中央議会(国会)・地方議会議員年金制度―国際比較からの考察 [単行本] 渡部 記安 (著) 価格: ¥ 2,310 通常配送無料
出版社/著者からの内容紹介
すべての国民、議会関係者必読!
数字は示す。日本の地方議会議員報酬・年金制度は特権的!
「よく日本では暴動が起きないね」これが、日本の実態を知った世界の年金専門家の感想だ。
そもそも他の国には存在しない「地方議会議員年金制度」はなぜつくられたのか。その実態は?
本書は、議員年金算定の基となる「議員報酬額」も含め、世界の議員をめぐる正確で詳細なデータを収録
した世界初の書!
内容(「BOOK」データベースより)
世界の議員をめぐる正確で詳細なデータを収録。
出版社からのコメント
●地方議会議員1人当たりの年間報酬平均(年金コストを含む)
日本 762万円 韓国 240万円 イギリス 74万円 アメリカ 65万円 ドイツ 50万円
フランス・スウェーデン・スイスは、ほぼ無報酬!(日当・所得減少分補填のみ)
●さらに日米の州・大都市の議員報酬を徹底比較すると...
米国:議員報酬は「フルタイム」か「中間型」か「パートタイム」かで厳密に算定。日額制や月額制も多い。
日本:世界からみれば、日本の基礎自治体の実態はパートタイム型。なのに日額制・月額制をとる自治体は、ニュースになるほど少ない。
これは序の口に過ぎない。
議員報酬・年金額表を一覧すれば、唖然とする数字のオンパレードだ。
これらの数字に、あなたは間違いなく愕然とするだろう...
●著者からのコメント
J.ターナー博士(年金政策センター理事・前AARP(全米引退者連盟)幹部・元ILO高官・元米国労働省高官:公私年金政策の世界的権威)による推薦文をいただき、冒頭に掲げています。
博士は、中央議会(国会)の議員報酬制度については、先進国中、同制度が存在しないのは日本だけである一方、地方公共団体の規模や業務の繁閑を問わず、全地方議会議員を対象とした強制加入型地方議会議員年金制度が存在することを初めて知ったとされ、日本の制度の非常に「寛大な」受給内容と住民が高いコスト水準を負担していることを「印象深い」と述べられています。
著者について
大正大学大学院教授。ILO兄の弟組織・ISSA〔社会保障担当庁国際研究機構〕の元客員研究員。年金のスペシャリストとしてマスコミ出演多数。 |