ちゃ~すが・タマ(冷や汗日記)

冷や汗かきかきの挨拶などを順次掲載

つっこみの分類学

2010年01月22日 13時31分54秒 | その他
奈良県在住のダメオヤジさん、コメントありがとうございました。

うちの娘の場合
「なんでやねん」は、3歳半ごろから使いだしました。場面や用法が曖昧だったのが、最近は、父親のぼけに対して、「なんでやねん!」とつっこんでくれます。
幼稚園に行くようになってからでしょうか?

例)
朝、着替えを渋っているときに、
父「お父さんが、○○ちゃんの幼稚園の服着ようかな~?」
娘「なんでやねん! お父さん、入らんやろ!(笑)」
といった具合です。

どうも、つっこみには「なんでやねん」といった鍵となる一言・フレーズがあるのではないかと気づかされた。このような言葉をいつ使い出すかということが「ぼけ」「つっこみ」の発達の指標になるのではないか?
なお、「関東の高校生はつっこみなんかしない」との意見もいただいた(ホントか?)。そうすると、この「つっこみ」は文化の中に根付いて、学習されるコミュニケーションの一種であり、「ぼけ」「つっこみ」の意味づけや学習がないとできない高度な能力かもしれない。

いろいろ調べていると、「つっこみの分類学」のページがあった。

そこではいろんなパターンのつっこみが分類されており、その例として様々な鍵となる言葉が掲載されている。すこし整理して掲載しておきたい。

★つっこみ分類学★

 ぼけに対してウィットに富んだつっこみを入れるのは、プロでもなかなか難しい。多くの場合「つっこみの常套句」を活用している。ここでは、その「つっこみの常套句」のパターンを4つに分類してみる。

[否定型つっこみ]
 相手のぼけに対して「否定」するパターンのつっこみである。一番ポピュラーなつっこみと言える。


★ そんなアホな!
★ ~やないがな!
★ ~の話ししてるんやないねん!
★ ちゃうちゃう!

[疑問型つっこみ]
 相手のぼけに対して疑問を投げかける形式のつっこみである。


★ なんでやねん!
★ 誰がやねん?
★ どこがやねん?
★ ほんまかいな?

[受け身型つっこみ]
 相手のぼけに対して肯定、あるいは内容を発展させるパターンのつっこみである。

A) 頭をケガされたんですか?
B) 昨日、我が家に小惑星が落ちてきまして。
A) それはえらいことでしたなあ。

A) こう見えても、僕は学生時代モテてんで!
B) よう言うた!

A) 腹が減ったわ~。
B) ここに魚の骨あるで。
A) 俺はネコか?

[抑圧型つっこみ]
 相手のぼけを押さえ込むようなつっこみのパターンである。


★ ええ加減にせぇ!
★ おまえが言うな!
★ 当たり前や!
★ オイオイ!

 「無視」するのもつっこみのパターンのひとつ。
★ (話題を替えて)さ、今日はええ天気やなあ!
★ (ソッポ向いて、立ち去る仕草)

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1 コメント

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うちの場合とか (mari)
2010-01-27 22:58:25
ごはん終わってないのにデザートに手を出す2歳ちゃん

「もう一口食べ」
でおかずを食べずデザートへ
「なんでやねん!」
ほんとは怒っているけれど、結構座が和やかになる。

何かしょうもないことをした時
「ありえへん」といわれることのほうがおちこむらしい。お茶をこぼしても「ちょうど床を拭こうかと思っててんな~なんでやねん!」となるとでへへ、となる。

でもごっこあそびはやっぱり
「おおきに」ではなく「いつもありがとうございます」ってする。見立て遊びの中で、泥団子のコロッケに対して「なんでもやねん」とは言わず、「いただきます」なんて言いながら食べる真似をするのは。たぶん、泥団子がコロッケに変わるように、大阪弁な日常が共通語の非日常にいくのかな、と、よその世界に行っているからなんじゃないかと、思うわけです。
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