ちゃ~すが・タマ(冷や汗日記)

冷や汗かきかきの挨拶などを順次掲載

三上延『ビブリア古書堂の事件手帖7 栞子さんと果てない舞台』メディアワークス文庫、2017年

2019年08月27日 21時49分05秒 | 

三上延『ビブリア古書堂の事件手帖7 栞子さんと果てない舞台』を、山形出張の途上の新幹線の中で、読み終わった。シェークスピアの古書をめぐる因縁の最終回。

プロローグ/第一章 「歓び以外の思いは」/第二章 「わたしはわたしではない」/第三章 「覚悟がすべて」/エピローグ

章のタイトルは、シェークスピアの作品の中に出てくる、「ことば」からとられている。その中に、自分の性的指向の自覚についてのエピソードも入っている(181頁前後)。

最終巻なのだが、スピンオフなどもあるようだ。そこまで読むか思案中。梶山季之『せどり男爵奇譚』や芦辺拓『奇譚を売る店』をよんでみようか・・・