と可愛いいスマイルと黄色い声援を送ってくれるクラスの女子に男は胸キュンする。
そして、ガッキーって、仕草と声がちょっとセクシーでもあるし。(笑)
(じゅうめい)