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てらまち・ねっと



 先日、岐阜県内のフェロシルトの撤去のことで知事宛に要望書を提出しました。
 一部地権者が原因の撤去遅れの今のこの状況、兼松さんと、どういう風にしたらいいだろうと相談しながら、要望書を出して県をプッシュすることにしました。
 下記に貼り付けます。

 ところで、兼松さんが撤去現場の様子の写真をアップされました。
 兼松さんの感想にはこころを打たれます 
「2006年2月7日  撤去運動から1年、ダンプに積んでフェロシルトが撤去される現場を初めて見た。
 可児市大森の現場に何回となく通った。しかしダンプカーに積んで撤去される様子を見るのは初めてだ。長時間待っていたので手足が冷え切っていた。でも、目の前で積み込まれ、運び出される様子に胸が熱くなった。撤去されているという実感だ。・・・」

   れんげ
2月7日の中日新聞 
(クリックすると拡大。右下あたりのクリックでさらに拡大)

・・・・・・・・・・・・・・・・・
       2006年2月6日
岐阜県知事 古田 肇様
  放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜 代表 兼松秀代
  くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク 代表 寺町知正
         曽木を守る会        代表 水野宗正

フェロシルト撤去の措置命令に関する要望書 

 岐阜県は2005年11月21日付で、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下、「法」とします)第19条の5の1項に基づき、石原産業に「フェロシルトの不法投棄及び委託基準違反を行ったことにより、生活環境保全上の支障が生ずるおそれがある」として撤去の措置命令を出しました。措置命令の履行期限は2006年2月28日です。措置命令に対する罰則は第32条2項で1000万円以下の罰金が科せられるとなっています。

 措置命令の内容はフェロシルトとフェロシルトを含んだ土砂の撤去と適正な処理及び撤去後の整地や造成を命じたものです。岐阜県内の撤去量(岐阜市内分を除く)は土砂混じりのため約8万トンと大量で、遂行には一定期間と多数の重機や搬出車輌が必要です。フェロシルトの範囲と量を確認するためのボーリング調査など測量期間も必要です。撤去後の造成で新たな土砂搬入が必要な場合はさらに時間がかかり、一朝一夕に完了させることは困難です。
 住民は早期撤去を待ち望んでいます。石原産業には撤去の意志があり、履行中です。
 撤去の措置命令遂行には地権者の早期協力が不可欠です。多くの地権者は措置命令以前より生活環境保全の立場から、石原産業に一刻も早い撤去を要求し、地域が撤去の監視に当たっている所もあります。
 ところが岐阜県内では地権者が石原産業の立入や撤去を認めない所、関連業者の分析で六価クロムが土壌環境基準の64倍という特別管理産業廃棄物とすべき値の場所で測量がやっと最近終わったが撤去の見通しが立たない所などが3ヶ所にあります。

(1) 岐阜県廃棄物の適正処理等に関する条例(以下、「条例」)第13条(土地所有者等の義務)第3項には所有したり管理する土地で廃棄物の不適正処理が行われたことを知ったときは、「土地所有者等は、原状回復のため、その権限により容易に対処することができると認められる措置を講ずるよう努める」とあります。
フェロシルトを商品として使用した土地所有者等は、岐阜県が2005年11月9日に行った石原産業の刑事告発や2005年11月21日のフェロシルト撤去の措置命令によってフェロシルトが産業廃棄物に該当することを知った可能性があります。この場合「土地所有者等は、原状回復のため」石原産業の撤去に協力するよう努めることが土地所有者等の義務です。
 知事が作った条例第13条3項に則り地権者が義務を果たすよう注意を喚起すべきです。

(2) また、岐阜県廃棄物の適正処理等に関する条例(平成11年3月16日条例10号)第13条4項では「知事は、県内の土地において廃棄物の不適正処理が行われたことを知った場合において、当該廃棄物の不適正処理に関し土地所有者等の責に帰すべき事由があると認めるときは、当該土地所有者等に対し、その権限により容易に対処することができると認められる措置を講ずべき旨の勧告をすることができる。」と定めています。わたしたちが心配している3ヶ所はまさに土地所有者等が石原産業の立入や調査及び撤去を拒んでいる状況であり、「廃棄物の不適正処理に関し土地所有者等の責に帰すべき事由があると認めるとき」に該当します。そして土地所有者等が「生活環境保全上の支障が生ずるおそれがある」フェロシルト撤去のために石原産業に協力することは「その権限により容易に対処することができると認められる措置」にあたります

(3) 地権者の権利は守られなければなりません。同時に地権者は住民の健康被害が懸念される状況から撤去の措置命令がなされたことを理解しなければなりません。
民法(基本原則)第1条第1項で「私権は、公共の福祉に適合しなければならない。」とし、第3項で「権利の濫用は、これを許さない。」と定めています。
 地権者と石原産業との協議が合意に至らないために撤去が困難な状況にあるとしたら、これは地権者による撤去の妨害であり、地権者の権利の濫用です。

 以上のことから、措置命令を発し、条例を制定した知事に以下のことを要望します。
 なお、2006年2月17日までに、文書にて回答をお願いします。

            記

1.知事は地権者に措置命令及び条例第13条第3項、第4項の主旨が理解され、それによってフェロシルト撤去の措置命令が期限内に履行されるよう、注意を喚起してください。

2. 法は岐阜県内の3ヶ所のように措置命令に対し地権者が立入や撤去を拒む状況は想定していません。立入や撤去を拒む地権者に対し法の適用がなされるよう、関係機関に提言してください。
                    以上



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 先日土曜日は、昨年の一年前から構成を組み立てて進めていた 選挙講座 の最終の日。
 始る前、所要を一つ済ませて、岐阜の柳ヶ瀬にある 「山本屋本店」の柳ヶ瀬店  で味噌煮込みうどんを食べました。
  
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

地図
 ちょっといい値段です。
私はいつも、トッピングを何も入れない
一番安いなべのうち、
量の多い方に当たる「一半(いちはん)」
漬物とご飯はおかわり自由なのがこの店

一年サイクルの講座が終わって、
日曜のオプション講座も終わり一区切り。
家に帰って、夜はご苦労さんの宴。
報酬もちゃっんもらっているので、奮発。

スズキとキハダマグロ、殻つきホタテ、生タコ・・


明日の岐阜地裁の裁判の書面を作り終わってFAXしたので、ちょっとブログで休憩(笑)

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 三重県っておかしくない??と 考えざるを得ません。
 「環境行政」を正面から出していたはずなのに。
 以下、2月1日の読売新聞の報道です。
 もっとも、よく読むと、この姿勢の原因が、行政なのか学者なのかは不明です。

●有害物質検査 三重県認定リサイクル製品 土壌関連、全て基準内
 土壌埋め戻し材「フェロシルト」の不正処理問題を受け、県は31日、認定リサイクル製品の一部で実施した有害物質の検査結果について、「すべてで認定基準に適合していた」と発表した。製品によっては検体の一部で六価クロム値が基準を超過したが、県は「検査技術などが原因で、信頼性はない」とこの数値を除外した。

 県は現在、132種類をリサイクル製品に認定している。今回は焼却灰や汚泥などが原料で土壌に直接ふれあう19品目を、緊急調査が必要な製品として、六価クロムやフッ素、ヒ素など9種類の溶出検査を実施した。この結果、すべての製品で環境基準以内に収まっていた。六価クロムやフッ素の値が基準値に迫っていた4品目については、今後も追跡調査する。

 このうち、ガス管や水道管の周囲に敷き詰める「リサイクルサンド」と呼ばれる製品は、3検体を8つに分けて、民間業者と県が検査。この結果、六価クロムが最高で1リットルあたり0・08ミリ・グラム(環境基準0・05ミリ・グラム)検出されたものがあった。

 これについて、学識者でつくる認定委員は「分析者の技術のばらつきで数字は変化するため、信頼できるデータではない」と判定、基準以下だったその他の数値の平均を採用し、問題ないとした。県では、間伐材やプラスチック製品を除く残り70製品についても分析を進めており、2月中旬までに結果を公表することにしている。
 
(リンク切れでなければ)(2006年2月1日 読売新聞)




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 NHKの宣伝ばかりで他局の皆さんには申し訳ないですが・・
東海3県のフェロシルトの撤去状況などが4日連続で放送されます。
 今日月曜日18時10分から30分
東海ローカル・ニュースの時間帯。
月・火曜が愛知県など、
水曜が岐阜県など、
木曜が三重県など、

 らしいです。


(水曜日朝・追記)放送内容は、月曜日が愛知県の撤去状況など、火曜日が警察の動きや最終処分場のことでした。水曜日は市民団体の動き、とのこと。

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 私のどうしても見たいテレビ番組。
 宇都宮健児という人、前から面白そうな人、と思っていました。
 最近、サラ金問題にかかわると、より名前が目につきます。
 NHKが今度、番組にして流すようです。

◆プロフェッショナル
        仕事の流儀
「人生も仕事もやり直せる
    ~弁護士・宇都宮健児」

7日(火)後9:15~10:00


 ヤミ金融と闘う人権派弁護士、宇都宮健児(59歳)。
 生活苦からヤミ金融に手を出し、泥沼に陥った人々が最後の救いを求めて駆け込んでくる。宇都宮は20代のころ、人付き合いが苦手で、顧客を開拓できずに事務所を首になった。専門学校講師の仕事をしながら食いつないだ。そんな時、誰も面倒で手がけなかったサラ金問題の仕事に関わる。「人生はやり直せる」社会の敵に敢然と立ち向かう人権派弁護士の仕事に迫る。


   予告・(順番に変わりますが) ←予告映像リンクや「再放送時間」の明示あり



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 先日、桜島大根を収穫。
 一ヶ月以上雪の下でかわいそうだったとはいえ、さっぱりのでき。
 恥ずかしくて、写真は省略。 

 味噌のけんちん汁風に煮込みました。
 写真は、30センチの土鍋にいっぱい作って、となりにいる子たちに半分あげた後です。
味・・・
 まず生で食べてみて、美味しいこと。
 育つ葉っぱの様子から予想した通りこれは大根でなく、「カブ」の仲間だと思います。
 鍋にして食べてみて、美味しいこと。
 もっちりして、やわらな歯ざわり、かおりもあります。
結論・・・
 来年(今年の夏から秋)は、ちゃんと作ってみたい、との意欲が湧いてきました。
 ちっとも大きくならなかったけれど、不思議な大根。

 その夜は、つれあいが東大の上野千鶴子さんに、 東京都に出した抗議の名簿 を速達で郵送するために岐阜北郵便局に。
 その帰りにジャスコ系のマーサに寄りました。なんと、赤ナマコが598円の半額だったので、迷わず買いました。他に、半額でグラム100円のラム肉を買って焼きました。
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


 ということで、その夜は 桜島大根のなべ、ナマコ、玉ねぎとラムの焼肉 など。


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 自治体選挙に立候補しよう、再選を目指すと言う人たちのための講座も、一回り目の最終回は今日2月4日。
 昨日は、準備に集中しました。
   第3回 1回、2回も、順番に遡って見れます。
第4回「M&T企画/自主講座」の日程及び内容
●日時:2006年2月4日(土)13:20~20:30
 テーマ《メッセージを届ける~いよいよ選挙》
 会 場:ハートフルスクエアG
 講 師:寺町みどり&ともまさ

《タイムテーブルおよび内容》
●13:20~13:30
 自己紹介・日程と内容の説明
●セッション① 13:30~15:30 
 テーマ「書き言葉によるメッセージの届け方」
   公選法をどう使いたおすか?
   メッセージをどう届けるか?/いつ・どこに・だれに
   政治活動文書の配布のコツ
   公選はがきの使い方(マル秘テクニック)
   課題のレジメを元に(ひとり6分×10人)

●セッション② 15:50~18:10
 テーマ「話し言葉のメッセージ」
    話し言葉とは~書き言葉から話し言葉への切り替え
   街頭演説のこつ、テクニックの説明
    プレゼンテーション・各自が「街頭演説」
      ・コメント・批評など
    選挙カーのメッセージと留意点
   自治体合併後の選挙の留意点

●セッション③ 18:30~20:30
 テーマ「いよいよ選挙~準備から投票日まで」
   告示日までに何を準備するか?
   いよいよ選挙-ヒトとモノの回し方
   選挙でできること・できないこと(告示前との違い)
   モノとカネの動かし方-公選法上の留意点
   まとめのチャート
   まとめの「街頭演説」

《課題》
プレゼンテーション用の「街頭演説」を考えてくること。
《持ち物》
・前回までに配布したポスター、リーフ、ニュース、選挙ハガキ等すべて。
・第1回・2回・3回講座の資料のすべて。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
むし・ネット会員オプション
【わかりたい人のための自主勉強会】

日 時:2006年2月5日(日)9:30~14:00

テーマ:「予算総ざらえ」
《スケジュール》
①9:30~11:30
②12:00~14:00

《持ち物》
◇『予算の見方・つくり方』(学陽書房)
◇『地方自治小六法』
◇直近の予算書・決算書、およびその説明書。
◇『地方自治小六法』
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 無党派・市民派の自治体議員が一人でも増えてほしいと願っての講座です。
 主催は 「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク」(略称「む・しネット」) 
 私は、単に、雇われ講師。
 毎日、いろいろと、楽しく、追われてます(笑)

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 2月12日には公共事業や入札制度に関しての公開の勉強会を開きます。
 やっと昨日、案内のチラシを作りました。
 広報開始。このブログもチラシも転載転送、リンクなど大歓迎です。
公開講座  公共事業をどう改革するか!

 いまや、ほとんどの人が公共事業のあり方、入札制度の現状に疑問を感じています。
 その改善や改革には、行政や議会の努力が不可欠です。同時に、業界の改革も不可分なことです。市民の監視もまた重要です。
 とはいえ、方向性が見えにくいことも、この問題の特徴です。
 私たちは、今回、現場から積極的に改革を提唱し、その活動も報道機関にとりあげられることの多い桑原耕司氏(希望社社長=本社・岐阜市)をお招きし、その実践をお聞きします。議会の公式の勉強会にも呼ばれるような注目度です。
 公共工事入札制度の現状と弊害、「談合」をどうとらえどう対処するか、自治体及び職員や議会・市民・業者の意識改革の必要性、改革の方向性などについてお話いただきます。質疑の場も設けます。
どなたでも、参加できます。
いろんなお立場のみなさま、ぜひお誘い合わせてご参加下さい。


(日時)  2月12日(日) 午後2時から4時半 
(参加費) 無料   
(会場) 名古屋市都市センター 14階 会議室 
(主催) 無党派・市民派 自治体議員と市民のネットワーク
        代表  鈴木至彦・愛知県師勝町議 
(問い合わせ)
寺町知正・岐阜県山県市議(TEL 0581-22-4989)
杉本信之・三重県鈴鹿市議(TEL 0593-83-2472)
   案内のチラシ テキスト版・4KB   同 PDF版・107KB

《希望社・社長 桑原耕司さんの紹介》
  建築会社 希望社  社長の桑原さん    刊行物  著書

(同社のWebより) 20年以上にわたるゼネコンの現場技術者の体験から、現在の設計事務所と建設会社という2大業種による建築サービスは、建築主不在で、良い建築を安く提供できないことを実感し、希望社を設立。建築の専門知識や情報を持たない建築主の側に立ち、建築主と一体になって建設プロジェクトを推進するサービス=JCM(日本型コンストラクション・マネジメント)を提唱する。また、建築コストの低減を図るJCMのノウハウを生かし、建築現場の原価改善を支援するゼネコン支援サービスや、住宅関連事業を展開している。
会社経営の面でも国際化・情報化した競争的社会環境にいち早く対応。全社員を対象とした労働契約更新制度、勤務日勤務時間が自由の道楽苦社員制度など、ユニークな人事制度を導入している。1999年度からは"社員の自由と権利を限りなく拡大する"と提唱し、就業時間の規定を撤廃した。これらの特徴ある事業や会社づくりは、建築業界紙・専門誌などの他、NHKテレビやニュースステーション、日経新聞、日経ビジネス、週刊東洋経済など多数のマスコミで取り上げられ、注目を集めている。
 1996年より(社)日本建築学会のプロジェクトマネジメント特別研究委員会委員。2003年より長野県の公共工事入札等検討委員会委員。

耐震強度偽装設計問題に関連しての私のブログ(行政の違法を認めた最高裁判決と横浜地裁判決)

 桑原氏には、「耐震偽装設計問題から見た建築確認制度のこと」などについては、当然、会場から質問が出ると思いますのでよろしく、とお願いしています。

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 薪が少なくなったので、昨日の昼過ぎは、薪割り。
 軽トラック一杯の丸太を割ったので、腰が痛くなりました。
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

家の北側の屋根の下の雪も融け、
ストーブのすぐ裏まで軽トラックでいけるので、
薪運びがとても楽になりました。


昨夜は、ニンジン2種を
わずかの塩をいれた水で柔らかくたいてから
出しをいれて、豆腐をいれて
味噌をつけて食べました。
湯気まで写ってます。


割ったばかりでも、
良く燃えそうな木は
その場で分けて、持ち込みました。
今朝はもう、燃えています。



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 岐阜県瑞浪の不法投棄で逮捕者が出ています。
 愛知県の長久手では フェロシルトの撤去開始 だというのに。
 硫酸ピッチまで投棄の疑いが出て、昨日、県警らが現地で掘削しました。
 実際にドラム缶も出てきたようです。
真ん中の映像にはドラム缶も
  
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
(2日のNHKのニュースから)

 こちら、山県市での不法投棄の「現物」も気になります。
 一昨年、市内の他の場所で、三重県から硫酸ピッチが持ち込まれていたことが発覚したばかりなんですから。

●瑞浪の産廃不法投棄:硫酸ピッチ、ドラム缶10本発見 県警、容疑裏付けへ /岐阜
  ◇県警、容疑裏付けへ検証
「瑞浪市日吉町の山林に大量の産業廃棄物が不法に埋め立てられた事件で、県警生活環境課と多治見署は1日、現場に硫酸ピッチが不法投棄された疑いが強いとして廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で山林の現場検証を始め、硫酸ピッチが入っているとみられるドラム缶(高さ90センチ、直径60センチ)10本を発見した。県警は3日まで検証を続け、容疑の裏付けを進める。【秋山信一、小林哲夫】
 同法違反の罪で公判中の瑞穂市別府、土木作業員、佐藤重信被告(60)が「硫酸ピッチが入った約100本のドラム缶と約40袋のスラッジ(汚泥)を捨てた」と供述したため検証に踏み切った。硫酸ピッチは不正軽油を作る際に生成される指定有害廃棄物。水と反応すると亜硫酸ガスが発生し吸うと呼吸困難になる。
 現場では、時折激しい雨が降る中、続々と捜査員が到着。元は谷間だったという小高い山を掘削機で4メートルほど掘り下げると緑色のドラム缶の先端部が顔を出した。硫酸ピッチが雨に化学反応して亜硫酸ガスが出る恐れがあるため、ドラム缶の存在を確認しただけでこの日の検証を終了。2日以降、ドラム缶を掘り出すという。
 現場では、地元・白倉区の地域パトロールの7人が検証を見守った。小木曽芳彦区長(63)は「木くずなどが埋められていると思っていた。こんなに恐ろしい物だとは。一刻も早く全面撤去してほしい」と怒る。近くに住み、今も井戸水を使用しているという自営業の男性(55)は「水道が整備されておらず、毎日飲んでいるので不安。検査結果は基準値以内だったが毎月数値が悪くなっている」と心配そうに話していた。」
   毎日新聞 2006年2月2日

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 昨日は、裁判とお米の配達。
お米の準備が全部できてから、雨の中、ニンジンを採ってきました。
5寸ニンジンと金時長ニンジン
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


 午後1時からの裁判の後、例の更科のそばを食べてから、
お米の配達を済ませ、大垣での所要に向かいました。
  そばの更科のお店・12月26日

夕焼けにも出会いました。


大垣の友人が自分で琵琶湖のそばの余呉湖で釣った
ワカサギをくれました。
500匹位冷凍したから、どれくらい? と。
から揚げの2度揚げにすると美味しいよ、と。

あ~ぁ、もっともらえばよかった。
琵琶湖の北で、「天女羽衣伝説」が残る 余呉湖


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 山県市の広報2月号で多重債務者問題の解説がされました。
 もう全戸に届いているころでしょうか。
 インターネットにも掲載されています。
   広報のトップ (ここは毎月変わると思いますので2月中だけ)
 なんと、表紙に続く「第2ページから4ページまで」の、A4版全3ページ。
   2.3ページ  4ページ  (固定リンク)

 12月議会の一般質問で、広報について市は「前向きに検討する」と答えてくれていましたが、ここまでとは。
   その報告や、答弁全文へのリンクあり
 市は昨年9月に行われた 行政の多重債務者対策 についてのシンポにも幹部が出席して勉強してくれていました。
 困窮者を作らないことやその対策への意欲があることは喜ばしいことです。 
 (後で、市長や部長にお礼を伝えたいと思います) 

 なお、2月4日(土)は名古屋で公開講座があります。
 どなたでも参加できるそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
多重債務の講座のご案内

「多重債務の現実を知る」
日 時:2月4日(土) 午前10時~12時
場 所:名古屋市教育館 第7研修室
講  師:白井康彦氏(中日新聞生活部記者)
会  費:800円(会員外1000円)
主  催:「女性を議会に! ネットワーク あいち・ぎふ・みえ」

   地図と交通
   地下鉄 栄駅 10B出口すぐ

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 先日、東海3県1市の知事市長会議が開催され、フェロシルト問題で連携、継続しいくことが確認されました。場所は、三重県桑名市の長島温泉の「ホテル花水木」。
 その後、三重県知事がこのことを定例会見でまとめていますので、最後に引用しておきます。

 報道は例えば 1月18日毎日新聞(もうリンク切れなので引用)

「愛知、岐阜、三重3県と名古屋市の首長が懇談する「東海3県1市知事市長会議」が17日、桑名市で開かれた。首長らは、3県に埋め立てられた土壌埋め戻し材「フェロシルト」の問題に引き続き連携して対処していくことを確認したほか、伊勢湾の浄化や三位一体改革などの問題について意見を交わした。
 開催県として冒頭にあいさつした野呂昭彦知事は、フェロシルト問題に触れ「住民や関係者にご迷惑をかけた。三重県として(リサイクル製品に認定した)道義的責任を果たすべく、(製造元の)石原産業に回収を強く指導する」と述べた。これに対し古田肇・岐阜県知事は「この問題への対応は、3県1市の広域連携のモデルにもなり、引き続き連携をお願いしたい」と話し、神田真秋・愛知県知事は「完全撤去できるよう(処分場の確保など)三重県の協力をお願いしたい」と応じた。
 続いて、伊勢湾の水質改善をテーマに議論。国と自治体が参加し、具体的な対策を協議する「伊勢湾再生推進会議」が来月に発足することから、相互に連携を深めていくことを確認した。
 また、国の三位一体改革については、松原武久・名古屋市長が「最後は数字合わせの議論で、大変徒労感があった。不本意だ」と評するなど、4首長とも厳しく批判。このほか、外国企業誘致の推進とそれに伴う外国人の受け入れ態勢の整備などについて意見を交換した。【鈴木顕】」

 ここには映像つきデータも 岐阜県インターネット放送局

● 三重県知事1月24日  3県1市首長会議に対して から抜粋します。
   公式ページ

(質)フェロシルトの問題なんですけれども、三県一市の知事市長会議が先日開かれまして、その中で神田知事が「三重県がしっかり主導して、処分場問題についてもしっかり対応していって欲しい」といった発言があったと思うんですが、この発言を受けて、県はどうお考えになりますでしょうか。

(答)知事会において、愛知県知事ならび岐阜県知事の方からおっしゃった点で、1つはさっきご指摘のありました処分について、「しっかり三重県が主導性を発揮して、石原産業を指導してくださいよ。」と、こういうふうな部分があります。それからもう1つは「三県でいろいろ取り組んでいく中で情報をいろいろ共有しながら、三県一体で取り組んでいく課題の1つであるね。」と、こういうふうなお話がございました。
 で、まず前者の点につきましては、県の方は石原産業に対して、処分・保管する場所の確保ということについて、強く指導もいたしているところでありますし、また三田処分場等、事業団の方の協力も十分にさせながら、その確保については努めていきたいと、こういうふうに思っているところであります。
 今の段階でまだ全量が保管できる形では確保されていない状況があると思っておりますので、引き続き県としても石原産業に十分指導しながら、処分地の確保ということをしていきたいと、こう思っています。
 それから情報を共有し、情報交換しながら、しっかりこうした事案に三県が危機意識を持って共通して取り組んでいこうと、こういうことにつきましては、今、三重県ではリサイクル認定のシステムにつきまして検討もしております。まずリサイクルで今日まで認定されてきている133品目、そういったものを再チェックすると同時に、今後のシステムのあり方についても、今検討しております。
 それからもっと広い角度からいけば、危機管理システムそのものにおいても、こういった、いわば想定できなかったようなことについても、できるだけ事前にそれをキャッチし、未然防止を図っていくということについても県の方で今検討してきておりますから、そういったことについて、大体内容が決まりましたら、愛知県や岐阜県にも三重県の取り組みとして情報を提供いたしまして、そして協力できるところは一緒に協力をしていくということをやっていきたいと、こう考えてます。

(質)処分場の確保なんですけれども、三重県も積極的に確保に協力するという考え方でよろしいんでしょうか。

(答)当然、石原産業が十分に、早くこれを確保していかなければなりませんから、そのために県の方で協力できるものは協力をしていきたいという考え方です。

(質)今、リサイクル製品の再チェックをしていると思うんですけども、これの結果というのはもう出ているんでしょうか。

(答:環境森林部)現在、速報値では当初の認定基準を超えるものはないだろうということは聞いておりますが、認定委員の先生に再度確認していただいたうえで、月内には公表できるのかなと思っております。

(質)神田知事のお言葉はソフトな言い方だったんですけども、少なくともニュアンスとしては、「三重県分のフェロシルトを処分するだけではなくて、愛知県分も責任を持って三重県が処理場を確保してください。」と強い意志が受け取られたんですけども、その辺に関してはいかがですか。

(答)そういうことを含めてのご発言だったと、こういうふうに思ってます。三重県としては、フェロシルトをリサイクル製品として認定したという、これは騙されたとは言いながら、そういった事実がございましたから、そういったことに基づく道義的な責任を感じておりますから、県(愛知県)のご要請についても真摯に受け止めて対応をいたしたいと思ってます。


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