WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

マツタケ山再生作業

2007年09月13日 | まつたけ

岩倉のS山で まつたけ十字軍の定例マツタケ山再生作業を行った。

今日は、昨日職場放棄した安倍首相の話題でもちきりだった。「安倍さんは「解離性障害」、モンゴルのドリームランドへ行って朝青龍と一緒に治療すればいい」なんて冗談はさておき...

 作業は、マツタケ発生に適した立ち木密度になるよう間伐、地面に溜まった腐植を取り除く地掻きを行い、マツクイムシ(通称)にやられた松を伐採焼却処分する。(詳しくは9月4日で紹介した吉村文彦先生著「ここまできた!まつたけ栽培」参照)

 日本のように傾斜の入り組んだ山では伐採木を山から搬出するのが難しく、林業者、林家の方々が山の情況に応じて様々な集材方法を工夫されている。S山では整備地が車が通れない狭い林道沿いにあるので、軽トラが入れるところまではソリに積んで搬出している。
   
他にも例えば、シュラと呼ばれるすべり台のような方法や簡易ロープウェイのような方法などがある。

下図はマツクイムシにやられた松のマツノマダラカミキリの穿孔あと(矢印)。
  


8月27日 山本山

2007年08月27日 | まつたけ

「上から読んでも山本山、下から読んでも山本山」はさておき...
 宇治田原の山本さんの山(山本山)でマツタケ増産のための山整備の一環として散水灌漑事業計画の検討会が行われ、水源やタンク設置場所、散水方法などについて現地調査と具体的プランを話し合った。マツタケ博士の吉村先生、山主の山本さん、宇治田原マツタケ研究会の会長さん、ランドデザインの中村さん、機材設備の猫田さんと各部門の専門家もそろって、山本山の増産計画は着々と進行している。増産成功のあかつきにはまつたけパーティーにご招待いただけるのを楽しみに。
  
 あわせて前回、私の宿題であった気温、地温観測用「百葉箱」試作品の評価と設置も行った。
  


8月9日 宇治田原町マツタケ山見学

2007年08月10日 | まつたけ
宇治田原町でマツタケ山整備をしている「宇治田原マツタケ研究会」の研修会に参加し、メンバーの山本さんの山を見学してきた。これから散水設備を設置し地温、土の含水率などのデータを取り発生との関連を調べる計画とのこと。普通のマツタケ名人と言われる人たちや山主は経験だけに頼るのが常だが、科学的なデータに基づく整備をしようとされているのには敬服した。「まつたけ十字軍」からも吉村先生はじめ代表が参加し協力して進めることになった。