★戦争の狂気
ウクライナ軍が撮った動画、最前線のバトルを見た。
ウクライナ兵士が塹壕の中に潜むロシア兵士を次々に自動小銃で撃ち殺していた。
そして時には手榴弾を投げ、そこから逃げ出したロシア兵士をパンパンと乾いた銃声を放ちながら射殺していた。
撃たれた兵士は木偶の棒のように倒れた。
次のシーン、
とある広場、そこには10名ほどのロシア兵士が寝転がっていた。
顔から血を流している者が多かったが、たぶん、銃把で頭や鼻を殴打されて血を流していたのではなかったか、そしてそこに立っていたウクライナ兵士は寝転んだロシア兵士の傍に行くと、小銃でロシア人の脚を撃ち抜いたのだ。
撃たれた兵士たちは苦悶の表情を浮かべながら、抵抗のしようもなかった。
これは明らかにジュネーブ戦時協定の違反だが、ウクライナ兵士から見れば当然の罰であり、報復なのだ。
人の国を侵略して、町村を焦土化し、婦女子を性暴行する、それ以外は虐殺して土の中に埋めたロシア軍。
脚を撃たれたロシア兵士はそれからどうなるのか、想像することは難くない。
捕虜として3度の飯を与えるなど微塵も考えられない。
動画撮影後、撃ち殺すか、あるいは出血で死ぬか、脚が化膿して腐敗を見ながら死んでいくか、そんなところが相場だろう。
ロシアの故郷には母も妻も兄弟もいるだろうに、戦争の犬となって無駄に死んでいく。
ただ、ウクライナ人にとって、それでも飽き足りないだろう、恨み骨髄なのだ。
復讐は血でしか賄えない。
戦争は狂気を生み、人を残忍にする。
それが戦争の本質だ。
中国人などロシア人以上に苛烈であるから、日米安保を堅持し、中国に対する警戒を怠らないようにしなかればならぬ。
(じゅうめい)