AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

『キスまで100マイル』は個性的な名曲。MINTのオリジナルアルバムを期待。(ときめき研究家)

2011-03-20 13:32:34 | ときめき研究家
MINTの前作『君について』は、他に類のない個性的な曲で、PVもドラマ仕立てのいい出来だと絶賛した。今回の『キスまで100マイル』も、曲調は全く異なるが、やはり個性的で素晴らしい作品だと思う。

架空のグループMINTは『君について』をラストシングルとして解散したが、再結成して『キスまで100マイル』をリリースしたという設定で、前作の続編となっているのはテッドさんの記事にあった通り。
前作は「ノラジョーンズが好きで」、今回作は「お気に入りのテイラースウィフト」と洋楽ミュージシャンを登場させているのも続編という印だろう。

架空のグループとは言え、MINTのストーリーには興味を引かれてしまう。
不仲説もあった解散後、何年経っているのか。どういう経緯で再結成に至ったのか。「カメラマンの青木さん」と結婚したはずの仁藤にはもう子供がいるのか。PVの中で仁藤と前田が内緒話をしているシーンが印象的だ。松井咲子だけは、前作と全く同じようにニコニコしている。
お蔵入りになったというPVにストーリーが描かれているのかもしれないが、お蔵入りになったことでむしろあれこれ想像する楽しみが残ってよかったと思う。

『君について』のPVの中で、前田1人がパソコンでブログを見ているシーンがあり、その後前田以外の4人が放心したようにブログを見ているシーンで終わる。「ファンの皆様へ たくさんの応援ほんとうにありがとうございました MINT」という最後の記事は前田が書き込んだもので、前田がさっさと帰った後、4人がそれに気づいたのだろうと解釈した。ちょっとした心のすれ違いから解散に至ったが、完全に心が離れたのではないことが分かり、数年後の再結成に結びついたのだ。

最近、AKB48メンバーのユニット結成(あるいはソロデビュー)が相次いでいるが、前田敦子に、現実世界でのユニットデビューは今さら不要だろう。MINTはあくまで架空のグループとして、ストーリーを繋いでいってほしいと思う。そして、いつか『沈黙のカンガルー』など、過去のシングル曲とされている曲も含めて、アルバムを出してほしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイドルとは地上にはありえない極楽をかいま見せてくれるプロフェッショナル (ナッキー)

2011-03-20 00:00:11 | 新聞・本に登場、AKB48・アイドル
アイドルとは地上にはありえない極楽をかいま見せてくれるプロフェッショナル (ナッキー)

電力事情と、被災地への思いやりから、AKB48の公演・コンサートを含め、芸能・スポーツの興行が中止になっています。
個人的事情として、妻の両親二人が病気で、私自身が相当量の家事をこなしているので、あいた時間は外出しないで、もっぱら読書をしています。
古い本を捨てないと、部屋が狭くなるので、本を読んでは捨てています。昔読んだ本には、老後になったらアイドルを研究しようと、当時の世の中の雰囲気を伝える本をかなりたくさん取ってあり、今日はこの中から、一つ紹介します。

書名:迷走熱
著者:中野翠
出版:毎日新聞社 1987-10-10
Quote
1985年の紅白のシブがき隊は感動的だった。「スシ食いねェ」
あれほどまでにナンセンスをきわめた舞台を見せたアイドルがかつて存在しただろうか。

アイドルとは「生きた極楽」である。
極楽とは人生の悲しみも苦しみも思慮も分別もなく、だだやみくもに楽しいところ、であろう。

アイドルとは、地上ではありえない極楽をその肉体によって、つかのま、かいま見せてくれるプロフェッショナルたちのことだ。
Unquote

感想:アイドルをこのようにレベルの高い定義にしてしまうと、ほとんどのアイドルがこの定義を満足しない。ただし、私にとって、はまり始めた頃のAKB48は、地上ではありえない極楽と言えるものだった。当時、会う人、会う人に、AKB48がいかにずごいアイドルか、史上最強、と吹聴していました。
引用を続けます。

Quote
しかし全般的に今回の紅白はハプニング性に欠けつまらなかった。衣装で見所があったのは、
小泉今日子 衣装が一番オシャレだった
原田知世  何たってかわいい。菊人形みたいな衣装には笑った
小柳ルミ子くらい。

紅白の面白さの本質は、歌手達の意識の中にある。
歌手たちの「一生一度の晴れ舞台」という意識=ハレ意識が、引き起こすさまざまなる現象(衣装・ハプニング・緊張ぶり)こをが紅白の魅力なのだ。
Unquote

AKB48が初めて紅白に出た2007年、「会いたかった」を歌いました。
一推しのなっちゃんこと平嶋夏海が画面に映るか、凝視していた私自身が、緊張していたことを思い出しました。録画して、何回も繰り返してみました。
2009年、2010年の紅白のAKB48は、3回くらい繰り返してみただけ。

AKB48のメンバーは、紅白のステージで、どのくらい緊張したのでしょうか。
秋葉原のシアターでの初ステージの方が、ずっと緊張したでしょうね。

ナッキー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする