時は太平洋戦争末期、特攻機に搭乗し9回出撃し9回生還した男がいました。
現代では、上司が帰らないと帰れないとか、会社の飲み会が断れないとか、脆弱な精神の人間がいますが、この男は、あの太平洋戦争中の陸軍で、特攻せよという命令に背き、爆弾を投下して帰ってくること9回、ついに生き延びて、92歳の生涯を全うしました。
しかも、その父がまたすごい。なんと日露戦争時の白襷隊(しろだすきたい)の生き残りだったのです。
父の「人間、そうそう簡単には死なん」という言葉が力になったと語ったと言います。
親子そろって不死身の人生です。
どうして生きていたのですかという問いに、寿命だからと答えるところもすごいです。
そういうすごい男へのインタビューと後半は特攻を命令する側・命令される側の両方から見た考察で構成されています。
命令する側とされる側の認識の違いを浮き彫りにして、特攻の真実にせまります。