WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

安曇野カービングキャンプ

2010年10月19日 | チェンソーカービング


10月16-17日、伴塾長プロデュースの安曇野カービングキャンプに行ってきました。

山のような元切り材を「好いたように」刻み放題させてもらえるという、住宅地の住人でカービングの場所も材料もままならない者にはとてもありがたい催しです。

マイブース。

うさぎ、まつたけ2本、まつたけ十字軍の本「まつたけ山復活させ隊の仲間たち」1冊をお買い上げいただきました。

印象に残った作品。
北海道の木霊さん。

バス待ちの母子。製作途中の写真しか撮ってませんでこちらはお母さんの方。子供は製作中。
「おかあさん、あれ、見て見て」 
「まあ、ほんときれいねえ」
っていうような楽しい会話が聞こえてきそう。

宮城の音やん。

胸から腰、太腿への量感がとってもSEXY。

詳細は、今回から専属のカメラマン“きじとらさん”のところで見られるはず。

 


はじめての椅子展

2009年11月04日 | チェンソーカービング

に出品します。


後は、

ピカチュウ。

 歩き始めた幼児がはじめて座る椅子を、京都の地場産の木を使って製作する、という展示会(京都・森と住まい百年の会 (なんか最近、ナントカ百年の会があちこちに出没している気が...))。まあ、「地場の木を活かして森を守ろう」という趣旨には賛同するので。

 足元がおぼつかない幼児がぶつかっても怪我しないように角を無くすこと、軽くて倒れにくいこと、木のぬくもりを感じ取れること、小さい子が親しみをもてるデザインなどに配慮して製作したつもり。


第3回安曇野チェンソーカービングショー

2009年10月19日 | チェンソーカービング

 彫刻家でチェンソーカービング塾を主宰されている、通称塾長、伴さんが中心となって「第3回安曇野チェンソーカービングショー」が長野県安曇野市で17-18日開催された。このイベントは、プロ級の方々から私のような始めて間もないシロートまで一緒になって好きなように彫らせてもらえて勉強にもなり、材の調達や場所の確保もままならない都市部の初心者にとってはありがたーいイベントだ。(「好きなように」と言っても、もちろん最小限の常識的なルールはある)

私のつたない作品。

左からカップ(画像が切れて端しか見えていません)、ハロウィンカボチャ、ウサチャン・ボルト(ウサイン・ボルト)、トラ、ある凄腕カーバーさん像(作品の凄さもさることながら彫ってる姿自体が絵になるお方。)、大口クマさん。

また、この機会にマツタケ山再生活動(まつたけ十字軍)のCMもさせていただいた。

丸太ベンチに並ぶのは間伐ヒノキで作ったマツタケ。2山お買い上げいただけた。
友好団体である松本市「本郷財産区」の飯沼さんはじめ、今やマツタケ生産量日本一となった長野県の方々ともいろいろお話をさせていただくことが出来た。今年は長野も京都同様不作のようだ。

勝手に師匠と呼ばせていただいている宮澤五郎さんの作品。

一般公募の彫刻展でも数多く入選、入賞をされている。
2年前の第1回カービングショーは講習会最終日もかねていて、そのときご指導いただいて以来、勝手に師匠と呼ばせていただいている。
 五郎さんからは技術的なこともさることながら「人と同じようなモノは作らない」という、当たり前で難しい作品作り、アートの心得とでも言うべきものを学んだ。もっとも、初心者はモノマネせざるをえないところもあるのだけれど、いつかは自分のワールドを作りあげたいものだ。
 ただ、パロディっぽいもの、どこかユーモアというかお笑い要素を好む傾向は師匠ゆずりかも。五郎さんはそんなつもりではないのかもしれませんが。

<印象に残った作品>
もう次元が違うと言うか、雲の上のあっちの世界へ行ってしまわれた山形の凄腕カーバーさんの作品。

宮城の音やんさんの作品。

今年は楽天といい、東北が元気だ。

豪華参加賞。
スタッフのアイバーカーさんがスポンサーを募って、夜なべで作成いただいた公式ユニフォームと缶バッジ。

昼の給食風景。


他流試合?

2009年10月12日 | チェンソーカービング

“チェンソーアート”は一般木彫界ではどの程度認知されているのか、知りたくてとある木彫公募展に出品してみた。日頃取り組んでいる、マツタケ山再生をメインテーマとした里山再生整備活動への想いと、ヒノキ、ソヨゴなど間伐された木たちも少しでも活かせる道を探ってやりたいという思いをこめている。しかし表現としてはちょっと直載すぎたかも。

 この公募展は「芸術のための芸術」に異を唱え、民衆の暮らしに根ざしたアートをというコンセプトに共感したからである。結果は残念(当然?)ながら選外。今の私の技量からすれば受け入れざるを得ない結果ではある。
 ただ、この公募展は作品の大きさに制限があり、細かい造作が難しい(ほとんど不可能?)チェンソーだけでの造形には限界があるかもしれない。上の作品、左端の“ツボミ”マツタケは長さ約5cm程度。
展示風景。

 彫刻に限らず造形芸術の世界では道具はそれほど重要な要素ではない。当たり前のことかもしれないが、重要なのは結果としての作品の質だ。入賞作品を見て、あらためてそのことを痛感させられた。
下は130余点の応募作品の中で私がもっとも感銘を受けた作品。高さ約50cmくらい。この大きさでこの顔の表情をチェンソーで出すとしたら相当に難しいだろう。


 一般的な彫刻展で、チェンソーだけで製作した作品で評価を得ている作家もおられるが、私の知る限りでは2、3の方々のみでまだまだ一般的に“彫刻”として認知されているとは言いがたい。しかし、非常に難しいことではあるが、だからこそチェンソー彫刻にこだわって挑戦を続けてみたいとも思う。

 


安曇野学校

2008年10月21日 | チェンソーカービング

 先週末、チェンソーカービング界の大御所、伴さん主催の「安曇野カービングショー」が開催された。そうそうたるカーバーが集まった中、安曇野カービング塾の受講生達も講習成果の集大成の場として「好きなものを好きなように」彫れる機会をいただき、初めて「チェンソーカービング大会」の雰囲気を防護ネットの中から味わうことができた。
 私は、間近なハロウィンの受け狙いで「カボチャ」と「おばけ」を彫った。純粋に“彫り”だけでは自信がないので、姑息にも中にランプを仕込んで光るようにした。普通のチェンソーカービング大会では多分ルール違反だ。しかしまあ、とにかくこれが思惑どおりウケたのか思いがけず売れた。なので「かぼちゃ」の写真はない(前の記事と同じものです 10月24日PS:カボチャ、月光仮免さんが撮っていただいていたので追加しました。ありがとうございました)。

なお、“おばけ”の方は、伴さんの計らいで大会スポンサーの「NPOいのちと平和の森」様にお輿入れさせていただけることになったそうです。よかったけどどうされるのだろう?。

今回最も印象に残った作品。もののけ姫?。

 この世界では第一人者、千葉の栗田さんの作品。この他にもクマ、イヌのティッシュケース、ログハウス、サル、フクロウ、イヌの装飾入りベンチ、..。休むまもなく次々と、2日間でいったい何体彫られただろう。しかもその一つ一つのクオリティがハイレベル。とりわけこのもののけ姫の完成スピードと一段のクオリティの高さは、まさに名人の域だと感動を覚えた。
 チェンソーカービングが“アート”たりうるのかについてはいろいろ意見のあるところだが、ショー的要素(今大会のタイトルも「安曇野カービングショー」)と作品のクオリティを総合しての“チェンソーアート”だと解釈すれば、栗田さんがやはり第一人者であることは間違いない。
 今回私は、幸運にも栗田さんのすぐ隣で彫らせてもらえたので大変勉強になった。栗田さんの彫ったクマをこっそりコピー練習させてもらったのだが、私がクマを彫り始めた後から栗田さんはもののけ姫を彫り始めて、私がクマを完成(とても満足できるものではなかったが)するより前に彫り終えられていた。それでも「時間がかかってしまった」と。

 その他の作品や大会の様子は多くのカーバーさんのブログなどで見ることができます。興味のある方は「流庵」さんからリンクをたどるのが近道かと。木挽屋さんがアルバムにまとめておられました。期間中は餐場さんともども裏方さん本当にご苦労様でした。

 それにしても、今回安曇野に集まった方々は、醜い連中の関わる金融危機にも株暴落にも不景気にも無縁、イヤでも環境にいい生活しか出来ないといった方々ばかりだったが、みなさん生き生きと楽しいよい人生を送っておられるようであった。こんな人たちばかりなら日本もちっとはマシな国になるであろうに。


安曇野学校 ―タイガースが―

2008年09月22日 | チェンソーカービング

 先週末から長野~山梨とまわって帰ってきたら、タイガースがえらいことになっているではないか。あの“クソ”巨人と同率首位。オイオイオイオイ。ま、巨人もずらり並べた金食い虫“4番”連中が、ようやくまともに仕事をしだしたのだから当然か。また、つまらない野球に戻っちまった。

 さて、痔民党総裁選同様、出来レースになっちまった野球はほっといて..、安曇野学校へ行ってきた。詳しくは月光仮免さん。ただし100Mbps以下の通信環境の方は覗かないほうが無難かもしれません。

「好きなように練習しなさい」ということで、私の今回の習作はアラブ風フクロウに白くま?

 会場のある長峰山はマツタケシーズンでいたるところ「止め山」の看板がはられていた。会場の「天平の森」では“遊魚券”よろしく「入山券」が3,000円で売られており、1人購入者も目撃した。1本でも採れれば元を取ってオツリがくるほどだが、どうだったのだろうか。

 安曇野と言えば「わさび」、「大王わさび園」が超有名だが、豊科IC近くにもっとおいしいわさび屋さんを見つけた。「望月わさび店」、おすすめです。

つづいて「八ヶ岳南麓景観を考える会」の「甲斐の森」作りへ。

 ログハウス用の間伐材について問い合わせたのが縁でメンバーに加えていただいたのだが、偶然にも15年前八ヶ岳でログ用地取得の際お世話になった(有)アシストの畠中さんもメンバーだった。新月伐採の国産天竜杉にこだわって、儲け主義でなく親身にお客さんとよい家作りに取り組まれている、お勧めのログハウス会社だ。で、これまた偶然にも私の共感するトッテンさんの会社と同じ名前。

 おじいちゃんが店番の農家の野菜直売所で、真っ赤な完熟トマトが4個150円。涼しい八ヶ岳では、9月に入ってもおいしい完熟露地物トマトが食べられる。

 一方で“マツタケ”を売る怪しい露店も。100gほどのが4本で20,000円!。店番のいかにも胡散臭いオヤジに聞くと、「長野県の八ヶ岳で朝採ってきたもの。安くしとくよ」と言う。しかし、“柄”が日本産にしては細くおそらく中国か韓国産だろう。こんな店は出して欲しくない。せっかくの八ヶ岳のイメージが悪くなってしまう。


気をとりなおして

2008年08月24日 | チェンソーカービング

練習会でのクマ習作。まだ細かいところ未完成ですが。

 練習仲間のIさんが練習会にハスクともゼノアともつかない、MADE IN CHINAパチモンチェンソーを持ってきた。写真を撮り忘れたが、形はゼノアの4500あたりにそっくり。色はオレンジのハスク色。52cc。ソーチェーンもなにやらわけの分からんパチモン。ヤフオクで8,000円!だったそうな。さすがパチモン天国、やるなあ。

 ちょっと試させてもらったが、パワーは52cc相当、けっこうある。振動がちょっときついかな。問題は耐久性。まあ、一年ももてば元は取れるか。

 パチモンといえば、北京五輪。
今ちょうど閉会式で、元レッドツェッペリンのジミーペイジとレオナ・リースの競演中。レオナ・リースは紅白歌合戦の小林幸子のような登場、退場はDLのエレクトリックパレードみたいな演出。