京都シネマで『えんとこの歌』をみた。17日には、伊勢監督の舞台挨拶があったが、それには先約がありいけなかった。おくればせながら観た。NHKでも伊勢監督のもとでつくられたドキュメンタリーが放送されていたので、その際、『苦海いかでか渡らん』という、遠藤さんの教師時代の記録を読んでみていた。また、光明関係の映像の作業をしていたこともあり、遠藤さんの指導教員をしていたひとのコメントも間接的にいただいた。
教師だったころはやはり、精神的にも張っていたのではないかとおもう。「ねたきり」を選択してよかった、他者にゆだねることを己に課すのはなかなかむつかしいことではなかろうかとおもうが、その決意が分岐点になるのかもしれない。