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てらまち・ねっと



 4月の終わりごろから、うちの庭にはバナナの香りが漂っている。
 「カラタネオガタマ」という木の花の匂い。
 花の咲いている期間も長く、好きな木。
 玄関前にある。植えてあるというより、鉢を置いておいたら根が、石とコンクリートの間に入って、根づいてしまったから、そのまま置いてある。

 ところで、5.6年前、「オガタマノキ」とこのブログに写真を載せたら、「違いますよ、カラタネオガタマですよ」との旨で匿名の方からご指摘を受けた。
 調べて、納得し訂正した。
 「オガタマノキとカラタネオガタマは違う」

 ブログでは匂いは伝わらないから、その方は、たぶん花の特徴で判断されたのだろうと思った。
 確かに花が違う。

 「オガタマ」という言葉は時折聞く言葉。
 でも、日本では、「オガタマノキ」より「カラタネオガタマ」の方がよく栽培されているという。

 ★《オガタマノキ(黄心樹・招霊木 学名:Michelia compressa)は、モクレン科の高木。日本に自生するモクレン科では唯一の常緑樹である。別名オガタマ、トキワコブシ
 日本では中国原産のカラタネオガタマ(別名、トウオガタマ M. figo (Lour.) Sprengel)が栽培されることが多く、オガタマノキよりも出合う機会が増えている。》
 (ウィキペディア/ オガタマノキ ) 

 うちでは、最初に根づいた玄関前の木のよい香りにひかれて、安い苗があると買ってきて、あちこちに植えている。

 「ウンナンオガタマノキ」も1本植えた。
 こちらの方が花がキレイ。匂いは、かすかに香りがある程度。
 やっぱり「カラタネオガタマ」にしてよかった。
 
 いずれも、モクレンの仲間。モクレン好きだから・・・

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カラタネオガタマの花
   

花が、順にたくさん咲くのも特徴か。


●カラタネオガタマ。別名/トウオガタマ  
   カラタネオガタマ/かのんの樹木図鑑 
オガタマノキは「招霊の木」と書く。昔からこの木は,神事によく用いられた。「神霊を招きよせる意味の招霊(ヲギタマ)の木が転じてオガタマノキとなった」(東京書籍、木の名の由来、深津正・小林義雄著、39項~)という説が有力だそうだ。カラタネオガタマ(トウオガタマ)は、中国(唐)原産のオガタマノキという意味。 
花は,バナナのような強い香りがすることから、英名は「バナナツリー(Banana Tree)」。




  

カラタネオガタマは、寒さにも強く常緑。

カラタネオガタマより一足先に咲くのが、
花も木も一回り大きいウンナンオガタマノキ(雲南招霊の木)。





咲きはじめのウンナンオガタマノキの花。
白い清楚な花。
ほのかに良い香り。  
 
 ●雲南招霊の木(ウンナンオガタマノキ)
     雲南招霊の木(ウンナンオガタマノキ)/花図鑑
雲南招霊の木(ウンナンオガタマノキ)はモクレン科オガタマノキ属の常緑低木である。
原産地は中国南西部の雲南省で、原野に生える。
また、街路樹とされる。

樹高は1メートルから4メートルくらいである。
枝や蕾には褐色のビロード状の毛が生える。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は丸く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の色は濃い緑色で艶がある。

開花時期は4月から5月である。
花の色は淡いクリーム色で、花径は5センチから8センチくらいある大輪である。
花びらは6枚で、花の真ん中にはたくさんの黄色い雄しべが放射状に広がる。
花の香りはほのかである。 

  






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