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てらまち・ねっと



 先日、臨時議会が2日間開かれて、全国ニュースで注目された阿久根市。
 市長リコールの署名は1週間で法定数の1/3を超えたとされる。

 ところで、知人のジャーナリストがその時期、阿久根市に行くとのことだった。
 今日の10時からのテレビ朝日「サンデー・フロントライン」、その11時ごろからのパートで流されるはず。

 阿久根市長の竹原氏もその番組のことをブログで紹介している。

 ところで、その前日の市長のブログは、
   ■2010/08/28 (土) 首長に朗報--「公約は実現できる」
    「専決が議決に優先する」この事を知っていたのは、
      おそらく総務省官僚など、ごく一部の者だけだった。
     総務省は隠してきたのではなく
    「聞かれなかったから発表しなかった」


 とある。
 「専決」の適法性は当分は決着がつかないから、
 既成事実としてものごとが進んでいく。
 もちろん、議会は黙っていない。
     戦時の臨時議会中に、
   「年間を通して議会を開会状態にする「通年議会」を
    可能とする議員提案の同市議会定例会条例改正を可決し、
    閉会した。」

という。
  通年議会は会期を1年など長期間に設定し、議会側が必要に応じて本会議や委員会を開ける制度。竹原市長が議会を招集せず、専決処分を繰り返すのに対抗するため、議員が条例改正案を出した。改正条例は市長に議決書が送付されて20日以内に公布、施行される。

 活発な関係はいいこと。

(関連) 2010年8月26日ブログ ⇒ ◆阿久根市・専決の適法性/市長と議会の見解/総務省は微妙/今日は県庁でリコールの代表者証明書の交付が

 8月24日ブログ⇒ ◆阿久根市/知事は面会拒否・専決副市長には係長以下で対応・名刺も渡さない

 8月17日ブログ⇒ ◆阿久根市25日議会招集/専決の副市長 「中枢3課職員は組合脱退を」/市長のリコール開始

 8月5日ブログ⇒ ◆阿久根市・仙波副市長/専決で「議員報酬は日当」議員の収入は「九分の一」に/補助金も

 7月26日ブログ ⇒ ◆阿久根市副市長/議会同意無しで専決/裏金告発の元巡査部長仙波氏に

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  テレビ朝日「サンデー・フロントライン」公式サイト


●緊急追跡「改革か破壊か~阿久根騒動で見えた地方自治の窮状」

8月25日、ある地方都市の臨時議会が全国の注目を集めた。
鹿児島県・阿久根市。
市議の不人気投票を呼びかけたり、職員それぞれの人件費を公開するなど「ブログ市長」として知られる竹原信一市長が、およそ半年ぶりに市議会に出席したのだ。

竹原市長はこれまで市議会への出席を拒み続け、「専決処分」という市議会の議決を経ない手法で、市議のボーナス半減や副市長の選任を断行してきた。
本来「専決処分」は、次の市議会で承認を求めなければならないが、竹原市長は議会を開かないまま、市議会議員と対立を続けてきたのだ。

ともに選挙で選ばれた首長と議会の対立は、大阪府や名古屋市など各地で顕著になっている。
また、地方財政の悪化は各自治体に共通する問題だ。
阿久根の一件は単なる一市町村の騒動と片付けられるものではなくなりつつある。

いったい、竹原市長の真の狙いはどこにあるのか、そして市長と市議会の対立の行方はどうなるのか。

サンデー・フロントラインは竹原市長を独自にインタビュー。
さらに、竹原市長が誕生した背景も取材し、地方自治のあり方を考える。

リポート 相川俊英


 首長に朗報--「公約は実現できる」

■2010/08/28 (土) 首長に朗報--「公約は実現できる」

 「専決が議決に優先する」この事を知っていたのは、おそらく総務省官僚など、ごく一部の者だけだった。
総務省は隠してきたのではなく「聞かれなかったから発表しなかった」
伊藤知事も教えてはくれなかった。(阿久根出身の人なのに冷たい!)

日本中の首長で「議会があって良かった」などと思っている人はいない。居るとすれば、最初から公約を実現する気持ちの無い奴だ。
「専決優先」を発見した事は公約を達成しようとする全国の首長にとって朗報である。 しかし、これを利用した時に強烈に非難するのが「御用マスコミ」だ。議員達を煽り「市政の混乱」を捏造する。
御用マスコミに嫌われてもやりとげる覚悟が必要だ。

それにしても、なぜ記者クラブ系列の御用マスコミがマヌケ顔の鹿児島大学教授だけを利用して「専決優先」を強烈に嫌うのか。首長の公約実現を妨害しようとするのか。何か意図があるのだろう。


●阿久根市:市長リコールの署名3分の1超 住民投票実施へ
         毎日新聞 2010年8月25日 
 鹿児島県阿久根市で竹原信一市長(51)の解職請求(リコール)に向け署名運動を進めている「阿久根市長リコール委員会」(川原慎一委員長、約30人)は25日、署名数が1週間で請求に必要な有権者の3分の1(約6700人)を超え8420人分に達したと発表した。市長解職の是非を問う住民投票の実施はほぼ確実となった。川原委員長は「勢いはこちらにある。今後も署名数を増やせるだけ増やしたい」と述べた。

 署名期間は8月17日~9月17日。市選管の審査や公開(縦覧)を経て署名が有効と確定すれば、11月中にも住民投票となる。竹原市長は、有効投票の過半数が解職に賛成して失職した場合、出直し市長選への出馬を明言している。

 リコール委は20~40代の若手市民で構成。「竹原市長は司法判断を無視し、議会招集を拒否して専決処分を乱発しており、三権分立と議会制民主主義を完全に否定した独裁」などとして8月16日、リコール手続きを開始した。署名を集める受任者は約520人に達している。

 竹原市長は08年8月、市長選期間中にブログを更新し公選法に抵触する恐れがあると県警から警告を受けながら初当選。その後、議員定数10減などを提案して議会と対立し、09年2月には議会の不信任決議に対抗して議会を解散。出直し市議選後の同年4月、議会の再度の不信任決議で失職したが、同年5月の出直し市長選で対立候補を562票差で破った。

 竹原市長は、リコールの署名数について報道陣に「ああ、すごいな」とだけ答えた。【村尾哲、馬場茂】

●阿久根市会閉会 かみ合わぬ対話 「異常事態」出口は見えず 鹿児島
       産経 2010.8.28 01:56
 竹原信一市長による専決処分の大半を「不承認」として2日間の会期を終えた鹿児島県阿久根市議会。市長と議員とのかみ合わない議論は、阿久根市政が依然「異常事態」にあることを印象づけた。「独裁者」と批判され続けてきた竹原市長の姿勢が、わずかながら変わりつつある様子も垣間見えたが、混乱はまだまだ続く見通しで、出口は見えてこない。(松本学、力武崇樹)

 ■変化  

 「対話していただきたいなと思っています。よろしくお願いします」。議会後の26日夕の記者会見で竹原市長は「今後は定例会見を開くか」という問いかけに笑みをたたえて答えた。

 一部報道機関の庁舎内での撮影を許可制とするなど、マスコミとの衝突が絶えなかった竹原市長だが、今回の議会では、休憩中に廊下で取材に応じたり、進んで記者に話しかけたりする場面もあった。会見では皮肉を込めた「竹原節」こそ健在だったものの、質問には真剣に答えている印象を受けた。

 ■参謀  

 臨時議会を招集したことそのものも、そうした「変化」の一つだ。3月定例議会は途中から出席を拒み、6月は招集すらしなかった竹原市長が「正常化」に舵を切った背景には、仙波敏郎副市長の進言があった。

 市議の4分の3が反市長派に回り、議場で孤立し続けてきた竹原市長。しかし今回の議会中は、隣の席の仙波副市長と相談する場面がしばしばあった。会見でも「仕切り役」を務めた仙波副市長は、マスコミ対応が得意とはいえない竹原市長のスポークスマン的役割を果たしている。

 手法への批判が絶えない竹原市長だが、自らが「日本一すばらしい人」と評する参謀役を迎え、かたくなだった態度は確実に軟化していた。

 ■審判  

 とはいえ市長と議会の溝は一向に埋まっていない。職員の期末手当削減など「竹原行革」の本丸である官民格差是正を狙った処分はすべて不承認となった。不承認を意に介さない竹原市長に議会側は「二元代表制を無視した独裁的行為だ」(櫁柑(みかん)幸雄議会運営委員長)と猛反発している。

 一方、竹原市長は「専決処分は不承認でも有効」と強気の姿勢を貫き、その審議では議員をあざ笑うかのような答弁も。反対派議員の発言に市民の不利益を感じると「市民のことを考えましょうよ! 住民のためにまっすぐ仕事をしていますか」と痛烈に批判を浴びせるなど、対決姿勢は崩さなかった。

 両者の言い分がかみ合わないまま臨時議会が終わり、焦点は、年内にも予想される住民投票で市長リコール(解職請求)が成立するかに移る。「市民」は竹原市長の政治姿勢にどう審判を下すのか。


●「専決優先 首長に朗報」阿久根市長 ブログに持論
      2010年8月29日 読売新聞
 副市長人事など専決処分を乱発した鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が28日、自身のブログに「『(議決より)専決優先』を発見した事は公約を達成しようとする全国の首長にとって朗報である」と書き込んだ。

 市長はブログで「『専決が議決に優先する』この事を知っていたのは、おそらく総務省官僚など、ごく一部の者だけだった」と指摘。「日本中の首長で『議会があって良かった』などと思っている人はいない。居るとすれば、最初から公約を実現する気持ちの無い奴だ」と持論を展開している。

 議員から招集を要請された臨時議会を開かない中での専決処分については、同県の伊藤祐一郎知事や反市長派市議が「違法状態で行われた専決処分であり無効」と主張。総務省も「議会が不承認でも有効になるのは、専決処分が適法に行われていることが前提」との見解を示している。

●「専決処分、議会より優先」 阿久根市長、ブログに持論
       朝日 2010年8月28日19時1分
 議会を開かないまま専決処分を繰り返してきた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が28日、自身のブログで、議会の議決より市長の専決処分の方が優先されるとの持論を展開し、「日本中の首長で『議会があって良かった』などと思っている人はいない。居るとすれば、最初から公約を実現する気持ちの無い奴(やつ)だ」と記した。

 竹原市長は25、26日に半年ぶりに臨時議会に出席し、問題視された4月以降の専決処分14件をすべて不承認とされた。

 このブログは「首長に朗報――『公約は実現できる』」のタイトル。「『専決が議決に優先する』この事を知っていたのは、おそらく総務省官僚など、ごく一部の者だけだった」「『専決優先』を発見した事は公約を達成しようとする全国の首長にとって朗報である。しかし、これを利用した時に強烈に非難するのが『御用マスコミ』だ」などと、持論を展開している。

 竹原市長は、専決処分で副市長に選任した元愛媛県警巡査部長、仙波敏郎氏(61)からの進言で「専決処分が議決に優先することを知った」などとして、臨時議会を招集した。臨時議会後の記者会見で9月以降も定例会を開くかどうかについて報道陣から問われると「全く白紙だ」と答えた。

●阿久根市議会:宙に浮く副市長問題 違法の疑いも既成事実化 /鹿児島
      毎日新聞 2010年8月27日
 25日の阿久根市臨時市議会で仙波敏郎氏の専決処分は不承認とされたが、竹原市長は「専決処分の効果は議会で不承認となっても無効とならない」との国の見解を盾に、仙波氏を続投させている。26日の本会議でも仙波氏は副市長席に座って答弁し、議会も容認した。ただ、専決処分そのものに違法の疑いは残る。「副市長」問題は宙に浮いたままとなりそうだ。

 総務省は「専決処分は議会で不承認となっても効力を失わない」とする。ただし仙波氏選任の専決は、竹原市長が議会招集請求を拒否した違法状態でなされている。さらに、専決処分は議会を招集する時間がない時などに限り認められており、専決自体に違法の疑いが残る。

 総務省は「一般的に専決が議会で不承認でも有効なのは、専決自体が適法な場合に限られる」と指摘しており、仙波氏の選任の有効性に疑問符を付ける。鹿児島県の伊藤祐一郎知事も20日の記者会見で「無効」との見解を示している。

 しかし竹原市長は「議会が市長に不信任状態だから専決は適法」と自説を唱えるだけ。仙波氏は「司法が判断すること」と繰り返す。

 26日の審議で、反市長派の児玉賢一郎議員は「副市長の専決処分は違法で、仙波氏がそこに座っていることがおかしい。地方自治の根本を揺るがすものだ」と批判した。しかし、議事のスムーズな進行を優先し、仙波氏の退席を求める展開にはならなかった。仙波氏の「副市長職」は違法の疑いを残したまま既成事実化しつつある。【福岡静哉】

●目立った「副市長」=不承認の仙波氏-鹿児島県阿久根市
         時事 2010/08/26-21:48
 鹿児島県阿久根市の議会が、約4カ月ぶりに開催された。2日間の臨時議会期間中、議場の内外では、不承認となった仙波敏郎「副市長」の姿が目立った。

 25日に招集された議会では、最初に仙波氏を副市長に選任した人事案件が審議された。慣例として、人事の審議は本人の面前では行わないため、議長は仙波氏に退席を求めたが、竹原信一市長は拒否。実は、事前に仙波氏から拒否するよう要請されていたという。
 続いて、愛媛県警の裏金問題を内部告発した件などを副市長選任の理由として市長が報告すると、仙波氏は「(告発した当時のつらかった時期が)フラッシュバックした」と涙を流し、ハンカチでぬぐった。

 結局議会は、本人の前で人事を不承認としたが、「専決処分は不承認でも有効。手続きが終わって、晴れて副市長」と、仙波氏は「副市長」の札が立つ席に座り続け、「就任」前に専決処分された議案への答弁も行った。
 仙波氏は、26日の閉会後に行われた市長の記者会見にも同席。市長が「世界一の人に副市長になってもらった」と話すと、笑顔を浮かべた。

●阿久根臨時会 「通年議会」を可決 専決14件不承認
        南日本 (2010 08/27 06:30)
 阿久根市議会(定数16)は26日、臨時会を続開、年間を通して議会を開会状態にする「通年議会」を可能とする議員提案の同市議会定例会条例改正を可決し、閉会した。竹原信一市長が専決処分した市議ボーナス半減など11件は「違法な手続きによる」として賛成少数で不承認とした。

 2日間の会期で竹原市長が承認を求めた専決処分は19件。国の法改正に伴う事務的な5件を除き、人事や予算など政策的14件はすべて不承認となった。竹原市長は同日、仙波敏郎氏の副市長選任を含む不承認はいずれも「有効」と述べ、撤回しない方針を示した。
 通年議会は会期を1年など長期間に設定し、議会側が必要に応じて本会議や委員会を開ける制度。竹原市長が議会を招集せず、専決処分を繰り返すのに対抗するため、議員が条例改正案を出した。改正条例は市長に議決書が送付されて20日以内に公布、施行される。

 同日、不承認となった専決処分は市職員や市長のボーナス半減、議員報酬の日当制化、固定資産税率減など。

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