★プーチンとロシア帝国の破滅
泣く子も黙る元KGBの親玉にしてロシアの独裁者プーチンは破滅の道を走っているように見える。
仮にプーチンの計画通りウクライナを占領し、傀儡政権を樹立し属国化しても、それが何になるというのか。世界中からその100倍、いや千倍のしっぺ返しがプーチンを待っている。
欧米と日本は強烈な経済制裁をロシアに科し始めたし、スポーツ文化、人的交流、科学交流や物流においてもロシアは破滅的な報復を受けることになる。
既にロシア航空機はEU内飛行禁止になっており、フランスと英国はロシア船舶の入港を制限し始めた。
そして、ロシア中央銀行は、政策金利を9.5%から何と20%へ引き上げると発表。
欧米と日本からの金融制裁を受け、ロシアの通貨ルーブルが暴落したことが理由だという。
ルーブルは大暴落
ロシアの通貨ルーブルがドルに対して3割以上暴落し、過去最安値を更新した。
ロシア破滅を予測した投資家が売り一色になった。
で、このままではルーブルをドル、円、ユーロ、ポンドなどの主要外貨に交換できずに貿易などで使えなくなる。ルーブル暴落に歯止めがかからなければ輸入品の価格が急騰し、カネが払えず、ロシア経済は破綻する。
★欧州でロシア資産の売却が相次ぐ。
英国の石油大手BPは、保有するロシアの石油株を全て売却すると発表し、ロシアから撤退する。
ノルウェーは保有しているロシア債権をすべて売却すると表明した。
また、ノルウェーの石油最大手も、ロシア事業からの撤退を発表。
EU中央銀行は、ロシアの大手銀行ズベルバンク傘下の銀行が、預金流出によって経営破綻すると警告した。
ロシア最大の証券取引所が株安ショックの為、取引を停止した。
売り一色だという。
(ロシアネットの悲痛な叫び)
「この愚かな戦争をやめて。夫や息子を死なせないで」
「ロシアは孤立し、北朝鮮のような暮らしをすることになるのでは」
★スウェーデン
ウクライナに対戦車砲5000門を供与すると発表した。
スウェーデンは中立国を維持し、紛争中の国には武器を供与しない原則を守ってきた。
しかしスウェーデンの首相は、「ウクライナを軍事支援することが、スウェーデンの安全保障に貢献する」
他にも、13万食分の食料品や、ヘルメット5000個と防護服5000着も送る。
★国際オリンピック委員会、IOC
IOCは、ロシアとベラルーシの選手とスタッフを国際大会から除外するよう各国に勧告した。
さらに、プーチンを含むロシア高官に授与していた五輪功労章を剥奪した。
5300人のロシア兵がウクライナで戦死したという。
戦争には莫大なコスト(戦費)がかかる、そして問題はロジスティクス(兵站)である。
軍隊は弾薬、燃料、食料品と水の確保が最優先事項。
腹が減っては戦(いくさ)は出来ぬ。
そして何よりも大事なことは、戦意である。
かつては同じソ連邦であった兄弟国ウクライナを侵略するロシア兵士の戦意はいかほどのものか。
歯を食いしばって死んでも祖国を守るというウクライナ兵と、「この戦争やばくねェ?」と思うロシア兵が戦えば、どちらが勝つだろうか。
(じゅうめい)