WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

スパティオクラフト市

2014年08月21日 | 手づくり市

どうしようもなく異常に暑い京都。どうにもたまらず涼しいところへ逃げ出したいのは山々ですが、お金持ちさんのように避暑旅に出かけたり別荘もったりなどできるわけも無く、八ヶ岳の麓小淵沢で開催された「スパティオクラフト市」に、昨年に続いて商売と避暑を兼ねて行っておりました。

標高1,000mの高原に、「道の駅小淵沢」、クラフト市が開かれる「スパティオクラフト体験工房」、温泉施設「スパティオ小淵沢」の3施設が併設され、近隣にはリゾートホテルや別荘地、アウトレット、乗馬牧場、美術館などが並ぶ一大リゾートエリアで多くの観光客で賑わいます。

20年前、竹下内閣の「成長戦略」=日本列島リゾート化計画=リゾート法によるバラマキも今は昔、強者??どもの夢のあとならぬリゾート箱物の遺跡と化した残骸が日本中あちこちに残されておりますが、お隣の清里が寂れる一方で、数少ないなんとか生き残ったリゾートエリアの一つです。

マイブース

出店初日は天気も良く、開店早々ブルーシートの空隙に置いていたテーブルやベンチが次々と売れてうれしい悲鳴。その後、あわてて撮った写真にはもう写っていません。
と、こう書くと調子いいようですが2日目以降は天候が崩れ、ゲリラ雨もあったりして売り上げ激減、結果的にはこの旅は赤字となってしまいました。昨年はトントンでしたが...。

左、出店仲間の革工芸「ミッツムッツ」さんの息子たいち君。ハンモック、私も寝てみましたが涼しくて気持ちよかったです。
右、店に遊びに来てくれた、オカッパ頭がかわいい女の子。日本人の女の子にはオカッパがよく似合う。今ではあまり見かけなくなってしまいました。
 

毎夏、この市でご一緒する切り絵屋さん。色紙を何層にも重ねて層ごとに切り抜くという、版画のような技法で独創的なカラー切り絵の世界を表現されています。かなりの力量。
右は道の駅で売ってる薪(コナラ)、さすがプロの束ね方、きれい、一束390円。
 

こんないいアカマツ林があちこちにいっぱいあるのにマツタケの話はほとんど聞かない。火山性の土壌がマツタケに合わないのでしょうか?マツ枯れがこの地にも忍び寄ってきているのでしょうか、一部に薬剤処理の標識が。
 

近隣に増殖中の銭ゲバソーラー。
リゾートの次はソーラーかい...。コイツらも20年後には間違いなく廃墟と化していることでしょう。それだけならまだしも、皆伐された森林の下方では、つい先日広島で起こったような土砂災害の危険性も残される。後は野となれ山となれ。ブームに乗って稼ぎ逃げを狙う懲りない面々、愚策の後押しする政府におバカ環境家、ヤレヤレ..

傘富士。

モツ煮定食が安くて(650円)美味い、くわの実食堂。八ヶ岳の向かい、茅ヶ岳のふもと明野で地元のオバちゃん達がやっている。すぐ近所ではヒマワリ畑のフェアが賑わってますが、ここは静かで高原の風が涼しく、南アルプスの眺望が超素晴らしい。ゼッタイおススメの穴場です。私の木彫りフクロウも置いていただいてます。


7/6 小町手づくり市

2014年07月08日 | 手づくり市

先月、1日中陽が当ってあまりに暑かったので、今回はお願いして比較的日陰の場所にしていただきました。ところが曇り空だったので、湿度は高かったのですがそれほど暑くはなりませんでした。
今年から7~9月はサマータイムということで、8時~14時の開催となりました。

マイブース

最近、ちょこちょこオーダーをいただけるようになって市用の製作が間に合わず、少々手抜きになってしまいました。
出店も来場者も少なく営業時間も短くなったわりには、朝早くからベンチが4つ出たのはうれしい予想外でした。丸太製品は売れ残ると持って帰るのがまた大変なんですよね。

第一日曜日は、京都市内の他でも3ヶ所ほど市があるうえにこの暑さ、出店数も30店ほどと少なかった。まあ、のどかでいいですが。

休憩用の床机台で戯れるちびっ子たち。主催者さんからの注文で製作したものですが、こうしてくつろいでもらっているのを見るとうれしくなりますね。


6月1日 小町手づくり市

2014年06月21日 | 手づくり市

ありがたいことにオーダー品の製作に追われて、だいぶ日がたってしまいましたが...。

とても暑い日でした。いつもの場所は日当たりが良過ぎて熱中症になりそうだったのでコーヒー屋さんの隣の日陰に引っ越させてもらいました。それでも正午前後は日が当たって暑かった。
主催者さんによると、今年から7~9月はサマータイムにして8時~14時の開催とするとのことです。

今回も麻里ちゃんが遊びに来てくれました。暑くてお客さんも少なかったですが、ログベンチと木彫りフクロウが売れました。

 


5月4日 小町手づくり市

2014年05月05日 | 手づくり市

世間はウキウキGWまっただ中です(いいナァ、うらやましいナァ)。でも年金は減らされるは、消費税は上がるはで踏んだり蹴ったり、「GW?、そんなの関係ねえ」どこへ行くお金もない私は手づくり市出店。

いいお天気。どっか行きたかったなあ。

マイブース。今日は、3匹目のドジョウを狙って、先月の小町市と四季の郷クラフトでよく売れた丸太製品中心に。

(でも、今回は当てがはずれました、残念

孫達が遊びに来てくれました。急遽、売り物のイスとテーブルでお弁当
どこ行ったってどうせ人と車だらけ、こういうGWもいいもんさと“負け惜しみ”

おとなりの焼き物屋さん。周囲が網目のように細かく切り取られた陶製キャンドル立てはものすごく手間がかかりそうなのにたった700~800円!本業は抹茶椀などの正統な?焼き物でこちらは趣味なのだそう。でも適当に作ってもできそうな“正統派”焼き物よりこちらの方がよほど値打ちありそう。

とてもおいしい圧力式焼き栗屋、「おくり」さん。夏は栗が無いので明日から9月までお休みとのこと。中国輸入栗でない証拠!?

クッションとスツールのコラボ販売させていただいているニット屋さん。


和歌山 温泉と紀三井寺

2014年04月14日 | 手づくり市

クラフトフェアでは思いがけず好調だったので余勢をかって周辺観光へ。
今、温泉とご朱印集めがひそかなマイブームです

救世観音宗総本山 紀三井寺。門前町と表玄関「桜門」。

急な階段を登ると、六角堂。


正面に本堂。ご朱印をもらう。


宝物殿に、2008年に建てられたデッカイ観音堂。
 

観音堂の中には、木製では日本最大の黄金の千手十一面観音が。
 

観音堂の階段を登る。
各階には壁伝いにコインロッカーのような納骨堂。「♪ お墓のマンション ばいきゅういん」?。多角経営もついにここまで!?。お寺さんも大変すねえ。

最上階は天守閣のよう。和歌山市内が一望できます。

こちらはちょっとうら寂しい裏口。寺専用の駐車場はこちらにしかない。
入るとすぐに松尾芭蕉像が。昔、芭蕉さんが立ち寄ったのか知らん?
 

裏口から本堂までは階段ではなくつづら折れの道。こちらの方が楽で本堂までの距離も近い。

ここでも中国語の観光客が多かった。

マリーナシティ。夕方だったのでポルトヨーロッパはすでに閉館。

黒潮市場も人影は少なく、廃墟モールのよう

広~~い、バーベキュー広場。だ~れもいません。一杯になることはあるんだろうか?

市の売り上げ好調だったのでウニネギトロ丼を奮発。1,750円!!たっけー、期待したけど、ウニもネギトロも少なく味もイマイチでした。お薦めしません、というかお土産も含めてここではモノを買わないことをお薦めします。

黒潮温泉は入れました。800円。駐車料金2時間まで無料。

港を望む露天風呂もあってなかなか良かったです。黒潮市場の海鮮丼よりこちらのレストランの海鮮丼の方が安くてお勧め。マリーナシティでよいのはここだけ?

マリーナシティへの道中にあった回転寿司屋、「すっしーくん」。ベタなネーミングには惹かれました。機会があったら寄ってみたい。

もひとつ温泉。MANPA RESORT「万葉の湯」。

露天風呂からの太平洋の眺めはなかなかの絶景。晴れていればさぞ夕陽がきれいだろうと思います。この日は曇でちょっと残念でした。
日曜日なのに、私が行った午後2時頃は他にお客さんは親子連れ3人と大人2人と空いていました。写真は親子連れのお父さんに撮ってもらいました。露天風呂にカメラが持ち込めるなんてね。ある意味穴場かも。ここはお勧め。

ただし、まともに行くと料金が1,400円!たっけー。でもちょっとした策が。
一般日帰り入浴は11:00~15:00の4時間限定。金曜日の夕方に行ったら入れなかったのですが、「せっかく来てくださったので」と半額割引券をサービスしてくれました。で、日曜日に半額でめでたく入場することができました。


四季の郷クラフトフェア

2014年04月14日 | 手づくり市

4月12日-13日、和歌山市山東(さんどう)地域にある「四季の郷公園」にて。

出店数は100店くらい。実行委員会さんの熱心な事前活動のおかげか、地方の手づくり市の中では来客数は多いほうだと思います。
また、「業者」らしき出店が少なく、本来の意味での「手づくり」作家さんが多い、良心的で楽しめる好きな市の一つです。

マイブース。

今回は、ログやラスティック系のベンチやスツールが人気で完売!こんなことは初めて

知り合いの作家仲間や気になったお店。

CRAFT IBAさん。

私の好きなウェスタン物ほかユニークな革製品、鉄製品を製作されます。

河内風鈴さん。

関西放送「となりの人間国宝さん」にも取り上げられた、空き瓶リサイクル風鈴作家さん。3軒隣で一日中涼やかな音色が響いていました。

あちこちでよく出会うmint2さん。いつもご夫婦で出店。

これはご主人の木彫り作品。お寺の4隅に配置されている守り鬼のミニチュアだそう。合間に出かけた紀三井寺のデッカイ香炉に似たような彫刻がありました(右)。
他にも昔の墨ツボなどなかなかコアな作家さん。
奥様はスィーツデコを出店。

私のような木工屋の他、陶器、アクセサリー、革細工、ガラスは出店数ベスト5ですが、陶器で面白かったお店。
亀の甕が面白い。店名忘れた。

オール魚。これぞ“焼き魚”

「やまやのろうそく」 さん。
カラフルなキャンドルたち。

ログベンチをお買い上げいただきました。ありがとうございました。
ローソクは“育てるもの”だそう。
「燈しては消して...」をくり返すうちに中が空洞になるので、そこに小さいローソクを燈すとランタンのようになります。(「ろうそくの育て方」より)

ローソクの鬼たち。The Rainbow Goblins?

リー・バン・クリーフの看板を作ってもらった、バーニングアートUncle Wagenさん。

昨年夏、小淵沢で知り合った「ミッツムッツ」さん(革工芸)にも出会いました。今年も小淵沢で一緒になりそう。

京都の作家仲間の刻紙庵さんとはまた違った、モダンな芸風の切り絵屋さん。店名忘れた。

コンサート会場では、PPM風の地元フォークグループが「パフ」など歌っていました。

子供達に人気の“人力電車”。

フードエリア。


4月6日 小町手づくり市

2014年04月07日 | 手づくり市

エライ天気で参りました。
寒の戻りで突風、にわか雨。テントを吹き飛ばされるは、商品に雨がかかってシミになるは。
キャンセルも多かったようで、出店は40店ほど。それも早々に撤収する方々もいて終了頃には30店ほどに。

マイブース。おとなりさんはキャンセルのよう。

私は、昨年のお客さんが午後、オーダー品の相談にみえるとの連絡をもらっていたので帰るに帰れず..、終了までがんばりました。

桜がきれい。

<予告>
4月12-13日、和歌山山東「四季の郷クラフトフェア」に出店します。おヒマなら来てよね♪って、ちょっと遠いか


1月5日、初小町市

2014年01月06日 | 手づくり市

マイブース。年末いろいろあって製作が出来ず商品が少なくこぢんまりと

それでもま、フクロウやスツールなどが出てなんとか経費+αにはなりました。

正月だというのに、お客さん少なっ

今日の京都はこの冬一番の冷え込みだったそうで、確かに寒かった。

それでも、大好きな麻里ちゃんが今回も来てくれました

小野小町の姿絵と歌が入った「ご朱印帳」を買って帰りました。1,200円とは思えない立派な装丁で、ご朱印帳をお求めの方にはお買い得かと。他に有名な梅林の梅の花をあしらった廉価版、700円もありました。竜安寺など有名どころだと1,700円~2,000円くらいするもんね。


ミス小野の小町は本物の平安美人

2013年12月07日 | 手づくり市

12月1日の小町手づくり市。
大阪での展示会直後だったため片付ける間もなく、前夜撤収した軽トラのままで出かけるはめになってしまいました。

で、でっかいログベンチもそのまま出品。さすがに目だって結構立ち寄ってくれるお客さんが多くキャッチ効果は抜群。まあ、買って帰るお客さんはいませんでしたが

でも、今日はとっても嬉しいことがありました。
いつも来てくれるのに前回はお休みだった、私の中での小町マドンナ、麻里ちゃんが2ヶ月ぶりに顔を見せてくれました。

小町マドンナといえば、いつもは午後2時ころからパッタリと客足が止まるのに、2時を過ぎてもお客さんで賑わっているので不思議に思って聞くと、今日は「ミス小野小町」の撮影会があるのだということでした。

これは商売なんかやってる場合ではない、なんとしても見に行かなければ。
撮影会場は隋心院の中、店は放り出して拝観料400円を払って見に行ってきました。

ん~~、さすが。
ちゃんと一般拝観者の投票に基づいたきびしい審査を突破しただけあって、大金さえ積めば“ヘチャ”でもなれる(いくら美人でも貧乏人はゼッタイになれない)葵祭りの「斎王代」とは違って、気品漂う本物の平安美人でした。


展示会顛末記

2013年12月07日 | 手づくり市

とにかくお客さんが....、少なかった

真ん中にログベンチをで~んと。結構キャッチにはなりました。

ベンチに座って刻紙庵さんの切り絵をゆっくりと鑑賞いただこうという趣向です。

ハガキサイズの切り絵作品も。

切り絵というと面で構成された作品が多いのですが、刻紙庵さんの作品は多彩な線を使って構成されたオリジナリティの高い作品です。ゼッタイに一見の価値あります。小町市(隋心院)または百万遍手づくり市(知恩寺)で見ることができます。

外からショーウィンドウ越しに見たニットと着物リメイク作家さんの作品展示。

私にとっては初めての試みだったのですが、1日の来客数が多くても10人に届かない寂しさ。

老松通り界隈は、昔はギャラリーが軒を並べて賑わったであろう美術街だったことを偲ばせる面影は残ってはいましたが、今では周りをオフィスビルにとり囲まれてタイムスリップしたような、シャッターの下りたきりのギャラリーや空きテナント、開店休業状態の古美術店など、取り残された感を漂わせて人通りも無く寂しいものがありました。

1週間出展して記名帳に記された数はわずかに20名ほど。寂しすぎ。
私がご案内させていただいた方では、わざわざ遠くから足を運んでくださったMさん、Oさんありがとうございました。
売り上げもトータル1万円弱。そのうち3割はギャラリーの手数料になります。会場賃料1万円に交通費など考えると大赤字。まあ、何事も経験と思って出したのでチョッピリほろ苦い良い勉強にはなりました。

ただ、ご来店いただいた方には作品に好評価をいただけたのでちょっとだけ救われました。


作品展のお知らせ

2013年11月16日 | 手づくり市

手づくり市の作家仲間5人で展示会を開催することになりました。
近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

会期:2013年11月25日(月)~30日(土) 11:00~19:00(最終日は17:00)
会場:大阪現代画廊・現代クラフトギャラリー 06-6361-6088 
    大阪市北区西天満4-6-24(老松通り)
    地下鉄堺筋線(谷町線)南森町②出口より徒歩8分
    地下鉄御堂筋線淀屋橋①出口より徒歩8分


京北クラフト

2013年10月09日 | 手づくり市

10月5日-6日、京北町で開催された京北クラフトに出店してきました。
台風が近づく中、天候が不安でしたが5日の朝に少し降ったくらいで、6日は晴れてホッとしました。でも晴れたら晴れたで暑かった。帰ってから知ったのですが、10月だというのに真夏日だったようです。

マイブース(5日)。雨模様だったので、本降りになったらすぐたためるように一部商品は出していません。

接客中の相方、福山さん。

(6日)晴れたので出してなかった商品も並べました。晴れたおかげでお客さんも昨日よりは増えスツール類はほとんど売れました。

 京北町には家具、木工のプロ作家さんたちがたくさんおられます。2年前、初めて出店したときは、立派な作品群を目にして私なんぞが出店するのが恥ずかしくなったものでした。
 もちろんその分、お値段も私の作品なんぞと比べると“0”の数が1つ2つ違います。そうした商品構成はやはり手づくり市向きではなかったと見えて、今回はプロ作家さんの出店はずいぶんと少なくなった印象でした。その分全出店者数もだんだん減っている感じで今回の出店は木工以外を含めたトータルでも80数店でした。
そんなプロ作家さんのお店の一つ。りっぱなロッキングチェア約20万円!それだけの値打ちはあるとは思いますが...。

夜は出店者交流会。いろんなところで知り合った出展者さんたちと久しぶりに顔を合わせたり新しい方と知り合ったり、会費1000円と格安でいっぱい食べて呑んで、ほとんどこれが目的で出店してるようなもんです
左は高校の同窓生と。右は相方の福山さんと。

同窓生の一人、筆屋のNさん(写真左から2人め)から、水で書いた文字が乾けば消えて何度でも使える“書”練習用の用紙があるのを教えてもらいました。
お絵描きに興味を持ち始めた孫に買ってやりました。水で描くので自由に描かせても周りが絵の具で汚れる心配もないし、乾くと消えて繰り返し使えてとっても便利。


ササクレヒトヨタケ

2013年09月11日 | 手づくり市

というキノコ。

まるで傘の無い柄だけのマツタケのよう。
マツタケ山へ行く林道の真ん中に生えていました。傘が開くと、胞子を撒くために傘が黒く融け始め、また柄だけになってしまうらしい。翌日見に行ったら、何かに踏まれたようで傘が黒くなったままぺしゃんこになっていました。

日本では一般的でないけれど、他の国では栽培もされていて、傘が開く前(写真の状態)に油いためやグラタンにして食べるとのこと(「おいしいキノコ、毒キノコ」(主婦の友社))。今度見つけたら是非食べてみたい。

なお、同じ仲間の“ヒトヨタケ”には“アセトアルデヒド分解酵素”を阻害する成分が含まれていて酒と一緒に食べるとアルコールの分解代謝がうまくいかなくなり、悪酔い状態になるとのこと。“ヒトヨタケ”は“ササクレヒトヨタケ”のようなササクレにならず卵のようにつるんとしているそうです(同書)。気をつけよう。