毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 昨日のテレビのニュースで、「巨大スーパーセル」の話が何度も流されていた。
 一昨日22日の夕方、外で仕事をしていたら、少し雨が降り、同時に雷も鳴っていい気分ではなかった。
 ただ、南方向で光っていたし、その方向の雲が少し明るくオレンジぽかったから、ここは大丈夫だろうと予想。なぜなら、ここは岐阜市の北続きのところ、経験的に、「岐阜市から北東方向の関・美濃市方向に移動する雷雲が多い」と思っているから。関・美濃あたりは雷のベルト地帯、ここはその隣接エリア、という認識。

 昨日朝のニュースでは「巨大スーパーセルも...愛知で落雷7,000回」(fnn)などとされ、「スーパーセル」の解説などをしていた。
 そこで、自分の身を守るためにも、「スーパーセル」について見ておいた。
 なお、通常、私がネットで雨雲や雷雲を確認するのは次のページ。

 ★今後5時間ほど間の雨雲の動きの予測は⇒ 雨雲の動き/実況と予想 アニメーション/これまでの動き、これからの動き/Yahoo!天気・災害   (外仕事の時によく使う)

 ★直近、現在、今後1時間ほどの雨雲の動きの予測は⇒ 雨雲レーダー - Yahoo!天気・災害   (ウォーキングの前に雨にあたらないように確認して、出発の可否を決める)

 ★直近と現在の雷雲の状況は⇒ 雷情報/中部電力・気象レーダシステム (強い雷の最中に、パソコンのルーターや電気器具を保護するか、などの必要性を判断する時などに確認する)

 ところで、今朝の気温は23度。ウォーキングしていたら、無線操縦の「無人ヘリで水田に農薬」をまいているような音が始まったので、急いで切り上げて、逃げ帰った。

人気ブログランキング = 今、2位
人気ブログランキング参加中。気に入っていただけたら ↓1日1回クリックを↓
 ★携帯でも クリック可にしました →→ 携帯でまずここをクリックし、次に出てくる「リンク先に移動」をクリックして頂くだけで「10点」 ←←
 ★パソコンは こちらをクリックしてください →→←←このワン・クリックだけで10点

●スーパーセル (気象)    ウィキペディア

スーパーセルの写真。普通の雷雲の多くは同じような外観だが、スーパーセルは大規模な水平方向の回転があることから見分けられる。
スーパーセル(supercell)とは、回転する継続した上昇気流域(メソサイクロン)を伴った、単一セルで構成される、非常に激しい嵐(雷雲群)のこと[1]。

マスメディアなどでは「超巨大積乱雲」と呼ばれる事もある。 メソ対流系(MCS)の一種で、単一の降水セルで構成されているにもかかわらず規模は大きく、非常に激しい荒天をもたらす。

スーパーセルは、小さな単一セルから成長してできることもあれば、複数のセル(マルチセル)が構成する一塊からできることもある。上昇気流域と下降気流域が分離しているため、持続時間が平均数時間と長く、"quasi-steady-state storms"(準定常状態の嵐)としても知られている。マルチセル・ラインからできる場合は、この長寿命の嵐が、一般風に従った向きから分裂に伴って方向転換をするところから始まる。水平方向の一般風に鉛直シアーがあるときに分裂しやすく、右側に逸れる"right-movers"(ライトムーバー)、左側に逸れる"left-movers"(レフトムーバー)と呼ばれる)に分裂する。このとき、ライトムーバーは下降気流が強まって弱体化する一方、レフトムーバーは上昇気流が強まってスーパーセルになる。

「スーパーセル」というのは大きさで定義されているわけではないので、その大きさはさまざまである。普通、水平規模は約10km〜100kmのオーダーである。特徴として、大量の雹、激しい雨(集中豪雨)、強いダウンバースト、そして時に竜巻を発生させることが知られている。「メソサイクロン引き延ばし型」の竜巻の発生原因としては、最も古くから知られている。
スーパーセルは、条件が整えば世界中どこでも発生しうる。

●巨大スーパーセルも...愛知で落雷7,000回   fnn 08/23 00:56
真っ暗な夜空を切り裂く、いく筋もの稲妻。
22日午後6時半すぎ、FNNのカメラが、愛知・豊山町でとらえた落雷の映像。
分厚い積乱雲の中で発生する雷。
これは午後5時半ごろ、豊山町からおよそ10km離れた、愛知・清須市で撮影された巨大積乱雲「スーパーセル」。
巨大な渦を巻く、そのスーパーセルに空は覆われ、みるみるうちに、あたりは真っ暗になった。
すると突然、雷と激しい雨が...。

雷専門の気象予報会社「フランクリン・ジャパン」によると、愛知県内では22日の一日で、およそ6,900回の落雷があったという。
とどろく雷鳴と、たたきつける雨。
22日も、各地で大気の状態が不安定となり、天気が急変した。

ウェザーニュースの落雷情報では、落雷があった場所に、雷マークが点滅する。
夕方以降、日本海側や中部、北陸、東北の広い範囲で、落雷が多発した。

こうした中、愛知・一宮市では、落雷が原因とみられる火災が3件相次いだ。
およそ270平方メートルの繊維工場が全焼したほか、隣接する倉庫が燃えた。
けが人はいなかった。

近所の住民は、「いつもの雷とは違うなと思ったので、見に来たら炎が上がっていた。すごい炎がいっぱい」と話した。
同じ一宮市では、住宅の物置が燃えたが、こちらもけが人はいなかった。

一方、22日に雨が降れば22日間連続となり、40年前に観測した8月の最長記録に並ぶ、東京都心。
午後9時現在、都心で雨は観測されていない。

23日、関東地方は35度以上の猛暑日になる見込みで、熱中症に注意が必要となる。 (東海テレビ)

●関東大荒れ、花火大会で落雷・感電か…9人搬送   読売 2017年08月20日
湿った空気が上空に流れ込んだ影響で関東全域は19日、大気が不安定となり、局地的に雷を伴う激しい雨になった。

 東京都世田谷区では花火大会の会場近くで落雷があり、9人が搬送された。関東地方は20日以降も局地的に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害や突風への注意を呼びかけている。

 同庁によると、午前中は関東北部、午後からは東京、神奈川など首都圏で局地的な土砂降りに見舞われた。1時間雨量は、栃木県高根沢町52ミリ、東京都練馬区50ミリ、埼玉県鳩山町39・5ミリなど。民間気象会社によると、都内では直径数センチのひょうも降ったという。都心は19日連続の雨となった。

 東京都世田谷区の「多摩川二子橋公園」では19日午後6時頃、落雷があり、東京消防庁によると、近くにいた20~50歳代の男女7人が体のしびれなどを訴え、女性2人が過呼吸などでいずれも病院に搬送された。全員意識はあり、命に別条はないという。公園内の鉄柱に雷が落ち、近くにいた人たちが感電したとみられる。

 公園近くの多摩川河川敷では午後7時から、「たまがわ花火大会」が予定されており、9人は花火を見に来ていたとみられる。世田谷区では夕方頃から雷を伴う雨が降り、花火大会は午後5時過ぎ、中止が決まったが、周辺には多くの人が集まっていたという。

 落雷現場の近くにいた会社員の男性(48)は「急に降ってきた横殴りの雨と風でテントが飛ばされそうになった。大きな雷鳴がとどろき、テントを押さえていた手がビリビリとしびれた。命の危険を感じた」と話した。

 川崎市高津区の多摩川で同時に予定されていた花火会場でも突風の影響で、露店で調理中の男性2人が胸や足にやけどを負った。

 一方、東京都日野市日野台の中央自動車道下り線では午後6時半頃、道路脇の斜面が幅約10メートルにわたって崩れた。路肩に土砂が流れ込み、下り線の国立府中―八王子インターチェンジ間が一時、通行止めとなった。

 東京電力によると、午後6時10分頃、東京、埼玉、栃木、茨城の4都県の最大約5900戸で落雷が原因とみられる停電が発生した。

●本当は怖い!?夏の花火大会    NHK 8月21日
今、全国各地で開かれている花火大会。この日のために用意した浴衣を着て、家族や友人と花火を見に行った人も多いと思います。しかしここ数年、突然の雷雨で中止になる花火大会が相次ぎ、見物客がけがをするケースも出てきました。美しいだけではない、ちょっとコワイ花火の話です。

花火と雷その影で
19日、横浜市の鶴見川花火大会を撮影した動画です。花火の合間に、激しい稲妻がとらえられていました。雷と雨のため大会は開始からわずか10分ほどで中止。

さらに別の花火大会では災害のような事態も起きていました。鶴見川花火大会が始まる1時間半ほど前の東京・世田谷区の河川敷。多摩川で行われる花火大会を見ようと集まった大勢の人たちを突然、雷雨と強風がおそいました。

この様子を撮影した女性は「最初は遠くで雷の音が聞こえたと思ったが、すぐに上空から激しい雨が降ってきた。帰宅するにも駅の入場規制がかかっていて、みんなびしょぬれで震えていた」と当時の様子を振り返ります。
都内では1000発もの雷
さらに会場内の救護所には「雷の影響でしびれを感じる」と訴える観客が訪れ、病院に搬送されました。警察によりますと、雷は野球場のポールに落ち、7人は無料観覧席になっていたポール付近で雨をしのいでいたと見られるということです。

ツイッターでは、「生命の危機感じるくらい雷やばかった」「みるみる黒い龍神さん(雷雲)が渦巻いてやってきた」などの投稿が相次ぎました。

こちらは民間の気象会社がその時間帯に発生した落雷をまとめた動画。東京都内では午後4時からの2時間に、およそ1000発もの落雷がありました。

見通しのよい場所で行われる花火大会。天気が急変すると雷雨から身を隠す場所がないのです。

過去には深刻な影響 低体温症も
過去には深刻な影響が出たケースもあります。
例年およそ50万人が訪れる長野県にある諏訪湖の花火大会。4年前には打ち上げ開始からまもなく、雷雨に見舞われました。

諏訪市では、午後8時半前までの1時間に74.5ミリの非常に激しい雨を観測、大会は30分ほどで中止が決まりました。周辺の交通機関も運転を見合わせ高速道路も通行止めになったため一時、6000人を超える人が帰宅できなくなりました。

急きょ受け入れを始めた公共施設などでは一夜を過ごした人もいました。雨にぬれて低体温症になるなど体調を崩す人も相次ぎ、37人が病院で手当を受けました。

低体温症に詳しい保健師の川添春菜さんは「低体温症は末しょう血管が収縮して起き、ひどくなると寒気だけでなく、だるさや手足のしびれ、頭痛、意識障害につながるおそれもある」と言います。そのうえで、「真夏でも山登りやプールのほか最近では、花火大会でも低体温症になるケースもあり、事前に雨具や着替え、タオルを持って出かけるなど十分注意してほしい」と話しています。

花火大会中止判断はぎりぎりまで
花火大会でこうした事態になる前に、早めに中止の判断はできないのでしょうか。冒頭で紹介した19日の「鶴見川花火大会」実行委員会のフェイスブックには、さまざまな意見が寄せられました。

「こんな天気でやるのか。強行して打ち上げなくてもよかったのでは」とか、「なぜ中止にしなかったのか」といったコメントが寄せられた一方で、「少しでも打ち上げてくれてありがとうございました」とか「苦渋の決断」などといったものもありました。

主催者はぎりぎりまで検討
今月19日に東京・世田谷区と同じように、多摩川の河川敷で花火大会を予定していた川崎市。開催まで2時間を切った午後5時すぎに大会の中止を決定しました。

当日、予想された人出は23万人余りでおよそ5000席の有料席も完売。中止になっても会場の設営費や打ち上げなどの費用を業者に支払う必要があり、その費用は市などの主催者が負担します。開催か中止かはぎりぎりまで検討するのです。担当者は「当日は何度も気象予報士に相談していたが、天候は予想しづらく、安全が第一の中で判断の難しさを思い知らされた」と話しています。

花火大会に“避難所”も登場
花火大会に集まった人の安全を確保するさまざまな取り組みも行われています。37人が搬送された教訓から長野県諏訪市は翌年の大会から会場の近くの公民館など13か所を急な雨をしのぐための「1次開放施設」として指定。

さらに、客が公共交通機関で帰れなくなったときなども想定して小学校など6か所を「2次開放施設」として、活用する対策を始めました。大会前には、毛布やタオル、ブルーシートなどを用意、大会中は職員を常駐させて万が一の場合の受け入れ態勢を整えています。
花火大会に“避難所”も登場
諏訪市観光課の細野浩一課長は「天候の急な変化はまたいつでも起こりうることだが、当時のような混乱は二度と起きないよう、事故のない安心・安全な花火大会を目指して今後の運営に臨みたい」と話しています。

それぞれが情報の入手を!
主催者に頼るだけでなくひとりひとりが注意することも必要です。

民間の気象会社が提供しているアプリでは、行きたい花火大会を選択すると、大会の情報とともに、当日の天気が開催に影響する見通しを示しています。

8月26日に開催予定のある花火大会をクリックすると、「雲が広がり、にわか雨の可能性があります。花火大会の開催に影響するほどの崩れではなさそうです」と表示されました。さらに自分がいまいる場所で急な雷雨が起こりそうな場合、アラームを表示するサービスも行っています。

夜空を彩る夏の花火大会。楽しい思い出が悲惨な記憶にならないよう、これからは十分注意したうえで出かける必要がありそうです。

●東京スカイツリー、実は世界が注目する観測拠点だった 雨・雷データ収集    日刊工業 2017/8/21
634メートルと自立式電波塔としては世界一の高さを誇る東京スカイツリー(東京都墨田区)。東京の新しいランドマークとして人気だが、この高さを生かして雨や雷、温室効果ガスなどの観測が行われていることはあまり知られていない。防災科学技術研究所などの研究機関が参加しており、ここで得たデータを基に、首都圏のゲリラ豪雨予測や落雷対策などに生かそうとしている。(高橋沙世子)

【458m地点/防災科研・極地研、雲粒エアロゾル観測】
458メートル地点では、防災科研や国立極地研究所が50マイクロメートル(マイクロは100万分の1)―3・2ミリメートルほどの霧粒や雨粒の大きさや個数を観測している。雲や大気中の微粒子(エアロゾル)の現状を分析することで、東京の上空を覆う雲の特性を調べる目的だ。

2本のレーザー光源を向かい合わせ、幅1センチメートルのシート状に光線を発する降水粒子計(MPS)を野外に設置。霧粒や雨粒が光線を遮断することで、単位体積当たりの数を計測している。

防災科研によると、ここで観測した雲粒の個数は1立方センチメートル当たり約1800個と判明しており、水・土砂防災研究部門の三隅良平部門長は「非常に多く、濃密な雲だと分かる」と指摘する。ここで集めたデータを利用し、首都圏の積乱雲の発生を予測する手法を開発しており、研究が進めばゲリラ豪雨の予測精度向上につながるかもしれない。

【497m地点/電中研、6年で62回の雷を観測】
497メートル地点では、電力中央研究所が雷を観測中だ。ここでは「ロゴスキーコイル」と呼ぶ電流センサーが鉄柱の周囲を囲み、観測した雷の電流を変換装置で電気信号から光信号に変換。300メートル付近に置く波形記録装置へ伝送する。光信号に変換して伝送する理由を「施設内の物が壊れるのを防ぐほか、混ざってしまうノイズをカットする」と電中研の三木貫(とおる)主任研究員は説明する。

例えば、高さ333メートルの東京タワー(東京都港区)での雷の観測は、年1回程度しかできないという。これに対し、スカイツリーはその高さ故、完成から6年間で62回の雷を記録した。このうち、「上向き」が37回、「下向き」が25回だったことが分かっている。

三木主任研究員は、「高さ553メートルのCNタワー(カナダ・トロント)で観測した雷は上向きだけだが、ここでは下向きが多かった。日本がカナダより暖かくて夏が長いのが1番の要因なのでは」と考察する。実は雷研究は世界的にあまり進んでいない。1970年代のスイスで観測したデータがいまだに使われているのが現状だ。「どのような雷が落ちるか統計処理した上で、対策にどこまでコストを抑えられるかを突き止めたい」(三木主任研究員)。

【250m地点/国環研、温室効果ガス・関連物質計測】
634メートルの高さを利用した研究施設には、月1回の頻度で研究員たちがデータや試料回収に訪れる。どの観測も国内では前例がなく、世界的にも珍しいものばかり。特に雷研究などは世界から注目されている。観測・分析データを今後さらに集め、我々の生活に役立つ日は遠くない。



コメント ( 0 ) | Trackback ( )