「記憶を整理する」といって説明を怠ってきた甘利氏は、今日の夕方の会見で考えを明らかにする、という。
ワナにはめられたという人がいるけど、ワナでなかったら金を受け取っていいの???
ワナであろうとなかろうと、「金を出されて、それをもらった」ら同じこと。
政権が崩れていくのは、内部の不祥事や不正などの発覚が続くとき。
そんな意味で"期待"されることの多いのが、今回の大臣の疑惑。
1月21日ブログ⇒ ◆衝撃告発「私は甘利大臣に賄賂を渡した!」(週刊文春)/甘利会見から「ホント」の印象
注目が集まる。幾つかのニュースをブログに記録した。
なお、今朝の気温は「マイナス1.5度」。温かくしてノルディックウォークへでかける。
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●自身の現金受領、否定か=甘利氏、28日に記者会見
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2016 年 1 月 27 日 時事
甘利明経済再生担当相は28日に記者会見し、自らの金銭授受疑惑について説明する。週刊誌で報じられた現金授受や法的責任をどこまで認めるかが焦点。政府関係者は「甘利氏自らの疑惑については説明できる」としており、甘利氏は自身の現金受領などについては否定するとみられる。
ただ、秘書に関する疑惑については、第三者を交えた調査が終わり次第、公表することにしている。野党側は28日以降も追及を続ける方針だ。
27日午後の衆院本会議で、安倍晋三首相は「まず事実関係をしっかり調査し、国民に対し説明責任を果たしてもらいたい」と促した。甘利氏も「国民に疑惑を持たれないよう、説明責任を果たす」と強調した。共産党の志位和夫委員長への答弁。
政府・与党は、来月4日にニュージーランドで行われる環太平洋連携協定(TPP)の署名式に甘利氏を派遣する方針。首相は、甘利氏が会見で説明責任を果たせば続投させる意向だ。公明党の井上義久幹事長も27日、国会内で記者団に「(続投は)今の時点で当然だ」と語った。
一方、秘書の金銭授受や口利き疑惑に関する第三者を交えた調査には、時間がかかる可能性がある。調査結果の公表時期について、世耕弘成官房副長官は27日の会見で「全く分からない」と述べた。
●告発者、過去にも隠し録音 「はめられた」「ガード甘い」指摘も
2016.1.27
週刊文春が報じた甘利明経済再生担当相側の金銭授受疑惑について、甘利氏は28日に記者会見し、自身についての調査結果を公表する。金銭授受を実名で告発したのは右翼団体の元構成員。甘利氏周辺は「わなにはめられた」と擁護するが、「ガードが甘すぎる」との批判も。野党が攻勢を強め、複数の法令違反の可能性も指摘される中、甘利氏の説明に注目が集まる。
別の議員にも接触
21日発売の週刊文春は都市再生機構(UR)が担当する千葉県道の工事をめぐり、同県白井市の建設会社とURがトラブルとなり、同社の総務担当者が口利きの見返りとして甘利氏側に金銭提供したと報じた。
関係者によると、総務担当者らは、甘利氏側と接触する前、別の国会議員(引退)にトラブルの解決を依頼していたほか、複数の右翼団体にも補償交渉を持ちかけていたという。
その際、国会議員は「5億円は取れる」と話していたが、交渉が進展せず、甘利氏側に接近することになったという。
報道によると、その後、交渉が進み、同社はURから約2億2千万円の補償金を受領し、総務担当者は神奈川県大和市の甘利氏の事務所に謝礼として500万円を持参したとされる。
「金銭を要求された」
総務担当者とは一体どんな人物なのか。関係者によると、総務担当者は一時期、東京都内にある右翼団体の構成員だったという。平成26年には、甘利氏の後援会「甘山(かんざん)会」の千葉県支部を立ち上げたいと甘利氏側に持ちかけ、発足式には甘利氏本人も出席していた。
報道によると、総務担当者は甘利氏側とのやり取りを録音しているといい、甘利氏の秘書に現金を渡す場面も隠し撮りされていた。
右翼団体関係者は「昔から『これは個人的な記録です』などと言って、よくメモをしていた。高速道路の領収書も保管して誰と乗ったかまで記載していた」と話す。別の関係者は「自分の失言を知らない間に録音されていて、暗に金銭を要求された」と証言する。
千葉県関係者によると、同社はURとのトラブルとは別に、県有地を不法占拠したとして、19年3月に県企業庁から土地の明け渡しも求められていた。
これに対し、同社の社長は通知の原本の受け取りを拒否。コピーだけを受け取り、翌20年6月、移転に伴う用地代や資材移転費用を県に要求。この土地は後に明け渡されたが、県関係者は「移転料として、5億円もの法外な金額を要求された」と振り返る。
「わなにはめられた」
報道によると、甘利氏の公設秘書らは総務担当者の依頼で国土交通省やURに問い合わせをしていたという。甘利氏の地元の市議は「現金を受け取ったとされる公設秘書はお調子者で、危なっかしかったという人もいるが、わなにはめられたんじゃないか」と話す。
別の市議は「口利きとみられても仕方がなく、大臣の秘書としてガードが甘すぎる」と批判する。
総務担当者が公設秘書に渡したとされる500万円のうち、政治資金収支報告書に記載されているのは200万円。残りの300万円の行方が不明だ。地元関係者によると、公設秘書は周囲の支持者らに「300万円は返した」と説明しているという。だが総務担当者は28日発売の週刊文春で「300万円は返してもらっていない」としている。
総務担当者は週刊文春編集部を通じ「週刊文春にお話しした内容はすべて真実です」とコメントしている。
●甘利氏は本当にハメられたのか「いろいろな仕掛けをしていたのかと思う」
2016年1月26日 17時12分 ZAKZAK(夕刊フジ)
甘利明経済再生担当相(66)の金銭授受疑惑について、野党各党は26日に始まった代表質問で本格追及を開始、進退を問うだけでなく、安倍晋三首相の任命責任にも迫る。一方、甘利氏は、週刊文春が報じた疑惑を、自身と秘書の部分に分けて、2段階で説明する構えだ。与党内には「辞任濃厚」という分析とともに、「ハメられた」という見方もある。
「国民に対するまともな説明は一切なされていない」
民主党の岡田克也代表は26日午後、安倍首相の施政方針演説など政府4演説への代表質問で、甘利氏をこう追及、今後、政権攻撃を加速させる。
文春は先週号で、《甘利氏や秘書が、都市再生機構(UR)に口利きをした見返りに、千葉県の建設会社幹部から1200万円もの金銭提供や接待を受けた》という衝撃的な疑惑を報じた。
事実なら、辞任不可避だが、甘利氏は「法に反する行為はしていない」といいながら、「記憶を確認する」として、明確な説明をしていない。
甘利氏は25日夜の記者会見で「私に関することは、今週中に会見して説明責任を果たす」といい、疑惑を自身と秘書の部分に分けて、説明する考えを示した。
菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で「(甘利氏の説明は)28日と承知している。きちんと確認して説明されると思っている」と語った。
甘利氏は前出の会見で、告発した建設会社幹部側について、次のように言及した。
「先方は最初から隠し録音をしたり、写真を撮ることを目的とした人たちだ。こちらは慎重になっている」「相手側は、インターネット上でもいろいろな情報が飛び交っている。こちらにアプローチする最初の段階から、いろいろな仕掛けをしていたのかと思う」
こうした発言は、自民党の高村正彦副総裁が「録音されていたり写真を撮られていたり、罠(わな)を仕掛けられたという感がある」と語るなど、与党内にある「甘利氏はハメられた」という認識に符合する。
東京地検特捜部や警察の動向に精通する永田町関係者は「捜査当局やメディアは現在、甘利氏の説明に注目するとともに、告発者周辺を探っている。興味深い情報も上がっているようで、文春以外の週刊誌が報じるとの情報もある。官邸周辺は『甘利氏続投の可能性』を模索しているようだが、たとえ『ハメられた』としても、これだけの疑惑を突き付けられること自体、大臣失格ではないのか」と語っている。
●甘利明大臣の辞任が秒読み段階か 週刊文春が「第2弾」を用意?
2016年1月25日 17時12分 ZAKZAK(夕刊フジ)
ざっくり言うと
甘利大臣の金銭授受疑惑で週明けに大きな動きがありそうだと筆者は指摘する
疑惑を報じた週刊文春が「第2弾」の掲載準備に入ったという
27日頃には永田町にコピーが出まわり、辞任秒読みという見方も広がってきた
甘利大臣に“新事実”か 文春「第2弾」で辞任秒読み…告発者周辺にも疑問噴出
甘利明経済再生担当相(66)の金銭授受疑惑をめぐり、週明けから大きな動きがありそうだ。野党が甘利氏に早期説明を要求しているうえ、疑惑を報じた週刊文春が「第2弾」の掲載準備に入ったようなのだ。甘利氏は先週末に出席したダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)でも“釈明”に追われ、本業の「経済政策」に集中できない状況が続いている。「辞任秒読み」という見方も広がってきた。
「安倍内閣の重要閣僚の1人として、首相にご迷惑をお掛けしているのは忸怩(じくじ)たる思いだ」「もう少し明るい気持ちでここに来たかったが、カメラに囲まれているのは別の意味で囲まれている…」
甘利氏は23日、スイスでのダボス会議の討論会に出席し、険しい顔でこう語った。司会者の外国人ジャーナリストから質問が出て、答えざるを得なかったのだ。
時代劇の「悪代官と越後屋」を連想させる、前代未聞、1200万円もの金銭授受疑惑。政府は、甘利氏が28日までに調査結果を報告すると国会に説明し、26~28日に予定されている衆参両院での代表質問を乗り切りたい考えだ。
しかし、野党は受け入れていない。
民主党は「甘利氏が25日中に説明することが予算案の審議入りの前提」との強硬姿勢を見せた。甘利氏や事務所側に現金を渡したと証言した建設会社幹部を、参考人として国会招致することも検討している。同党は25日午前、疑惑調査チームの初会合も開いた。
注目されるのは、週刊文春が28日発売号で準備しているとされる疑惑報道「第2弾」の新事実だ。27日昼ごろには誌面のコピーが永田町に出回るため、国会審議への影響は避けられない。
ここにきて、告発者や文春側への疑問も噴出している。
自民党の高村正彦副総裁は23日、「録音されていたり写真を撮られていたり、罠(わな)を仕掛けられたという感がある」と語った。毎日新聞の山田孝男特別編集委員も25日朝刊のコラム「風知草」で、「告発の意図と手法に疑問がある」と書いた。
東京地検特捜部などの捜査当局も、告発者周辺に関心を寄せているといい、疑惑の展開が注目されそうだ。
●“ワイロ”疑惑に地検特捜部も関心 甘利事務所が嵌ったフィリピンパブの酒池肉林〈週刊朝日〉
2016年1月27日
神奈川県の湘南地区。とあるフィリピンパブのネオンサインが明滅する。週2、3回来店することもあったという常連客の「ケンちゃん」は気前がよく、店の女性たちから人気がある。
「ケンちゃんのテーブルではメニューのオーダーは何頼んでもいいし、ドリンク飲んでもいいし、評判がよかった。よく一緒だったお客さんは社長さんと、背の高いおじさん。何回も延長して、何時間もいて、お金もばんばん使っていた」
接客についた女性が「ケンちゃん」と呼ぶのは、金銭授受や飲食接待疑惑の渦中にある甘利明・経済再生担当相の公設第一秘書のことである。地元の神奈川県大和市にある大和事務所の所長も務める。彼は業者からキャバクラやフィリピンパブで接待を受けていた。
「きちんと調査してから説明します。逃げるつもりはありません」
いま、甘利氏は苦しい国会答弁を余儀なくされているが、発端となったのは1月21日発売の「週刊文春」の報道である。
・・・・・・・・・・・(略)・・・
一方で告発したS社側もかなり周到だ。小まめに録音していたこともそうだが、50万円のピン札を手渡す前にコピーまでしている。秘書らのたかり体質を見透かしたか。
甘利氏の関係者の一人がこう囁く。
「いまの第一秘書はとにかく夜のお店大好きで、誘われるとひょいひょい行くヤツ。秘書の中でも信用度は低い。ピン札は連番になるから足がつきやすい。ダーティーな献金をピン札でするなんてあり得ない。それを安易に受け取るなんて何もわかっていないし、甘利さんも脇が甘過ぎる」
では、疑惑のキーマンであるS社の総務担当者とはどんな人物なのか? その知人がこう証言する。
「マンションのオーナーを名乗り、クラブでドンペリを開けていて羽振りがいいかと思えば、事業に失敗して数億円の借金を抱えるなど海千山千の人物です」
大学教授らのグループが、政治資金規正法違反容疑で甘利氏が代表を務める政党支部などの会計責任者らについて、東京地検特捜部に刑事告発することを検討しているという。
「特捜部も関心を示しており、違法性があるか、白黒つけたいようです」(司法関係者)
2月4日にはニュージーランドでTPPの署名式が控える。疑惑を抱えたまま甘利氏が出席し、世界に恥を晒すようなことにならなければよいのだが……。
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