AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

小嶋陽菜 「メグたん」視聴率分析(総選挙分析ライター)

2012-11-18 23:30:00 | チームA・チームK・SDN48
小嶋陽菜 「メグたん」視聴率分析(総選挙分析ライター)


小嶋陽菜主演の日本テレビ連続ドラマ「メグたんって魔法つかえるの?」は7月7日から放送が始まり、現在もまだ続いている。脚本・演出は指原莉乃の『ミューズの鏡』を監督した福田雄一氏。小嶋のほかにムロツヨシ、池谷のぶえ、音尾琢真(TEAM NACS)、中村倫也らが出演している。

〈ストーリー 〉小嶋陽菜が演じる魔法使いのメグは「ろくでも荘」というアパートに管理人兼お世話係として働いている。メグは住人たちのトラブルや相談事につたない魔法で解決を試みるが、失敗ばかり。魔法使いであることがバレてしまうと魔界に帰れなくなるため毎回パンチラを見せて住民たちの記憶を消すというもの。

ドラマは独立したストーリーなので、間を空けてもまったく支障なく見ることができる。小嶋のセクシーな魅力が全開に出ている秀作と筆者は高く評価している。

第1クール(7月7日~9月29日12回)が終わったので、視聴率実績についてちょうどドラマの長さが同じで、同じ土曜日に放送され、同じ監督(福田雄一氏)が担当した指原莉乃主演の『ミューズの鏡』と比較して分析してみた。

「メグたん」の12回の平均視聴率は1.78%。最高は9月15日の3.2%、最低は9月29日の0.8%。『ミューズの鏡』の平均は1.73%なので「メグたん」は0.05%上回ったが、放送開始時刻が『ミューズの鏡』より30分ほど早いので、ほぼ同じぐらいと見ていいのかもしれない。

「メグたん」、「ミューズの鏡」視聴率実績比較(%)
回 ・ 2012年 ・ 時刻, ・ メグ ・ 2012年 ・ 時刻, ・ ミユ
01 ・ 07/07 ・ 25:35 ・ 2.10 ・ 01/14 ・ 25:55 ・ 2.60
02 ・ 07/14 ・ 25:26 ・ 1.80 ・ 01/21 ・ 25:55 ・ 1.80
03 ・ 07/21 ・ 25:20 ・ 1.80 ・ 01/28 ・ 25:55 ・ 1.80
04 ・ 07/28 ・ 25:50 ・ 1.40 ・ 02/04 ・ 25:55 ・ 1.00
05 ・ 08/04 ・ 25:20 ・ 1.10 ・ 02/11 ・ 25:55 ・ 1.90
06 ・ 08/11 ・ 25:20 ・ 2.10 ・ 02/18 ・ 25:55 ・ 2.40
07 ・ 08/18 ・ 25:20 ・ 2.10 ・ 02/25 ・ 25:55 ・ 1.70
08 ・ 09/01 ・ 26:20 ・ 1.30 ・ 03/03 ・ 25:55 ・ 1.70
09 ・ 09/08 ・ 25:20 ・ 2.30 ・ 03/10 ・ 25:55 ・ 1.70
10 ・ 09/15 ・ 25:20 ・ 3.20 ・ 03/17 ・ 25:55 ・ 1.40
11 ・ 09/22 ・ 26:20 ・ 1.40 ・ 03/24 ・ 26:25 ・ 0.90
12 ・ 09/29 ・ 25:50 ・ 0.80 ・ 03/31 ・ 26:15 ・ 1.80
・ ・ 平均・ ・ 00:00 ・ 1.78 ・ 00/00 ・ 00:00 ・ 1.73


年齢層別に視聴率をみると、「メグたん」は13~19歳の男女1.83%、40~49歳男性1.30%、20~29歳女性1.18%、30~39歳男性1.14%などが高いので、若年層男女、中年男性、20代女性の支持が多いようだ。逆に20代男性が0.86%と低いのは以外である。

『ミューズの鏡』と比較してみると、「メグたん」は前述の20代男性の支持は『ミューズの鏡』より低かったが、若年層男女、女性、中年男性とも『ミューズの鏡』より高い実績だった。


「メグたん」、「ミューズの鏡」年齢層別視聴率実績(12回平均)比較 (%)
男女 ・ 年齢層 ・ メグ ・ ミユ ・ 差
男女 ・ 04~12 ・ 0.03 ・ 0.45 ・ -0.42
男女 ・ 13~19 ・ 1.83 ・ 1.22 ・ 0.61

女・ ・ 20~29 ・ 1.18 ・ 1.05 ・ 0.13
女・ ・ 30~39 ・ 0.85 ・ 0.46 ・ 0.39
女・ ・ 40~49 ・ 0.49 ・ 0.48 ・ 0.01
女・ ・ 50歳~ ・ 0.56 ・ 0.67 ・ -0.11
女・ ・ 20歳~ ・ 0.70 ・ 0.65 ・ 0.05

男・ ・ 20~29 ・ 0.86 ・ 1.57 ・ -0.71
男・ ・ 30~39 ・ 1.14 ・ 1.07 ・ 0.07
男・ ・ 40~49 ・ 1.30 ・ 0.73 ・ 0.57
男・ ・ 50歳~ ・ 0.58 ・ 0.63 ・ -0.05
男・ ・ 20歳~ ・ 0.86 ・ 0.87 ・ -0.01
・・ ・ 全体・ ・ 1.78 ・ 1.73 ・ 0.05


過去のAKB関連番組の放送12回分の平均視聴率の中では、「メグたん」は第10位と真ん中のちょっと下の実績。

指原莉乃の「さしこのくせに」、「ミューズの鏡」を上回ったので小嶋としてはホッとしているのではないか。一方で、渡辺麻友の「さばドル」を上回れなかったはくやしいところだろう。

AKB関連番組初~12回平均視聴率(%)
順 ・ 視聴率 ・ 番組名
01 ・ 3.73・ ・ マジすか学園2
02 ・ 3.67・ ・ マジすか学園
03 ・ 2.84・ ・ 私立バカレア高校
04 ・ 2.59・ ・ マジすか学園3
05 ・ 2.41・ ・ ヨンパラ
06 ・ 2.11・ ・ AKBINGO!
07 ・ 2.01・ ・ さばドル
08 ・ 1.93・ ・ げいにん
09 ・ 1.90・ ・ マジカルラジオ2
10 ・ 1.78・ ・ メグたん
11 ・ 1.75・ ・ さしこのくせに
12 ・ 1.73・ ・ ミューズの鏡
13 ・ 1.68・ ・ 有吉AKB共和国
14 ・ 1.54・ ・ なにわなでしこ
15 ・ 1.43・ ・ 週刊AKB
16 ・ 1.29・ ・ マジカルラジオ


以上

視聴率の分析記事をリンク
NMB48 「げいにん」視聴率分析
AKB48 「マジすか学園3」視聴率分析
指原莉乃 「ミューズの鏡」視聴率分析・・スキャンダル影響含む
「私立バカレア高校」視聴率分析
SKE48 マジカルラジオ2視聴率分析
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指原莉乃「ミューズの鏡」第1クール視聴率分析
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指原莉乃「さしこのくせに」視聴率 有吉、週刊AKBとの比較
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「分析10 AKB48 TV番組の視聴率」


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渡辺麻友 AKBグループの頂点に立つ 紅白でセンター
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「の」抜きタイトルの利点(ピーナッツ)

2012-11-18 18:04:12 | AKB48
『大声ダイヤモンド』『涙サプライズ ! 』『言い訳Maybe』『Everyday、カチューシャ』…。
もともと、AKBの楽曲って、「の」抜きタイトル…多いなぁ~!「名詞」+「名詞」パターンとか…多いよなぁ~!とか思っていたんだけど、最近、またまた、連発だよなぁ~ってね…。
『重力シンパシー』『永遠プレッシャー』『とっておきクリスマス』『初恋バタフライ』…etc。
ぶっちゃけ、そんな日本語は無い。異質だと思う。だからこそ、これ…「の」抜きタイトルの利点って、何だろう? そんなことを考えたりしちゃったりなんかしてて…。
僕は、これと対極する存在として、スタジオジブリの劇場作品群を挙げたい。
『ルパン三世~カリオストロの城~』『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『火垂るの墓』『魔女の宅急便』『紅の豚』『千と千尋の神隠し』『猫の恩返し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』『借りぐらしのアリエッティー』…etc。
スタジオジブリのヒット作品…ほぼ全てに、「の」が入ってるというのは、これ、結構、有名な話。そして、こういうのは、全部、宮崎 駿, 高畑 勲の両監督…というよりも、ジブリの中枢である…鈴木プロデューサーのこだわりだ。だって、もともと、『アシタカ聶記(せっき)』(たしか、この字で合ってた…かな?)にタイトルが決まっていたのに、それを、無理くり、『もののけ姫』に変更したぐらいなんだからさ。
ぶっちゃけ、ジブリが、狙っていたのは、アニメーションの手法のまま、その作品を、冒険活劇として、ファンタジーとして、他にラインアップされている劇場作品と同等に、いや、それ以上のものとして、お客さんに認めてもらうこと。
そして、そこに、最も必要だったのが、「(より)リアル」であった。「限定的なリアル」…。最も少ない文字数で、説明&紹介できる言葉…「の」。だから、どうしても、「の」が、必要だったのだと思う。
あの、あれと一緒ですよ、一緒。ああいうのとね…。
「ラスコーの洞穴絵画」「ベルリンの壁」「ピサの斜塔」「万里の長城」「壇之浦の戦い」「関ヶ原の戦い」「六甲のおいしい水」「渚のバルコニー」「ダウンタウンのごっつええ感じ」…。そして、「風の谷のナウシカ」「誕生日の夜」「命の使い道」…。この絞りこんだ感、限定プレミアム感。
ま、程度の差はあるんだけど、「の」には、こう…なんちゅうか、物事をスコープしていくというか、絞っていくというか、あ~ やっぱり、限定だな。"限定して、追い込んでいく"という特性だったり、役割があるのだと思う。で、その言葉を見た人が、1発で、"こういうことだな!"…作者のメッセージを受け取った気分になったりする感覚(錯覚?)というかさ…。つまりは、それが、「の」の利点。

一方、「の」抜きタイトルっていうのは、いや、秋元 康っていうのは、時々、わざと、こういうタイトルをAKBのラインアップに入れることにより、お客さんをコントロールしている…とか、思ったりしている。
"あれ? これ…新しい言葉だな。キャッチー…なのかな? 初めて聞いたな…その言いまわし…"
僕は、もともと、秋Pって、スタジオジブリの手法, 戦略を色々…意識してる!とか、前から思ってはいるんだけど、ま、このタイトル事案に関しては、こう。
つまり、秋Pは、"これが、この作品で言いたいことです! この世界観ですよ!"っていうのを、ジブリ戦法みたく、それほど強く打ち出さず、"お客さんが、受け取った答えが、(それぞれの)正解です"的な、一見ゆるめのメッセージを上空…放射状に打ち上げる。…以上!!みたいなね。で、"あとは、ご自由に~"ってね。
やっぱり、秋元 康は、作詞家であり、本来は、どこまでも、小説家(気質)だと思うんだ。
そして、彼が生み出したりする…「の」が無いタイトルっていうのは、時に、意外なものを獲得したりする!とか思っている。まあ、「限定」感を失う代わりだわね。
それは、"なんだろ?? それ?"っていう…「人間の好奇心」だと思う。そして、「の」が無くなったことで、仕方なく出来てしまった…「名詞」+「名詞」のカタチ。そら、名詞が、3個も4個も連なってきたら、その場合は、"なんか、難しそ~! 面倒くせ~!"の世界になっちゃったりすることもあるとは思うんだけど、「名詞」+「名詞」…実は、2つ!って、ちょうどいいんだよね…謎加減がね。
「重力」+「シンパシー」
「永遠」+「プレッシャー」
「とっておき」+「クリスマス」
「初恋」+「バタフライ」…。
名詞+名詞…。若干違うタイプの名詞どうしを組み合わせた場合、とてつもなく、得体の知れない単語が出来上がることがある。まあ、それが、たとえ、とてつもない程…ではなくても、それでも、ひらがな, カタカナ, 漢字, 英語…など、これらの並びを、トン!トン!と同じに揃えないだけでも、"何やろう?それ~?"って、ちょっと面白い感じのに仕上がったりするもんだよ…結構ね。
僕は、これ、秋P…わざと(知ってて)やっているような気がするよ。全て計算通り。
え? 何ゆえ?って…。もちろん、「AKB」を飽きさせないためですよ~。
そんなもん、『Everyday、カチューシャ』って! 工夫してるよなぁ~。"何それー?"って、思ったもん。
あ、1個、いい例…みつけた。
それは、演出家の松尾スズキさん。『松尾スズキ』って、初めて聞いた時、ほとんどの日本人が、"なんじゃそりゃー?"って、思ったと思うんだ。同系統の重ねパターン(「名詞」+「名詞」:「松尾」+「スズキ」:「名字」+「名字?」)。しかも、"漢字 + カタカナ"のチョイずらし。
"気になる言葉(タイトル)"って、武器だと思う。
ちなみに、そのファーストコンタクトが、もしも、『松尾のスズキ』だったとしたら、"有限会社・「松尾」のすずき(魚)卸売り業者か何かかなぁ~?"って、30%ぐらいの人は、思ってしまったと思うんだ。そして、意外と記憶に残らない。当然、興味につながらない。それと、同じことだよ。
"飽きさせない!"なら、イメージの限定や、深層心理…"またか~"の感覚は、少ない方がいいもんね。
ま、僕が、結局、何を言いたいのか?
それは、今、1番聴きたい曲が、『渚バルコニー』(作詞 : 秋元 康)ってこと。あ、逆に、『重力のシンパシー』でもいいかな?
17日の深夜、『キャベツ太郎』(スナック菓子)を食べながら…。
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『永遠プレッシャー』初聴き。(ときめき研究家)

2012-11-18 16:36:11 | ときめき研究家
録画しておいた『火謡曲』で、じゃんけん選抜の『永遠プレッシャー』を見た。
いつもはCDでしっかり聴いてから感想を書くことにしているが、あまりに気に入ったので早速書いておきたい。

二文字の熟語と英単語の組み合わせという曲名は、秋元康の最近のお気に入りのようだ。
『重力シンパシー』
『直角SUNSHINE』
『黄金センター』
『恋愛サーカス』。
他にも『片想いFinally』『理不尽ボール』『お待たせset list』も同系統のタイトルだ。
古いところでは、
『青春ガールズ』
『脳内パラダイス』
『初恋ダッシュ』。
古今の他のアイドルにも事例はあるが、それほど豊富ではない。
『純情レジスタンス』(渡辺桂子)
『失恋ライブラリー』(紘川淳)
『湘南ハートブレイク』(荻野目洋子)
『東京Sickness』(芳本美代子)
『小娘ハートブレイク』(伊藤美紀)
『情熱れいんぼう』(高井麻巳子)は秋元夫人。

曲名はあまり重要ではない。
「私に期待しないで 私のどこを好きになったの 期待されるとプレッシャーを感じる」という、気弱な女の子の歌で、いきなり次世代センター候補に祭り上げられているぽんこつ島崎にぴったりの歌詞だ。
『上からマリコ』もそうだったが、秋元康は、こういうメンバーへの当て書きは巧みだ。メンバーのイメージにぴったりで、それでいて、単なる「楽屋落ち」とは一線を画しており、普遍性もある。一般的な女の子の心理を描いた作品としても成立している。

曲調も、わかりやすく親しみやすい、王道のアイドルソングだ。
センター島崎の頼りなさげなソロで始まり、2位、3位の、仁藤、横山が重なる出だしからワクワクして来る。その後、3列目に4位、5位として顔を出す歴代じゃんけん女王、内田、篠田は、いろんな意味で貫禄があり、重厚、豪華な印象だ。
新鮮な顔ぶれが並ぶ「じゃんけん選抜」は新鮮で、見ていて楽しい。後ろの方でリラックスして歌っている柏木や板野もいい。木本のアンダーでちゃっかり入っている大島も。
梅田はなぜか黒ぶち眼鏡をかけて弾けている。そして、いつの間にか背がずいぶん伸びた竹内は非常に魅力的な歯並びをしていることを再発見した。
衣装、振付もよく、これぞアイドルというパフォーマンスを満喫した。

CDの発売が楽しみだ。
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小嶋陽菜 「有吉AKB共和国」放送再開を喜ぶ(総選挙分析ライター)

2012-11-18 00:00:00 | チームA・チームK・SDN48
小嶋陽菜 「有吉AKB共和国」放送再開を喜ぶ(総選挙分析ライター)


一時は番組が終了したと思ったTBS「有吉AKB共和国」の放送が9月18日以来約2ヵ月ぶりの11月11日にあった。

今年4月の番組改編で、木曜日24:55の放送が火曜日25:55に変更となり放送時間が深夜となったことから視聴率が急低下(注)して、番組終了に追い込まれたのかと心配していたのでほっとした。
(注)11年10月5日~12年3月29日平均視聴率(25回)は2.74%、12年4月3日~9月18日平均視聴率(19回)は1.05%

正式には11月19日から放送再開ということだが、11月11日の総集編には有吉弘行と小嶋陽菜がインタビュー形式で出演しており、放送再開に向けての二人の心境を知ることができた。小嶋は放送再開を素直に喜んでいた。

さらに11月11日総集編の放送では、過去の「共和国」の特集をじょうずに編集しており、楽しくみることができた。「共和国」の番組制作者は現在2人にまで減ってしまったようだが、AKBファンのつぼをよく熟知して番組を制作しており、おもしろさという点での番組の完成度は高いので制作スタッフが少ないという困難を乗り越えて、是非、番組のクォリティーを維持してもらいたいものだ。

放送再開にあたり過去の特集で何が印象に残ったかを問われた小嶋は、6月12日に放送された「小嶋陽菜特集」をあげていた。実はこのときの視聴率は0.2%と「有吉AKB共和国」史上過去最低の視聴率記録(ネットでは「小嶋爆死」と称されていた模様)だった。

このときの放送を見直してみたら、今年の選抜総選挙の速報が発表された5月23日から総選挙が行われた6月6日まで小嶋陽菜に密着取材して、まさかの速報11位から本選7位に順位を上げた小嶋の様子を追ったものだった。小嶋一人だけに焦点をあてた番組が少ないだけに、視聴率は低かったけれど小嶋はこの自分をとりあげた特集をすごく気に入っているようだった。
有吉akb共和国120612映像

「有吉AKB共和国」は有吉弘行のちょっと辛口でひねりの効いたトークが番組にリズムを持たせているが、その一方で、総集編にあったように小嶋陽菜と高橋みなみ、小嶋陽菜と指原莉乃、小嶋陽菜とAKBメンバー、小嶋陽菜と研究生、小嶋陽菜とAKBグループメンバーという小嶋陽菜とその関係者の人間関係の距離感がこの番組に独特の雰囲気とおもしろみを与えてきた。小嶋陽菜の存在なしにこの番組は成り立たない、そういった小嶋のキャラが立った番組だ。

ただし、小嶋自身はそのキャラを前面に強く押し出すことなく、オブラートに包んだように、あのまったりとした甘い口調とかわいいしぐさでふんわりとかもし出すので、見ているほうはそれを意識することなく自然に受け入れてしまう。甘い芳香剤を嗅いでいるような良い気持ちにされ思わずボーとしてしまう。全体感としての空気(雰囲気)を作りだすキャラだと思う。

指原のような早口のトークでぐいぐい引っ張るアクの強いキャラとは対極に位置するものだろう。

さらに、小嶋がこのごろ一段と女っぽくなり、アイドルという域をはるかに越えて、妖しげなセクシーさとエロティズムをふりまいているので、AKB48のおとなの魅力を感じることができるという点からも貴重な番組だ。女っぽさ丸出しのAKB48一期生と初々しさにあふれる研究生とのアンバランス、これもAKB48の現実であり、番組ではそれを明確に認識することができる。

なにわともあれ、小嶋の魅力がパワーアップしている中で、小嶋がメインの番組再開はまことにうれしい限りである。


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