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てらまち・ねっと



 森友学園問題では、補助金の水増し請求があるなどで関係者が逮捕された。
 それと同様に、加計学園でも「建設費を水増し」した問題が出てきた。
 いけないことは、いけないこととして「結論」がいる。

 とはいえ、そんなことで「決着」させれば、安倍氏のお友達大事政治のシッポ切り、かも。
 ともかく次を記録。

●【加計学園問題】獣医学部の図面流出か 建築費"水増し"疑惑も浮上し刑事事件に発展も/日刊ゲンダイ 2017年08月16日
●森友と同じ構図に 加計学園「建設費水増し疑惑」に新証拠/日刊ゲンダイ 8月25日
●加計学園 建築費水増しして今治市に補助金を申請か/毎日 8月24日

●岡山・加計学園 獣医学部新設保留 与党「批判回避」と安堵 野党反発「疑惑隠し」/毎日 8月26日
●愛媛県職員が依頼受け官邸同行 加計問題、今治市職員と/神戸 2017/8/2
●加計学園問題 愛媛県知事 獣医学部新設の必要性強調/NHK 8月24日

 ところで、今朝の気温は、涼しさを感じた昨日より6度高くて23度。これが通常。汗をかきながらノルディックウォークしてきた。

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●【加計学園問題】獣医学部の図面流出か 建築費"水増し"疑惑も浮上し刑事事件に発展も
  日刊ゲンダイ 2017年08月16日
 いよいよ森友疑惑とソックリの状況になってきた。文科省の大学設置・学校法人審議会(設置審)で認可判断の「保留」が決まった学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画。学園が申請していた教育内容について疑義が生じた――とされているが、設置審が判断を先延ばしした理由はそれだけじゃない。最近になって獣医学部施設の図面が流出し、そこに新たな疑惑が浮上したというのだ。

「加計学園獣医学部の施設図面が流出したらしい」。永田町でこんな話が駆け巡ったのは、7月24日に加計問題について2度目の閉会中審査が行われた直後だった。

「加計問題が長引いている理由のひとつは、加計学園や今治市がいまだに獣医学部施設の概要を公表していないことです。本当に『先端ライフサイエンス研究』が可能な施設・設備なのか、炭疽菌や結核菌といった厳重管理が必要な細菌やウイルスを扱う『バイオセーフティーレベル3(BSL3)』施設の構造や耐久性はどうなっているのかが、サッパリ分からない。しかし、図面が明らかになればこれらの疑問が全てが分かるため、流出情報が注目されたのです」(野党議員)

 なるほど、今治市や加計学園がどんなに「従来の獣医学部とは違う」と説明したところで、専門家が図面を確認すれば真偽は一発で分かる。既存の獣医学部と何ら変わらなければ、大ウソだったことになるのだ。

 それだけじゃない。施設や設備の中身以上に重要なのは、図面によって、相場の2倍以上といわれる「坪150万円」の建築単価の妥当性が白日の下にさらされることになるのだ。加計学園は、このバカ高い建築費を根拠に、今治市に96億円(うち愛媛県が32億円)の補助金交付を申請していた。仮に建築費の“水増し”が明らかになれば、森友の補助金不正受給事件と構図は同じ。大阪地検特捜部に詐欺容疑で逮捕された森友前理事長の籠池泰典、妻・諄子の両容疑者は、国からの補助金5600万円余りを騙し取った――とされているが、加計問題はケタが2つも3つも違う。刑事事件に発展するのは間違いないだろう。そうなれば、そんなインチキ計画を認めた国家戦略特区諮問会議はもちろん、議長である安倍首相も責任を免れないのは言うまでもない。

 図面が明らかになるのは時間の問題。その時が安倍政権の終わりの始まりだ。

●森友と同じ構図に 加計学園「建設費水増し疑惑」に新証拠
      日刊ゲンダイ 2017年8月25日
 森友学園と同じ轍を踏むかもしれない――。23日、衆院第1議員会館で民進党の「加計学園疑惑調査チーム」によるヒアリングが行われ、議員と共に「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表の黒川敦彦氏が参加。愛媛県今治市に建設中の獣医学部キャンパスをめぐり、加計学園の“建築費水増し”疑惑を裏付ける新たな証拠が飛び出した。

 黒川氏が疑惑の証拠として提出したのは「政府統計の総合窓口」(e―Stat)の建築着工統計調査データだ。それによると、愛媛県で2017年4月に着工された「鉄骨造」の「学校の校舎」の欄に<建築物7棟、床面積3万281平方メートル、工事費予定額80億813万円>とある。計算すると、坪単価は約88万円だ。

 そして、このデータに該当する鉄骨造の校舎は、加計学園獣医学部キャンパスのほかにないのだ。

「22日、今治市の建築指導課で加計学園の情報であることを確認しました。学園側が市に出した建築単価はデータの通りです」(黒川氏)

オカシイのは、加計学園が文科省に提出した資料で、施設工事費は約148億円、延べ床面積は3万2528平方メートルとなっている。この数字に基づくと坪単価が150万円となり、相場の2倍にあたるため“補助金目当ての建築費水増し”疑惑が指摘されているのだ。

 改めて正確な建築費と坪単価の計算を学園側に問い合わせると、「建物工事費約126億円、延べ床面積3万3091平方メートル、坪単価126万円」(秘書室)という回答があった。外構工事費や設計監理料など約22億円を差し引いているため、坪単価は150万円を下回っているが、それでも統計データの数字より約40万円高い。

■浮上する加計理事長逮捕の可能性
 日刊ゲンダイが入手した52枚の建築図面を見た1級建築士の川本幸立氏がこう指摘する。

「獣医学部棟の内装は、壁や床の材質を見ても、必要最小限度といったところでしょう。コスト的に特別高い仕様になっているわけではありません。高く見積もっても、坪単価100万円が関の山でしょう」

 ちなみに、土地の造成や謎のワインセラーの整備費なども含めると、獣医学部キャンパスにかかる総事業費は計192億円。愛媛県と今治市は、半分の96億円を補助する方針を決定している。市は補助金の支出について「6月に(学園側から)詳細な工事費内訳書の提出があり、審査を行っている」という。

 このまま審査が通れば、建築費が高く見積もられた疑いのある総事業費の半分に巨額の税金が投入されることになる。

「加計学園が市や文科省に出している建築費の差額はどうなるのでしょうか。建築費を水増しして市や県から補助金を詐取したとなれば、森友学園の補助金不正詐取事件と同じです。加計孝太郎理事長が逮捕される可能性が浮上します」(黒川氏)

 加計理事長は雲隠れしていないで、疑惑の真相を話したほうがいい。

●加計学園 建築費水増しして今治市に補助金を申請か
      毎日 2017年8月24日
 市民団体「今治加計獣医学部問題を考える会」が指摘
学校法人「加計学園」(岡山市)が愛媛県今治市で建設中の獣医学部の施設を巡り、同市の市民団体「今治加計獣医学部問題を考える会」の黒川敦彦共同代表は24日、文部科学省で記者会見し、学園が建築費を水増しして市に補助金を申請した疑いがあると指摘した。

市は最大96億円を県とともに補助することを市議会で議決している。
黒川氏によると、施設の建築費の坪単価は約150万円になるが、関係者から入手したとする建築図面を基に専門家に意見を聞いたところ、高くても100万円程度と見積もったという。
黒川氏は図面も公表した。

加計学園は水増しについて「全くない」と否定。
坪単価については「(黒川氏は)施設の延べ床面積に含まれない外構工事費や設計管理費などを含んでいるため高くなっている」とし、実際は約126万円になると説明した。
公表された図面については「真正なものかどうか確認中」としている。

●岡山・加計学園 獣医学部新設保留 与党「批判回避」と安堵 野党反発「疑惑隠し」
          毎日 2017年8月26日
 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設の認可判断を、文部科学省の審議会が保留した。政権内からは「認可は出来レースという批判を避けられる」と安堵(あんど)の声が漏れる一方、野党は「疑惑隠しだ」と反発。ただ、10月下旬とされる判断時期は臨時国会の論戦の真っ最中で、同22日には衆院3補選が投開票されるだけに、政府・与党のダメージがかえって深まる可能性もある。

●愛媛県職員が依頼受け官邸同行 加計問題、今治市職員と
          神戸 2017/8/2
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 学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設予定地である愛媛県今治市の職員が2015年4月に首相官邸を訪問していた問題で、愛媛県の当時の担当課長ら職員3人が訪問に同行していたことが2日、県への取材で分かった。

 県は、政府の国家戦略特区制度を活用した新設計画の共同提案者である今治市から依頼を受け同行したと説明。面会の内容や相手については明らかにしていない。

 また今治市が新設を巡る市職員の首相官邸への訪問記録などを17年1月から非開示としていることも判明した。市企画課によると、非開示にしたのは官邸の訪問記録や新設のスケジュール表。

●加計学園問題 愛媛県知事 獣医学部新設の必要性強調
        NHK 8月24日
 愛媛県の中村知事は24日開かれた県議会で、学校法人「加計学園」が今治市で計画している獣医学部の新設について、「公務員獣医師の確保のため、速やかに実現すべき規制緩和だ」と述べ、新設の必要性を重ねて強調しました。

◇この中で愛媛県の中村知事は学校法人「加計学園」が今治市で計画している獣医学部の新設について、
「空白地帯である四国に学部を新設することは、公務員獣医師の安定的な確保などの課題に対処するために需要があり、速やかに実現すべき規制緩和だ」と述べ、
新設の必要性を重ねて強調しました。

◇一方、愛媛県と今治市の職員が総理大臣官邸を訪問した際の面会相手が、総理大臣秘書官だったかどうかなどの情報開示について、
県の担当部長は「情報は可能な限りオープンにしているが、今後の業務に支障ある場合、公表していない」と述べ、公表しないという姿勢を崩しませんでした。

◇一方、校舎の建設に県が補助金を出すかどうかについて、担当部長は
「獣医学部の設置の認可決定後に今治市からの正式な要請を受けて議論を進めることにしていて、現時点では全くの白紙だ」と述べました。



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