★祖父と孫娘、殺人事件。
高校2年、16歳の孫娘を自宅で殺害した福井市郊外に住む、冨沢進(86)が殺人で逮捕された。
孫娘は上半身を複数回刺されており、就寝中に襲われたと見られる。
祖父の冨沢は、「酒を飲んでいた。カッとなってやった」とな。
いくら酒を飲んでいたにしても、寝ている孫娘を殺すかあ?
寝ているということは、喧嘩が収まってしばらく時間が経っている訳で、いくらカッとなっても86歳の祖父が包丁で襲うとは謎である。
祖父の顔写真を見ると柔和そうな雰囲気で、86歳にもなって、一時のことで激高して孫娘を殺すとは、むしろ孫娘の生活態度が気になる。
普通なら、孫娘の生活態度に問題があるなら、一緒に生活できないから両親の元へ帰れ、と説教して追い出せばよかった。
やはり、分かって来た殺害動機は、「孫娘にきつく当たられてイラッとしていた」とな。
そもそも、どういう家庭の事情か福井市内に住む両親と離れて最近、祖父と同居し始めたというのは、どういうことなのか。
孫娘は福井市内の私立啓新高校に通っていた訳で、その分、通学距離は遠くなったはずだが。
同じファミリーでも人間関係の難しさを垣間見る思いがするし、86歳にもなって短慮に過ぎる。
(じゅうめい)