押尾学とホステス全裸死亡事件。
飛騨高山の山奥から出てきた田中香織にとって、大都会のイルミネーションは彼女に何をもたらしたのか。 新宿という歓楽街、得体の知れぬ人間が寄り添う眠らない街、金と欲望が渦巻く無国籍な異臭を放つ。
３１歳の短い生を終えたこの女性、新宿歌舞伎町で売れっ子キャバ嬢として番を張ったが、２８歳になって、平成生まれの小娘と一緒にやってられないと、銀座「Ｈ」のホステスになり、そのモデル系美形を武器に、銀座の高級クラブ「Ｊ」へとスカウトされた。そこで押尾学とは客とホステスの関係で知り合ったという。フジテレビの未来アートの局ビルとレインボーブリッジが、幻想的に映える夜景、それを眼下に見下ろす、お台場のマンションで暮らしていたが、一人暮らしではなかった。同郷の別の銀座ホステスとルームシェアをしていたという。ということは、その部屋で見つかった白い粉はどちらの物か、今の時点では定かでない。
さて、新たな情報として、香織さんの遺体を検死した結果、香織さんの肋骨が折れていたという。香織さんがヒルズのレジデンスに入った際、防犯カメラが香織さんの姿を映している。そこにはケガをしている様子はなかった。つまり押尾の部屋に入ってから、肋骨を骨折するほどの打撲を負ったということだ。その間の事情を一番知っているのは押尾学だろう。骨折を負わせるほどの外的ショックを与えたのか。すると傷害致死か、あるいは殺人という線まで浮かび上がる。ＤＶによる暴力、それとも性的ＳＭプレイの行き過ぎなのか。そして押尾は、現場から「恐くなって」逃走したことを自身告白している。
飛騨高山の夏祭りは終った。夜７時も過ぎると闇が町を包み、四方にそびえる山々は、ひっそりと夜のシジマに息をひそめる。
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麻生太郎と派遣労働者。
この男、人の揚げ足取りは巧みだが、物事の本質は分からない。
例えば、製造派遣労働者問題について麻生は「派遣労働を禁止した場合、派遣労働そのものがなくなる。 それでいいのか」と誰かに教えられたような反論を言う。派遣労働の本質的問題は、「安全ネットが無い、無かった」ことであり、「年収２００万円以下というワーキングプア」という問題なのだ。だから、雇用保険の整備と年収を３００万円にまで引き上げる労働保障が必要なのだ。薄らバカの麻生には、安く使える派遣労働力が必要だということしか見えない。だから安全ネットの整備も給料のアップも、理解の範囲外なのだ。まるで戦前の女工哀史と同じだ。麻生家の先祖は飯塚で炭鉱を経営していたから、人間を道具としか理解できない。そして麻生の頭の中には、一部の特権階級が、その他大勢の大衆を羊のように飼うのは当然だと思っている節がある。恐らく麻生は、なぜ自分が国民から人気がないのか理解できないのではないか。
★鳩山由紀夫。
この人もお坊ちゃまだが、麻生よりはまだ良い。麻生は育ちが悪いが、同じ総理の孫でも、鳩山は育ちの良さが出ている。例え頭がパーだとしても、外国へ出すなら、鳩山の方がずっと見栄えが良い。外交は見栄えも大事だ。麻生などは見てくれが悪いから、オバマにも、サルコジにも、英国、ドイツにも相手にされない。これら世界のリーダー国と首脳会談が開けなくて、どうやって日本の国際的地位と国益を獲得できるのか。それだけでも麻生は責任を取って辞任に値するが、この期に及んで血迷ったように解散に踏み切ったのは、政権投げ出しと変わりはない。
さて、鳩山のことを書くつもりで、また薄らバカに言及してしまったが、鳩山の故人献金は問題だ。政治資金報告書に虚偽記載をした秘書を解雇したというが、「ごめんなさい」で済む話ではない。結論から言えば、虚偽記載で逮捕立件の案件だ。虚偽記載した金額は３億円にもなるという。会計責任者の見解はどうなのか。また鳩山の監督責任もある。鳩山の与り知らぬことだと言うなら、何故その秘書を告訴しないのか。故人献金問題は、まだまだ汚泥の中にある。
★政権交代。
本ページは一貫して、政権交代が必要だと考える。鳩山由紀夫の故人献金問題や民主党には反日グループが存在しているが、それでも政権交代が必要なほど、自民党政権は末期症状に喘いでいる。ダッチロールというか、自民党自身が、もはや統治能力を失っている。一旦シャッフルして日本の大掃除が必要だ。８月３０日には、自民党に歴史的惨敗を舐めさせる。自民党は敗残の廃墟から這い上がって来い。それが再生の近道だ。
（ムラマサ、鋭く斬る）
