ひきつづき、川上延『ビブリア古書堂の事件手帖5』をよんだ。再び、短編を3つ組み合わせて、しかし、連動させている。他のものと違うのは、それぞれの章に断章をいれて、別の人の視点で書かれたおのが添えられていること。
プロローグ リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』/第一話 『彷書月刊』/断章Ⅰ 小山清『落穂拾い・聖アンデルセン』/第二話 手塚治虫『ブラック・ジャック』/断章Ⅱ 小沼丹『黒いハンカチ』/第三話 寺山修司『われに五月を』/断章Ⅲ 木津豊太郎『詩集 普通の鶏』/エピローグ リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』
ブラックジャックの章に、ロボトミー手術についてのエピソードの紹介あり(128頁)