毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 小池百合子都知事任命の特別秘書の給与額が明らかにされていないので、ジャーナリストの三宅勝久氏が情報公開で請求したら、「情報公開の推進」を公言する知事が「非公開」にした。時にある「黒塗り」文書。

 同氏が、開示求めて提訴したら、知事は慌てて公開。
 そのことの報道を記録。
 ●都知事特別秘書の給与額、開示求め提訴 ジャーナリスト/朝日 2017年8月17日
 ●小池知事任命の特別秘書2人、年収1400万円 都が初公表/共同 8月23日 
 ●小池百合子都知事任命の特別秘書、年収1400万円 初公表/産経 8.23

 そもそも給与額等は、地方自治法203条の2で、「1項・非常勤の職員に対し、報酬を支給しなければならない。 4項・報酬及び費用弁償の額並びにその支給方法は、条例でこれを定めなければならない。」とされていて、公のことで、それを非開示にすること自体があり得ないこと。

 いずれにしても、それ以上に話題にすべきなのは、そもそも「特別秘書」とになっている人物。1年前のデータから下記にリンクや保存。
 (このブログの2016年8月4日)⇒ ◆小池都知事、就任2日目に特別秘書に元都議・野田氏を任命(各紙)/小池の元秘書・極右の民族主義者  
 ●小池知事が抜擢 特別秘書は“帝国憲法復活”主張する超右翼/日刊ゲンダイ 2016年8月5日
 ということで、「●野田数(のだ かずさ)」をウィキペディアで確認しておく。

 ところで、その小池周辺にすり寄る民進党関係者には辟易する。離党して、まずは協調関係を醸そうという政治家たち。安倍系とは違って、「まだましな自民系の政治家」と比べれば、右系が強そう。まさに、「維新」系。
 民進党の代表選でも、そのような雰囲気がプンプン。

 そんなことが結び付く状況づくりが進んでいるようだ。
 小池・野田=「都民ファースト」=「日本ファーストの会」=一部の民進党関係者。

人気ブログランキング = 今、2位
人気ブログランキング参加中。気に入っていただけたら ↓1日1回クリックを↓
 ★携帯でも クリック可にしました →→ 携帯でまずここをクリックし、次に出てくる「リンク先に移動」をクリックして頂くだけで「10点」 ←←
 ★パソコンは こちらをクリックしてください →→←←このワン・クリックだけで10点

●都知事特別秘書の給与額、開示求め提訴 ジャーナリスト    朝日 2017年8月17日 後藤遼太
 小池百合子・東京都知事の特別秘書2人の給与などを開示しなかったのは違法だとして、都内在住のジャーナリスト、三宅勝久さん(51)が17日、都に非開示処分の取り消しを求める訴訟を東京地裁に起こした。

 特別秘書は、昨年8月に就任した野田数・元都議と宮地美陽子・元読売新聞記者の2人。野田氏は小池知事から地域政党「都民ファーストの会」の代表を引き継いでいる。訴状によると、三宅さんは今年7月に2人の給与や勤務状況などの情報公開を都に求めたが、都は野田氏の氏名以外は「個人情報で個人の権利を害するおそれがある」として、非開示とした。

 この日、都内で会見した三宅さんは「知事と政治的に近く、都民ファーストの中心的存在の野田氏への給与がチェックできないのは大きな問題だ」と訴えた。都は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。

 ●小池知事任命の特別秘書2人、年収1400万円 都が初公表    中日(共同)2017年8月23日 19時20分
 東京都は23日、小池百合子知事が任命した政務担当特別秘書2人の給与は、それぞれ年約1400万円と公表した。都はこれまで、個人情報に該当するとして公開しておらず、今月に入って東京地裁には非開示処分の取り消しを求める訴訟が起きていた。特別秘書の給与公開は初めてで、都は「情報公開の方針の下、本人の意思に基づき公表した」としている。

 特別秘書2人は、小池知事が特別顧問となっている地域政党「都民ファーストの会」代表も務める野田数氏と、元読売新聞記者の宮地美陽子氏。いずれも昨年8月に就任した。都によると、局長らの給料表の最も低い額が適用され、月額は70万6千円。

小池百合子都知事任命の特別秘書、年収1400万円 初公表    産経 2017.8.23 21:19
 東京都は23日、小池百合子知事が任命した政務担当特別秘書2人の給与は、それぞれ年約1400万円と公表した。都はこれまで、個人情報に該当するとして公開しておらず、今月に入って東京地裁には非開示処分の取り消しを求める訴訟が起きていた。特別秘書の給与公開は初めてで、都は「情報公開の方針の下、本人の意思に基づき公表した」としている。

 特別秘書2人は、小池知事が特別顧問となっている地域政党「都民ファーストの会」代表も務める野田数氏と、元読売新聞記者の宮地美陽子氏。いずれも昨年8月に就任した。都によると、局長らの給料表の最も低い額が適用され、月額は70万6千円。期末手当などを合わせると年収は約1400万円になる。

 東京地裁には今月17日、特別秘書の給与額を情報開示しないのは違法として、ジャーナリストが都に非開示処分の取り消しを求める訴訟を起こした。

● 2016年8月4日のエントリー ⇒ ◆小池都知事、就任2日目に特別秘書に元都議・野田氏を任命(各紙)/小池の元秘書・極右の民族主義者  ・・・衆議院議員時代の2000年ころに小池氏の秘書を務めていた、極右の民族主義者ともされている。都議時代、戦前の「大日本帝国憲法」の復活を求めるという請願の代表として率先して賛成、ともある。 小池氏は、早速、自らの右翼ぶりを事実として示した格好。小池の選挙戦は、「新しい歴史教科書をつくる会」などの右派団体が全面支援、ともあるから自覚的。・・・

●小池知事が抜擢 特別秘書は“帝国憲法復活”主張する超右翼
        日刊ゲンダイ 2016年8月5日
 小池百合子都知事が、政務担当の「特別秘書」に元都議の野田数氏(42)を任命したことに、都庁職員たちが驚愕している。この野田氏、都庁職員の間では、超ウルトラ右翼として名前が知れ渡っているからだ。

 野田氏は00~01年、当時、保守党の衆院議員だった小池氏に秘書として仕えた後、03年から東村山市議を2期務め、09年に自民党公認で都議に当選した。

 12年12月の総選挙に「日本維新の会」(当時)から立候補し落選、13年6月の都議選でも落選している。

 性格はかなり戦闘的なようで、都知事選の間も〈私は「都議会のドン」内田茂の裏の顔をここまで知っている!〉と題した記事をオピニオンサイトに投稿し、自民党東京都連幹事長の内田茂都議を徹底的に批判していた。野田氏が特別秘書でいる限り、小池知事と内田都議の対決は終わらないといわれている。


「特別秘書は議会の同意を得ずに知事が独断で任命できます。これから内田都議と徹底的にやり合おうとしている小池知事が、“腹心”を抜擢したのは自然な流れです」(関係者)

 都職員たちが目を疑ったのは、野田氏が右翼的な言動を繰り返してきたからだ。12年5月に自民党を離脱、「東京維新の会」に移籍した直後、国会議員の「尖閣視察団」に都議では1人だけ参加。誇らしげに国旗を掲げる姿が、週刊誌に大きく掲載された。

 それだけじゃない。同年9月の都議会では、現行の日本国憲法を無効とし、戦前の「大日本帝国憲法」の復活を求める時代錯誤の請願を提出するための紹介議員となっている。

 もっとも、ナショナリスト的な言説とは対照的な、幼稚な言動も目撃されている。東村山市議時代の同僚議員が語る。

「野田さんはいつもソワソワしていて、議会中に何度も席を外す人でした。単刀直入に『あなたはどうしてそんなに落ち着きがないの?』と聞くと、彼はムキになって『ボクは15分しかジッとしていられないんです!』と言い返してきた。聞いてもないのに、『ボクは小池百合子さんの秘書だったんですよ~』と自慢していたのも印象的です。上昇志向が強く、自分のことを大きく見せたがる人でした」

 野田氏について詳細を聞こうと小池事務所に連絡したが、「担当者が折り返す」と言ったきり回答はなし。小池は腹心を特別秘書にしたつもりが、とんでもない“爆弾”を抱えてしまったのではないか。

●野田 数 のだ かずさ  ウィキペディア から
 東京都知事特別秘書(政策担当)、都民ファーストの会代表。
東京都議会議員(1期)、東村山市議会議員(2期)、都民ファーストの会代表等を務めている。

来歴
東京都東村山市生まれ。1997年、早稲田大学教育学部卒業。大学卒業後、東京書籍に入社するも1ヶ月で退職[1]。2000年から2001年まで、当時は保守党の衆議院議員だった小池百合子の秘書を務めた。2000年、第42回衆議院議員総選挙に兵庫7区から保守党公認で立候補したが、社会民主党党首の土井たか子に敗れ、落選した。
2003年、東村山市議会議員選挙に立候補し、初当選した。2007年、東村山市議再選。2009年、東村山市議を任期途中で辞職し、東京都議会議員選挙に北多摩第一選挙区から立候補して当選した。東村山市議時代から自由民主党に所属していたが、2012年5月に離党し、地域政党「東京維新の会」を立ち上げた。同年、都議会尖閣調査団を結成し、6月26日から27日にかけて、尖閣海域の漁業活動や洋上視察を実施した[2]。

2012年11月、東京都議会議員を辞職。同年12月、第46回衆議院議員総選挙に日本維新の会公認で東京20区から立候補したが、自民党元職の木原誠二、民主党前職の加藤公一に敗れ、重複立候補していた比例東京ブロックでの復活もならず、落選した。2013年の東京都議会議員選挙にも日本維新の会公認で立候補したが落選し、その後はアントニオ猪木参議院議員の政策担当秘書を務めた。また、都議在職中の2010年から「政治評論家」「教育評論家」等の肩書きを自称して執筆活動を始め、『正論』『WiLL』『SAPIO』『プレジデント』『週刊文春』『週刊新潮』等の雑誌に寄稿していた。

2016年の東京都知事選挙では、かつて秘書を務めていた小池百合子の選挙対策本部責任者を務める。8月3日、小池の東京都知事就任により、特別秘書(政策担当)に任命された[3][4]。

2017年1月23日、小池都知事を支持する議員による地域政党として設立された都民ファーストの会の代表に就任[5]。野田は小池が「実質的なリーダー。地ならしが私の役目」、「名ばかりの代表兼幹事長みたいな動き」であるとしている[1]。
6月1日、小池都知事が正式に都民ファーストの会の代表に就任したことに伴い代表を退任し、幹事長に就任[6]。
7月3日、小池都知事の代表辞任・特別顧問就任に伴い、都民ファーストの会の代表に復帰。この人事は都民ファーストの会の党規約に基づいて小池と野田の2人のみによる臨時役員会で決定された[7]。

政策・主張
東京維新の会時代の2012年10月には、土屋敬之と共に紹介者となり、弁護士の南出喜久治による“日本国憲法無効論に基づく大日本帝国憲法復活”請願を東京都議会に提出した。その中で「我が国の独立が奪われた時期に制定された」と現行憲法の無効を主張するとともに皇室典範についても「国民を主人とし天皇を家来とする不敬不遜の極み」「国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」すべきことを主張した[8][9]。

石原慎太郎東京都知事(当時)の主導による、東京都の尖閣諸島購入に賛成し、国による購入には反対した[2]。

人物
新しい歴史教科書をつくる会から分かれて発足した日本教育再生機構の常任理事を務めた[10]。

疑惑
2017年5月18日、公金横領の疑いで以前の上司であるアントニオ猪木から、2014年(平成26年)12月12日に告訴されていたことが明らかとなった。猪木は同日開かれた記者会見で、「野田が自身の政策秘書を務めていた2013年(平成25年)10月から10か月の間に、国会議員に支給される「文書通信交通滞在費」などを管理している事務所の複数の銀行口座から、繰り返し無断で現金を引き出していたとされ、引き出された総額は1120万円に上る」として、野田を告訴していたことを公表した。これに対し野田は代理人弁護士を通じて、「現金は全て猪木氏の指示に基づき、猪木氏のため正当な使途に使用しており、私的に流用した事実はない」などとコメントし、「猪木氏が記者会見で述べた事実並びに猪木氏が告訴した事実は、全くの事実無根」としたうえで、猪木などに対し、名誉棄損による刑事告訴や損害賠償を求める訴えを起こす予定であると主張している[11]。

2017年5月22日発売の『週刊ポスト』2017年6月2日号において、深夜に六本木の高級クラブを渡り歩き、豪遊している様子が写真付きで報じられた。当誌によると、複数のクラブをハシゴした他、バケツのような容器に入っていた大量のチップ(10枚括りで1000円のチケット)をショーパブの女性従業員に振る舞ったという。先述の疑惑が噴出している最中での報道について、野田の代理人弁護士は「(クラブの料金は)野田本人のポケットマネーで支払われている」とコメントしている[12]。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )