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てらまち・ねっと



 長野オリンピック(1998年2月)の特需の終わった厳しい経済が続く長野県で誕生した田中康夫知事。
 脱ダム宣言、入札改革、住基ネット問題その他、いろいろと話題をまいた。
 2000年10月、長野県知事就任。
 2002年7月、県議会の知事不信任決議を受け失職。
    同年9月、長野県知事に再選。
 2006年8月、任期満了の県知事選挙で、53万票とるも惜敗。

 対抗馬として当選した村井知事は1期で引退。

 そのため、7月22日告示の知事選に3人が立候補している。
 民主党大敗の参議院選挙とあって、注目が集まっている。

 3人の候補者に、政党系が分かれてついた。
 が、一部は、政党の色を消すように配慮しているらしい。
  
 一応、政党の応援は、
   元県副知事の阿部守一氏・・・[民][社][国]
   元安曇野ちひろ美術館長の松本猛氏・・・[共]
   元県副知事の腰原愛正氏・・・[自]
                公明は自主投票

 情勢を注目していこう。 

 ところで、こちらは、昨日から泊りがけで講座の講師。
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●長野県ホームページにようこそ。 投票日は8月8日
         長野県選挙管理委員会



平成22年8月8日執行 長野県知事選挙立候補者一覧表



 ●候補者      2010 長野県知事選挙 | TSB マイチャン。テレビ信州
     



●知事選告示、新顔3氏の争い 8月8日投開票
    朝日 2010年7月23日
 長野県の次期4年間の先導役を決める知事選が22日告示された。いずれも無所属の(49)、元安曇野ちひろ美術館長の松本猛氏(59)、元県副知事の腰原愛正氏(63)の新顔3氏が立候補した。田中康夫知事から村井仁知事へ、県政はこの10年、激しく揺れ動いてきた。景気対策など、待ったなしの課題が山積する中で、3氏はどんな政策を訴えるのか。そして有権者はどんな選択をするのか。民主党政権に厳しい評価が下った参院選直後の大型選挙としても、その行方が注目される。投票日は来月8日で、即日開票される。

 阿部氏は長野市内のホテルで出陣式を行った。最前列には民主党の北沢俊美防衛相、社民党県連合の竹内久幸代表、連合長野の近藤光会長など、推薦を出した政党や団体の関係者がずらりと並んだ。北沢氏は「政権交代で日本の政治が大きく変わったが、地方には旧体制の中で自分たちの権益を守ろうという勢力が残っている。そういう県政が県民のために良いのかを問う選挙だ」と訴えた。

 長野駅前の第一声では、民主党の小宮山洋子衆院議員が応援。阿部氏が行政刷新会議の事務局次長として国の「事業仕分け」に携わった経歴を強調し「信州版の事業仕分けをやってもらおう」と述べた。午後の松本市での街頭演説には蓮舫行政刷新相が応援に駆けつけた。「阿部氏に長野県の総仕分けをさせて頂きたい」と声を上げると、聴衆から歓声があがった。

 松本氏は長野市内の事務所前で、後援会や、支援を受ける「明るい県政をつくる県民の会」のメンバーが見守る中、出陣式と第一声を行った。選対本部長の市村次夫氏は「厳しい状況の中で長野県らしい新機軸を打ち出せる候補。彼の事業センスがいま絶対に必要だ」と述べた。

 今春に県信濃美術館で展覧会を開き松本氏と知り合ったエジプト考古学者の吉村作治氏も出席し、「長野県が良くなったら余生を過ごしてもいい」と出馬を勧めた逸話を披露し、エールを送った。

 その後、「現場主義の原点」とする県営浅川ダム予定地近くの山あいで、建設反対グループの人らを前に街頭演説。「財政危機の象徴」などとダムを批判して、反対派から盛んな拍手を浴びた。午後は安曇野ちひろ美術館のある松川村を訪れ、松本市なども遊説した。

 腰原氏は長野市内の事務所で出陣式を行った。同氏を支援する自民党県議団や県民クラブ・公明の県議、経済4団体の関係者のほか、村井仁知事や鷲沢正一・長野市長も応援に駆けつけた。

 腰原氏は「未来を担う子どもたちが誇りの持てる長野県を、先頭に立って築いていきたい」と決意を述べた。村井知事は「やるべきことは決まっている。自分の選挙のつもりで応援に臨む」と支援を表明。鷲沢市長も「市長会の有志で応援しようと確認した。これから一生懸命やっていく」などと述べた。

 続いて長野駅前に移動して橋本聖子、若林健太両参院議員らと第一声を上げた。集まった有権者に「安心して頼れる県政、声なき声をしっかり受け止められる県政を実現する」と訴えた。上田や松本、塩尻など各地を回り、駅前を中心に支持を訴えた。

 投票日は来月8日で、即日開票される。期日前投票は23日から8月7日までで、各市町村選管が設ける投票所で受け付ける。30日に告示される県議補選の期日前投票は31日からになる。(伊藤唯行、二階堂友紀、上田悠、佐藤美千代

●2010知事選:新人3人が立候補(その1) 炎天下、政策訴え /長野
 任期満了に伴う県知事選が22日告示され、いずれも無所属新人で、元副知事の阿部守一氏(49)▽前安曇野ちひろ美術館長の松本猛氏(59)▽前副知事の腰原愛正氏(63)--の3人が立候補した。それぞれ真夏の日差しが照りつける下で第一声を上げ、8月8日の投開票まで2週間余りの選挙戦が始まった。阿部氏は民主、社民、国民新の3党が推薦。田中康夫前知事の支持者らや共産系市民団体が松本氏を後押しし、腰原氏は自民、公明両党が事実上支援する。【光田宗義、福田智沙、渡辺諒】

 イメージカラーのオレンジ色の半袖シャツに白いスニーカー姿の阿部氏。朝の出陣式には、民主県連の北沢俊美防衛相、羽田雄一郎代表代行、社民県連の竹内久幸代表、連合長野の近藤光会長らが勢ぞろいした。

 民主は午前中に小宮山洋子財務委員長を投入。午後は蓮舫行政刷新担当相がJR松本駅前で「県政刷新、長野県の総仕分けをさせてほしい」と応援演説した。枝野幸男幹事長の来県も決まり、他の閣僚の応援も調整中だ。

 松本氏は最初の街頭演説の場所に、田中県政で一度は中止された県営浅川ダムの建設現場近くを選んだ。真光寺公民館の前で建設反対派の住民ら数十人を前に、不要な公共工事の抑制を強調した。

 これに先立つ出陣式・第一声には、親交があるエジプト考古学者、吉村作治氏の姿も。松本氏はその後、安曇野ちひろ美術館のある松川村や松本市で街頭に立ち、さらに飯田市へ向かった。陣営は「期間中に県内を3周したい」と意気込む。

 「村井県政の継承」を掲げる腰原氏は22日朝、長野市の事務所で出陣式。村井仁知事のほか、自民県連の石田治一郎幹事長、鷲沢正一・長野市長、自民・公明県議、経済団体関係者らが集結し、先の参院選で初当選した自民の若林健太氏、小坂憲次氏も駆け付けた。

 村井知事は「自分の選挙のつもりで臨む」と改めて強調。街頭での第一声にも立ち会い、「県民が求めるリーダーだ」と持ち上げた。その後、腰原氏は県内各地を遊説した。

 ◆候補者の第一声(届け出順)

 ◇信州型事業仕分け行う--阿部守一
 皆さんの確かな暮らしを守り、皆さんの思いが反映される県民主権の新しい長野県をつくる。時計の針を後戻りさせてはいけない。暮らしの安心、明日への希望、ふるさとへの誇りを取り戻し、未来を切り開いていく。

 四つの政策の柱を掲げる。第一は教育の再生。第二に県の特色を生かした地域力、産業力の強化。第三は暮らしの安心確保。医療、介護、雇用と暮らしに身近な課題に向き合い、安心して住める県をつくる。最後は県民主権の確立、県民が主役の県政。信州型事業仕分けを行う。むだ遣いをなくすだけでなく、皆さんに参加いただき、公開の場で行政の矛盾や問題点を見直す。開かれた明るい信州を一緒につくろう。=JR長野駅前で

 ◇浅川ダムもう一度検証--松本猛
 大型公共工事を進めた結果が、この莫大(ばくだい)な借金だ。全国レベルで見てもきわめて危険だ。これを何とかしなければ、財政再建はない。浅川ダムはもう一度検証し、危険で県民にとってプラスにならないならば、考え直さなければならない。

 持てる力と経験と実績を使って、本当に暮らしやすい県にする決意だ。長野の自然と文化を守る基本的な姿勢をしっかり持つ。さらに地域と学校と先生が一緒になり、長野の将来を担う子供たちのことを考えることが大切だ。元気な子供たちが育たなければ、高齢化社会を支えられない。

 「とことん現場を歩き、県民の声を聞く」「弱い立場の人の側に立つ」。この二つを信条として掲げる。=長野市吉田で

 ◇村井県政土壌に発展を--腰原愛正
 私は長野県に生まれ育った生粋の県民だ。温かみがあり、弱い立場の人に目配りできる県政を基本としたい。民間の経験で得たことは、最小のコストで最大のサービスを提供すること。無駄を排し、税金を有効に使う。

 村井県政でようやく土壌が固まり、県が発展する時が来た。県内77市町村を基軸にしたい。市長、副知事として市町村に行き、他のどの候補より県を知っている。県民の切実な願い、悩み、苦しみを机上の空論ではなく、肌で分かっている。温かみある県政でそれを受け止めたい。

 県に埋もれているあまたある宝を一つ一つ掘り起こす。県は必ず飛躍する。県を引っ張り、安心して頼れる県政の先頭に立ちたい。=JR長野駅前で

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阿部守一(あべ・しゅいち)49 無新

 [元]副知事[歴]県企画局長▽総務省自治行政局過疎対策室長▽横浜副市長▽内閣府行政刷新会議事務局次長▽東大=[民][社][国]

松本猛(まつもと・たけし)59 無新

 [元]安曇野ちひろ美術館長▽[元]県信濃美術館長[歴]いわさきちひろ絵本美術館(現ちひろ美術館東京)副館長▽東京芸大

腰原愛正(こしはら・よしまさ)63 無新

 [元]副知事[歴]物品販売業▽大町青年会議所理事長▽大町市議▽大町市長4期▽県市長会長▽北信越市長会長▽慶大

●【長野知事選】政党との関わり 三者三様
       産経 2010.7.26 20:09
 8月8日の投開票日を目指して3人の候補者が舌戦を繰り広げている長野県知事選。参院選後全国初の知事選だが、政党とのかかわりは三者三様だ。

 26日午後7時過ぎ、上田市内で推薦する阿部守一氏(49)の個人演説会に姿を見せた民主党の枝野幸男幹事長は阿部氏への支持を訴えた。告示日には蓮舫行政刷新担当相が応援に入った。前原誠司国土交通相や原口一博総務相が駆けつけるほか、蓮舫行政刷新担当相の再来県なども予定されている。

 同党県連幹部は知事選を「党が浮上するきっかけにしたい」と位置づけており、県連代表の北沢俊美防衛相は「挙党態勢で応援する」と意気込む。同じく阿部氏を推薦する社民党は福島瑞穂党首、国民新党は下地幹郎幹事長が来県する予定だ。

 一方、「支援の窓口は広げている」と話すのは松本猛氏(59)の陣営。共産党県委員会などで構成する団体の支援をもらっているが、あくまで市民が中心の草の根運動を展開するという。

 松本氏の人脈を中心にエジプト考古学者の吉村作治氏やコラムニストの勝谷誠彦氏などの著名人が今後、松本氏の応援演説に駆けつける予定だ。

 腰原愛正(よしまさ)氏(63)は政党に推薦を求めない「県民党」の立場をとっている。自民党県連が支援に回り、村井仁知事の応援も受けているが、同党本部などからの応援の予定は今のところない。ただ、民主党が閣僚や幹部を相次いで投入していることから、「迷っているのは確かだ」と県連関係者は明かす。

 自民党本部からは谷垣禎一総裁や小泉進次郎衆院議員などの派遣に前向きな返事が来ているが、自民色が強まるという意見や応援は拒まない方がよいという意見があり、情勢を見極めているとしている。29日(長野市)や31日(松本市)の腰原氏の個人演説会が一つの判断になるという。

●望む新知事像「トップダウン型」「調整型」が拮抗 県民世論調査
          信濃毎日 7月21日(水)

 県世論調査協会は20日、8月8日投開票の知事選に関する県民世論調査(800人)の結果をまとめた。望ましい新知事像について、自分の意見や個性を前面に出して組織を引っ張る「トップダウン型」が48・4%、行政の手法やバランスを大切にして組織をまとめる「調整・組織型」が45・9%と拮抗(きっこう)した。

 同協会の過去の調査では、田中康夫前知事が誕生した2000年知事選前はトップダウン型が51・6%で調整・組織型の42・3%より多かった。出直し知事選があった02年8月に両者が逆転、それ以降差は広がり、村井仁知事誕生直後の06年8月は、調整・組織型が76・5%でトップダウン型を58・2ポイントも上回っていた。トップダウン型とされた田中氏、調整・組織型とされる村井氏の県政運営を経て、有権者の意識は変わってきているようだ。

 新知事に、村井県政を継承してほしいか-との設問では、「継承してほしい」が39・5%、「継承してほしくない」が46・8%だった。

 一方、参院選後、全国初の大型地方選挙となる知事選で注目される政党の役割については、候補擁立に「あまりかかわらなくてよい」が62・1%、「もっとかかわるべきだ」は29・0%だった。有権者が必ずしも政党の観点から知事選をとらえているわけではないことがうかがえる。


●長野知事選、民・自てこ入れ=参院選後初の与野党対決
   時事 2010/07/23-21:10
 民主、自民両党が、参院選後初の大型地方選となった長野県知事選(8月8日投開票)のてこ入れに懸命だ。参院選で惨敗した民主党が反転への足掛かりとしたい考えなのに対し、自民党は知事選でも勝利して、与野党が本格対決する秋の臨時国会での攻勢に弾みを付けようと意気込んでいる。
 
立候補しているのは、民主、国民新両党の与党と社民党が推薦した元副知事の阿部守一氏(49)、前美術館長の松本猛氏(59)、自民党県連が全面支援する前副知事の腰原愛正氏(63)の3人。
 
告示日の22日。民主党は阿部氏の応援に、参院選で党の「看板」として全国を駆け回った蓮舫行政刷新担当相を送り込んだ。阿部氏は3月まで政府の行政刷新会議事務局次長を務めており、蓮舫氏は松本市での街頭演説で「これまで蓄積してきた実績で、(阿部氏に)県政刷新、長野県の総仕分けをさせてほしい」と訴えた。

 国の「事業仕分け」にかかわった経験をアピールするのは、参院選を通じて強まった「消費税増税を目指す民主党」とのイメージを払しょくする狙いがある。蓮舫氏は選挙期間中、さらに2回程度は現地入りする予定で、枝野幸男民主党幹事長や前原誠司国土交通相の応援も計画されている。

 ただ、党本部が本格的な支援態勢を組むことに対しては、「敗北すれば党がさらに傷つく」(幹部)との懸念もくすぶる。

 対する自民党は22日、大島理森幹事長と地元選出国会議員らが党本部で対応を協議。当面は党幹部による応援演説を見送り、組織固めなど水面下の活動に全力を挙げることを確認した。腰原氏が党派色を出さない戦略で臨んでいるためで、大島氏は「あくまで県連による全面支援であり、党本部主導でない」と強調。公明党も腰原氏に対し、地元レベルの支援にとどめる方針だ。

 もっとも、自民党内には「長野は民主党の支持基盤が強く、党が総力を挙げないと勝てない」との意見も根強い。実際、参院選比例代表の県内での得票は、自民、公明両党を合わせても約36万票で、民主党の約40万票に及ばなかった。このため自民党内には、小泉進次郎衆院議員ら人気のある応援弁士を派遣すべきだとの声も出ている。

 一方、松本氏は共産党などでつくる団体の支援を受けるが、政党色は抑え、無党派層への浸透を狙っている。

●選挙:知事選 応援で自民・小泉氏来県--長野
 毎日新聞 2010年7月30日 
8月8日投開票の知事選で、自民党の小泉進次郎衆院議員が29日夕、長野市内で、自民、公明が県レベルで支援する腰原愛正氏(63)の応援演説を行った。

 自民きっての「人気者」の登場に、街頭は人だかりができ、大勢の人が握手を求めたり、携帯電話で写真を撮るなどしていた。

 今回の知事選では、自民、公明両党は党本部レベルの支援は表向き控えており、小泉氏の県内入りは「勝手に来た」(同氏)という形。小泉氏はJR長野駅前や市街地で「県民の参加、努力が県を変える。それを可能にするのは腰原氏だ」などと持ち上げた。【光田宗義】

●長野知事選:社民は阿部氏を推薦 公明は自主投票
             毎日新聞 2010年7月22日 
 社民党は22日の常任幹事会で、同日告示された長野県知事選で新人の元副知事、阿部守一氏(49)=無所属=の推薦を決定した。一方、公明党は同日の中央幹事会で自主投票を決めた。

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