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てらまち・ねっと



 昨年の12月のニュースで、福岡県の飯塚市の市長が「10年前の市長就任から昨年まで、業者らと昼間に賭けマージャンをしていた」ことが発覚した。(2016年12月24日ブログ「◆市長・副市長が賭けマージャン繰り返す 「賭けないとおもしろくない」 平日昼に市内業者らと/10年前から 第三者が入店画像」)

 当然ながら市政が大混乱。市長や副市長が開き直ったことも重なってだろう、年が明けて、一層混乱が深まった。
 対応が,いちいちマズイ市長。(2017年1月8日ブログ「◆福岡・飯塚市/賭けマージャン市長 成人式を欠席へ/市民団体、百条委設置要望/「お詫わび」文を広報に挟んで配布に質問状」)

 いずれは辞職に追い込まれるとみていたけれど、開き直る図々しさから、「辞職の決意表明」はもう少し先になるのではないか、と思っていた。それが、昨日11日に「議長に辞表を提出」したという。
 そこで、市のウエブや関連情報を記録しておく。

★飯塚市公式ページ/平成29年1月11日、市長の臨時記者会見/辞職に伴う市長コメント

●賭けマージャン市長辞職へ 「市政が停滞」副市長も、飯塚市/西日本 2017年01月11日
●福岡県飯塚市長が辞意 賭けマージャン引責 任期途中、公務にも影響/西日本 1月11日
●賭けマージャンの福岡・飯塚市長、辞職へ 発言にも批判/朝日 1月11日

●強気から一転、飯塚市長辞職 発言撤回後も批判止まらず/朝日 1月11日
●賭けマージャン問題 市長と副市長がW辞職へ「市に負のイメージ」/fnn 01/11
●苦情殺到…賭けマージャン市長らが辞意表明/日テレニュース24 1月11日
●『賭け麻雀』で市長が辞任! 麻雀のギャンブル的要素の払拭に尽力する人間の努力を無駄にする馬鹿げた言動にボー然!!/ギャンブルジャーナル 1.11

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 (関連)2016年12月24日ブログ⇒ ◆市長・副市長が賭けマージャン繰り返す 「賭けないとおもしろくない」 平日昼に市内業者らと/10年前から 第三者が入店画像

 2017年1月8日ブログ⇒ ◆福岡・飯塚市/賭けマージャン市長 成人式を欠席へ/市民団体、百条委設置要望/「お詫わび」文を広報に挟んで配布に質問状

★ 飯塚市公式ページ
 ◆ 平成29年1月11日、市長の臨時記者会見の内容について(PDF:82KB)
辞職に伴う市長コメント
本日、市議会の鯉川議長に、1月31日をもって辞職する旨の
願いを提出いたしました。

また、副市長につきましても、同日付で辞職する旨の願いが
私あてにありましたことを、併せて報告させていただきます。

この度の件は、すべて私の不徳のいたすところであり、辞職に
至った一番の理由は、これ以上市政を停滞させるわけにはいかず、
1日も早く、この事態を収拾したいという思いから、私が身を
引くことが一番の方法であると考え、本日、辞職願を提出いたし
ました。

このまま私が市長の職に留まることで飯塚市の負のイメージが
増すことになれば、これまで市民の皆様と協働で築き上げてきたもの
までもが水泡に帰す事態になりかねず、それだけは避けなければ
ならないという思いで、辞職の決意を固めた次第です。

志半ばにして職を辞することは、誠に忍び難い思いではありますが、
残った職員、また新しい方に後を託したいと存じます。

市民の皆様をはじめ市議会議員の皆様、関係各位の皆様には、
合併以降これまで、一緒になって飯塚市政を支えていただき、
心より感謝申し上げます。

今後とも、飯塚市発展のために、市民の皆様のご支援、ご協力を
賜りますようお願い申し上げまして、私からの報告を終わります。

●賭けマージャン市長辞職へ 「市政が停滞」副市長も、飯塚市
     西日本 2017年01月11日15時19分
 福岡県飯塚市の斉藤守史市長(68)は11日、記者会見を開き、賭けマージャン問題で市政を混乱させた責任を取り、田中秀哲副市長(69)と共に今月31日付で辞職する意向を明らかにした。斉藤市長は会見に先立って自身の辞職願を市議会議長に提出した。

 斉藤市長は「私の不徳の致すところで、これ以上市政を停滞させるわけにはいかず、一日も早く事態を収拾するために身を引くことが一番の方法だと考えた」と述べた。

 一連の問題を受け、市は条例に基づき、辞職勧告の権限がある政治倫理審査会を設置する予定だった。

●福岡県飯塚市長が辞意 賭けマージャン引責 任期途中、公務にも影響
      西日本 2017年01月11日 17時00分
 開庁中の賭けマージャン問題で批判を浴びていた福岡県飯塚市の斉藤守史(もりちか)市長が辞意を固めたことが11日、分かった。斉藤市長は任期(2018年4月まで)を残して、市長職を退くことになる。

 斉藤市長と田中秀哲(ひであき)副市長による賭けマージャン問題は昨年12月22日に本紙が報じて発覚。2人は市議会で謝罪する一方で、記者会見では「お金を賭けずにマージャンをする人がどれくらいいるのか」などと発言。全国から批判が寄せられていた。ただ、任期途中での辞職は否定していた。

 これまでの2人の説明では、斉藤市長は約10年前に就任した頃から賭けマージャンを始めた。平日昼は1回だけといい、田中副市長は通算二十数回行っていた。賭け金はともに1日1万円程度だったという。

 同12月の市議会定例会では「市政に対する信頼を大きく損なわせた」と謝罪。市議会を代表して鯉川信二議長が市政治倫理審査会の設置を市に申し入れ、2人は政倫審が設置されれば、その判断に自身の進退を委ねるとの考えを示していた。

 今月4日に市役所であった仕事始め式の前には市民約70人が抗議に詰めかけ、同8日の成人式には市長が欠席するなど、公式行事への影響も出ていた。

●賭けマージャンの福岡・飯塚市長、辞職へ 発言にも批判
      朝日 2017年1月11日 14時27分
 賭けマージャンが発覚した福岡県飯塚市の斉藤守史(もりちか)市長(68)と田中秀哲(ひであき)副市長(69)が1月末で辞職する意向を固めたことが11日、わかった。発覚後も賭けマージャンを肯定するかのような発言をして厳しい批判を浴びていた。2人は市政治倫理審査会が辞職を勧告すれば従う考えを示していたが、批判の強さに続投は難しいと判断したとみられる。

 市選管が辞職の通知を受けた日から50日以内に市長選がある。

 斉藤市長は昨年末、2006年の就任後、賭けマージャンを土日や平日夜に10回ほど、昨年1月の平日昼には副市長と一緒にしたと認めた。田中副市長は土日や平日夜などに賭けマージャンを繰り返し、1年ほど前までは平日昼に多い時で月2回していたと説明した。

●強気から一転、飯塚市長辞職 発言撤回後も批判止まらず
     朝日 2017年1月11日 20時34分垣花昌弘、藤山圭
 昨年末に発覚した賭けマージャン問題は市政トップの辞職に発展した。「賭けなかったらマージャンをする人がどれくらいになるだろうか」と強気だった福岡県飯塚市の斉藤守史(もりちか)市長。発言は撤回したが、予想外の批判の大きさに発覚からわずか20日で続投断念に追い込まれた。

福岡・飯塚市長と副市長、辞職表明 賭けマージャン問題
 「すべて私の不徳の致すところ。これ以上市政を停滞させるわけにはいかず、一日も早くこの事態を収拾したいという思いから、私が身を引くことが一番の方法だと考えた」

 同じく辞職する田中秀哲(ひであき)副市長と臨時記者会見に臨んだ斉藤市長は、終始淡々とした表情だった。

●賭けマージャン問題 市長と副市長がW辞職へ「市に負のイメージ」
         fnn 01/11 17:58
賭けマージャン問題での「開き直り」とも取れる会見に、市民から怒りの声が上がっていた、福岡・飯塚市の市長と副市長。11日、そろって辞職する意向を表明した。

飯塚市の斉藤守史市長は、「1月31日をもって辞職する旨の願いを提出いたしましたので、ここにご報告させていただきます。このまま、わたしが市長にとどまることで、飯塚市の負のイメージが増すことになれば、これまで市民の皆さまと共同で築き上げてきたものが、水泡に帰す事態になるのではないかと」と述べた。

11日、辞職する意向を表明した、福岡・飯塚市の斉藤守史市長と、田中秀哲副市長。
2人は、平日の昼間に市役所を抜け出し、賭けマージャンを繰り返していたとして、2016年12月、謝罪会見を行っていた。

斉藤市長は、「(お金を賭けてマージャンをやっていた?)当然、やるからにはそうですね。(お金を賭けないで)マージャンする人というのは、世の中に何%いるか、逆に新聞記者の皆さんたちに調べていただいて」と語っていた。

この会見での開き直りともとれる発言は、市民の怒りを呼んでいた。
多くの市民からの抗議もあり、斉藤市長は、8日に行われた成人式を欠席。
11日の辞職表明へと至った。

11日の会見で、あらためて賭けマージャンへの見解を求められた斉藤市長は、「1円たりとも、そういう行為をすることはいけない」と語った。 (テレビ西日本)


●苦情殺到…賭けマージャン市長らが辞意表明
        日テレニュース24 2017年1月11日
 福岡県飯塚市の斉藤守史市長が副市長らとともに日中、賭けマージャンを繰り返していた問題で、斉藤市長は11日午後、臨時の記者会見を開き、今月末で辞職すると発表した。

 11日午後、飯塚市の斉藤市長は神妙な面持ちで記者会見の会場に現われた。
 斉藤市長「私が身を引くことが一番の方法であると考え、本日、辞職願を提出した」
 田中秀哲副市長「思いは一緒なので一緒に決意した」
 年末の賭けマージャン問題の発覚から3週間、行政のトップとナンバー2が同時に辞職する結果になった。

 飯塚市内のマージャン店に入る斉藤市長と田中副市長。この映像がきっかけで2人が平日の昼間に市役所を抜け出し、現金を賭けてマージャンを繰り返していたことが発覚した。

 斉藤市長「1回しか行っていない。賭けなかったらマージャンをする人がどれくらいになるのか?新聞社の皆さんに調べていただいて逆に聞きたい」
 発覚直後の記者会見で開き直りともとれる発言をしていた斉藤市長。

 市役所には辞任を求める電話やメールが相次ぎ、市民らが斉藤市長の辞職を求める抗議活動を起こすなどした。こうした動きを受け、市長は今月8日の成人式を欠席するなど混乱が広がっていた。

 そんな声に押される形で発表された突然の辞職会見。理由について斉藤市長は「私の不徳のいたすところであり、辞職に至った理由は、これ以上市政を停滞させるわけにはいかず、1日も早くこの事態を収拾したい」と述べた。

 飯塚市によると、今回の問題に対する苦情の電話やメールなどはあわせて1000件を超えたという。
 飯塚市民「県外から苦情の電話がかかってきた。筑豊の恥」「(辞職は)遅いと思う。いろいろ言われてするよりは、自分で責任をもって辞職したほうがよかった」

 後任の市長を決める選挙は12日から50日以内に行われる予定で、期間中、最後の日曜日となる来月26日に投開票が行われる見通し。

●『賭け麻雀』で市長が辞任! 麻雀のギャンブル的要素の払拭に尽力する人間の努力を無駄にする馬鹿げた言動にボー然!!
        ギャンブルジャーナル 2017.01.11
 福岡・飯塚市の市長と副市長が市政を混乱させた責任を取り、辞任する意向を11日午後に発表した。
 昨年の12月、両氏が平日の昼間に市庁舎を離れ「賭け麻雀」を行っていたことが発覚。その際に謝罪を行ったものの、市民らおよそ80人が市長の辞任を求めて抗議を行う騒動に発展していた。

 日本で賭博が禁止されているのは周知の事実。過去には漫画家の蛭子能収氏が捕まった事例もあるように、金銭を賭ける「賭け麻雀」は"クロ"といわざるを得ない。

 だからこそ「賭け麻雀」を行った人物が非難されることは当然だが......。
 それが、市長・副市長という「立場のある人間」が「勤務時間中に行っていた」というのだから呆れてものがいえない。市民からすれば、上に立つ人間の馬鹿げた行動に怒りを覚えることも当然だ。

 それは麻雀のイメージ回復に努めていた人間も同じのはずだ。過去の映画や漫画で「麻雀で金銭を賭けるシーン」が頻繁に登場していたこともあり、世間一般には「麻雀=ギャンブル的要素が強い」というイメージが浸透することは必然といえる。
 しかし現在では「賭けない・飲まない・吸わない」を掲げる『健康麻雀』がメディアに大きく取り上げられ、女性やシニア層を中心にブームになりつつある。入社試験などで麻雀を取り入れる企業の存在も、併せて取り上げられたこともあって「麻雀は健康的な頭脳ゲーム」といった認識が広まりつつあったことは間違いない。

オンライン麻雀ゲームの普及などもあり、昔とは違う楽しみ方も浸透してきている。もちろん「ギャンブル的要素が完全に払拭」されていたわけではないが、明るい方向へ向かっていたことは明らかだ。

 今回の一件は、そんな麻雀のイメージ低下へ繋がる可能性も秘めているのではないか。麻雀のイメージアップを図る人間たちの努力を無駄にする、許せない行為といえるだろう。

 市長・副市長という立場ある人間の軽率すぎる行動に対し、単なる辞任という形で許していいものだろうか。


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