★ロシアの非情
女子フィギュア、何度も転倒し演技を終えてうなだれるワリエワを、コーチのエテリが迎える姿がテレビで世界に中継された。
その時、コーチのエテリはワリエワを慰めるのではなく、「なぜ、あきらめたのか?」と叱責する声がマイクで拾われた。
この冷酷なロシアのスポーツ界、結果を出さなければ非情な運命が待っているかのようだ。
さて、ワリエナの別名は畏敬をこめて「絶望」だった。
というのは、他の選手がワリエナに敵わないという意味で、他の選手にとって絶望だったのだ。
しかし、ドーピング違反によってメンタルが崩壊したかのようなワリエナは最悪の結果を生み、さらにロシアの非情さによって、ワリエナ自身が「絶望」になってしまった。
果たしてワリエナは華やかなリンクに戻って来れるのか。
★中国が日本人逮捕。
上海で昨年12月、50歳代の日本人男性が中国当公安に拘束されたという。
問題は、拘束の理由や経緯は不明なまま、ということ。
これで岸田さんは抗議の一つもしないのか。
その前にガマガエルの顔を持つ林外務大臣は、「ワシャ、知らんがな」という態度なのか。
自民党は、二言目には「国民の生命と財産が大事」とのたまうが、言うこととやることが真逆とは、いかにも利権政党の自民党らしい。
★韓国
日本は一度、この国を経済的に叩き潰して日本の怖ろしさを思い知らせた方がいい。
前に韓国は国家破綻してIMFの管理下に入ったが、その恐怖を再度、経験させてみるか。
あの時も、日本は1兆円をIMF経由で韓国に融資したのだが、韓国は日本は助けてくれなかったと恨んだ。
だが、日本も韓国もIMFに加盟している以上、日本がダイレクトに韓国に融資する訳にはいかず、IMFの厳しい査察と再建策が必要であった。
結果、恩恵を得たのは日本ではなく、アメリカであったとは皮肉なことではあった。
なぜならIMFによる再建策は、アメリカの投資ファンドやアメリカ企業が韓国企業を支配する結果になった。
日本はノー天気のお人好しだから、むしろ恨みを買うが、アメリカは獰猛にして、うまい肉をむさぼった。
善良は時にして悪になる。
(じゅうめい)