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てらまち・ねっと



 「うるう年」は4年1回、2月末日に1日を加えて地球の自転とカレンダーを調整する、たしか こんな意味。
 「うるう秒」というのがあることもぼんやり認識していた。
 昨夕、ネットを見ていたら、「今日1月1日は1秒長い」旨の記事が。

  ★産経 2017.1.1 11:11★≪「うるう秒」を挿入 1秒長い元日、2009年以来≫ とあった。
 ≪午前8時59分59秒と午前9時0分0秒の間に1秒を挿入≫ したという。

 そんなことされたとは知らなかった・・・1秒って、実生活では何にも支障はない。でも、コンピュターで動いている今の社会、コンピュターは人間とは違って正確だから、1秒違ったら何もかもごちゃごちゃになりそう。どこかで統一してコントロールできるのだろうか・・・とも気になる。
 そこで、見てみた。

 前述の記事は
 ★≪標準時と地球の自転速度のずれを調整する「うるう秒」が1日、世界同時に挿入され、1秒長い元日になった。うるう秒は1972年に初めて挿入され、今回で27回目。元日は2009年以来。数年に1度うるう秒を挿入することで、自転とのずれを解消している≫ という。

 ★ハザードラボ 2016年12月30日 05時00分★≪1月1日は「1秒」長くなる!うるう秒挿入「緊急地震速報は遅れます」/かつて時刻は地球の公転と自転にもとづいて決められていたが、1958年以降、数十万年に1秒しかずれない高精度の原子時計を使うようになったため、天文時との間でギャップが生じるようになった。そこで1972年以降は、天文時とのズレを0.9秒以内におさまるように、数年に1度うるう秒の調整を行っている。≫ 

 日本は、9時の前に「1秒挿入」されたけど、世界的には「大晦日にうるう秒を1秒足す」という。
 ★sputniknews サイエンス 2016年12月30日 ★≪国際地球回転・基準系事業(IERS)は2016年の12月31日が終わった瞬間にさらに1秒が補足されることを明らかにした≫

 もっと正確には「天文観測結果を見ながら不規則に挿入が行われるシステム」というわけのわからない話。
 ★ITpro 2016/12/22 ★≪元旦の「うるう秒」、何が起こるか気になる/ 4年に一度、2月29日という1日が挿入される「うるう年」のように定期的なものではなく、天文観測結果を見ながら不規則に挿入が行われるシステムだ≫

 それで、前述ハザードラボも指摘するように ≪たった1秒長くなるとはいえ、高度な情報化社会では通信ネットワークやコンピューターの運用に及ぶ影響は小さくない≫ ことについて確認した。
 そしたら、各コンピュターシステムを運用する側が自ら調整しているらしい。

 ★INTERNET Watch 2016年12月26日 16:32★≪Amazon AWSはうるう秒の1秒分を前後12時間の1秒を1/86400長くして吸収/ MicrosoftはAzureなどのクラウドサービスにおいて、同様に前後24時間のクロックを変更することで、うるう秒の1秒を吸収/ Windows OSでは特に変更を行わず、NTPサーバーとの同期により対応する/ Googleの場合は前後10時間にわたりクロックを0.0014%送らせるかたち≫ 
だ。
 
 年明け早々から、ふむふむと思った。
 前述産経の記事は★≪・・ただ、企業などのシステムにトラブルが生じる懸念や対応コストの観点から国際社会で廃止の議論も出ている。≫ その方が合理的。

 ネット発信には積極的な産経が、★≪午前8時59分59秒と午前9時0分0秒の間≫ の修正であったにもかかわらず、「2017.1.1 11:11」の時刻にその事実をネットに発信、ということにしたのは世界の今の修正システムへの皮肉と、「1」という日ごろ、時間ごろを考えてなのかと想像した。

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●「うるう秒」を挿入 1秒長い元日、2009年以来
      産経 2017.1.1 11:11
 標準時と地球の自転速度のずれを調整する「うるう秒」が1日、世界同時に挿入され、1秒長い元日になった。うるう秒は1972年に初めて挿入され、今回で27回目。元日は2009年以来。

 日本の標準時を管理している国立研究開発法人「情報通信研究機構」(東京都小金井市)が、午前8時59分59秒と午前9時0分0秒の間に1秒を挿入。その瞬間、同機構がJR武蔵小金井駅に設置した時計に「8時59分60秒」と表示された。

 世界共通の標準時は現在、数十万年に1秒しか狂わない高精度の原子時計に基づいて運用されている。数年に1度うるう秒を挿入することで、自転とのずれを解消している。ただ、企業などのシステムにトラブルが生じる懸念や対応コストの観点から国際社会で廃止の議論も出ている。


●1月1日は「1秒」長くなる!うるう秒挿入「緊急地震速報は遅れます」
       ハザードラボ 2016年12月30日 05時00分
 2017年の元旦は、「うるう秒」の挿入でいつもより1秒長くなる。元旦にうるう秒の調整が行われるのは、2009年以来、7年ぶりだ。

 日本の標準時の維持・通報を担当とする国立研究開発法人「情報通信研究機構」は、2017年1月1日の午前8時59分59秒と、午前9時0分0秒の間に、「8時59分60秒」の挿入を行う。

 同機構によると、かつて時刻は地球の公転と自転にもとづいて決められていたが、1958年以降、数十万年に1秒しかずれない高精度の原子時計を使うようになったため、天文時との間でギャップが生じるようになった。

 そこで1972年以降は、天文時とのズレを0.9秒以内におさまるように、数年に1度うるう秒の調整を行っている。最近では2015年7月1日にも挿入されたが、元日に行うのは2009年以来だ。

 たった1秒長くなるとはいえ、高度な情報化社会では通信ネットワークやコンピューターの運用に及ぶ影響は小さくない。


 気象庁は、うるう秒の挿入で地震波の振幅や到達時間のデータが狂う可能性があるとして、東海沖から紀伊半島の熊野灘にかけて、海底7カ所に設置している地震計のデータ利用を8時50分から約15分間停止する予定だ。

 期間中にこのエリアで地震が発生した場合、緊急地震速報の発表が最大で12秒程度遅れる場合があるが、津波警報や地震情報で使われる震源やマグニチュードの算出には影響がないという。

 なお情報通信研究機構では、当日東京・小金井の本部に設置している「日本標準時大型表示時計」を一般に公開し、訪れた人と一緒に「8時59分60秒」を観覧するイベントを実施する。

★大晦日にうるう秒が1秒足される 
     sputniknews スプートニク サイエンス 2016年12月30日
 国際地球回転・基準系事業(IERS)は2016年の12月31日が終わった瞬間にさらに1秒が補足されることを明らかにした。この発表は同事業の公式サイトに掲載された。 © FOTOLIA/ VADIMSADOVSKI NASA:人類は小惑星の地球衝突を防止する備えができていない このいわゆる「うるう秒」は世界時UTIとの差を調整するために追加、または削除されるもの。

地球の回転速度が遅くなるために標準時として使われている世界時と実際の太陽時との長さに誤差が生じてしまう。世界時はこの太陽時を土台にして組まれている。
うるう秒での調整が行なわれるのは12月の終わりか6月。 過去数十年、こうした調整では1秒を加えられる事例が多かった。前回行なわれた調整は2015年6月30日で1秒加えられていた。

●元旦の「うるう秒」、何が起こるか気になる 
       ITpro 2016/12/22 青木 恵美=ITライター&コラムニスト
 他サイトでIT関連の時事ネタを扱うコラムを連載中の筆者は、12月のテーマとして来る元旦に行われる予定の「うるう秒」をテーマにその概要を書いた。今回のうるう秒は、世界で一斉に行われる。日本時間では「2017年1月1日午前8時59分60秒」という「1秒」が挿入される予定である。

 そもそも、うるう秒とは、もともと基準とされていた天体の動きに基づく「天体時」と、原子時計(情報通信研究機構の説明では、セシウム133原子の遷移周波数を使い、数十万年に1秒ずれるだけの高精度な時計、とある)の刻む正確な時刻(原子時)のずれを調整するために、1秒を追加する制度。4年に一度、2月29日という1日が挿入される「うるう年」のように定期的なものではなく、天文観測結果を見ながら不規則に挿入が行われるシステムだ。

 うるう秒は、フランス・パリにある地球の回転の観測を行う国際機関IERS(国際地球回転基準系事業、International Earth Rotation and Reference Systems Service)が決定していて、これを受けて世界で一斉に行われる。日本では、総務省及びNICT(National Institute of Information and Communications Technology、情報通信研究機構)が法令に基づき標準時の通報にかかわる事務を行っている。IERSの決定に合わせて、NICTが日本標準時に「うるう秒」の挿入を実施している。

 今回のうるう秒に関して、詳しくはNICTのプレスリリース「うるう秒挿入のお知らせ」から参照できる。「来年の元日はいつもより1秒長い日となります」というサブタイトルで、「平成29年(2017年)1月1日(日)午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」を挿入します」と告知している。

●Amazon AWS、うるう秒の1秒分を前後12時間の1秒を1/86400長くして吸収 
       INTERNET Watch 2016年12月26日 16:32 岩崎 宰守
 協定世界時(UTC)の2016年12月31日と2017年1月1日の間に「23時59分60秒」が挿入される“うるう秒”に対して、Amazonでは、AWS調整時刻(AWS Adjusted Time)において前後12時間、計24時間分のクロックを変更することで対応すると明らかにした。この対応は2015年6月30日(日本時間7月1日)と同様のもの。

 具体的には、UTCの2016年12月31日12時00分00秒からクロックを変更し、1秒を1/86400秒ずつ長くする。これによりUTCの23時59分60.5秒に、サーバーが供給する時刻が1月1日0時00分00秒となり、UTCの2017年1月1日12時00分00秒に時刻の同期が完了、クロックが元に戻される。

 なお、Amazon RDSインスタンスでは、一部を除いて、うるう秒直前の秒を2回記録するという。インスタンスがUTCに設定されていれば、23時59分59秒が2回記録されることになる。Oracle 11.2.0.2/11.2.0.3/12.1.0.1についてはAWS調整時刻に従うとのこと。また、Amazon EC2インスタンスにおけるAmazon Linux AMIでも、通常のLinux OSと同様に1秒戻る動作が実施され、うるう秒直前の秒が2回記録される。

 このほかのAWSリソースはAWS調整時刻に応じるため、前後24時間のクロック変更により、うるう秒の1秒が吸収される。

 Microsoftでも、Azureなどのクラウドサービスにおいて、同様に前後24時間のクロックを変更することで、うるう秒の1秒を吸収する。また、Windows OSでは特に変更を行わず、NTPサーバーとの同期により対応するとしている。ただし、Amazonによって提供されるWindows AMI(Amazon Machine Image)を利用しているインスタンスは、AWS調整時刻に従うとのこと。

 GoogleのPublic NTPサーバーでも同様の方法でうるう秒の1秒を吸収するが、Googleの場合は前後10時間にわたりクロックを0.0014%送らせるかたちだ。


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