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てらまち・ねっと



 トランプ氏は特定の報道機関だけは容認し、特定(もしくはその他)の報道機関は敵視している旨が以前から明らか。トランプ氏は「取材源を明らかにしろ」とか「フェイクニュース」とか激する。(安倍氏も同じような印象)
 今回、敵視しているはずの「米紙ワシントン・ポスト」が「北朝鮮が核弾頭の小型化に成功した可能性がある」旨を報道。

 この大統領は、核弾頭問題に反応、まるで宣戦布告の挑発をしている雰囲気。

 ★≪トランプ氏、北朝鮮をけん制 「米脅かせば炎と怒りに直面」/ロイター 2017年8月9日/トランプ米大統領は8日、北朝鮮が米国をこれ以上脅かせば「世界がこれまで目にしたことのないような炎と怒りに直面することになる」とし、同国をけん制した。トランプ大統領は記者団に対し「米国をこれ以上脅かさないようにすることが、北朝鮮にとり最善の策だ」と語った≫

 BBCは「大統領発言の前には、米紙ワシントン・ポストが、米情報関係者の話として、北朝鮮が核弾頭の小型化に成功しており、米本土に届く核ミサイルの開発も予想よりかなり早く完成しそうだと伝えている。」ともしている。

 そしたら、北朝鮮の金正恩氏側も素早く反応。
★≪北朝鮮、グアムにミサイル攻撃検討と トランプ氏の「炎と激怒」に反発/BBC 2017年08月9日/北朝鮮の国営・朝鮮中央通信(KCNA)は9日、太平洋上の米領グアムに対して中長距離ミサイル攻撃を検討していると伝えた。ドナルド・トランプ米大統領が「炎と激怒」で北朝鮮を攻撃すると威圧した数時間後のこと。KCNAは、北朝鮮軍が「中長距離戦略弾道ロケット火星12号で、グアム周辺を炎で包み込むための作戦を慎重に検討している」と伝えた。「全面的な検討と完成」をもって最高司令部に作戦を報告した後、金正恩氏の命令で実行する方針≫

 徐々に、戦争状態が醸し出されていく雰囲気がある。分かりやすい指摘が書かれていた記事は次。
 ★≪米国を拠点とする非政府組織(NGO)、プラウシェアーズ財団のジョー・シリンシオーネ氏は7日、CNNとのインタビューで、米朝の双方とも「経験不足で衝動的」な指導者が軍の指揮権を握っていると指摘。どちらかが見込み違いを犯して大規模な軍事衝突につながる危険性に言及した≫(CNN 2017.08.09)

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●トランプ氏、「炎と怒り」で北朝鮮に警告 核開発の分析受け
      CNN 2017.08.09 12:11
ワシントン(CNN) トランプ米大統領は8日、核ミサイルの開発を進める北朝鮮に対し、これ以上米国を威嚇すれば「炎と怒り」に直面することになるとの厳しい表現で警告した。これに先立ち米情報当局は、北朝鮮がミサイルに搭載できる小型核弾頭の製造に成功したと分析していた。

トランプ大統領は休暇を過ごしているニュージャージー州のゴルフ場で記者団に対し、「北朝鮮は米国にこれ以上脅しをかけないほうがいい。世界がこれまで見たこともないような、炎と怒りを浴びることになるだろう」と明言。北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長について「極めて威嚇的で常軌を逸している」と語った。

ホワイトハウスのコンウェイ大統領顧問はトランプ氏の警告について質問を受け、「力強く明白な」発言だと述べた。
だがこうした強硬発言は、「米国が朝鮮半島への侵略を企てている」として市民の危機感をあおってきた北朝鮮側の主張に、かえって説得力を与えてしまう恐れもある。

米国を拠点とする非政府組織(NGO)、プラウシェアーズ財団のジョー・シリンシオーネ氏は7日、CNNとのインタビューで、米朝の双方とも「経験不足で衝動的」な指導者が軍の指揮権を握っていると指摘。どちらかが見込み違いを犯して大規模な軍事衝突につながる危険性に言及した。

米国のマティス国防長官はこれまで一貫して、外交解決が望ましいとの立場を示してきた。だがサリバン国務副長官は8日の会見で、北朝鮮側が核ミサイルの開発を停止することが交渉の前提条件だと強調。「北朝鮮が条件を受け入れなければ米国は対話に応じられない」との姿勢を改めて示した。

●トランプ氏、北朝鮮をけん制 「米脅かせば炎と怒りに直面」
       ロイター 2017年 08月 9日 16:54
トランプ米大統領は8日、北朝鮮が米国をこれ以上脅かせば「世界がこれまで目にしたことのないような炎と怒りに直面することになる」とし、同国をけん制した。

トランプ大統領は記者団に対し「米国をこれ以上脅かさないようにすることが、北朝鮮にとり最善の策だ」と語った。

北朝鮮はこれより先に、米国の軍事行動に対して、戦略的核戦力を使い「厳しい教訓」を与える用意があると警告していた。

大統領の発言を受け、米国株式市場は主要指数がそろって反落し、投資家の不安心理の度合いを示すボラティリティー・インデックス(VIX).VIXは約1カ月ぶりの高水準で取引を終えた。外為市場ではドル指数.DXYが上げ幅を縮小、円が対ドルJPY=で上昇した。

こうした中、米紙ワシントン・ポストは8日、北朝鮮がミサイルに搭載可能な小型核爆弾の生産に成功したと報じた。

ただ、米情報当局者はロイターに対し、北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)、小型核爆弾、ミサイルの大気圏再突入技術の開発を加速したものの、この3つを全て達成したことを示す信頼できる証拠はないとし、ましてやこれらの実験を行ったという証拠や、3つの技術を合わせて米国を攻撃できる武器を生産した証拠はないと指摘した。

ティラーソン米国務長官は7日、北朝鮮が一連のミサイル発射実験を中止すれば米国は北朝鮮と話し合いをする用意があると述べ、対話のドアは開かれているとの姿勢を示した。

ただ、8日には訪問先のタイで、北朝鮮に対する圧力を強めるよう求めた。

また韓国国防省の報道官は、挑発をやめなければ北朝鮮は一段の国連制裁に直面すると述べ、「北朝鮮は米韓同盟の意思を試すことや、誤って評価することは控えるべきだ」と警告した。


●北朝鮮、グアムの米軍基地攻撃を「検討」 米の挑発を非難
      CNN 2017.08.09 12:28
北朝鮮がグアムの攻撃を検討していると明らかにした

ワシントン(CNN) 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は9日朝、朝鮮人民軍の戦略軍が米領グアムへの攻撃を検討していると伝えた。

グアムには米兵数千人が家族とともに駐留。太平洋地域に前方展開する米軍の拠点となっている。
戦略軍報道官の声明は、米軍が今月初めに大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を実施したり、前日に戦略爆撃機「B1B」を朝鮮半島上空へ飛ばしたりした動きを挙げて、危険な衝突を誘発する恐れがあると非難した。

そのうえで、こうした戦略爆撃機の拠点になっているグアム島のアンダーセン米空軍基地が標的となる可能性を示唆した。
米国のトランプ大統領はこの数時間前、北朝鮮が米国への脅しを続けるなら未曽有の「炎と怒り」を浴びることになると警告を発していた。
米太平洋空軍の報道官は、B1Bが現地時間の8日に日本、韓国の戦闘機と共同訓練を実施し、朝鮮半島上空を飛行したことを認めている。

●北朝鮮、グアムにミサイル攻撃検討と トランプ氏の「炎と激怒」に反発
     BBC 2017年08月9日
北朝鮮の国営・朝鮮中央通信(KCNA)は9日、太平洋上の米領グアムに対して中長距離ミサイル攻撃を検討していると伝えた。ドナルド・トランプ米大統領が「炎と激怒」で北朝鮮を攻撃すると威圧した数時間後のこと。これに先駆けて米紙ワシントン・ポストは、北朝鮮が核弾頭の小型化に成功した可能性があると伝えている。

KCNAは、北朝鮮軍が「中長距離戦略弾道ロケット火星12号で、グアム周辺を炎で包み込むための作戦を慎重に検討している」と伝えた。「全面的な検討と完成」をもって最高司令部に作戦を報告した後、金正恩氏の命令で実行する方針
という。

これに先駆けてトランプ大統領は8日、記者団に対して、「北朝鮮はこれ以上、米国を脅さない方がいい。世界が見たこともない炎と激怒で対抗する」と述べた。

大統領発言の前には、米紙ワシントン・ポストが、米情報関係者の話として、北朝鮮が核弾頭の小型化に成功しており、米本土に届く核ミサイルの開発も予想よりかなり早く完成しそうだと伝えている。大陸間弾道ミサイル(ICBM)に加えて、ミサイルに搭載可能な核弾頭を入手すれば、北朝鮮は攻撃能力を持つ核保有国ということになる。

トランプ氏、北朝鮮の脅しには「炎と激怒」で対抗と
北朝鮮は7月に2回、ICBM発射実験を実施。これを受けて国連安全保障理事会は5日、中露を含む全会一致で、北朝鮮の主要外貨獲得源となっている石炭や海産物などの輸出を全面禁止する追加制裁案を可決した。追加制裁によって輸出額が3割減ることになる。

制裁可決に北朝鮮は「主権の激しい侵害だ」と強く反発。制裁決議案をまとめた米国に「代償を支払わせる」と表明していた。

一方で、トランプ大統領の発言に対して海軍出身で米政界重鎮のジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州、共和党)は、「自分が見てきた偉大な指導者は、行動する用意がなければ相手を脅したりしなかった。トランプ大統領に行動する用意があるのか、確信がもてない」と述べた。

●北朝鮮がグアム攻撃を視野、沸騰するトランプの「炎と怒り」
      ブルームバーグ 2017年8月9日 06:15
トランプ米大統領は8日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイルに搭載可能な小型核弾頭の生産に成功しているとの米当局の分析を米紙が伝えたことを受け、北朝鮮が米国を脅し続けるなら、同国は「炎と怒り、そして率直に言えば、世界がこれまでに目にしたことがないようなパワーに見舞われることになるだろう」と述べた。

  トランプ大統領はニュージャージー州ベッドミンスターで記者団に対し、金正恩朝鮮労働党委員長は「非常に脅迫的」だと語った。
  米紙ワシントン・ポストは8日、国防情報局(DIA)の分析を引用して、北朝鮮はICBM級ミサイルに搭載可能な小型核弾頭の生産に成功したと報じた。国連安全保障理事会は5日、北朝鮮による2回のICBM試射に対応し、北朝鮮への制裁決議を全会一致で採択。

  北朝鮮は9日、グアム島一帯への包囲攻撃を検討していることを明らかにした。朝鮮人民軍戦略軍報道官は朝鮮中央通信(KCNA)を通じて声明を発表し、同国は米領グアム島への中長距離弾道ミサイル「火星12」の発射の作戦計画を検討しているとした。

  トランプ大統領が「炎と怒り」の発言に先立ち、主要同盟国や国防総省ないし国務省と調整をしていたかどうかは不明。また「炎と怒り」が通常兵器により大規模攻撃を意味するのか、それとも核兵器の使用を意味するかも明らかでない。

  こうした情勢の進展に伴い、トランプ大統領に北朝鮮のエスカレートする挑発に対応するよう求める声は一段と高まっている。トランプ氏は選挙戦中、北朝鮮が米国を射程に入れる核ミサイルを開発するリスクについて「起こらない」とツイッターで断言していた。

  トランプ大統領の北朝鮮を巡る発言に市場は動揺。S&P500種株価指数は0.2%安で終了。シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は、米東部時間午後3時半(日本時間9日午前4時半)前に11%上昇した。米10年債利回りは上昇、ニューヨーク原油先物は前日比22セント安の1バレル=49.17ドルで終えた。

  北朝鮮には他の技術上のハードルがまだあるものの、同国の兵器プログラムは米情報機関の予測を上回る速さで進展しているようだ。米シンクタンク、大西洋評議会 のブレント・スコウクロフト国際安全保障センターの非常勤上級研究員、マシュー・クローニグ氏は、「これで北朝鮮はロシアと中国に次いで、米国に核戦争の脅しをかけられる能力を持った3番目の相手国になった」と語った。

  ヘリテージ財団の上級研究員、ブルース・クリングナー氏は、「必要なのは圧力を強めると同時に、外交の扉を開いておくことだ」と述べた上で、「この先の道のりは長い。われわれは北朝鮮の計画変更を促す圧力を維持する必要がある」と指摘した。

●トランプ氏の「炎と怒り」発言は場当たり的=米政権当局者
       ロイター 2017年 08月 10日 04:33
 米政権当局者は9日、トランプ大統領が前日、北朝鮮が米国をこれ以上脅かせば「世界が見たことがないような炎と怒りに直面する」と述べたことについて、「計画された発言ではなく、自発的なものだった」との見解を示した。

同当局者は米政権で北朝鮮問題を担当。ロイターに対し匿名を条件に、前日のトランプ氏の発言は「計画されたものではなく、自発的なものだった」 とし、「北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の発言などに対応してレトリックをエスカレートさせることは検討されていなかった」と述べた。

ただ「米国の忍耐は底をついている一方で、あらゆる手段を用いて同盟国を守る米国の決意には上限がないことを北朝鮮が理解することは重要だ」との見解を示した。

このほかに2人の当局者が匿名を条件に「トランプ大統領の『炎と怒り』の文言を使った警告は何の助けにもならず、北朝鮮の金委員長の挑発を招く恐れを高めた」と指摘。別の当局者は同発言は「完全にトランプ的だった」としている。

トランプ氏はこの日は米国が核兵器を使用する必要がないことを望んでいるとの考えを表明。前日の発言の緩和に努めようとしている可能性がある。

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