毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 昨日とその前は、女性の乳癌などや男性の前立腺がんは同じような治療があることを確認した。それぞれの性ホルモンと不可分な関係があるから。
 例えば、私の前立腺がんは男性ホルモンが強く関係するところ、昨日まで述べてきた新薬や抗がん剤が効かなかったので、男性ホルモンとは全く違う「女性ホルモン」の薬を飲むという古典的な治療も行っている。

 ともかく、今日はがんと遺伝子変異の基本を確認して、今年2021年になっての検査で確定した私の「BRCA2遺伝変異」の存在に進みたい。
 ネットで、中外製薬の「おしえて がんゲノム医療」というウェブサイトが分かりやすかったので、次に箇条書きしたポイントの部分にリンクし、抜粋しておく。
 なお、がんゲノム医療を牽引し臨床試験や治験を担う全国12カ所の「がんゲノム医療中核拠点病院」という表現があるが、私が今通っているのは、そのうちの一つの「名古屋大学医学部附属病院」。

●がんの原因と遺伝子/がんは遺伝子が変化することで起こる病気
●がんの原因と遺伝子  遺伝するがん
●がんは遺伝するの?/遺伝性の乳がんを発症した人では「BRCA1」、または「BRCA2」とよばれる遺伝子に変異が見つかることが多い

●がんの遺伝子変異が遺伝性であるかを調べるには
●遺伝子変異に合わせたがん治療とは コンパニオン診断の普及と がん遺伝子パネル検査の登場
 
●遺伝子変異によってできた異常なタンパク質を標的とする「分子標的薬」が進歩
●分子標的薬が効く可能性をあらかじめ判断するコンパニオン診断が普及/・・・(略)・・・コンパニオン診断では、遺伝子検査で対象となる遺伝子に変異が見つかった場合には、その分子標的薬の効果が期待でき、反対に、その遺伝子変異が見つからなければ、薬剤の効果は期待できない

●がんゲノム医療中核拠点病院・拠点病院・連携病院について

 なお、昨日3月9日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,655 訪問者数1,007」。

人気ブログランキング参加中 = 今、2位あたり  ↓1日1回クリックを↓  ★携帯でも クリック可にしました →→ 携帯でまずここをクリックし、次に出てくる「リンク先に移動」をクリックして頂くだけで「10点」 ←←
 ★パソコンはこちらをクリック→→人気ブログランキング←←ワン・クリックで10点

★★★★★★★★★★★★★★★★
●がんの原因と遺伝子
       おしえて がんゲノム医療|中外製薬
がんは遺伝子が変化することで起こる病気です。
遺伝子の変化のことを「変異」とよびます。ここでは、遺伝子の変異の種類や、がんがどのようにできるのかについてみていきます。

★★★★★★★★★★★★★★★★
●がんの原因と遺伝子  遺伝するがん【遺伝性腫瘍について】
  遺伝するがんについて|おしえて がんゲノム医療|中外製薬
がんは遺伝子に起こる変化が原因で起こる病気です。多くの場合、遺伝する病気ではありませんが、場合によっては、がんに関わる遺伝子変異が次の世代にも伝わることがあります。このページでは、「遺伝性腫瘍」とよばれる、遺伝するがんについてみていきます。

●がんは遺伝するの?
ほとんどのがんは遺伝しませんが、がんになりやすい変異が受け継がれる場合があります。
・・・(略)・・・

遺伝性の乳がんについて
乳がんの約1割は遺伝性のがんといわれています。遺伝性の乳がんを発症した人では「BRCA1」、または「BRCA2」とよばれる遺伝子に変異が見つかることが多くあります。
この遺伝子からできるタンパク質はDNAに生じた傷を修復する働きがあります。そのため、この遺伝子がうまく働かなくなると、遺伝子変異が取り除かれずに蓄積してしまい、がんを引き起こす原因になります。「BRCA1」、または「BRCA2」に変異がある人すべてががんを発症するわけではありませんが、変異がない人よりも、発症するリスクは高くなることがわかっています。
遺伝性のがんを引き起こす原因となる遺伝子としては他にも、「家族性大腸腺腫」の原因となるAPCや、「網膜芽細胞腫」を引き起こすRBなどが知られています。遺伝性がんであるかどうかは、遺伝子検査によって判断する必要があります。

がんの遺伝子変異が遺伝性であるかを調べるには
がん遺伝子パネル検査で調べるのは、がんの組織や細胞から取り出したDNAなどです。もし遺伝子の変異が見つかったとしても、それが親から受け継いだ遺伝性のものであるか、または生まれてから起きた変異であるかは、がん遺伝子パネル検査の結果だけからは区別をすることができません。
遺伝性の変異かどうかを調べるには、がんの細胞以外の正常な細胞から取り出したDNAも一緒に検査する必要があります。もし遺伝性の変異であれば、正常な細胞の遺伝子にも変異が見つかります。通常はがん組織のまわりにある正常な細胞や血液細胞を検査して、遺伝性の変異かどうかを判断します。

★★★★★★★★★★★★★★★★
●遺伝子変異に合わせたがん治療とは コンパニオン診断の普及と がん遺伝子パネル検査の登場
        おしえて がんゲノム医療|中外製薬
代表的な遺伝子変異
近年始まったがんゲノム医療では、がんの原因となった遺伝子変異でがんを分類し、患者さん一人ひとりに合わせた治療をめざしています。この背景にあるのが、分子標的薬と遺伝子検査の進歩です。ここでは、従来の臓器ごとのがん治療がどのような治療へと変わりつつあるのかについて、お伝えします。

●遺伝子変異によってできた異常なタンパク質を標的とする「分子標的薬」が進歩
 ・・・(略)・・・化学療法に使われる従来の抗がん剤は、細胞の分裂や働きを妨げ、破壊する効果があります。しかし、正常な細胞にも同様に作用するため、副作用が生じることも少なくありません。
これに対して、1990年以降に登場したのが「分子標的薬」です。がん細胞では、変異が起こった遺伝子の情報をもとにして、異常な働きをするタンパク質が作られます。分子標的薬はこの異常なタンパク質(分子)を標的として働きを妨げ、がん細胞に選択的に作用します。

分子標的薬が効く可能性をあらかじめ判断するコンパニオン診断が普及
・・・(略)・・・コンパニオン診断では、遺伝子検査で対象となる遺伝子に変異が見つかった場合には、その分子標的薬の効果が期待できます。反対に、その遺伝子変異が見つからなければ、薬剤の効果は期待できない、と判断されます。

同じ臓器のがんでも、がんの遺伝子変異の違いによって、患者さん一人ひとりに合わせた薬剤の選択へ
違う臓器のがんでも、共通のがんの遺伝子の変異があると、同じ薬剤が効果を示すことも

★★★★★★★★★★★★★★★★★
●がんゲノム医療中核拠点病院・拠点病院・連携病院について
     おしえて がんゲノム医療|中外製薬
・・・(略)・・・がんゲノム医療を受けられる施設は、厚生労働省によって指定されています。がんゲノム医療を牽引し臨床試験や治験を担う全国12カ所の「がんゲノム医療中核拠点病院」、がんゲノム医療中核拠点病院と連携し治療にあたる161カ所の「がんゲノム医療連携病院」、中核拠点病院と連携病院の間に位置づけられ単独で治療方針の決定ができる33カ所の「がんゲノム医療拠点病院」があります。

がんゲノム医療中核拠点病院一覧
北海道大学病院
東北大学病院
国立がん研究センター東病院
国立がん研究センター中央病院
慶應義塾大学病院
東京大学医学部附属病院
静岡県立静岡がんセンター
名古屋大学医学部附属病院
京都大学医学部附属病院
大阪大学医学部附属病院
岡山大学病院
九州大学病院


コメント ( 0 ) | Trackback ( )