俗に「台風一過の青空」というような言い方がされる。
でも、先日は、「台風を目前」に「標高２６００メートル」以上の山に出かけた。
無謀にならないよう、稜線に出ることはまずないだろう(天気が良くならないとの意)と思いつつ、一応はそれなりの用意をして行った。
中央アルプスの木曽駒ケ岳はロープウェイで「標高２６００メートル」まで一気に上がる。
降りると霧雨だった。
しばらく待つとガスの切れ間も出て、千畳敷カールのお花畑は見て歩ける様子。
歩き始めて、すぐにクロユリやグンナイフウロ、チングルマなど多彩な花に満足感が沸いてきた。
さすが、高山植物の宝庫といわれる「千畳敷カール」だけはある。
デジカメは今年買った『防水・耐衝撃』のオリンパスのカメラにした。
いつも、花を撮るときに使っているリコーのカプリオは、通常のデジカメ同様に雨には弱いから。
無論、安心な分、写真の写りは落ちる。
驚いたのは、上空はガスっていて、雨も間違いなさそうなのに、
稜線に向かっていく人たちが少なくないこと。
軽装の小学生やお年よりもいて、・・・大丈夫だとしても、
『こんな日の稜線は楽しくないのに』とつぶやく。
ということで、数日前の千畳敷カールのお花畑の様子を紹介しよう。
お手軽に高山植物を見るにはうってつけのところだ。
(関連) ８月１２日ブログ ⇒ ◆木曽駒ケ岳・千畳敷カールのお花畑／ロープウェイ／山野草の宿・二人静 ／早太郎温泉
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グンナイフウロ
 (どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大）
クルマユリ
・・・・・・
モミジカラマツ
ヒョウタンボク (果実は有毒)
キバナノコマノツメ(スミレ科)
コイワカガミ
シナノキンバイ
 
ハクサンイチゲ
(左)エゾシオガマ ・・ (右)ヨツバシオガマ
 
リンドウ
雨で雰囲気を変えたチングルマ
この日、台風の前日というにしては、時々視界も開けた。
カールの上部の稜線の岩場も見え、カールの底あたり明るいときも。
 
バイケイソウ
 
コバイケイソウ
黒百合 見つけたのは２株３輪だけだった
トリカブト
シシウドか
山を降りて、そば『丸富』で。
風味もとてもよいそば
チェックインまで時間があったので近くの製造元の工場見学。
運転する私は試飲せず。
つれあいの試飲で、濃厚なワイン、ウィスキー、
焼酎を１本ずつ自分たちのお土産に買った。
宿の温泉も気持ちよく、夜の食事も
丁寧で上手な調理。味もよい。
そのふんだんさに、翌朝の体重計は１キロ・アップ
 
  
朝のバイキングも質が違う。
ついつい、盛りすぎた。
外を眺めながらの朝食
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