あえて、1ケ月、寝かせてからの~
「NMB公演の感想」ズドン!
【歌について】
公演全体を通して、特に抜けている!というか、どうしても気になる!というか…そういう子が2人。
まず、1人目は、キャプテンの山本 彩(さやか)。
この子を観て、聴いて、こんな印象を持ってしまった。
"「剛」の高橋みなみ,「柔」の山本 彩"
正直、この山本 彩という子の歌は、たかみなちゃんのような「激しさ」,「派手さ」みたいなもの(情念?)は感じない。
でも、その分、この子は、歌いあげるんだよね、情感たっぷりにさぁ…なんか、"広い"んだ。
「しなやかさ」というか、「やわらかさ」というか、そういうもので全体を包み込むような表現の出来る子。
あと、音符と休符のちょっとした間(ま)の使い方が抜群に上手く、"私、(歌)上手いでしょ!?"…変に押し付けられるような嫌な感じが全くない。
そして、それは、僕の心に"スッ!"っと入ってきて、"ストン!ストン!"と落ちていった。
(この名前、出してわかるかなぁ~?)まるで、二胡奏者のチェン・ミンさんのような「しな」というか、「つや」というか、「ため」というか…とにかく、"一見、地味なんだけど、独特"…そんな歌表現の子。
そして、1ケ月が経ち、もう1つだけ、付け加えたくなった。
それは、この子の1番の良さって、"モノマネのにおいが、あんまり…というか、全然しないことなんじゃないか!?"ってこと。
"あゆっぼい,あゆみたい…"そんなのは、今、あゆがいる時点で、あゆを聴いてたら済む話なので、チョット厳しい言い方だけど、将来、芸能の世界に(ソロの歌い手としては)残れない,需要ない,必要ない(?)…。
僕ね、昔っから思ってることがある。
それは、本物のソロシンガーになる!って人は、星 奈々(ものまね女王)の上手さじゃダメなんだ!って。
だから、この山本 彩という子の歌声は、もしかしたら通用するかも?…そう思ったんだ。
そして、もう1人、どうしても、気になる…いや、忘れられない子がいる。
それは、「蜃気楼」を歌っている2人のうちの1人。
名前も知らない、調べる気もない。
とにかく、その子の声に魅了された。
もちろん、音程はバッチリだし、歌そのものも上手い。
そのへんは、先に挙げた山本 彩と一緒なんだけど、なんでしょう?
声そのものの魅力で持っていく…って言ったらいいのかな?
よくあるアニメ声ではない,ハスキーボイスでもない、かといって、メチャ張りのある"いい声"でもない。そんなカテゴリーの外、とにかく、独特で、"忘れられない声"としか表現出来ねぇんだよなぁ~。
男性で例えると、ベタなところで、森本レオ,徳永英明,井上陽水,江守 徹…最近だと、スリムクラブの真栄田くん…"マグロっ!"って何回でも言ってほしい俳優の渡 哲也。
実は、この世の中、"いい声"の人なんてのは、いっくらでもいる。でも、彼らの声って、それだけじゃあなくて、"それそれ~! 待ってました~!"って期待させる声のような気がすんだよなぁ~。そして、「蜃気楼」の彼女も、そんな声を持っている!って思ったんだ。
おそらく、皆さんは、この後に挙げる人たちの名前や顔を知らないと思う(?)。しかし、声だけは絶対に、"うわっ!なんか聴いた事ある~"って人の名前を、このタイミングで言ってみた。
戸張 捷(とばりしょう/ゴルフ解説),姜 尚中(カン・サンジュン/政治学者)…。この人たちの声を聴いた時と同じような感覚を、あの日の僕は持ったんだ。
"気になって、気になって、もう1回聴いてみたい!"と思わせる声の持ち主がNMBの中にいる。
ところで、前半に2人だけが抜けている!とは書いたんだけど、実は、この2人以外のレベルも結構高いと思う。一定レベルが高い!と言った方が正確なのかもしれない。まぁ、3つ目のプロジェクトともなると、(歌に限らず)レベルが高くて当たり前っちゃ当たり前なんだけど…。でも、このチームは、基礎基本をちゃんとやってる!…そこは感じたよ。
なんか、関西弁にごまかされがち(?)&意識を奪われがちになるんだけど、このチーム…意外に(失礼!)メンバーの日本語というか、発音がキレイだな…と。クリアって言った方がいいのかな? とにかく、あまり、テロップの要らない歌声だと思った。
とかく、最近の子は、子音が大きく出すぎて、母音が"潰れる"というか、"潜る"というか、なにせ、そんな子がメッチャクチャ多い。
でも、NMBのメンバーの中には、そんなに…(もしかしたら、1人も)いないんじゃないか?って思った。
あと、ついでに言うと、「棒歌い」の子もいないんじゃないのかなぁ!? 具体例を挙げて言うと、
"ヒマラヤほど-の-消しゴムひと-つ-"って(わざと下手に歌ってる?)CMの宮崎あおいのあの歌い方をする子の事ね。声を出せば出すほど、音が割れて分散するという…。
当たり前の事が当たり前に出来てる…そこが、このチームの特徴。派手さは、そんなにないよ。ただただ、気持ち良くって微笑ましい。もう、"好み…カナ?" ちょっと、そこに逃げてみた。
最後に、僕は、この公演で1つ反省した事がある。それは、"生歌かどうか?"をついつい観察してしまったこと。正直、悪いクセだ。
中盤のMCに入るトコロで、"ゼェゼェ,ハアハア"…からつばを"ウッ,ウンッ"…飲んでる?飲み込めないでいる?カラッカラの彼女たち。そして、その中の1人が、なんか焦った感じで、我慢の限界の末に出てしまった目じりのチョイ涙を"サッ!"ってはらった時、"僕は何て申し訳ないことをしたんだ"…反省…いや、猛省した。実際、罪の意識。
そして、劇場(LIVE)の場合、もう、そこは気にせずに楽しもう!"と改めて誓ったのです。
もう、テレビはわかってる。認める(あっさり認めたのには理由がある)。え!認める?認めるのか?イカン!イカン! とりあえず、LIVEを(は)楽しもう。
しかし、いつからなんだろう? そんな風に切り替わっていくのって…。あ、また、そんな話になってしまう…やめとこ。
とにかく、NMB48の歌声…僕は、結構気に入ったよ。
(つづく)
「NMB公演の感想」ズドン!
【歌について】
公演全体を通して、特に抜けている!というか、どうしても気になる!というか…そういう子が2人。
まず、1人目は、キャプテンの山本 彩(さやか)。
この子を観て、聴いて、こんな印象を持ってしまった。
"「剛」の高橋みなみ,「柔」の山本 彩"
正直、この山本 彩という子の歌は、たかみなちゃんのような「激しさ」,「派手さ」みたいなもの(情念?)は感じない。
でも、その分、この子は、歌いあげるんだよね、情感たっぷりにさぁ…なんか、"広い"んだ。
「しなやかさ」というか、「やわらかさ」というか、そういうもので全体を包み込むような表現の出来る子。
あと、音符と休符のちょっとした間(ま)の使い方が抜群に上手く、"私、(歌)上手いでしょ!?"…変に押し付けられるような嫌な感じが全くない。
そして、それは、僕の心に"スッ!"っと入ってきて、"ストン!ストン!"と落ちていった。
(この名前、出してわかるかなぁ~?)まるで、二胡奏者のチェン・ミンさんのような「しな」というか、「つや」というか、「ため」というか…とにかく、"一見、地味なんだけど、独特"…そんな歌表現の子。
そして、1ケ月が経ち、もう1つだけ、付け加えたくなった。
それは、この子の1番の良さって、"モノマネのにおいが、あんまり…というか、全然しないことなんじゃないか!?"ってこと。
"あゆっぼい,あゆみたい…"そんなのは、今、あゆがいる時点で、あゆを聴いてたら済む話なので、チョット厳しい言い方だけど、将来、芸能の世界に(ソロの歌い手としては)残れない,需要ない,必要ない(?)…。
僕ね、昔っから思ってることがある。
それは、本物のソロシンガーになる!って人は、星 奈々(ものまね女王)の上手さじゃダメなんだ!って。
だから、この山本 彩という子の歌声は、もしかしたら通用するかも?…そう思ったんだ。
そして、もう1人、どうしても、気になる…いや、忘れられない子がいる。
それは、「蜃気楼」を歌っている2人のうちの1人。
名前も知らない、調べる気もない。
とにかく、その子の声に魅了された。
もちろん、音程はバッチリだし、歌そのものも上手い。
そのへんは、先に挙げた山本 彩と一緒なんだけど、なんでしょう?
声そのものの魅力で持っていく…って言ったらいいのかな?
よくあるアニメ声ではない,ハスキーボイスでもない、かといって、メチャ張りのある"いい声"でもない。そんなカテゴリーの外、とにかく、独特で、"忘れられない声"としか表現出来ねぇんだよなぁ~。
男性で例えると、ベタなところで、森本レオ,徳永英明,井上陽水,江守 徹…最近だと、スリムクラブの真栄田くん…"マグロっ!"って何回でも言ってほしい俳優の渡 哲也。
実は、この世の中、"いい声"の人なんてのは、いっくらでもいる。でも、彼らの声って、それだけじゃあなくて、"それそれ~! 待ってました~!"って期待させる声のような気がすんだよなぁ~。そして、「蜃気楼」の彼女も、そんな声を持っている!って思ったんだ。
おそらく、皆さんは、この後に挙げる人たちの名前や顔を知らないと思う(?)。しかし、声だけは絶対に、"うわっ!なんか聴いた事ある~"って人の名前を、このタイミングで言ってみた。
戸張 捷(とばりしょう/ゴルフ解説),姜 尚中(カン・サンジュン/政治学者)…。この人たちの声を聴いた時と同じような感覚を、あの日の僕は持ったんだ。
"気になって、気になって、もう1回聴いてみたい!"と思わせる声の持ち主がNMBの中にいる。
ところで、前半に2人だけが抜けている!とは書いたんだけど、実は、この2人以外のレベルも結構高いと思う。一定レベルが高い!と言った方が正確なのかもしれない。まぁ、3つ目のプロジェクトともなると、(歌に限らず)レベルが高くて当たり前っちゃ当たり前なんだけど…。でも、このチームは、基礎基本をちゃんとやってる!…そこは感じたよ。
なんか、関西弁にごまかされがち(?)&意識を奪われがちになるんだけど、このチーム…意外に(失礼!)メンバーの日本語というか、発音がキレイだな…と。クリアって言った方がいいのかな? とにかく、あまり、テロップの要らない歌声だと思った。
とかく、最近の子は、子音が大きく出すぎて、母音が"潰れる"というか、"潜る"というか、なにせ、そんな子がメッチャクチャ多い。
でも、NMBのメンバーの中には、そんなに…(もしかしたら、1人も)いないんじゃないか?って思った。
あと、ついでに言うと、「棒歌い」の子もいないんじゃないのかなぁ!? 具体例を挙げて言うと、
"ヒマラヤほど-の-消しゴムひと-つ-"って(わざと下手に歌ってる?)CMの宮崎あおいのあの歌い方をする子の事ね。声を出せば出すほど、音が割れて分散するという…。
当たり前の事が当たり前に出来てる…そこが、このチームの特徴。派手さは、そんなにないよ。ただただ、気持ち良くって微笑ましい。もう、"好み…カナ?" ちょっと、そこに逃げてみた。
最後に、僕は、この公演で1つ反省した事がある。それは、"生歌かどうか?"をついつい観察してしまったこと。正直、悪いクセだ。
中盤のMCに入るトコロで、"ゼェゼェ,ハアハア"…からつばを"ウッ,ウンッ"…飲んでる?飲み込めないでいる?カラッカラの彼女たち。そして、その中の1人が、なんか焦った感じで、我慢の限界の末に出てしまった目じりのチョイ涙を"サッ!"ってはらった時、"僕は何て申し訳ないことをしたんだ"…反省…いや、猛省した。実際、罪の意識。
そして、劇場(LIVE)の場合、もう、そこは気にせずに楽しもう!"と改めて誓ったのです。
もう、テレビはわかってる。認める(あっさり認めたのには理由がある)。え!認める?認めるのか?イカン!イカン! とりあえず、LIVEを(は)楽しもう。
しかし、いつからなんだろう? そんな風に切り替わっていくのって…。あ、また、そんな話になってしまう…やめとこ。
とにかく、NMB48の歌声…僕は、結構気に入ったよ。
(つづく)