★大型台風、九州７県で１８０万人に避難指示。
アメリカの人気作家であった故・シドニー・シェルダンが書いた「異常気象売ります」というタイトルの小説がある。
ある科学者が自由自在に気候を操れる方法を発見し、それを知ったある人物が、「それは巨額のカネになる、いや、世界を制覇できる」という内容の小説。
当時、シドニーの本を片っ端から読んでいた私は、シドニーの発想力と構想力に驚いたと同時に、未来において気候を自由に操れるとしたら、地球社会は凄いことになるだろうと期待と同時に不安も覚えた記憶がある。
さて、沖縄、九州、中国と四国を襲う台風と豪雨を科学的な方法を用いてコントロールできないものだろうか、と思う。
今の傾向では、毎年、大型台風と集中豪雨の襲来が年中行事になるだろう、いや、既になっている。
地球の海水温が上昇しており、その水分を大気が大量に吸い込み、集中豪雨を伴う大型台風が発生するのだという。
だったら海水温を上昇させない、あるいは冷却する技術はないものか。
日本人なら発明出来るのではないのか。
（じゅうめい）
★映画「君の膵臓を食べたい」
日テレで先週の金曜日、放送された。
内容は、余命１年の女子高生（浜辺美波）とクラスメイトの男子（北村匠海）のプラトニック・ラブ、青春ものの透明感のある物語で、惹きつけられる映画だった。
「俺にもああいうことがあったよな。子供だったなあ。あそこでソファに押し倒せばよかった」とか、若い時のほろ苦さが思い出された。
親に黙って二人で東京から博多まで秘密旅行して、博多の高級ホテルで同じベッドで朝を迎えたのに何も事件は起きなかった。
また、浜辺美波の自宅に呼ばれた北村匠海は、美波に「親は今晩泊りでいないのよ」と言われても、そのまま帰ってしまった青春の１ページ。
まあ、そこで事件が起きれば悲劇のヒロインではなくなり、純愛物語ではなくなるのだが。
されど、ラストシーンは浜辺美波が病気（すい臓がん）で死ぬのではなく、通り魔殺人であっけなく死んでしまったのは、純愛ストーリーとしては大きな不満が残った。
そこは余命１年の悲劇のヒロインを演じ続けて欲しかった。
もちろん原作の問題であるが。
なおこの映画は、２０１７年に公開され、興行収入３５億円を記録しヒットした。
そして２０１８年に日本アカデミー賞・優秀作品賞と浜辺と北村両名が新人俳優賞をダブルで受賞した作品。
★トランプ大王と米兵。
戦死した米兵を「負け犬」と侮辱し、脚や腕を失った退役軍人を「誰も見たくない」としてワシントンでの軍事パレードに招待しないよう側近に指示していたという。
２０１８年、トランプがフランスを訪問した際、第一次大戦で戦死した米海兵隊の約1800人が埋葬された墓地への訪問予定を「大勢の負け犬が埋まる場所になぜ行く必要があるのか」と言ってキャンセルしたという。
また、ワシントンで軍事パレードを計画した際、戦闘で体の一部を失ったり、やけどを負ったりした軍人を「観客は見たくない」と語ったと伝えた。
なお、トランプは記者会見で「完全な嘘だ」と強く否定。
しかし、これが真実だとすると、トランプは大統領選挙で負けますね。
大統領は陸海空三軍の長であるばかりでなく、海兵隊の直属の最高指揮官ですから、アメリカの為に戦死し、負傷した米兵に対する大いなる侮辱です。
（じゅうめい）
★高松市、娘２人を殺した竹内麻理亜事件。
幼稚園に通っている幼い娘２人を車内に故意に放置して死亡させた母親。
未必の故意による殺人事件です。
このニュースを聞いて、捜査当局はまず「殺し」を疑うだろうなと思った。
車内熱中症に見せかけた「殺し」
この炎天下の中、５分１０分どころか長時間、女児２人を車内に放置していたことは明らか、警察がまず取り掛かったのは近辺の防犯カメラのチェックだった。
そうすると、やはりこの母親は午後９時ころ、白のBMWをコイン駐車場に入れ、翌日の午後１２時ころまで車に戻っていなかった。
その１５時間の間、６歳の姉と３歳の妹を車内に放置していたのだ。
救急車が駆け付けたときには、車の後部座席に姉と妹が意識不明で倒れており、車内には食べかけのパンと飲みかけのペットボトルがあったという。
何という哀れな死によう。
高松警察署は母親の竹内麻理亜を逮捕した。
母親である竹内麻理亜の年齢は２６歳、無職、そして夫がいる。
問題の車は、白のBMW
竹内麻理亜は夜９時から２人を車内に残したまま、高松の繁華街のスナックやカラオケバーを数軒はしごして朝まで飲んでいたという。
幼い娘二人が炎天下の車中、死ぬだろうと思って飲む酒は、どんな味がするのだろう。
（じゅうめい）
★石破茂と在日米軍と憲法論。
元防衛大臣の石破さん、TBSの番組に出て、次のように語った。
「日本の空を米軍機が我が物顔に飛んでいる。日本はそれに対して何も言えない。
基地もそう。米軍が日本のそこに基地を作ると言うと、日本は何も言えない。こんなことが独立国家でありえますか」
確かに、その通り。
しかし、日本国憲法９条２項にはこう書かれている。
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない」
つまり、自衛隊は違憲であり、存在してはならぬものであり、防衛の為であっても一戦交えてはならぬ、と明記されている。
石破さんが、「在日米軍おかしくねェ？」と言うなら、まず憲法改正を主張しなければなりません。しかし、それをおくびにも出さない。
だから朝日新聞とテレ朝が石破さんをゴリ押しする訳だ。
石破さんが言っていることは、北朝鮮と韓国と同じです。
★岸田文雄
スローガンは、「分断から協調」、「公正でやさしい社会」
どこの共産国家のスローガンかと目を見張った。
分断？ 北朝鮮や韓国、中国じゃあるまいし、日本に緩やかな階層はあっても分断はありません。
また、公正でやさしい？
日本は福祉大国であり、公正でやさしさに満ち溢れているといっても過言ではありません。
★牛６０００頭ガ～、海に消えた。
台風9号が北上していた奄美大島付近で９月2日、大型貨物船「ガルフ・ライブストック 1」が転覆し、沈没した。
海保は漂流していたフィリピン人乗組員1人を救助したという。
船にはフィリピン人39人、NZ人２人とオーストラリア人２人が乗っていたそうな。
救助された乗組員によると、原因はエンジン故障、その後、横から来た高波に襲われ転覆したという。
実は、この貨物船はニュージーランドを出港し、中国に向かっていた。
荷物は牛６０００頭、重量は何と２４００トンから３０００トンで、牛は船が傾斜すれば動くから片方に重量がかかったところを横波に襲われたんだろうね。
それにしても、中国の爆食と爆買いは恐怖ですね。
（じゅうめい）
★自民党のドン。
昨日で候補者３人が出揃った。
短評すると、
菅義偉
昨日の出馬会見は良かった。
叩き上げの政治家の厚さというか、世襲政治家にはない凄味がある。
そして政治の中枢である官房長官を８年やった実績は、まぶしいばかりの勲章になったのではないか。
最近では自民党は世襲のお坊ちゃまばかりが総理総裁になって来たが、そのひ弱さから脱して、叩き上げ政治家の土性骨を見せてもらいたい。
岸田文雄
なぜかこの人の発言は心に響かない。
外務大臣を長年やったが、その当時も発信力はなかった。
秀才であることは間違いないが、世襲三世ともなれば貴族化して、民心に訴える言葉が出て来ないのではないか。
石破茂
この人も世襲だが、発信力はある。
ただ世襲と言っても、この人の父は元々は東京帝大卒の内務官僚であり、戦前戦後、内務官僚として様々なキャリアを積み、建設事務次官、鳥取県知事、参院議員、自治大臣、自民党幹事長を歴任した異色のスーパーエリートであった。
そういう父の姿を見て育った石破茂は、ある意味、面白いのだが。
★韓国の借金
借金に沈んでいくムン青瓦台。
韓国政府は、来年度の予算案を過去最大規模の556兆ウォン（約６０兆円）にする為、赤字国債９０兆ウォン（約１０兆円）を発行するという。
これで市場では韓国の国債金利が一斉に上昇した。
韓国国債の利回り 日本国債の利回り
3年物 0.977％ ０．１％
5年物 1.273％、 ０．０７％
10年物 1.582％。 ０．０４％
日本と比較すれば、約１０倍から４０倍の金利を韓国政府は払わなければならない。
ドルや円のような基軸通貨であれば、印刷機をフル回転しても耐えられるが、韓国の場合は不可能。
なぜなら、韓国の国際取引条件は、ウォンではなく、ドルか円であるから、いくらウォンを刷ってもムダであり、印刷機を回せば回すほど、ウォンの価値は下落することになり、それはスーパーインフレになり国家破綻に繋がる。
また、韓国のドル保有の内訳は米国債などの債権であって、ドルの現金は約５％と言われているから、流動性がない。
まあ、アメリカのファンドが韓国国債を買うのだろうが、アルゼンチンやベネズエラのように国家破綻すれば、紙くずになる。
ちなみに、日本は世界最大の債権国です。
（じゅうめい）
