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てらまち・ねっと



 「最近のNHKは放送内容が変わった」との印象を抱くことが時々ある。
 安倍指名の会長が替わったからか、内閣支持率の著しい低下状況がこのような放送を可能にしているのか・・・そんな会話をしている。

 実際、昨日8月15日の夜の8時からのNHK総合テレビ、日本の軍隊の行ったことの真実が語られている、そう強く感じた。
 よりによって、8月15日の夜のゴールデンタイムに、よくこの放送が流せた、そんな感想だった。

 番組は「戦慄の記録 インパール」とのタイトル。今朝、NHKの番組案内のwebを確認したら次の解説があった。
 ★≪・・旧日本軍の体質を象徴的に示したとされる「インパール作戦」。・・餓死・戦病死した日本兵の死屍累々が並んだ道が「白骨街道」と呼ばれるほど凄惨な戦いの実態はどのようなものだったのか・・数々のスクープ映像と新資料、証言からなる「インパール作戦」の全記録は、決して忘却してはならない悲劇の記憶を、未来へと継承していく≫

 個人的には、ビルマのイギリス軍兵士と日本軍兵士のことを題材にした本 「ビルマの竪琴」 を、子どもの時、何度も繰り返して読んだ覚えがある。後にテレビで流された映画も見た。
 その題材に関連の現地での真実。

 ここ数日のNHKスペシャルはとても興味深い。
 秘密にされていた「石井部隊」ともいわれる「731部隊」。でも、13日の夜の放送は深く迫っていた。
 NHKの番組案内のwebには次。
  ★≪・・部隊が証拠を徹底的に隠滅、元隊員が固く口を閉ざしたため、その実像を知る手がかりは限られてきた・・中国や旧ソ連の人々を「死刑囚」とし、細菌兵器開発の「実験材料」として扱っていた実態を、克明に語っていた・・軍だけでなく学術界からも多くの研究者が部隊に参加していた実態が浮かび上がってきた・・731部隊はどのようにして生まれ、そして医学者たちは、どう関与していったのか。数百点にのぼる資料をもとに、731部隊設立の謎に迫る≫

 いずれも、再放送があるので、以下に抜粋し、リンクを付けておく。

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    ★  NHKスペシャルの番組公式サイト 放送予定 再放送 これまでの放送

●本土空襲 全記録   初回放送 2017年8月12日(土) 午後9時00分~9時49分
  再放送 2017年8月16日(水)午前0時10分~0時59分(15日深夜)
逃げ惑う人。低空から容赦なく機銃が連射される・・・。戦闘機に装備され、機銃を撃つと自動的に作動する「ガンカメラ」の映像がいま相次いで発掘されている。また米国立公文書館で、B29が名古屋・大阪を焼き尽くした際の空襲映像も新たに見つかった。太平洋戦争で行われた日本本土への空襲。その規模の甚大さゆえに捉えきれてこなかった本土空襲の“全貌”が、ようやく見えてきた。

これらを分析することによって、「いつ・どこで・何を標的に」攻撃を加えていたのかが明らかになる。膨大な発掘映像の分析に加え、米軍の作戦報告書、戦略爆撃に関する新資料、埋もれていた日本側の作戦、被害記録や証言を照合・データ化して地図上に落とし込むことにより、「日本本土空襲」の知られざる全体像に迫る。

空襲の恐るべきスケールを可視化していくと、史上初めて「軍用機の戦争」と化した太平洋戦争が、なぜ無際限にエスカレートし、多くの無辜の命を奪う道をたどったのかが浮かび上がる。

●731部隊の真実 ~エリート医学者と人体実験~  初回放送 2017年8月13日(日) 午後9時00分~9時49 
  再放送 2017年8月17日(木)午前1時00分~1時49分(16日深夜)総合
戦時中、旧満州で密かに細菌兵器を開発し実戦で使用した、731部隊。部隊が証拠を徹底的に隠滅、元隊員が固く口を閉ざしたため、その実像を知る手がかりは限られてきた。

今回NHKは、終戦直後、旧ソ連で行われたハバロフスク裁判の音声記録を発掘。20時間を越える記録では、部隊中枢メンバーが、国防や国益のためとして細菌兵器を開発した実態、そして旧満州で日本に反発していた中国や旧ソ連の人々を「死刑囚」とし、細菌兵器開発の「実験材料」として扱っていた実態を、克明に語っていた。

さらに、元隊員の資料や当時の学術界の膨大な記録からは、軍だけでなく学術界からも多くの研究者が部隊に参加していた実態が浮かび上がってきた。満州事変以降、学術界が軍と関係を深めていった過程、そして日本軍が旧満州で反発する人々を死刑にすることについて世論の支持が高まる中で「死刑囚」を研究に活用する動きが相次いでいた実態も明らかになってきた。

731部隊はどのようにして生まれ、そして医学者たちは、どう関与していったのか。数百点にのぼる資料をもとに、731部隊設立の謎に迫る。

●樺太地上戦 終戦後7日間の悲劇  初回放送 2017年8月14日(月) 午後8時00分~8時43分
  再放送 2017年8月18日(金)午前1時25分~2時08分(17日深夜)総合
北海道の北に広がる大地、サハリン。かつて「樺太」と呼ばれ、40万人の日本人が暮らしていた。この樺太で終戦後も7日間にわたって戦闘が続き、住民を巻き込んだ地上戦が行われていたことは、これまでほとんど知られて来なかった。犠牲者は5千人とも6千人とも言われ、その人数は今なお正確にわかっていない。

最前線に立たされた少年兵、地獄の逃避行で命を落とした幼い子供や母親、ロシア兵の上陸におびえる女性たちや家族の集団自決も起きた。重い沈黙を破って語り始めた高齢の元住民たちの証言と国内外の発掘資料から、知られざる樺太地上戦、7日間の悲劇の全貌に迫る。

●戦慄の記録 インパール  初回放送 2017年8月15日(火) 午後7時30分~8時43分
  2017年8月26日(土)午前0時50分~2時03分(25日深夜)
相手の戦力や兵站を軽視した無謀な戦いで甚大な死傷者を出し、旧日本軍の体質を象徴的に示したとされる「インパール作戦」。「援蒋ルート」の遮断を主目的とし、ミャンマー(当時ビルマ)からイギリス軍の拠点があったインド北東部のインパールの攻略を目指した日本軍は、この作戦で歴史的敗北を喫した。

餓死・戦病死した日本兵の死屍累々が並んだ道が「白骨街道」と呼ばれるほど凄惨な戦いの実態はどのようなものだったのか。これまでインドとミャンマーの国境地帯は戦後長く未踏の地だったが、今回、両政府との長年の交渉の末に現地取材が可能となった。

さらに、新たに見つかった一次資料や作戦を指揮した将官の肉声テープなどから「陸軍史上最悪」とされる作戦の全貌が浮かび上がってきた。数々のスクープ映像と新資料、証言からなる「インパール作戦」の全記録は、決して忘却してはならない悲劇の記憶を、未来へと継承していく。


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