木曜日。夕方から大学院生達と映画をみている。今週は、「シンプルシモン」。あらすじは以下のようなもの(公式ホームページから)。
物理とSFが大好きなシモンは、気に入らないことがあると自分だけの“ロケット”にこもり、想像の宇宙へ飛び立ってしまう。そんなシモンを理解してくれるのは、お兄ちゃんのサムだけ。でも、シモンのせいでサムは恋人に振られてしまう。彼女がいなくなって、落ち込むサム。そのせいで自分のペースを乱されるシモン。サムに「完璧な恋人」さえいれば、生活が元通りになると考えたシモンは、サムにぴったりな相手を探し始める。そして、偶然出逢った天真爛漫なイェニファーに狙いを定め、ある計画を実行に移すが・・・。
シモンはアスペルガー障害なのだが、「アスペルガー障害」のバッチをつけている。このホームページには、「アスペルガー症候群」についても説明がある。
全体は、スウェーデンの映画なのでスウェーデン語がつかわれているが、シモンがロケットにこもったとき、兄との交信は「英語」がつかわれる。そのとき兄のサムから呼びかけられるシモンの発音は「サイモン」。英語読みがサイモン、スウェーデン語がシモン。このシンプルサイモン(シモン)の起源は、マザーグースの歌にあるとのこと。