三上延『ビブリア古書堂の事件手帖7 栞子さんと果てない舞台』を、山形出張の途上の新幹線の中で、読み終わった。シェークスピアの古書をめぐる因縁の最終回。
プロローグ/第一章 「歓び以外の思いは」/第二章 「わたしはわたしではない」/第三章 「覚悟がすべて」/エピローグ
章のタイトルは、シェークスピアの作品の中に出てくる、「ことば」からとられている。その中に、自分の性的指向の自覚についてのエピソードも入っている(181頁前後)。
最終巻なのだが、スピンオフなどもあるようだ。そこまで読むか思案中。梶山季之『せどり男爵奇譚』や芦辺拓『奇譚を売る店』をよんでみようか・・・