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てらまち・ねっと



 鹿児島県の阿久根市の竹原市長リコール運動は18日から本格的な署名集め開始。
 1日目で320分回収した公表されている。
 対して、市長派の市民は、リコーに反対の街宣活動を行っている。
 アツい攻防。

 市長サイドも役所内でアツくなっているらしい。
 署名への圧力とは信じられない、しかも、専決で着任した仙波副市長の行動。

 阿久根副市長「リコール関与なら処分」 職員「圧力だ」(朝日 8月17日)
 市長リコールで仙波副市長「署名集めれば職員処分する」(毎日 8月18日) 

 副市長は先日、 
  「中枢3課職員は組合脱退を」 と述べて話題をまいた。
 阿久根市、今度は「組合脱退しないと異動させる」(j-cast 8/17)

 信じられない・・・

 ところで、阿久根市長は、また専決処分したらしいことがリコールの日に出てくる。
 阿久根市長19件目専決処分、補正予算1千万円 (読売 8月17日)

 とはいえ、批判かわしであろうか、ずっと召集していなかった議会を召集、という。
 阿久根市長、臨時議会招集を告示 25、26日に開催 (共同 08/18)

 これに対して、議会も負けてはいない。
  職員のボーナス復元条例提出へ=鹿児島県阿久根市の反市長派 (時事 08/18)

 なにかと 話題の多い名古屋市と阿久根市。
 新聞も5紙とっているのでの切り抜き用のファイルも100円均一で何冊か仕入れてきた。

 ・・・・こちらは、今日20日午後2時、岐阜県庁で記者会見して、
 そのあと県議のリコールの開始の手続きを行う。
 
 都道府県と政令市で「議会」のリコールの例はなく、今回の名古屋市が初めてと報道されている。
 「県議のリコールは昭和30年(1955年)以来」(岐阜県選管が国などに確認)とのことだった。
 つまり、全国の都道府県レベルでは55年ぶり、実に半世紀ぶりのことのようだ。

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●署名集め始まる 市民団体
       朝日 2010年8月18日10時59分
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長に対する解職請求(リコール)で、市民団体「阿久根市長リコール委員会」は17日、市選管から川原慎一委員長に請求代表者としての証明書が交付されたことから、署名を集める市民(受任者)らに署名簿を配った。一部では署名集めがスタートした。

 同市にあるリコール委事務所では、委員らが運動の趣旨を書いた紙などを署名簿にとじ込む作業に追われた。署名簿は1部に20人が署名できる。同日夜には市内8カ所で出発式があり、受任者計約500人に署名簿が渡された。

 受任者の久保司憲さん(41)は早速、受任者証を首にかけ、市内の事業所を訪れるなどして署名集めを始めた。署名に応じた男性(23)は「改革はよいことだと思ったが、市長のやり方は度が過ぎている。若い人がもっと集まるような阿久根になれば」と話した。

 川原委員長は、受任者の希望者が目標を大幅に超え、17日夕に523人に達したと明らかにし、「市民も切実なんだと思った。市長の解職はできると確信している」と話した。

●鹿児島・阿久根市:市長リコール 説得重ね、署名集め 市民団体520人が戸別訪問
        毎日新聞 2010年8月19日 
 ◇市長側「出直し選は勝つ」
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)に対する解職請求(リコール)運動が18日、本格始動した。市民団体・阿久根市長リコール委員会(川原慎一委員長、約30人)の署名活動は9月17日までの1カ月間。目標は、住民投票に必要な署名の約1・2倍、8000人だ。署名を集める受任者は21~85歳の520人。うだるような暑さの中、署名簿を手に戸別訪問する人々に同行した。【福岡静哉】

 市南部の大川地区。車1台がやっと通れる細い道が縫うように走る山間部。竹原市長支持者が多いとされる地域だ。受任者の女性(70)が40代の主婦宅を訪れると、冷えたサイダーが差し出された。だが署名を求めると「竹原市長は市職員の給料を安くした。いいことと思う」と返された。

 基幹産業の農漁業が低迷し駅前商店街はシャッター通り。九州新幹線のルートからも外れ、市民の平均年収は「300万円前後」(商工会議所関係者)とされる。官民格差への市民の目は厳しい。女性が「独断でなく話し合いで進めないと」と専決処分など現市政の問題点を語り始めた。約20分後、主婦は「それなら分かった」と署名に応じた。

 女性はこの日20人分を集めた。断られたのは仕事の関係などを理由に2人。「思いのほかスムーズだが、職員給料カットへの共感は根強い。頑張らないと3分の1は超えない」

 竹原市長が住む脇本地区。受任者の男性(50)が近所を回った。自営業者の男性は、署名簿が縦覧されることを理由に「客には市長支持者もいる」と拒否。また70代の男性宅では「竹原市長は嫌だが対抗馬がいない。リコール団体のビジョンが見えない」と断られた。「まず市長を辞めさせるのが最初のステップ」と訴えたが「反対ばかりする議員もリコールしないといけない」と切り返された。

 07年に政務調査費を巡る不正が発覚するなど「旧態依然のなれ合い議会」と批判的な市民は少なくない。独断専行の竹原市政に一定の支持があるのは、過去と決別してくれそうな期待感のためだ。男性は約2時間で10人分を集めた。3軒で断られたが「3回は説得に足を運ぶ」と力を込めた。

 一方、竹原市長を支持するグループは約1週間前から「改革を止めるな」と街宣車で呼びかけている。市長派の石沢正彰市議は「断りきれず署名する人も多い。有権者の3分の1を超えても住民投票では挫折するだろう。仮に失職しても出直し選では負けない」と自信ありげに語った。

 運動が地域に亀裂を生むとの懸念もある。受任者を募る説明会では市長派の姿もあった。ある出席者は「誰が来るか監視していたのだろう。しこりは間違いなく残るが、将来を考えると仕方がない」ともらした。

 リコール委員会は25日にも第1次集計を発表する。メンバーの一人、西平良将さん(37)は「最初の1週間が勝負」と話した。

●署名集め・阻止街宣…阿久根リコール攻防過熱
      (2010年8月19日11時08分 読売新聞)
阿久根市の竹原信一市長に対するリコール(解職請求)運動で、解職の賛否を問う住民投票に向けた署名活動が18日に本格的に始まった。

 受任者と呼ばれる署名を集める人たちは、署名簿を手に各家庭を訪問。一方、市長を支持する人たちは街宣車を走らせリコール阻止を訴えている。住民投票の実現に必要な約6700人分の有効署名を巡る攻防が過熱している。

 リコール運動を展開する「阿久根市長リコール委員会」の呼びかけに応じた受任者は現在約520人。17日夜に市内8か所で開かれた出発会で活動に必要な署名簿やボールペン、名札、朱肉を受け取り、18日朝から、担当地区の住宅などを精力的に回った。

 受任者の男性(65)は、市が今年、改装工事を行った赤瀬川地区の市営住宅などを訪問。市政の混乱に苦言を呈し、「とにかく早く市長をやめさせないといけない」と積極的に署名に応じる人がいる一方、「神様のような人をなぜ辞めさせるのか」(70歳代男性)、「議会は自分のことしか考えていない」(30歳代女性)と拒否するケースもあった。

 市役所近くにあるリコール委員会事務所には、受任者から代筆や訂正の方法を尋ねる電話も寄せられ、スタッフは「健康上などの理由で自筆が困難な人には代筆が認められている」「間違った個所に二重線を引けば良い」などと指示していた。
 署名活動は9月17日まで。委員会では、集まった署名を定期的に集計し、署名数を公表する方針という。

 一方、市長を支持する住民グループは18日午後3時から約2時間、市北部の脇本地区で街宣車を走らせた。
 メンバーは「アクネ・レボリューション」(阿久根革命)、「阿久根が変われば日本も変わる」と書かれた青色のTシャツを着て車に乗り込んだ。畑作が盛んな同地区内を周回しながら「竹原市長の改革を止めてはなりません」「市長は市民の暮らしのために一生懸命頑張っています」などと訴えた。

 農業、石原康徳さん(62)は「竹原市長が市民のために改革していることを多くの人に理解してもらいたい」と話した。街宣活動は今月から開始し、リコールの署名期間中は続ける方針という。
     ◇
 リコール運動では、有権者の3分の1にあたる約6700人以上の有効署名を集めれば、年内にも住民投票が実施され、過半数の賛成で竹原市長は失職。出直し市長選が行われる。(尾谷謙一郎、中西瑛)

●阿久根市長リコール署名 本格化 初日 320人分回収
        =2010/08/19付 西日本新聞朝刊=
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長のリコール(解職請求)に向けて18日、同市の住民団体「阿久根市長リコール委員会」(川原慎一委員長)は、9月17日まで1カ月間の署名活動を本格的に開始した。初日は午後9時現在、署名を集める受任者から署名簿16冊320人分がリコール委に届いた。目標の8千人分までは遠いが、手元に保管している受任者も多く、川原委員長は「いい出足。みんな頑張ってくれている」と手応えを語った。

 受任者は520人。地区ごとに担当を決め、原則2人一組で市内全域を今週末までにも回る予定。有権者の3分の1(約6700人)以上の署名が有効と確定すれば、60日以内に市長の解職賛否を問う住民投票が行われ、過半数の賛成で市長は失職、50日以内に出直し市長選となる。

 竹原市長の市政運営には、反市長派が多数を占める議会との対立を背景にした専決処分の乱発のほか、市職員の懲戒免職処分の効力を停止した鹿児島地裁の決定の無視、ブログに障害者を差別的に記載したことなどについて批判がある。一方で「改革派首長」として支持する市民も多い。

●阿久根 攻防本格化 副市長「参加職員は処分」 市長リコール署名開始
       =2010/08/18付 西日本新聞朝刊= 
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長のリコール(解職請求)に向けた1カ月間の署名活動が17日、始まった。市選管は同日、請求手続きをした住民団体「阿久根市長リコール委員会」の川原慎一委員長(42)に活動を認める請求代表者の証明書を交付。リコール委は同日夜、市内8カ所で署名を集める受任者523人の「出発会」を開き、18日から活動を本格化させることを確認した。

 受任者は21歳から85歳までの男女で平均年齢56歳。市民会館であった出発会には約100人が参加した。川原委員長が「市民の高い自治意識を証明し、必ず市長を解職に追い込もう」と呼び掛け、一人一人に署名簿と首から下げる受任者証、朱肉などを手渡した。受任者の主婦(58)は「法律無視の市長はいらない」と意気込んだ。

 リコール委は20人が記入できる署名簿600冊を用意。地区ごとに担当を決め、原則2人1組で戸別訪問して署名を集める。出発会では地区ごとに受任者が集まり、ペアを確認。電話番号を交換し、収集する日も決めた。さっそく知人宅などを回って署名を集める人もいた。

 収集期間は9月17日まで。市内有権者数の3分の1(約6700人)以上の有効署名を集め、市選管の審査などを経て確定すれば、60日以内に住民投票が行われる。リコール委の目標は8千人。投票で過半数が賛成すれば市長は失職、50日以内に出直し市長選となる。

 一方、仙波敏郎副市長は5日の課長会で「職員がリコール活動に参加すれば懲戒処分の対象になる」と発言。リコール委によると、職員の家族やOBなど十数人が受任者を辞退したという。仙波副市長は「誤解を招く行動がないように注意しただけだ」と話している。

●阿久根副市長「リコール関与なら処分」 職員「圧力だ」
      朝日 2010年8月17日13時17分
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長の解職請求(リコール)に関し、同市の仙波敏郎副市長が市の課長会で、リコールの署名集めについて「市職員が関与した時には厳しい処分がある」と発言していたことが17日、関係者への取材で分かった。出席者は「公務員である職員が署名集めをできないことはみんな承知している。改めてくぎを刺すのは圧力だと感じた」と話している。

 発言があったのは5日の臨時課長会。関係者によると、課長級20人が出席し、竹原信一市長も同席していた。仙波氏は「リコールは住民の権利であり何も言うことはできない。しかし、職員がそれに関与した時には厳しい処分がある」と発言したという。

 地方公務員法は、公務員の政治活動を禁じているため、職員は署名集めができないが家族がすることは問題ない。署名自体は職員もできる。ところが、リコールを進める市民団体「阿久根市長リコール委員会」によると、仙波副市長の発言後、署名集めを担う「受任者」になることを希望していた職員家族から「辞退したい」という申し出が相次いだという。

 課長の一人は「遠回しに『知人に声を掛けたりするな。考えて行動しろよ』と言われたように感じた。課長たちに動揺が生まれた。署名をしたら(一般に公開されるだけに)人事上の不利益があるかもと感じたらしい」と話す。

 リコール委の川原慎一委員長は仙波氏の発言について「職員がリコール活動に関与した事実は全くない。発言が事実なら処分を盾にとった圧力だ」と批判した。

 仙波氏は朝日新聞の取材に対し「政治活動が禁じられているという地方公務員法の話をしたまでだ。威圧するつもりはない。ただ、私のこうした話が外部に漏れること自体が問題だ」と話した。

●鹿児島・阿久根市:市長リコールで仙波副市長「署名集めれば職員処分する」
        毎日新聞 2010年8月18日 
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長のリコールを巡り、専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏が5日の課長会で「市職員が(署名集めをする)受任者になれば処分の対象となる」と発言していたことが分かった。リコール団体は「市職員やその家族に対する圧力だ」と反発している。

 課長会には課長級約20人が出席、竹原市長も同席した。仙波氏によると「市職員に署名する権利があるのは当然だが、受任者になれば地方公務員法が禁じる政治活動に当たり、懲戒処分の対象になります」と話したという。【福岡静哉】

●阿久根市長、臨時議会招集を告示 25、26日に開催
      2010/08/18 13:04 【共同通信】
 市議会を開かず専決処分を繰り返してきた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は18日、臨時議会の25日招集を告示した。市議会は18日、議会運営委員会を開いて会期日程を25、26日の2日間とすることを決めた。

 臨時議会で市側は、元愛媛県警巡査部長の仙波敏郎氏の副市長就任や、議員報酬を日当制とする条例の制定など19件の専決処分について承認を求める。だが、議会側はほとんどの処分について不承認とする見込みで、職員ボーナスの半減については、条例を元に戻すよう提案する。

 議運終了後、櫁柑幸雄委員長は「これまで(議会が)開かれなかったことが問題だ。今後はこのようなことがないようにしてほしい」と話した。

 臨時議会は議会側が6月8日に開催を請求。市長は招集を拒否し、伊藤祐一郎知事が議会を開くよう是正勧告を2回出したが従っていなかった。

●職員のボーナス復元条例提出へ=鹿児島県阿久根市の反市長派
        時事 2010/08/18-15:05
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、市議会の議会招集請求に応じていなかった問題で、竹原市長は18日、臨時会の開催を告示。これを受け、市議会は議会運営委員会を開き、25日と26日の臨時会開催を決めた。市議会が開かれるのは、3月定例会以来で、市側が専決処分19件の承認を求める一方、反市長派の議員は、専決処分で大幅カットされた一般職職員のボーナス復元条例案などを議員提案する。

 市側は、臨時会で、補正予算や仙波敏郎氏の副市長就任人事、固定資産税の税率引き下げなど、計19件の専決処分の承認を求める。議会で多数の反市長派の市議は、多くを不承認とする見込み。このほか、専決処分によりおよそ半額にされた職員のボーナスを元に戻す条例案や、議会を通年開会できるようにする条例案などを提案する。

●阿久根市長19件目専決処分、補正予算1千万円
        2010年8月17日19時29分 読売新聞
 鹿児島県阿久根市は17日、竹原信一市長が総額約1000万円の補正予算を専決処分したことを告示した。

 観光振興や文化財調査に関する委託業務費で、市側は「緊急性があった」としている。しかし、25日に臨時議会が予定されており、市議からは「専決処分の必要性は感じられない」と疑問の声が上がった。

 市によると、専決処分は2日に行われ、内訳は〈1〉観光資源調査などに約500万円〈2〉史跡・文化財の再調査などに約510万円。いずれも市が出資して設立した財団法人「市美しい海のまちづくり公社」に業務委託した。

 専決処分で副市長に就任した仙波敏郎氏は「阿久根の宣伝になるので緊急性があると判断した」と説明している。
 これについて、反市長派の市議は「緊急性があるのか疑問。好き勝手であきれてしまう」と話した。

 竹原市長が3月末以降、議会に諮らずに専決処分したのはこれで19件になった。市長は臨時議会でいずれも承認を求めるという。

●阿久根市、今度は「組合脱退しないと異動させる」
         j-cast 2010/8/17 13:13
鹿児島県阿久根市の仙波敏郎副市長が、2010年8月16日の課長会の中で、総務、企画調整、財政の主要3課の職員に対し、「職員労組から脱退しないと異動させる」と伝えていたことが分かった。これは、竹原信一市長の方針とみられている。

行政改革を担う職員が組合員だと情報が組合に漏れて改革の妨げになることを、理由に挙げているという。地方公務員法では、管理職などを除いて労組加入を認めている。

●阿久根 市長、質問選び回答 臨時議会後「記者会見」開催へ
        =2010/08/20付 西日本新聞朝刊=
 鹿児島県阿久根市は26日の臨時議会閉会後に竹原信一市長が記者会見を開くと、報道各社に通告した。ただし、通告は事前に提出させた質問から市長が選んで答えるという一方的内容。住民がリコール(解職請求)運動を進める中、過敏な対応とも受け取れるが、通告通りなら開かれた市政には遠い“限定会見”となりそうだ。

 記者会見は、2日に着任した仙波敏郎副市長が「節目節目では行うべきだ」と進言し、竹原市長が受け入れた。

 通告は質問を23日午後5時までに市総務課に送るように要請。臨時議会に関する追加質問は25日午後5時まで受け付けるとしている。一方で「質問事項すべてにお答えするものではありません」と断りを入れている。

 19日、報道各社の取材に応じた仙波副市長によると、事前の質問提出は「質問の重複を避け、明確に回答するため」と説明。一問一答形式で再質問を受け付けるかは市長の判断とした。各社から再質問に応じるべきだとの指摘が相次ぎ、仙波副市長は「市長に進言する」と答えた。

 竹原市長は昨年12月、障害者差別ととられる自身のブログの記載が問題化して以降、自分で選んだ一部のメディア以外の取材を拒否。仙波副市長の着任後も「副市長がスポークスマン」として、地元メディアの取材に応じていない。

 ●斜面
       信濃毎日 8月19日(木)
竹原信一市長の特異な言動で揺れる鹿児島県北西部の阿久根市。問題が新しい局面に入った。リコールを目指す市民団体が署名集めを始めた。有権者数の3分の1以上集まれば住民投票が行われ、過半数の賛成で市長は失職する

   ◆
発端はブログでの発言だった。「高度医療のおかげで以前は自然に淘汰(とうた)された機能障害を持ったのを生き残らせている。結果、養護施設に行く子供が増えてしまった」。その後、職場の張り紙をはがした職員を懲戒免職、マスコミ取材を拒否…と、常識はずれの振る舞いが止まらない

   ◆
中でも問題が大きいは、市長批判派が多数を占める市議会への出席を拒んだことだろう。市長は議会をボイコットしたまま、職員らの賞与の半減や市議報酬の日当制への変更などを専決処分で決めてきた。地方自治法では想定されていない市長の暴走だ

   ◆
首長と議会の反目は珍しいことではない。長野県でもかつて田中康夫前知事と議会多数派が対立、知事の不信任案可決-失職-出直し選挙-知事再選、の経過をたどった。ともに県民から直接選ばれる知事と県議。互いに高め合う度量を欠いた混乱だった

   ◆
事態を収拾するのは結局、有権者しかない。リコールが成立すれば出直し選挙になる。市長のやり方をどう考えるか、2万人余りの有権者の意思が問われる。首長と議会。二元代表制の運用が試される選挙にもなる。


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議員特権といわれる年金。自治ネットで準備してきたアクションはいよいよ⇒ ◆地方議員年金の廃止の運動/あさって21日に名古屋で/河村市長も来る⇒http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/7089e4b79a081d71bc922e9965604241
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