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てらまち・ねっと



 この4年間で、世界をもっとも悪い方向にもっていったのはトランプ氏。
 あと数日で任期切れなのは歓迎。
 とはいえ、最後の最後まで何をするかわからないから、今日も見ておいた。

●法律家もトランプ氏離れ、2度目の弾劾裁判で弁護団結成に難題/ブルームバーグ 2021年1月15日  
●トランプ派の弁護士、「大統領選不正」主張で窮地/ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2021 年 1 月 13 日
●トランプ氏、ジュリアーニ弁護士への報酬中止を指示 弾劾で怒り/CNN 2021.01.14

●貿易戦争、米楽勝の誤算 トランプ氏関税攻勢も対中赤字拡大/産経ビズ 2021.1.16 06:00
●トランプ氏、自己恩赦の検討加速か 議会占拠事件で/日経 2021年1月15日
●トランプ氏、米軍基地での「退任式典」要求/産経 2021.1.16 08:58

●トランプ氏の支持団体「全米ライフル協会」が破産へ/テレ朝 2021/01/16 18:08
●全米ライフル協会が破産申請、テキサス移転へ 汚職捜査回避か/AFP 2021年1月16日 11:49 

●上院弾劾裁判 新政権下で 米共和マコネル氏「決断まだ」/日経 2021年1月15日
●トランプ氏、想定外の結末 弾劾裁判次第で政治生命危機に/時事 2021年01月15日

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●法律家もトランプ氏離れ、2度目の弾劾裁判で弁護団結成に難題
    ブルームバーグ 2021年1月15日  
前回の弾劾裁判でトランプ氏を弁護した法律専門家も辞退-関係者
法律専門家からはトランプ氏の行為は擁護できないとの声も

米国史上初めて2度の弾劾訴追を受けた大統領となったトランプ氏は、裁判で自身を弁護する法律チームを見つけるのに苦労している。
  大統領退任を控えた同氏の側近らは首都ワシントンの法曹界に弁護人の引き受けを打診しているが、これまでのところ思うような結果を得られていない。事情に詳しい関係者によると、ジェイ・セクロー氏やホワイトハウスの法律顧問パット・シポローネ氏ら前回の弾劾裁判でトランプ氏を弁護した法律専門家も今回は辞退した。

  元フロリダ州司法長官のパム・ボンディ氏、エリック・ヘルシュマン氏、パット・フィルビン氏、マーク・カソウィッツ氏も2度目の弾劾裁判で弁護団に加わることに関心を持っていないという。トランプ氏を弁護する役割を望まない法律家の一部は、同氏の行為は擁護できないと非公式に語っている。

ジェイ・セクロー氏  さらに広く目を転じても、複数の著名な法律事務所が、昨年11月3日に行われた大統領選後のトランプ氏の言動に法的代理人として関与するのを拒んでいる。

  プリンストン大学のキース・ウィッティントン政治学教授は、「共和党大統領が通常なら頼るであろう一流の保守派弁護士が今回の難役を引き受けようとしないのは、それほど驚きではない」と述べた。その理由として「弁護が容易ではないこと、今後の専門家として評判に傷がつくこと」を挙げた。

パム・ボンディ氏  弁護士が傍観姿勢を取るもう1つの理由について、ジョージ・ワシントン大学のジョナサン・ターリー憲法学教授は、反トランプ運動で知られる団体「リンカーン・プロジェクト」などが法律事務所に圧力を加えている点を指摘する。ジョーンズ・デイなどの法律事務所は大統領選後、トランプ氏の代理として選挙結果に異議を申し立てたことで公然と非難されていた。

●トランプ派の弁護士、「大統領選不正」主張で窮地
  ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2021 年 1 月 13 日
 ドナルド・トランプ米大統領の側に立って、先の大統領選が不正選挙だったとの根拠のない主張を繰り広げた弁護士たち。トランプ氏が来週大統領の座を退いた後、長期にわたって倫理的な批判、法的責任追及、職業上の叱責など多くの難題に直面することになりそうだ。

 こうした反撃の動きは、特にミシガン州で目立っている。同州は、トランプ氏の選挙陣営と共和党内のトランプ氏支持者らが、11月の選挙に不正や誤りがあったと主張して訴訟を起こしてきた主戦場の1つだ。ウィリアム・バー前司法長官や連邦政府の他の法執行当局者は、ミシガンなどの州ではトランプ氏がジョー・バイデン氏に敗れた選挙結果が覆るほどの不正の証拠はないと語っている。

 デトロイト市の顧問弁護士らは先週、選挙に不正があったとする1件の訴訟を起こした弁護士らに処分を下し、資格はく奪や金銭的罰則を適用することを、ミシガン州東部地区の連邦判事に要請した。こうした非難の対象となった者の中には、トランプ氏の選挙陣営の一員だったシドニー・パウエル氏、リン・ウッド氏も含まれていた。
・・・(以下、略)・・・

●トランプ氏、ジュリアーニ弁護士への報酬中止を指示 弾劾で怒り
      CNN 2021.01.14
トランプ米大統領が米下院による2度目の弾劾(だんがい)訴追の決議に怒り、顧問弁護士を長く務めるルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長への弁護士費用の支払いを止めるよう周囲に命じたことが14日までにわかった。

この問題に通じる関係筋がCNNに明らかにした。ただ、トランプ氏の側近は、報酬支払いの停止の指示が真意なのかについては不明としている。

関係筋などによると、トランプ氏は直面する苦境についてジュリアーニ氏や他の多くの人物の落ち度を非難。一方で自らの責任については公の場あるいは私的な場でも一切認めていない。

ジュリアーニ氏は今回の弾劾決議に絡むトランプ氏の弁護を引き続き担うとみられているが、トランプ氏との会話の機会はこれまでほとんど与えられていないという。

●貿易戦争、米楽勝の誤算 トランプ氏関税攻勢も対中赤字拡大
      産経ビズ 2021.1.16 06:00
 トランプ米大統領は総額約3600億ドル(約37兆5000億円)相当の中国製品に対する追加関税の賦課を2018年に始めた際、「貿易戦争は良いことで、簡単に勝てる」と豪語した。だが、いずれもトランプ氏の思惑通りにはいかなかった。

 米国での新型コロナウイルス感染拡大や世界恐慌以降で最も深刻な景気の落ち込みを記録する前でも、中国はトランプ政権の関税攻勢に持ちこたえていた。トランプ氏が一連の措置を正当化するために使用したさまざまな指標が示している。

 望み通り機能せず
 中国がコロナをいったん抑え込むと、追加関税にもかかわらず、医療機器や在宅勤務用機器の需要の高まりを受け、対米貿易黒字は拡大した。

 米中の貿易対立はトランプ政権下で始まったわけではないが、トランプ氏は前例のない追加関税やハイテク企業への制裁で戦線を広げた。こうした強硬姿勢はトランプ大統領が望んでいた通りには機能しなかった。後任のバイデン次期大統領にそのまま青写真を残す形となり、何が機能し、何がうまくいかなかったのかを示唆している。

 シラキュース大学のメアリー・ラブリー教授(経済学)は「中国は世界経済にとってあまりにも大きく、重要度が高過ぎるため、紙人形のように切り取れるとは考えられない。トランプ政権にとっては警鐘になった」と話す。

 トランプ氏は16年の大統領選で、2国間の貿易赤字を重視しない主流派エコノミストを無視する形で、極めて迅速に中国とのモノの貿易赤字の「反転を始める」と宣言。しかし、中国側のデータによると、対中赤字はそれ以降も拡大し、昨年1~11月累計で2870億ドルに達した。

 1年前に署名した第1段階の米中貿易合意の一環として、中国は20年に特定の品目で1720億ドル相当の米産品を輸入すると野心的な約束を交わしたが、昨年11月末までの進捗(しんちょく)率は51%にとどまった。

 対中貿易赤字の継続は各企業が中国の膨大な生産能力にいかに依存しているかを示した。この点はコロナ禍で改めて浮き彫りとなっており、在宅勤務で使うパソコンや医療機器などの需要急増に対応できるほどの規模で増産できるのは結局、中国だけだった。

 上乗せ分米国民負担
 トランプ大統領は中国に対する制裁関税によって、生産を本国に戻すよう米製造業を後押しすると発言。19年には「中国の代替地探しを直ちに始めるよう各社に命じた」とツイートしたが、そのような生産シフトが起きた証拠は乏しい。

 昨年9月に実施された上海やその周辺に拠点を構える200社以上の米メーカーに対する調査では、4分の3超が中国から生産を移す考えはないと回答。中国事業を拡大する理由としては、国内消費者市場の急速な伸びや強力な生産能力が定期的に挙げられている。

 トランプ氏は中国が関税の上乗せ分を支払っているとの主張を繰り返してきた。その算出に当たったエコノミストらは、追加関税発動後も中国の輸出業者が競争力を保つための値下げに全般的に踏み切っていなかったことに驚いた。すなわち、主に米国の企業や消費者が関税の上乗せ分の大半を負担していたことになる。

 オウンゴールはこれだけではない。対中関税は米国の輸出を減らす傾向にもあった。サプライチェーンがグローバル化しているということは、生産が各国で分担されているということであり、米国が中国製部品の輸入関税を引き上げたことで、米国製品の価格を上げることになった。(Bloomberg News)

●トランプ氏、自己恩赦の検討加速か 議会占拠事件で
       日経 2021年1月15日
【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領が20日の退任を前に、自身や家族の恩赦について検討を急いでいるとの観測が浮上している。連邦検察が連邦議会議事堂の占拠事件を扇動した疑いでトランプ氏の起訴を排除していないからだ。

大統領が本人を恩赦した前例はなく法的効力に関して専門家で見解が分かれ、強行すれば大統領権限を乱用したとの批判が出るのは必至だ。
・・・(以下、略)・・・

●トランプ氏、米軍基地での「退任式典」要求
     産経 2021.1.16 08:58
 【ワシントン=黒瀬悦成】ロイター通信など主要メディアは15日、トランプ米大統領が20日正午に開かれるバイデン次期大統領の就任式を見届けることなく、同日朝にワシントンを離れると報じた。

 これまでは就任式の直前、新旧大統領がホワイトハウスで一緒にコーヒーを飲んで歓談することが慣例となっていたが、今回は行われない見通し。就任式にはトランプ氏の代わりにペンス副大統領が出席するとみられている。

 トランプ氏は大統領専用機で、ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地から南部フロリダ州の別荘マールアラーゴに向かう。

 トランプ氏は同基地で、米軍の儀仗(ぎじょう)隊から21発の礼砲で見送られる「退任式典」を実施することを要求しているという。

●トランプ氏の支持団体「全米ライフル協会」が破産へ
     テレ朝 2021/01/16 18:08
 トランプ大統領を支持してきたNRA(全米ライフル協会)が破産法の適用を申請しました。

 NRAは15日、団体の登記があるニューヨーク州について、「腐敗した政治と規制だらけ」だと批判しました。

 そのうえで、日本の民事再生法にあたる連邦破産法11条の適用を申請し、テキサス州へ移転すると明らかにしました。

 NRAを巡っては、ニューヨーク州の検察が去年、NRA幹部が団体の資金を流用したとして、組織の解体と賠償を求める訴えを起こしていました。

 NRAは、豊富な資金力をバックにトランプ大統領を支持するなど政界に強い影響力を持っています。


●全米ライフル協会が破産申請、テキサス移転へ 汚職捜査回避か
    AFP 2021年1月16日 11:49 
【1月16日 AFP】米国の有力な銃ロビー団体「全米ライフル協会(NRA)」は15日、同協会とその支部1拠点について、テキサス州ダラス(Dallas)の裁判所に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表し、テキサス州に移転することも明らかにした。ニューヨーク州での汚職捜査を回避するためとみられる。

 1871年にニューヨークで設立されたNRAは、将来的に「ニューヨークでの有毒な政治環境から解放」されるのを確実にするため、テキサス州で非営利団体(NPO)として再法人化することを決めたとしている。

 ニューヨーク州は昨年8月、金融詐欺などの不正行為に及んだとして、NRAとウェイン・ラピエール(Wayne LaPierre)最高経営責任者(CEO)を相手取り、同協会の解体を求めて訴訟を起こしていた。

 同州のレティシア・ジェームズ(Letitia James)司法長官は、ラピエール氏らNRA幹部4人が長年にわたり会員からの会費や寄付金を自らの「貯金箱」として利用し、非営利団体の運営に関する法律に違反して数千万ドル(数十億円)を着服していたと指摘。

 NRAは数十年にわたって全米の銃保持者や愛好家らの意見を代弁し、合衆国憲法修正第2条の銃保持の権利を引き合いに出して、銃規制の緩和や撤廃で大きな成功を収めてきた。

●上院弾劾裁判 新政権下で 米共和マコネル氏「決断まだ」
   日経 2021年1月15日
【ワシントン=中村亮】米議会下院が13日にトランプ大統領を弾劾訴追したことで、舞台は上院の弾劾裁判に移る。開催は20日の新政権発足後の見通し。

退任後の大統領を弾劾裁判で裁く前例のない展開になる見通しだ。
トランプ氏を「有罪」とするには共和党議員の3割超に当たる17人の造反が必要となる。
反トランプの流れが共和党のなかにどこまで広がるかが焦点となる。(1面参照)

●トランプ氏、想定外の結末 弾劾裁判次第で政治生命危機に
        時事 2021年01月15日
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は退任まであと7日となった13日、弾劾訴追された。人心は離れ、本人にとっては4年間のレガシー(政治的遺産)を傷つける想定外の結末。上院の弾劾裁判次第では政治生命も絶たれかねない。

 「私の真の支持者は暴力を支持しない」。トランプ氏は米史上初となる2度目の弾劾訴追から1時間半後に動画を投稿し、支持者による6日の議会襲撃と一線を画した。弾劾訴追されたことへの反論は一切なかった。
 ワシントン・ポスト紙によると、動画は娘婿クシュナー大統領上級顧問らが、このままでは「刑事訴追のリスク」があるとして投稿を説得したという。テレビを見る以外はやることもなく、周囲が自身を擁護しなくなったことに孤独感を強めていると伝えられる。

 上院(定数100)の弾劾裁判で、50人の野党議員に加え17人の共和党議員が反旗を翻せば、3分の2の要件を満たして「有罪」となる。さらに上院の過半数による決議で、公職に就く資格を失わせることが可能だ。
 共和党上院トップのマコネル院内総務は13日、所属議員に対しわざわざ「(どう投票するか)まだ決めていない」と語った。既に上院でも共和党議員10人程度が有罪票を投じることを検討しているとされ、トランプ氏の政治的影響力をそごうという動きが広がる可能性もある。

 退任までの1週間でトランプ氏が検討しているとされるのが、退任後の刑事訴追を見据えた「自己恩赦」だ。ただ、その合法性をめぐり連邦最高裁まで争われるのが確実とみられている。

 ABCニュースによると、トランプ氏は退任直前に辞任して、大統領の職務を代行するペンス副大統領に自身を恩赦させる奇策も検討。ただ最終的に「(本当に恩赦するか)ペンス氏を信用できない」として断念したという。

 2024年の大統領選再出馬の可能性は、話題に上ることが少なくなった。しかし、大統領選で7400万票を獲得したトランプ氏の支持基盤が影響力を持ち続けるのは間違いない。

 トランプ氏は12日には「弾劾はとてつもない怒りを招き、国家を危険にさらす」と語った。支持者の敵意が強まることを見越し、復讐(ふくしゅう)を示唆した発言とみられる。

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 菅内閣の支持率を見るのは、私としては初めて。
 菅氏が政権構想や政策を述べるとき、その逐一の政策の姿は、ローカル議員の選挙の時の候補者のそれと同じ、そういう印象をずっと持っていた。

 ローカル議員の選挙の時に当該選挙の候補者たちがローカルな政策を訴えるのは当然で自然なこと。
 しかし、菅氏が内閣トップとして目指す政策を述べ時に出てくる目標は、どれもちっぽけ。
 しっかりした骨がないからか、ふらふらして、コロナと党内の勢力の力学に揺さぶられて右往左往、そんな印象だった。
 ・・・そんなことの積み重ねだろう、国民の視点は厳しく、支持率は急激に下がった。

 コロナ対策に関して、非常事態宣言の期限の2月初めまでに功を奏することは困難だから、2月に支持率がさらに下がるのは確実だろう。
 そんなことも思いながら、しばらく前からの支持率の変化を下記の通り確認し、リンクするとともに一部を記録しておく。

●菅政権支持率、3カ月で32ポイント低下 麻生政権に並び最大 本社世論調査 コロナ対応に評価低く/日経 2020年12月29日
●菅内閣支持率、続落41% 緊急事態宣言79%「遅過ぎた」/共同 中日 2021年1月10日
●菅内閣「支持」と「不支持」 内閣発足以降初めて逆転 世論調査/NHK 2021年1月12日

●内閣支持と不支持が逆転 コロナ対応で軒並み厳しい評価/JNN世論調査 1月11日 2時18分
●片山善博氏 菅内閣の支持率下落の要因「すべてが後手に回り、先の見通しがない」/スポニチ 2021年1月13日
●内閣支持34.2%、不支持と逆転 新型コロナ対応評価せず61%―時事世論調査/時事 2021年01月15日さ

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●菅政権支持率、3カ月で32ポイント低下 麻生政権に並び最大 本社世論調査 コロナ対応に評価低く
    日経 2020年12月29日
日本経済新聞社の25~27日の世論調査で、菅義偉内閣の支持率は42%だった。
歴代内閣の発足時として過去3番目の高さの9月の74%から32ポイント低下した。
3カ月間での低下幅は2008年の麻生太郎内閣と並び、1987年の調査開始以来、最も大きい。

●菅内閣支持率、続落41% 緊急事態宣言79%「遅過ぎた」
       共同 中日 2021年1月10日
 内閣支持率の推移
 共同通信社が9、10両日に実施した全国電話世論調査によると、菅内閣の支持率は41・3%だった。12・7ポイント急落した12月の前回調査から、さらに9・0ポイント下落。今回の不支持率は42・8%で、政権発足から約4カ月で不支持と支持が拮抗した。

新型コロナ感染拡大で1都3県に再発令した緊急事態宣言のタイミングは「遅過ぎた」との回答が79・2%に上った。政府のコロナ対応を「評価しない」が68・3%。評価するは24・9%で安倍政権下を含め最も低かった。
 内閣不支持理由では「首相に指導力がない」が41・2%で最多だった。
 回答は固定電話521人、携帯電話520人。

●菅内閣「支持」と「不支持」 内閣発足以降初めて逆転 世論調査
       NHK 2021年1月12日
NHKの世論調査によりますと、菅内閣を「支持する」と答えた人は40%、「支持しない」と答えた人は41%で、去年9月の菅内閣発足以降初めて支持と不支持が逆転しました。

NHKは、今月9日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。調査の対象となったのは、2168人で、59%にあたる1278人から回答を得ました。

それによりますと、菅内閣を「支持する」と答えた人は、先月より2ポイント下がって40%、「支持しない」と答えた人は、5ポイント上がって41%で、支持と不支持が逆転しました。

支持と不支持が逆転したのは、去年8月に安倍前総理大臣が辞任を表明する直前に行われた調査以来で、去年9月の菅内閣発足以降では初めてです。

内閣を支持する理由では、「他の内閣より良さそうだから」が39%、「人柄が信頼できるから」が23%、「支持する政党の内閣だから」が21%などとなりました。

支持しない理由では、「実行力がないから」が40%、「政策に期待が持てないから」が33%、「人柄が信頼できないから」が11%などとなりました。・・・(以下、略)・・・

●JNN世論調査、内閣支持と不支持が逆転 コロナ対応で軒並み厳しい評価
     JNN 11日 2時18分
 最新のJNNの世論調査で、菅内閣の支持率は先月より14.3ポイント下落して41.0%となり、支持と不支持が逆転しました。政府の新型コロナ対応にも厳しい評価が出ています。

 菅内閣を支持できるという人は、先月の調査結果より14.3ポイント減って41.0%でした。一方、支持できないという人は14.8ポイント増加し55.9%と、支持と不支持が初めて逆転しました。

 新型コロナウイルスの感染防止に向けた政府のこれまでの取り組みについて聞いたところ「評価しない」が63%と、「評価する」を上回っています。

 政府が1都3県に緊急事態宣言を出したことについて聞きました。宣言発表を「評価する」人は65%、「評価しない」人は30%でしたが、タイミングについて尋ねたところ、「遅すぎる」が83%に達しました。

 今回の宣言は飲食店などへの時短要請や不要不急の外出自粛呼びかけなどが柱となっていますが、これを「過剰だ」と答えた人は6%、「適切だ」は36%、「不十分だ」は55%でした。緊急事態宣言の期間は来月7日までとなっていますが、1か月で宣言を解除「できると思う」と答えた人は7%にとどまり、「できるとは思わない」人が87%に達しています。

 新型コロナ特措法の改正について聞きました。飲食店などが時短要請に応じない場合に罰則を設けることの是非を尋ねたところ、「賛成」は35%、「反対」は55%でした。

 今年夏に予定される東京オリンピック・パラリンピックについて、「開催できると思う」と答えた人は13%、「開催できると思わない」と答えた人は81%でした。

 「桜を見る会」の前夜祭をめぐる事件で、これまでの安倍前総理の説明に「納得できる」と答えた人は12%にとどまり、「納得できない」が80%にのぼりました。

●片山善博氏 菅内閣の支持率下落の要因「すべてが後手に回り、先の見通しがない」
  スポニチ 2021年1月13日
元鳥取県知事の片山善博氏が13日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。最新のJNNの世論調査で、菅内閣の支持率が前回調査から14・3ポイント下落して41・0%となり、支持と不支持が逆転したことについて言及した。

 片山氏は、支持率下落の要因について「すべてが後手に回り、先の見通しがないように見える」とし「例えば、知事から緊急事態宣言の発出の要請があっても、“まだそういう状況ではない”“必要があれば”という発言をされます。でも思い立ったようにバタバタバタとやりますよね。これ本当に後手後手で追い込まれてっていう印象がある。本当に地域から悲鳴が聞こえてきた時に自分の問題として“それは大変だね。早速検討しましょう”っていうのが本来の態度。他人事感と言うかそういう印象を受けます」と自身の考えを述べた。

 JNNの調査では、新型コロナウイルスの感染防止に向けた政府のこれまでの取り組みについて「評価しない」が63%と、「評価する」を上回った。緊急事態宣言を出すタイミングについては「遅すぎる」が83%に達した。

また、共同通信社が9、10両日に実施した全国電話世論調査でも、菅内閣の支持率は41・3%で、12・7ポイント急落した昨年12月の前回調査から、さらに9・0ポイント下落。緊急事態宣言のタイミングは「遅過ぎた」との回答が79・2%に上った。政府のコロナ対応を「評価しない」が68・3%。評価するは24・9%で安倍政権下を含め最も低かった。内閣不支持理由では「首相に指導力がない」が41・2%で最多だった。

●内閣支持34.2%、不支持と逆転 新型コロナ対応評価せず61%―時事世論調査
    時事 2021年01月15日17時19分<
【図解】政党支持率の推移

 時事通信が8~11日に実施した1月の世論調査で、菅内閣の支持率は前月比8.9ポイント減の34.2%、不支持率は13.1ポイント増の39.7%となった。菅内閣発足後、不支持が支持を上回ったのは初めて。新型コロナウイルス感染拡大をめぐる政府対応については「評価しない」が61.4%だった。

 調査は、コロナ感染の拡大を受けた1都3県に対する政府の緊急事態宣言直後に行われた。
 内閣を支持する理由(複数回答)は「他に適当な人がいない」が最多の16.4%で、「首相を信頼する」8.0%、「印象が良い」6.4%と続いた。支持しない理由(同)は「期待が持てない」23.5%、「リーダーシップがない」22.6%、「首相を信頼できない」15.4%などだった。

 政府のコロナ対応を「評価する」は18.5%、「どちらとも言えない・分からない」は20.1%だった。全国で一時停止している政府の観光支援策「Go To トラベル」についても聞いたところ、「中止すべきだ」が54.9%と、「継続すべきだ」の29.1%を上回った。「どちらとも言えない・分からない」は16.0%。



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 今日は、名古屋大学医学部附属病院の外来・放射線科の診察(院内初診だから再診扱い)。
 なぜ放射線科かというと、抗がん剤を2回投与したが、私の場合、抗がん剤が効かないばかりか、腫瘍マーカーが6倍に跳ね上がっていて、こちらから次の治療として放射線に関係する治療法を希望したから。
 (経過) 1月4日の泌尿器科の主治医の診察時のことを1月5日のブログに書いた。そこから簡潔に抜粋すると次。

 ★≪ 主治医「抗がん剤の1コース目でPSAがこれだけ上がった(6倍)から、2コース目でも下がらない可能性が高い。
        ドセタキセルは今日の2回目でやめる。次の抗がん剤のカバジタキセルに行く方法がある」
 寺町 「骨転移が主でもあるから、次はゾーフィゴの点滴の方を考えたい」
 主治医 「保険適用の中でできる選択肢は、カバジタキセルとゾーフィゴの二つしかない」
 寺町 「では、最速でその方向でできるように、手配して欲しい」
 主治医 「(キーボードを打ちながら) いま、紹介状(てがみ)を書いている。あとで行って、自分で予約を取って」

 ちなみに、この次の治療= ゾーフィゴ(放射性医薬品基準 塩化ラジウム(223Ra)注射液) に関しては、岐阜に戻る車中に、放射線科から電話がかかってきて、 14日に担当医の診察予約が決まったと連絡があった≫

● こんなわけで、今日、放射線科の医師の診断を受け、ゾーフィゴの治療の日程が決まった。
 第一回は1月26日(火)。以後4週間に一回ずつ総計6回。6月までの「ゾーフィゴ 静注」の日程が全部決まった。
 治療開始後、骨髄抑制が重くならず、好中球の値もよれば治療を継続する、という。

● 医師の話はとても面白かった。泌尿器科の主治医は、あとは抗がん剤のカバジタキセルしかない、旨の見解。
 今日の放射線科の医師は、ラジウムを使った治療である「ゾーフィゴ」はもちろん、他のこともいろいろと質問したが、答えは明確、かつ、とても分かりやすく「まだ、治療の選択肢はいろいろとある」との即答だった。 
 たとえば、私が、前立腺がんの「原発巣」(一番最初の癌ができた場所)に対する放射線治療(トモセラピー)をやってくれる病院があるが、そういう「原発巣」の放射線治療も私の場合でも良いかと質問したら、「もちろん」、とのこと。
 
 泌尿器科の主治医の見方とは全く違っていることに驚くとともに、小気味よかった。

● 私の現状の検査については、骨シンチの画像はゾーフィゴと同時期に撮って、最終回の後との比較をしたいから、18日に撮ることになった。
 また、18F-FDG PET/CTは私は12月に撮っている。が、今回は、別に、「18F-NaF PET/CT検査」という検査をしたいとのこと。これは、「骨転移」の状況が一番よくわかる検査法で、通常の保険適用はない、しかし、これを毎回行いたい、費用は全部研究費で出す、とのことだった。もちろん、毎回そんな画像がみられるなんて最高なので、同意した。
 (下記の通り、同氏の一つの研究テーマでもある雰囲気)

 ということで、今日は帰宅したのが暗くなってからだっので、ブログはこのあたりにしておく。
 質問は10項目ほど、メモしていったので、その問いへの回答は明日香、近いうちに整理して載せる。
 あとは、名大の教員情報でのその特任教授の加藤氏の関連のことを幾つか、コピペしておくことにする。

 ★教員詳細   大学院医学系研究科 総合保健学専攻

 研究発表等 18F-NaF PET/CT、18F-FDG PET/CT、骨シンチ/SPECTによる去勢抵抗性前立腺癌骨転移223Ra治療の評価 ,   加藤克彦 第59回日本核医学会学術総会 , 2019年

(12月に私が入ったPET/CT)
●名古屋大学医学部附属病院 放射線部 核医学検査室
特殊検査:当院はサイクロトロンを所有しているため、18F-FDGを用いた検査以外にも半減期が短い11C を使用した11C-メチオニンや、18F-NaFなど特殊な薬剤(いずれも保険適用外)を使用した検査も行っています
11C-メチオニンは、18F-FDGの生理的集積により観察しにくい脳腫瘍の患者さんに対して、頭部PET/CT検査を行っています。薬剤投与から20分後に撮像しています。
18F-NaFは全身の骨転移の診断に有用です
PET/CTはガンマカメラより高い空間分解能を有するため、骨シンチグラフィよりも骨の描出がきれいであることが特徴です。薬剤投与から40分後に30分近くかけて全身を撮像しています。また、内用療法では、131Iを用いた甲状腺がんの残存腫瘍のアブレーション治療やバセドウ病の内用療法だけでなく、α線放出核種である223Raを用いた去勢抵抗性前立腺癌の骨転移に対する治療も行っています。


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 今日は、トランプ氏が大統領としての任期の最後の数日というところで、過激に新政府や議会をひっかきまわしている。
 議会側も黙っているわけはなくて、制度にのっとる民主党と無法地帯を行く現職大統領の駆け引きがきわどい。
 どちらも思惑を裏に隠しているのだろうから、当分は混乱が続きそうなアメリカ。

 ということで、今日は、次を確認しておいた。
●トランプ大統領、議会乱入時の発言「完全に適切」/JNN  1月13日
●トランプ大統領が反発「安易な願い事に気をつけろ」/ANN 2021年1月13日

●米民主、トランプ氏の弾劾案提出 罷免拒めば週内採決/日経 2021年1月12日 6:10
●トランプ大統領の解任要求を決議 米下院、ペンス副大統領は拒否/共同 2021/1/13 13:44

●トランプ派がデモ呼びかけ、一部で武装計画も トランプ氏欠席で大統領就任式は「狙いやすい」標的とも/ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2021 年 1 月 12 日 07:07
●米FBI、大統領就任式前の武装抗議を警戒 首都ワシントン警備強化/ロイター 0112
●全米の州議会で武装抗議計画か 首都は「大規模な反乱」警告―FBI/時事 2021年01月12日08時23分

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●トランプ大統領、議会乱入時の発言「完全に適切」
      JNN  1月13日
アメリカでトランプ大統領の支持者らが連邦議会議事堂に乱入し5人が死亡した事件の後、初めて公の場に姿を見せたトランプ氏は自らの発言は「完全に適切だった」と述べ、自分に責任はないと強調しました。

「人々が私の演説や言葉、最後の段落、最後の一文を分析した。そして全ての人が、それは完全に適切だったと思った」(トランプ大統領)

トランプ大統領は12日、連邦議会議事堂への乱入事件についてこのように述べ、支持者らに議会に向かうよう繰り返し呼びかけた自らの発言に問題はなく、自分に責任はないと強調しました。また、これに先立ってホワイトハウスで発言したトランプ氏は、民主党が自身を弾劾訴追する決議案を下院に提出したことについて、「政治史上最大の魔女狩りが続いている。ばかげている」と批判しました。

民主党が多数を占める下院は、ペンス副大統領に憲法修正第25条に基づくトランプ氏の解任を求める決議案を12日の本会議で採決し可決する見通しで、24時間以内にペンス氏が応じなければ13日にも弾劾訴追の決議案の採決に踏み切る方針です。

●トランプ大統領が反発「安易な願い事に気をつけろ」
     ANN 2021年1月13日<
アメリカのトランプ大統領は支持者が議会に乱入した事件を巡り、野党・民主党が自らの罷免(ひめん)を求める動きに反発しました。

 トランプ大統領:「憲法修正25条による罷免は私にとってリスクはゼロだ。しかし、バイデン氏とその政権を悩ませることになるだろう。安易な願い事には気を付けろ、ということだ」

 12日にテキサス州を訪れたトランプ大統領は、自らの罷免を求める民主党を批判しましたが、「暴力や暴動ではなく、法の支配を信じている」とも述べました。

 民主党からトランプ大統領の罷免に向けて動くよう求められたペンス副大統領はペロシ下院議長に書簡を送り、拒否する考えを示しました。

 民主党が多数派を占める下院は13日にもトランプ大統領を弾劾(だんがい)訴追する決議案を採決する方針です。

●米民主、トランプ氏の弾劾案提出 罷免拒めば週内採決
        日経 2021年1月12日 6:10
【ワシントン=中村亮】米民主党は11日、トランプ大統領の罷免をペンス副大統領に求める決議案を下院に提出した。ペンス氏が応じなければ、同日に提出したトランプ氏の弾劾決議案を週内に採決する構えだ。トランプ氏が連邦議会占拠事件を扇動したと断じ、責任を追及する。

民主党は11日、トランプ氏の罷免を求める決議案と、弾劾決議案の2つを下院に提出した。
1つ目はペンス氏に対して合衆国憲法修正25条を発動してトランプ氏を罷免するよう求める内容だ。民主党のホイヤー院内総務は11日、決議案について全議員の賛同を求めたが共和党から異議が出た。

これを受けて民主党は決議案を12日の本会議で採決する予定で、可決後24時間以内にトランプ氏を罷免するようペンス氏に迫る。

●トランプ大統領の解任要求を決議 米下院、ペンス副大統領は拒否
      共同 2021/1/13 13:44
 【ワシントン共同】米下院本会議は12日、トランプ大統領の支持者による議会襲撃を受け、ペンス副大統領に対し、憲法の規定を発動してトランプ氏の解任に動くよう求める決議案を賛成多数で可決した。ペンス氏は12日、応じないと表明した。民主党は13日、下院で2回目のトランプ氏弾劾訴追決議案の審議に入る。

 大統領解任を求める決議は極めて異例。ただトランプ氏は議会襲撃に関する責任を全否定した。決議案は「トランプ氏は大統領の最も基本的な義務を果たす能力が全くないことを繰り返し示した」と批判。だがペンス氏は「国益に資さない」との考えを表明した。

●トランプ派がデモ呼びかけ、一部で武装計画も トランプ氏欠席で大統領就任式は「狙いやすい」標的とも
       ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2021 年 1 月 12 日 07:07
 【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領の支持者らがネット上で再び選挙結果に抗議する行進を計画しており、先の連邦議事堂占拠で不意を突かれた法執行当局は警戒を強めている。

 トランプ氏支持者らのネットフォーラムでは、さらなるデモ集会の計画が浮上しており、主催者の一部は銃器を持ち込むよう促している。

 ネット上で過激派の脅威を分析する「サイト・インテリジェンス・グループ」は9日、武装した右派による抗議デモが1月17日に予定されているとの報告書を公表した。トランプ氏の支持派や反政府活動家らが首都ワシントンや各州の州議会周辺での結集を呼びかけているという。ネット上で出回っているあるイベントの告知では、「個人の判断で武装して」参加するよう求めている。

 アメリカン大学のリサーチアソシエート(過激派専門)、メイリ・クリージス氏が提供したスクリーンショットによると、ジョー・バイデン次期大統領の就任式が開かれる1月20日に首都ワシントンで「百万人の武装派による行進」を呼びかけるものもある。...

●米FBI、大統領就任式前の武装抗議を警戒 首都ワシントン警備強化
       ロイター 0112
[ワシントン 11日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)は、20日に行われるバイデン次期米大統領の就任式を前に首都ワシントンや50州の州都で武装したデモ隊による抗議行動が計画されている可能性があると警告を発した。連邦当局筋が11日、明らかにした。

 米連邦捜査局(FBI)は、1月20日に行われるバイデン次期米大統領の就任式を前に首都ワシントンや50州の州都で武装したデモ隊による抗議行動が計画されている可能性があると警告を発した。連邦当局筋が11日、明らかにした。写真はワシントンのリンカーン記念堂、2020年11月撮影(2021年 ロイター/Kevin Lamarque)
トランプ大統領の支持者らが6日に議会議事堂を襲撃したのに続き、さらなる暴力行為を働くリスクがあることを踏まえ、FBIは次の週末や、少なくとも就任式当日までの時期について警告を出したという。

一方、ダニエル・ホカンソン州兵総局長は、首都ワシントンの警備などのために16日までに約1万人の州兵が配置されると明らかにした。現地当局の要請があれば1万5000人に増員する可能性があるとした。

ただ、クリス・マーフィー上院議員は首都の警備にあたるのが州兵だけで十分かは定かでなく、米軍の現役兵士が必要かもしれないと指摘し、国防長官代行に書簡を送る考えを示した。

バイデン氏は地元デラウェア州で、就任式では従来通り「屋外で宣誓することを恐れていない」と表明。ただ、扇動や他人の命を脅かす行為、公共の建物の損壊などに関与した人は、責任を問う必要があると強調した。

また、米国立公園局は11日、バイデン氏の就任式が妨害される脅威が続いているとし、ワシントン記念塔を24日まで閉鎖すると発表した。

ワシントンのバウザー市長は内務省に対し、公共での集会認可を24日分まで取り消すよう求めた。

●全米の州議会で武装抗議計画か 首都は「大規模な反乱」警告―FBI
    時事 2021年01月12日08時23分
 【ニューヨーク時事】米ABCテレビなどは11日、今週末からバイデン氏が大統領に就任する20日ごろにかけ、全米50州の州議会議事堂と首都ワシントンの連邦議会議事堂で、武装した集団による抗議デモが計画され、連邦捜査局(FBI)が内部文書で警告していると報じた。

 州議会での武装した集団による抗議デモは16日から計画されている。20日に全50州の地方政府庁舎に「侵入」する計画もあるという。ある武装集団が16日に首都ワシントンに行くとの情報もあり、FBIは「彼らは、修正憲法25条に基づき議会が大統領を解任しようとすれば大規模な反乱が起きると警告している」と説明した。

 連邦捜査当局は全米の警察に州議会議事堂周辺の警備強化を促した。一方、ミシガン州議会の委員会は11日、議事堂で、銃の見える形での所持を禁じることを決めた。ミシガン州では昨年4月、新型コロナウイルス流行に伴う都市封鎖措置に抗議する武装したデモ隊が州議会に侵入したほか、同10月にはウィットマー知事(民主)の拉致計画が摘発されている。


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 今日は、2回目の抗がん剤投与(12月28日)から16日目になる。
 1回目と同様に、格別な副作用はない。
 
 「効果は副作用とは関係ない」と医師は言う。
 ともかく腫瘍マーカーは11月9日と1月4日の比較で6倍に上昇した。
 主治医が1月4日に「抗がん剤は効いていない。4クール予定だったが、もう、これでやめよう」と即決。
 抗がん剤が癌には効いていない、とは・・・
 想定外に、話(=治療の進み方=)が混とんとしかけてきた。現代医療の標準療法の観点では、治療法がまた一つ減じた・・・
 
 もちろん座して待つわけではないから、抗がん剤治療とは別に、11月から私の癌細胞の遺伝子を調べることも進めていた。
 11月に、前立腺部分の12カ所の生検、それと骨シンチの画像検査で骨転移の「一番活発そうに映し出されている」腰の骨を採って細胞を調べる「骨生検」の手術を行った。しかし、どちらからも「癌細胞は見つからなかった」。
 主治医は、もし、癌細胞が見つかっていたら、「保険適用」の遺伝子検査にデータを回し、治験などの登録ができたけどそれはできないことになった、あとは抗がん剤・ドセタキセルになる、との旨。
 
 患者の私はそれでは諦めないから、残る方法として「自由診療(保険が適用されないこと)」での遺伝子検査を模索する。
 1月4日の診察時に、自由診療でゲノム検査をしたいとの旨を主治医に表明し、手続きの書類を出した。
 日程調整の結果、1月6日に名古屋大学病院の化学療法部所属の医師との面談となった(セカンドオピニオンと同じ手続きに位置付けられるらしい)。

 1月6日に「がんゲノム医療」の担当の医師と相談、私の癌細胞の変異などを調べるために血液を採った。
 私の検体は、すぐアメリカに送られていて1週間ほどで検査結果が出るという。
 その結果説明は、医師との日程調整のあとになので、1月25日以降になりそう。
 癌の原因の遺伝子異常が見つかる確率が高いわけではない。が、文献では、「転移性前立腺がん男性患者の20~30%には、細胞のDNA修復機構を損なう遺伝子変異が認められる」とかのレベルの数字も出てくるし、当事者としては、それらが発見されることを期待するしかない。

 ともかく、今日は、その医師の話などのうち、私に関する具体的な部分を中心に、以下に整理しておく(制度のことは昨日までに書いたから)
 
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●-1 名大病院の癌のゲノム検査の形式
  (1) 「病診連携受付」で事前調整もしておいた 
 4日に1階の「病診連携受付」の手続き担当の職員と話をして、調整を進めてもらった。
 ゲノム検査の担当の医師とも調整、あとは、診察時に患者から主治医に意思表示をし、同主治医がゲノム担当医師と連絡を取り、患者と主治医の意思確認が済んでいることを共通認識として形成できればよい、ということまで話が進んだ。
 こちらも、事前に申込書などをWebで取得(後掲・リンク)して書き込んでいるから話は早かった。
 
  (2) ゲノム検査担当の医師は抗がん剤の担当部だった
 ゲノム検査担当は、抗がん剤を担当する「化学療法部」の医師で、癌のことにもとても詳しかった。
 「化学療法部」とは、同大の関連WEBでは、  
  ※ 化学療法部 研究室概要  ≪質の高いがん薬物療法を実践するためには、臨床薬理や副作用への理解に加え、各臓器のがんの病態に精通し、個々の患者の病態変化に応じて治療方針を判断していく臨床能力が要求されます≫
 別のWebでは、「臓器横断的ながん薬物療法と緩和ケア、臨床試験の実地トレーニングを受けた」とされる〇〇医師。

  (3) 名大の関連WEB
 ★ がん遺伝子パネル検査とは  がんは遺伝子の変化によって起こる病気です。がん遺伝子パネル検査では、がん細胞に起きている遺伝子の変化に関して、一度に多数の遺伝子を調べる(解析する)ことで、がんの特徴に基づいた治療法を検討します。
 
 ★ がんゲノム外来(完全予約制)について/がんゲノム外来の目的>  がんゲノム外来は、がん遺伝子パネル検査について専門の医師から詳しい説明を聞き、検査を受けるかどうか患者さん自身が十分に考えたうえで決めることを目的としています。
 がんゲノム外来は、患者さんからの情報とかかりつけ医(主治医)の先生からの診療に関する資料(診療情報提供書等)に基づいて行います。

 ★ 遺伝カウンセリング
 院内患者さんを中心に、ご家族も含め年間50件以上の遺伝カウンセリングを行っています。

  (4) 4.がんゲノム外来受診までの流れ    同 Web 
 1)まずは、かかりつけ医(主治医)の先生に、がんゲノム外来を希望したいことをご相談ください。
 2)かかりつけ医(主治医)の先生と相談の結果、がんゲノム外来の受診を希望される場合は、当院の「病診連携受付(052-744-2825)」にご連絡下さい。
 3)かかりつけ医(主治医)の先生に当院への紹介状(診療情報提供書)を作成していただき、「がんゲノム外来申込書」、「がんゲノム外来受診同意書」とともにFAX(052-744-2803)でお送りください。

  尚、申込書及び同意書は下記よりプリントアウトが可能です。

「がんゲノム外来申込書①・②、主治医の先生へのご連絡」(PDFファイル1.1MB)

「がんゲノム外来申込書①」(Excelファイル23KB)

「がんゲノム外来申込書②」(Excelファイル22KB)

「がんゲノム外来申込書_主治医の先生へのご連絡」(Excelファイル20KB)

「がんゲノム外来同意書」(PDFファイル89KB)

※ 私の「相談したい内容」の記述の転記 ⇒ 2020年2月のガン告知後・ホルモン療法を開始(岐阜大学)。東京女子医大を経て、同年11月以降は名大病院。同年12月から抗がん剤(ドセタキセル)治療中。同年11月実施の前立腺生検及び腸骨生検でもガン細胞が見つからなかった。保険適用のガン遺伝子検査のルートには乗らないので、自由診療でのガン遺伝子検査を至急受けたい。
2020年12月25日付けで、PARP阻害剤・リムパーザが「BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌」にも適応拡大されたことでもあるから。


 4)「がんゲノム外来申込書」にもとづき外来日時を決定し、病診連携受付から連絡いたします。

●-2 具体的な説明を受けて、最後に採血をした「10CC 2本」/1月6日
 ゲノム検査担当の医師とは、「化学療法部」の診察室で正味で1時間以上話すことができた。
 とても、分かりやすく、こちらの疑問点にもきちっと答えていただけたので、とてもすっきりとした。「癌のステージの終期にかかる癌の関係のもろもろ」なども聞けた。
 実際、採血して検査に入るかについては、「今日の話で終わりでもよい」し、「今日、採血して具体的に検査を進めても良い」し、「後日、たとえば半年後に採血して検査するでも、いつでも良い」との旨だった。なお、いずれの場合も「採血の日には所定の料金」の納付が必要となる。 
 
 もちろん私は、その場で検査のための採血をしてもらった。
 採った「10CC 2本」(本番1本、予備1本)の血液は、すぐにアメリカの検査機関に送られるそうだ。結果は20日過ぎに分かるとか・・・
 
●-3 資料に基づいた説明に私が言葉を補足
  ★ (1) 全体的な説明
 今までやってきた治療は、前立腺がんに対して「効くか、効かないか」という目的でやってきた。
 個別の臓器の癌やいろいろなガンの特徴に対して、遺伝子の異常で同じ薬が効くかどうかを調べるから、うまくいったり、いかなかったり、だ。
 パネル検査の目的は、効くかどうか、といような適応内のモノを探すことではない。
 つまり、効くか、効かないかわからないけどやる検査だ。

  ★ (2) 保険適用の検査
 パネル検査は、国の事情でやっている。
 癌遺伝子の研究を進めるために分母がたくさん必要なので(2019年に)保険適用にした。
 保険適用⇒パネル検査はお薬の開発に関わる。
 病気の遺伝子情報を調べることは、薬を開発するための試験をスムースにするために必要なこと。

  ★ (3) 自由診療の検査
  今回の寺町さんの自由診療)自由診療は血液中に出る癌の遺伝子を調べる検査。
 この検査だけで遺伝子に異常が見つかっても、治療に入れるわけではない。
 実際の治療に入るには「根拠」が必要だ。
 自由診療で血液中に癌の遺伝子が見つかったら、通常、次は、組織を採りに行く必要がある。
 血液だけの検査で治療の試験を組む医師は少ない。
  病気の細胞が流れている人が半数。  癌細胞だけがいる。

 次に私に関する具体的なやり取りの要点を列記しておく。(私の解釈、受け止めなので、間違いなどがあればご容赦)
 ●-4 具体的なやり取り
★ (1) 癌細胞が見つからないのは良いこと 
・ 寺町さんは、前立腺の生検でも、画像の検査で背骨の癌が一番活発そうなところから細胞を採っても、癌細胞がなかった。
 これは、癌という病気という観点では、とても良いことだ。
 なぜなら、画像検査などで一番活発そうなところの生検をしても、に癌細胞が見つからないのだから。

・ 検査は、血液の中に癌の細胞が流れているのが前提となっている。
 前立腺がんの人の「骨転移」の人の場合は、血液の中に癌の細胞が流れていることは少ない。
 もどかしいけど、癌の細胞が血液中に流れていないことは(癌という病気という観点では)悪いわけではない。
 内臓に癌があるとかだと、血液のに中に出ている可能性は上がる。

★ (2) 約2週間で結果が出る
 ・検査では、病気の遺伝子異常が分かる可能性がある。
 なお、特別にBRCAの遺伝は異常は分かるようになっている。

・検査では74個の遺伝子を見る。
 採血したら、すぐにアメリカに送る。2週間ほどで結果がかわかる。

  ★ (3)  さらに、私の癌治療に関係する可能性がある BRCA の検査
    (参考 11日ブログ  ★BRCA遺伝子変異を有する転移性去勢抵抗性前立腺がんに対するPARP阻害剤リムパーザの承認/2020年 12月 28日 )    
 寺町「BRCAの検査は民間でもやっている。これをどう思うか。価格、料金とかは・・・」
 医師「民間では、あちこちでやっている。料金は高い。」

 以下は医師の説明。
★ (4) 1月1日から、BRCAの血液検査も保険適用になった
 質問の、今回の前立腺がん治療のリムパーザに関係するBRCAの血液(遺伝子)検査については、昨年12月25日のリムパーザの認可から3日遅れて、保険適用になった。役所の事情でズレた・遅れたので、注目されなかったが・・。
 だから今は、国として保険適用になったから、保険でできる。
 (1月1日からなので)今は各病院で実施するための手続きの整理・準備をしている。それが済めば、可能となるので、今はその移行の段階中。

  ★ (5) 遺伝子異常が見つかれば保険適用になる
 ・認可されたリムパーザは前立腺がんと膵臓がん。
 ・自由診療で検査をしてBRCAの遺伝子異常が「陽性」だったら、担当科(泌尿器科)で保険適用の検査をする。
 ・今回、パネル検査で試験した結果、「生まれつきの遺伝子異常」が見つかれば適用される。
 ・病気を特定することが必要。
 ・もともと確率は高くない(から、そこは承知を)

 ・この検査でBRCA遺伝子異常は分かってしまう。
   ⇒BRCA遺伝子異常がなければ、保険適用、認可された薬の適用にならないことも分かってしまう。
 ・それと、病気が重くなった時に異常が再現できるとは限らない。
 
 ・リムパーザは、間接的に抑える薬。
  ⇒だから、劇的に効くわけではない。

   ★ (6)  他の治療薬 
 ・癌細胞はいろんな顔つきの子が出てくる。
  ⇒遺伝子異常も変わってくる。ホルモンか分子標的薬が効くこともある。

 ・例えば、「肺がん」は、ALKがあれば予後不良。しかし、新薬が良く効く。

     ※ 「ALK阻害薬」とは/がん情報サイト「オンコロ」 ALK融合遺伝子は、非小細胞肺がんの約3~5%に認められこのALK融合遺伝子を標的にした薬はALK阻害薬と呼ばれ、2018年10月18日現在、”ALK融合遺伝子陽性切除不能進行・再発非小細胞肺がん”の効果・効能で国内承認されているALK阻害薬は4種類ある。

 ・免疫チェックポイント阻害薬は一部の人にはよく効く。
  ⇒その癌に効く場合は、遺伝子は関係ない。
    ※ 「免疫チェックポイント阻害剤」/がん免疫療法情報ガイド 免疫細胞が活性化して病原体やがん細胞と戦うことは大切なこと。しかし、免疫が高まり過ぎると自らの健康な細胞も傷つけてしまうので、体はチェックポイントで免疫細胞にブレーキをかけて、免疫のバランスを維持する。ところが、がん細胞はこのブレーキ機能を逆手にとって、体ががん細胞を攻撃する力を抑え込む。チェックポイント阻害剤は、がん細胞がたくみに免疫から逃れて生き延びようとするのを阻止する薬。抗PD-1抗体のニボルマブ(商品名:オプジーボ®)が一つの例。

  ⇒使える段階はデザインによる。
   効くか効かないかはやってみないと分からない。
   結果的に効けばラッキー、それはごく一部。

   ★ (7) 寺町さんの抗がん剤治療
 ・寺町さんは、抗がん剤ドセタキセルが効かなかった。
 
 ・寺町さんは骨転移が多い。
 ・抗がん剤は、「転移がある骨」にも「前立腺」にも、ちゃんと届いている。

 ・その人の「病気の細胞=癌細胞」と「それぞれの抗がん剤」とには「相性」があり、効くかは人それぞれ。
 ・抗がん剤は、(前立腺がんや乳がんなど)ホルモン感受性(性ホルモンとのかかわりが密接)がある癌には相性が悪い。効きにくい。
  それと、「活発でない癌には抗がん剤は効きにくい」。
 ⇒ 抗がん剤が効いていない人には、抗がん剤はやらない方が良い。

  ★ (8)  カバジタキセルは、今は使わない方が良い
 ・前立腺がんで今回使ったドセタキセルの次のカバジタキセルは骨髄への影響は強い。
 ・今までのドセタキセルの投与にかかる寺町さんの血液のデータなどを見ると、寺町さんは「骨髄がとても強い」。
 ・カバジタキセルは、(前立腺がんの場合は最後の抗がん剤だから)今は使わない方が良い。取っておくほうが良い。

  ★ (9)  あまり焦らなくて良い
  PSAの反応や、PSAが上がっているからと言って、それで慌てることはない。
 ・PSAは上がっていくけれど、骨転移は「画像上悪くならないと分からない」。骨は区別がつきにくい。
 
 ・骨転移については、症状が出てきたときに考える。
 ・今の状態が悪くなるには時間がかかる。
  ・寺町さんは、治療でずっと走ってきた。今は一休みした方が良い。
   ⇒PSAは少なくとも年末からは上がっていない。
   ⇒(寺町さんは)情況的には悪くはない。
 
   ★ (10)  ゾーフィゴ
 前立腺がんの骨転移に対する放射線治療(ラジウムの点滴治療)をやるのは良いだろう。
 ただ、劇的には効かない。

 ※ ゾーフィゴ(核医学治療) 去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)の骨転移治療/国立国際医療研究センター病院 ゾーフィゴ®静注には、アルファ(α)線と呼ばれる放射線を出す「ラジウム-223」という放射性物質が含まれている。このラジウム-223には、骨の成分であるカルシウムと同じように骨に集まりやすい性質がある。注射で体内に送られたゾーフィゴは、代謝が活発になっているがんの骨転移巣に多く運ばれる。そこから放出されるアルファ線が、骨に転移したがん細胞の増殖を抑える。ゾーフィゴの注射は外来で月1回(4週間隔)、最大6回の注射を行う治療。

 なお、「がん遺伝子パネル検査」について、昨日は1月6日の医師の説明資料からデータを整理した。
 今日は、名大のWEBから引用して掲載しておく。趣旨は同じだが、こちらの方がざっくばらんな言葉で書いてある。
●- がん遺伝子パネル検査  がん遺伝子パネル検査とは/名古屋大学医学部附属病院
 がんは遺伝子の変化によって起こる病気です。がん遺伝子パネル検査では、がん細胞に起きている遺伝子の変化に関して、一度に多数の遺伝子を調べる(解析する)ことで、がんの特徴に基づいた治療法を検討します。

「がん遺伝子パネル検査」を検討する方にご理解いただきたいこと
がん遺伝子パネル検査の目的と注意点/がん遺伝子パネル検査を受けることで、抗がん薬の選択に関連する遺伝子の変化が明らかになり、今後の治療選択に役立つ情報が得られる可能性があります。一方でこの検査を受けても、あなたの治療選択に有用な情報が何も得られない場合や、得られたとしても治療に適した薬剤がない場合もあります。また、解析に用いた検体の品質や量によっては、正確な結果が得られないこともあります。

がん遺伝子パネル検査には、保険診療の検査と自由診療の検査があります
●保険診療でのがん遺伝子パネル検査の詳細
<対象となる患者さん>①標準治療がない固形がん患者さん、または局所進行もしくは転移が認められ標準治療が終了となった固形がん患者さん(終了が見込まれる患者さんを含む)
②全身状態及び臓器機能等から、がん遺伝子パネル検査施行後に化学療法の適応となる可能性が高いと主治医が判断した患者さん 

<検査の種類>
●保険診療の対象となるがん遺伝子パネル検査は下記のとおりです。(2020年4月現在)

●自由診療によるがん遺伝子パネル検査の詳細
<対象となる患者さん>
検査に用いる腫瘍組織がない患者さん
保険診療によるがん遺伝子パネル検査の対象とならない患者さん など

<検査の種類>
検査名 Gurdant360®     検査対象遺伝子数 74遺伝子
必要な検体 血液 ※腫瘍検体は不要です   結果までの所要期間 0.5~1か月
<検査に関する費用> 検査費用  Gurdant360®
約41万円 採血実施日にお支払いいただきます
相談料 初回33,000円
2回目以降3,300円 初診から検査結果説明まで、2回程度受診していただきます

<申し込み方法>
がんゲノム外来(自由診療・完全予約制)
自由診療によるがん遺伝子パネル検査を希望される場合には、がんゲノム外来で相談のうえ実施いたします。また、がん遺伝子パネル検査を受けるかどうかについて、がん薬物療法の専門家と相談しながらの検討を希望される場合にも、ご利用いただけます。

尚、申込書及び同意書は下記よりプリントアウトが可能です。
「がんゲノム外来申込書①」(Excelファイル23KB)) ・・・(以下、略)・・・


  以上で、このシリーズを終える。

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 私の癌の治療がなかなかぴったりと決まらず、腫瘍マーカーが上昇、主治医はハラハラ、という段階。
 治療につき、別の方向の可能性も進めたいという当事者(こちら)側の希望で、ゲノム検査も進めている。
 その新しい概念や方法のゲノム検査について、少しでも身近に考えて欲しいと、内容などをお伝えするために、整理しているこの数日。
 
 癌ゲノム検査の話の (1)は、
 ★≪なぜ遺伝子まで調べるのか/現代医学の標準治療では手段がなくなりつつあるから/検査の意義/去勢抵抗性前立腺がんに対するPARP阻害剤リムパーザの承認(12月25日)≫
 (2)は、
 ★≪標準治療 ハイリスク患者の場合は、いずれ手段がなくなる=癌難民/抗がん剤さえも効かなかった私の癌≫

 そして、今日は(3)として「私のかかっている名大病院による、ゲノム医療、検査についての説明」。
 この後半にのせるけど、そのタイトル、小見出しだけを列記すると以下。
    (なお、次の(4)は、医師との具体的なやり取りを整理して載せるつもり。)

●-1 まず復習すると
●-2 検査の「結果」が希望通りなる確率は高くはないけど、残された一つの道とでも
    (1) 「保険適用」の検査と「自由診療」の検査
    (2) まだまだ、レアではあるけれど
●-3 前立腺がんの場合の注意点 
   (1) 「保険適用」か「自由診療」か
   (2) そもそも、前立腺がんでは「癌細胞」をとることは難しい
●-4 実際のゲノム検査のための手続き、説明
  ◆がんゲノム医療とは
  ◆これまでのがん治療は「臓器別の治療」をする
  ◆遺伝子パネル検査
  ◆腫瘍組織を用いたがんパネル検査の対象
  ◆血液をもとにしたがんパネル検査の対象
  ◆ゲノム医療の利益・不利益
  ◆利益 ★不利益
●-5 保険適用と自由診療の検査の概要や費用
  ◆当院で可能ながんパネル検査 
●-6 自由診療の検査の説明の詳細
  ◆がんクリニカルシーケンス検査で調べられること
  ■Guardant360の対象となる患者さん
  ■費用

 資料※ 「日本臨床 2020年6月1日/特集 前立腺癌治療update 最新の診断と治療」≪リキッドバイオプシーの現状と今後/京都大学大学院医学研究科泌尿器科学講座≫ (注・リキッドバイオプシーとは、血液や体液で診断する方法)
 ※ この「癌ゲノム検査の話」シリーズの投稿データ (1)と(2) の小見出しの再掲(リンクあり)
 
 なお、昨日1月10日の私のブログへのアクセスは「閲覧数5,545 訪問者数803」。

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●-1 まず復習すると
 現代医学の標準治療が、①手術 ②放射線 ③化学療法(薬、抗がん剤など) とみることが基本的な癌という病気の治療の流れの考え方。
そこに、ごごく最近、④免疫療法 ⑤ 遺伝子に対応した治療、という方向も加わってきた。
既に、その治療で大幅に改善した人も相当数いるはず。
 他方で、未だに、薬が開発されないとか、外国では認可されていて、日本では保険適用となっていないので使えない、という人もいる。
 私の場合は、八検査、告知された時点で、根治のための ①手術 ②放射線はできない進行がん。 ③化学療法(薬、抗がん剤など) の治療を進めてきて、12月1日と28日に2回の抗がん剤・ドセタキセルを投与した。通常は4クールは投与していくのだけれど、私の場合は効果がなく、2回で打ち切ることになった。
 前立腺がんは「ドセタキセル」でダメなら、抗がん剤「カバジタキセル」が「最後の一枚」のカード。それで効かなければ、あるいは効いても、わりと短月日で再燃することが経験的に分かっている。

 もう、こんな段階になると、④免疫療法 ⑤ 遺伝子に対応した治療、が現実のこととなる。
 そして、ちょうど、名大病院が拠点病院になっているから、すんなりと血液検査でガンの元となっている遺伝子異常を見つけようという流れに入れた。(これが、街中のかかりつけ医やローカル病院からだと、少し日数がかかる雰囲気)

 そこで、少しでも多くの人に、あるいは当事者や関係者の人に「自らこんな方法も試せるよ」という視点で整理している。
 8日ブログの(1)では、「癌の細胞の遺伝子検査」意味や現状
 昨日10日ブログの(2)では、「がん遺伝子パネル検査の基本」と「現代医学の標準治療 前立腺がんの化学療法の概略 抗がん剤が効かなかった私の癌」のことなどを整理した。

●-2 検査の「結果」が希望通りなる確率は高くはないけど、残された一つの道とでも
    (1) 「保険適用」の検査と「自由診療」の検査
 8日の(1)に記したように、ゲノム検査には、「保険適用」の検査と「自由診療(保険適用にならない場合)」がある。
 「保険適用」となるのは、実際に、現物としての癌細胞が標本として採取できている場合。ガンやその人の進行状況などによっては、生検や手術で癌細胞が採取できることもあろう。

    (2) まだまだ、レアではあるけれど
 8日のブログで整理した「がんパネル検査」の「医療保険」の適用、つまり日本として制度化したのはまだ2019年のこと。
 その、適用外の場合に行う「自由診療」は、もっとレアな利用だろう。
 実際に、最初の「患者への説明」の担当者は、そんな表現だった。
 それだけなじみのない制度を利用しようというわけだし、そもそも遺伝子異常の「結果」が決してスパッとこちらの希望通りなると思うのは控えた方が良い。

●-3 前立腺がんの場合の注意点 
   (1) 「保険適用」か「自由診療」か
 前立腺がんの場合、手術は進行が初期で、根治コースだから、私のように、対処する方法が減ってきたから、ということではない。つまり、組織はあるかもしれないが、そもそもゲノム検査は不要ともいえよう。

 もちろん、「保険適用」の検査に該当する人たちもそれなりに居よう。だから、私の主治医は、前立腺生検、と転移している骨生検をして、遺伝子を調べようと提案されたのだから。
 ただ、私の場合は、前立腺部分の生検でも、骨シンチの画像検査でも骨転移の場所の中でも「一番活発そうに映し出されている」ところの腰の骨を採って細胞を調べる「骨生検」でも、癌細胞は見つからなかった。どちらからも「癌細胞は見つからなかった(昨年11月の検査)」。
 だから、私の場合は「保険適用」のゲノム検査の道は閉ざされた。
 残る方法は「自由診療」しかない。

   (2) そもそも、前立腺がんでは「癌細胞」をとることは難しい
 前立腺がんの「癌細胞」でゲノム検査をすることについて、先日読んだ本には次の旨が書いてあった。
 「前立腺がんの骨転移では、骨は固くてガン細胞を採ることは難しい」と。
 
 別にも、2日前に読んだ専門書でも指摘してあった(興味深い文献なので、今日のブログ末に詳しく引用、再掲しておく ※)。
 「最初の時期の前立腺の生検の標本では、今現在のガンの遺伝子は取れない。転移が多い前立腺がんでは、『転移巣』で新しい遺伝子の変異ができていくから。さらに、治療を進めるほどに、『その変異が進んでいく』からだ」との旨。・・ということは、私のように何種類かの薬物の治療を進めてきた患者の今現在の癌細胞から遺伝子を撮ることは、今の技術では至難の業、ということになるらしい。
 ・・・なんとなんと、もともとそんな専門家の認識があったのか、とあとで思う私。

●-4 実際のゲノム検査のための手続き、説明
 自由診療でゲノム検査をしたいとの旨を表明し手続きの書類を1月4日に出したら、日程調整の結果として、早速、1月6日に名古屋大学病院の化学療法部所属の医師から説明を受けた。
  (検査のことを具体的に理解してもらうために、医師の説明資料の簡略なレジメに寺町が文字などを補足した)
●がんゲノム医療とは
・「ゲノム」とは = すべての遺伝子情報
・「がんゲノム」とは = がんの遺伝子情報
・「がんゲノム医療」とは = がん患者さんの遺伝子を調べて最適な薬や治療法を選ぶこと

●これまでのがん治療は「臓器別の治療」をする
 肺がんなら肺がんの薬、胃がんなら胃がんの薬、大腸がんならその薬というように、「臓器別」の治療をする

 「がんゲノム医療」は「遺伝子異常別に治療」をする
 遺伝子異常別に、例えば「胃がん、大腸がん」に共通の治療薬とか、「肺がん、胃がん、大腸がん」に共通の治療薬とか、というように、癌の原因となっている遺伝子の異常に応じて薬を使い分けた治療をする。

●遺伝子パネル検査
 がん組織からDNAを抽出、遺伝子異常を調べて報告書を作成。

 治験や臨床試験にエントリーする

 予後にかかる情報の入手   など

(予後=「病気や治療などの医学的な経過についての見通しのこと(国立がんセンター)」)

● 腫瘍組織を用いたがんパネル検査の対象
<対象となる患者さん>
①標準治療がない固形がん患者さん、
または局所進行もしくは転移が認められ標準治療が終了となった固形がん患者さん(終了が見込まれる患者さんを含む)

②全身状態及び臓器機能等から、がん遺伝子パネル検査施行後に化学療法の適応となる可能性が高いと主治医が判断した患者さん

●  血液をもとにしたがんパネル検査の対象
<対象となる患者さん>
検査に用いる腫瘍組織がない患者さん
保険診療によるがん遺伝子パネル検査の対象とならない患者さん など

●ゲノム医療の利益・不利益
★利益
・検査の結果により実施できる治療がみつかる
(⇒ 治験や臨床試験,適応外治療につながる可能性がでてくる)

★不利益
・組織の不良などにより、そもそも、結果が得られないこともある
・治療がみつからないこともある
・治療がみつかっても適応外治療であることもある
 ・「血液からの検査」の結果(=具体的な証拠ではない)が、「(癌の)組織」として再現(=具体的な証拠である)できないと治療に結び付かない可能性がある
・家族への影響(遺伝)が判明する可能性がある
(この場合、遺伝カウンセリングによる説明がある) 

●-5 保険適用と自由診療の検査の概要や費用
●当院で可能ながんパネル検査 
・NCCオンコパネルシステム…・医療保険
費用:約17万円(保険で3割負担の本人負担額)
検査遺伝子数:114
提出試料:がん組織検体十血液検体(正常サンプリング目的)

・FoundaJonOne CDx・…医療保険
費用:約17万円(保険で3割負担の本人負担額)
検査遺伝子数:324
提出試料:がん組織検

・Guardant360…自由診療
費用:約36万円(保険が使えないから、全額が本人負担額)
検査遺伝子数:74
提出試料:血液検体(血中循環腫瘍DNA測定用)

●-6 自由診療の検査の説明の詳細
●Guardant360患者さん向け説明書v2018  (名古屋大学医学部附属病院)
がんクリニカルシーケンス検査 「Guardant360」説明書

■Guardant360で調べられること
 Guardant360は、がんに罹患した患者さんの血液中に流れているがん細胞由来のDNA(血中循環腫瘍DNA:ctDNA)をもとに、がん細胞で起きているがん関連遺伝子バリアント(遺伝子型の違い)を解析する検査です。がんは遺伝子の変化によって引き起こされる病気ですが、同じ臓器に発生しても、がん細胞の遺伝子に起きている遺伝子の変化は患者さんごとに異なります。ある遺伝子の変化によっては、抗がん薬の効果に影響をおよばす事が分かっており、遺伝子検査が実際に患者さんの治療方針決定に使用されているものもあります。
Guardant360でがん関連遺伝子で起こっている遺伝子バリアントを一度に調べる事ができます。そしてGuardant360で得られた遺伝子の結果から、あなたのがんの治療に役立つ可能性がある情報がないか解析を行います
 この検査の結果で見つかる薬剤の中には、国内では未承認で臨床研究中の薬剤や保険適応外の薬剤が含まれます。

■Guardant360の対象となる患者さんについて
Guardant360は以下の患者さんを対象としています。
1. 進行期の固形がん(ステージⅢ~Ⅳ)
2. 遺伝子検査のための組織が不足している患者

■費用について
Guardant360は保険診療の対象外となるため自費診療で以下の費用を負担して頂く必要があります。

初回検査費用:¥357480(税込)
2回日以降の検査費用:¥262440(税込)

【重要】検査後の治療費や診察費は含まれません。
Guardant360の結果によって治療を行う場合は、担当の医師と相談のうえ実施することになります。保険適応外の場合は、希望されても対応できないことがあります。詳細は担当医にご相談ください。


  ※ 「日本臨床 2020年6月1日/特集 前立腺癌治療update 最新の診断と治療」≪リキッドバイオプシーの現状と今後/京都大学大学院医学研究科泌尿器科学講座≫
 「・・・各段階でどのような遺伝子異常が蓄積しているかの概要が次々と明らかになっている。さらにこれらの解析によって,前立腺癌の不均一性(heterogeneity)および治療によるクローン進化(clonal ev01ution)の詳細が分かってきた。
 限局性前立腺癌では同一前立腺内に遺伝的背景の異なる複数のがんが発症するが,そのうち転移を来すのは限られたクローンのみである。
 このため,未治療の転移性前立腺癌では,転移巣の多くは原発巣と類似した遺伝的背景をもち.比較的均一である。
 しかし前立腺癌は,アンドロゲン除去療法や化学療法などの治療ストレスにさらされると,各がん細胞がさまざまな遺伝子変化を伴い治療に抵抗しようとする。
 そして各転移先で生き残ったクローンが転移巣ごとに増殖して,場合によってはさらなる転移を引き起こす。
このため治療開始前は比較的均一であった各転移先の遺伝的背景も去勢抵抗性前立腺がん・CRPCとなった際には転移巣ごとに大きく異なっている。

さらにこれらの違いは,2次治療,3次治療と治療を続けるにつれてどんどん大きくなる。すなわち,CRPCではがんゲノムは空間的,時間的にダイナミックに変化する.
 前立腺癌では通常,診断時に前立腺生検で組織採取を行うが,上記の理由により診断時の前立腺生検組織ではCRPC時のがんゲノム医療には全く不十分と言わざるを得ない。
CRPCにおいて,がんゲノム医療を遂行するためにはCRPCに対する新規の薬物治療前に転移巣を生検し,その組織のゲノム解析を行う必要がある.
しかし,前立腺癌が最も転移しやすい部位は骨であり,侵襲性から転移巣生検は容易ではない。また,骨生検ではゲノム解析を行うのに必要十分な組織を回収するのは,しばしば困難である。
筆者らの施設では,倫理委員会承認のもとCRPC時に前立腺の局所生検を行い,それをがんゲノム医療に用いることができないか検討してきた(未発表データ)。
しかし,驚くべきことに局所進展が明らかな一部の症例を除いて,CRPCでは多くの薬剤に抵抗性で転移巣の病変が,かなり進行した状態であっても局所生検ではがんを検出できない, もしくは検出できてもゲノム解析に必要な量のがん細胞を認めなかった。すなわち,がんパネル検査が可能になったとは言うものの,現時点では肝臓転移や鼠径,頸部などの生検が容易なリンパ節の転移がない
限り,がんパネル検査を用いたCRPCのプレシジョン医療は遂行できない。
 最近,組織生検にとって代わる,もしくは組織生検を補完する手段として,リキッドバイオプシー(体液診断)が注目されている。」 (注・リキッドバイオプシーとは、血液や体液で診断する方法)


※ この「癌ゲノム検査の話」シリーズの投稿データ (1)と(2)
● 2021年1月8日ブログ ⇒ ◆癌ゲノム検査の話-(1) なぜ遺伝子まで調べるのか/現代医学の標準治療では手段がなくなりつつあるから/検査の意義/去勢抵抗性前立腺がんに対するPARP阻害剤リムパーザの承認(12月25日)
 上記投稿の本文の小見出し。 
●-1 まず、なぜ「まとめる」ことにしたのか
    (1) ブログに書くことの一般的な意味
   (2) 私の実例、事情
   (3) 実際の反応も。
●-2 癌の細胞の遺伝子検査に関して、3回に分けて整理するつもり
   (1) そのことの意味や現状をまず、整理してから
   (2) 私のかかっている名大病院による、ゲノム医療、検査についての説明
   (3) 具体的な私の場合についての医師とのやりとりやこちらの思い、捉え方など
●-3 「癌の細胞の遺伝子検査」意味や現状
●-4 ≪遺伝子検査について/国立がん研究センター中央病院の解説≫
●-5 ≪自由診療について/同上≫ 
●-6 ≪先進医療機関/同上≫
●-7 ≪家族性腫瘍の可能性がわかるか/同上≫ 
●-8 ≪PARP阻害剤の効果とBRCA遺伝子変異が関係あるか/同上≫
●- 9 ≪なんと、昨年12月25日に新しい薬が日本で認可されたから≫
  ≪前立腺がんの遺伝子変異に関する新しい治療薬、しかも、前立腺がんとしては初めて「遺伝子変異」関係の薬が認可された。それは、私の治療としての抗がん剤投与が進行中の昨年末12月25日。≫
  (寺町の補足-1) PARP阻害薬(オラパリブなど)の解説|
  (寺町の補足-2) 前立腺がんに対して日本で初めて承認されたPARP阻害剤 リムパーザ(オラパリブ)

2021年1月10日ブログ ⇒ ◆癌ゲノム検査の話-(2) / 標準治療 ハイリスク患者の場合は、いずれ手段がなくなる=癌難民/抗がん剤さえも効かなかった私の癌
 上記投稿の本文の小見出し。 
●-1 現代医学の標準治療
  (1) 標準治療
  (2) 時代が進んで 2020年ごろから癌治療が変わるといわれていた
  (3) ハイリスク患者の場合は、いずれ手段がなくなる=癌難民
●-2 抗がん剤が効かなかった私の癌
 (1) 前立腺がんの化学療法の概略
 (2) 抗がん剤にも抵抗性があった私の癌

 ということで、「(2) 私のかかっている名大病院・・」は、明日「(3) 私のかかっている名大病院による、ゲノム医療、検査についての説明」


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 一昨日8日に書いた「癌ゲノム検査の話-(1) なぜ遺伝子まで調べるのか」ということを「ブログにまとめる理由」を端的に要約すれば次のようになる。
 ≪私の癌は極めて「たち」の悪いがんで、次の治療に移っても、癌はすぐに私の想定よりずっと早く「悪性度が進んでしまう」。治療法が少なくなり、「私の癌遺伝子に対応する新しい治療薬に適合するか、しないか」の可能性を探るために遺伝子の検査をする≫

 今日は、「癌ゲノム検査の話-(2)」として、「(2) 私のかかっている名大病院による、ゲノム医療、検査についての説明」を整理しておく・・・つもりで書き始めたけれど、以下の通り、そこに至るまでが長くなってしまった。
 どうしても、具体的な現状を書かないと話が進まないので・・・・

 そこで今日は、「(2) ハイリスク患者の場合は、いずれ手段がなくなる=癌難民。抗がん剤にも抵抗性があつた私の癌」、として次をブログにすることにした。

 その今日載せることの目次は以下。
●-1 現代医学の標準治療
  (1) 標準治療
  (2) 時代が進んで 2020年ごろから癌治療が変わるといわれていた
  (3) ハイリスク患者の場合は、いずれ手段がなくなる=癌難民
●-2 抗がん剤が効かなかった私の癌
 (1) 前立腺がんの化学療法の概略
 (2) 抗がん剤にも抵抗性があった私の癌

 ということで、「(2) 私のかかっている名大病院・・」は、明日「(3) 私のかかっている名大病院による、ゲノム医療、検査についての説明」として載せることにする。

 なお、昨日1月9日の私のブログへのアクセスは「閲覧数4,803 訪問者数802」。

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●-1 現代医学の標準治療
  (1) 標準治療
①手術 ②放射線 ③化学療法(薬、抗がん剤など) であり、
これら治療を施して、

なお、癌が転移、再発、再燃などして腫瘍が進んでいくと、
あとは緩和医療でどうぞ、となる。

緩和医療とは、終末の対処、ホスピスなど・・・ということになる。

 具体的には、(きわめて大雑把にまとめると) 
癌のステージ1とか2なら ①手術 ②放射線などで根治を目指す、
癌のステージ3なら①手術 ②放射線に一部は③化学療法(薬、抗がん剤など)を
ミックスする治療で根治を目指す、となる。
 

   (2) 時代が進んで 2020年ごろから癌治療が変わるといわれていた
 いずれにしても、癌治療は標準治療だけではないと考える人たちも多い。
 そのように考える私は、現代医学の標準の治療法の延長では、上記の3つに続くのは、④免疫療法 ⑤ 遺伝子に対応した治療、だと思う。
 今回の遺伝子を調べるための血液検査は その ⑤ の方法にあたる。

   (3) ハイリスク患者の場合は、いずれ手段がなくなる=癌難民
私のような告知時点ですでにステージ4=ハイリスク患者の場合は、もはや、根治を目指すことはできなくて、転移、再発、再燃などを極力少なくして、長引かせることになる。つまり「延命」という言葉が基本線として使われる。実際、(後日載せるけど)私の抗がん剤の同意書には「どの薬も効かなくなった、延命のために抗がん剤をする」との旨が明記されている。

 ともかく、現代医療で治療法が尽きた「あとは緩和医療で」という段階になると、「癌難民」という表現がされる。緩和医療をすんなり受け入れて、何もしない、痛みや苦痛を和らげることだけの対処を選ぶ人もいるけど、そうでない人もいる。もちろん、そのとき、私は後者を選ぶ。だから、いろいろ、効果があると推測できる治療を試みている。
 このことは、すでにいろいろと実行しているので、改めて書くつもりでいる。

●-2 抗がん剤が効かなかった私の癌
(1) 前立腺がんの化学療法の概略
 標準治療で、ステージ4の患者は、③化学療法(薬、抗がん剤) が主となる。
 化学療法は、3つの段階に分けることができる。薬は「第1次ホルモン療法」「第2次ホルモン療法」に分かれ、あと「抗がん剤」である。

 化学療法は、癌が発見されたとき、まず「第一次ホルモン療法」が行われる。これは劇的に効く。しかし、このホルモン療法は、半年くらいで効かなくなる人(癌が再燃してくる)、数年で効かなくなる人(癌が再燃してくる)、5年くらいで効かなくなる人(癌が再燃してくる)、いろいろとあり、中には10年経っても何ともない人((癌が再燃しない)、いろいろとだと、医師らも説明され、書物にもそう書いてある。

 次は、「第2次ホルモン療法」。2014年頃以降に新しい薬、何種かが開発、認可された。
 ともかく、この「第2次ホルモン療法」も、「第一次ホルモン療法と同様で、短期に再燃するひと、数年持つ人・・・と人さまざまだから、いずれは再燃する。

 これで再燃したら次は、抗がん剤。前立腺がんに認可されている抗がん剤は2種。
 ドセタキセルとカバジタキセル。
 ドセタキセルも多くが、いずれは再燃する。再燃までの期間は短いのがたいていの例。
 カバジタキセルもまた、いずれは再燃する。

 ここで、先に書いたように標準治療は、終わりとなる。あとは緩和医療へどうぞ・・・

 なお、これらに、放射線治療の一部に入るところのラジウムを点滴治療する「ゾーフィゴ」を加えることもある。
 また、外国では広く行われながらも、日本では認可されていない他の放射性物質を点滴治療する方法もあり、一部の人はその治療を受けに日本から海外に出掛けるらしい。

(2) 抗がん剤にも抵抗性があった私の癌
 私の場合、前記の「第1次ホルモン療法」は2月から5月まで良く効いて腫瘍マーカーは一気に下がった。
 4カ月後の6月にはちょと上昇したので「第2次ホルモン療法」に入り、7月には基準値以下になった。

 しかし、7カ月目の8月には、腫瘍マーカーは増加し始めた(再燃)。
 主治医からは「抗がん剤」を急いで始めるべき、と指摘された。
 あっという間に、「抗がん剤」の段階にまで進んでしまった。
 
 その抗がん剤は12月1日に最初のドセタキセルを投与した。
 12月28日に検査したら腫瘍マーカーの値が11月の5倍にまで上昇していた。ともかく、この日は、2回目の抗がん剤の投与の予定日だったので、とりあえずは投与した。

 一週間後の1月4日に血液検査して再確認しても、腫瘍マーカーは同値だった。
 主治医は、「抗がん剤が効いていない」「抗がん剤は、これでやめよう」と結論付けた。
 つまり、私の癌にはかの抗がん剤も効かなかった。
 標準治療では、あとカバジタキセルが残るだけ。そのあとはない。

※ この「癌ゲノム検査の話」シリーズの投稿データ
● 2021年1月8日ブログ ⇒ ◆癌ゲノム検査の話-(1) なぜ遺伝子まで調べるのか/現代医学の標準治療では手段がなくなりつつあるから/検査の意義/去勢抵抗性前立腺がんに対するPARP阻害剤リムパーザの承認(12月25日)

 ちなみに、上記投稿中の本文の小見出し。 
●-1 まず、なぜ「まとめる」ことにしたのか
    (1) ブログに書くことの一般的な意味
   (2) 私の実例、事情
   (3) 実際の反応も。
●-2 癌の細胞の遺伝子検査に関して、3回に分けて整理するつもり
   (1) そのことの意味や現状をまず、整理してから
   (2) 私のかかっている名大病院による、ゲノム医療、検査についての説明
   (3) 具体的な私の場合についての医師とのやりとりやこちらの思い、捉え方など
●-3 「癌の細胞の遺伝子検査」意味や現状
●-4 ≪遺伝子検査について/国立がん研究センター中央病院の解説≫
●-5 ≪自由診療について/同上≫ 
●-6 ≪先進医療機関/同上≫
●-7 ≪家族性腫瘍の可能性がわかるか/同上≫ 
●-8 ≪PARP阻害剤の効果とBRCA遺伝子変異が関係あるか/同上≫
●- 9 ≪なんと、昨年12月25日に新しい薬が日本で認可されたから≫
  ≪前立腺がんの遺伝子変異に関する新しい治療薬、しかも、前立腺がんとしては初めて「遺伝子変異」関係の薬が認可された。それは、私の治療としての抗がん剤投与が進行中の昨年末12月25日。≫
  (寺町の補足-1) PARP阻害薬(オラパリブなど)の解説|
  (寺町の補足-2) 前立腺がんに対して日本で初めて承認されたPARP阻害剤 リムパーザ(オラパリブ)



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 昨日は癌のゲノム検査のことの1回目をまとめた。
 今日は続きの2回目、と思っていたけれど明日に延期。

 理由は、アメリカのトランプ氏のTwitterやFBのアカウントが凍結され、実質的に本人が使えなくなった、というニュースが流れたから。立場を利用し、あるいは立場の影響力を使ってさんざんフェイクニュースを流して来た、その一つの場がネットだった。
 最近のあまりのひどさに、実質的に停止措置がとられることは大歓迎。

 それでも、氏は「自身の新たなプラットホームを立ち上げることも検討」(日テレ)という。そうなると、極右支持者らとだけの交流にのめり込むと思われる。
 そのあたりを確認しておく。
 
●米議会警察、警官1人の死亡を確認 議事堂暴動の死者5人に/CNN 2021.01.08 15:17
●“アカウント永久停止”トランプ氏が非難/日テレNEWS24 2021年1月9日 11時49分
●「政府への暴動をあおるために使っている」FB、トランプ大統領のアカウントの無期限凍結を発表/東京 2021年1月8日 10時22分

●トランプ氏、別アカウントで反論 ツイッター社が即削除/朝日 2021年1月9日 12時11分
●Twitterに永久停止されたトランプ氏が政府アカウント「@POTUS」で反撃するもこちらも即停止/TechCrunch Japan 2021年1月09日

●トランプ氏孤立深まる 議会乱入に揺れた政権内幕/ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2021 年 1 月 9 日 10:59

 なお、昨日1月8日の私のブログへのアクセスは「閲覧数4,850 訪問者数750」。

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●米議会警察、警官1人の死亡を確認 議事堂暴動の死者5人に
      CNN 2021.01.08 15:17
米議会警察は7日遅く、前日のトランプ氏支持者による連邦議会議事堂の襲撃に対応した警官1人が死亡したと確認した。
死亡したのはブライアン・D・シックニック巡査。任務中に負った傷が原因で同日午後9時半ごろに死亡した。
首都警察の殺人課が調査を進めている。
警察の声明によると、巡査は6日に議事堂の暴徒に対応した際、もみあいになり体をけがした。自分の部署に戻ったあと倒れ、地元の病院に搬送されたが助からなかった。
シックニック氏は2008年7月に議会警察に入り、最近は緊急出動部隊に配属されていた。
議会警察は同氏やその家族や友人に哀悼の意を示した。
シックニック氏は6日の暴動での5人目の死者となる。

●“アカウント永久停止”トランプ氏が非難
    livedoor 日テレNEWS24 2021年1月9日 11時49分
ツイッター社は8日、トランプ大統領のツイッターアカウントを永久に停止すると発表しました。
トランプ大統領のアカウントは、連邦議会議事堂がトランプ支持者に占拠された事件のあと、一時的に凍結されていました。

凍結が解除されたあと、大統領は「私は1月20日の就任式に参加しない」など、ふたつのツイートを投稿しましたが、この投稿のあと、ツイッター社は声明で、規則に違反したとして大統領のアカウントを永久に停止すると明らかにしました。

これらのツイートが、暴力行為などを計画するトランプ支持者に対し、就任式を「安全な標的」であると認識させ、暴力を助長する可能性があるなどとしています。

これに対し、トランプ大統領は声明を発表し、「ツイッターは言論の自由を禁じる方向にますます進んでいる」と非難した上で、「近い将来、自身の新たなプラットホームを立ち上げることも検討している。我々が沈黙することはない」としています。

●「政府への暴動をあおるために使っている」FB、トランプ大統領のアカウントの無期限凍結を発表
     東京 2021年1月8日 10時22分
 【ワシントン=白石亘】米フェイスブック(FB)は7日、トランプ大統領のフェイスブックと、FB傘下の写真共有アプリ、インスタグラムのアカウントを無期限に凍結すると発表した。支持者を扇動して米議会を襲撃させたトランプ氏に対し、FBは当初、アカウントを24時間凍結するとしたが、バイデン次期大統領への権限移行を平和的に完了させるため少なくとも20日まで続ける。

 ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は「民主的に選ばれた政府への暴動をあおるためFBを使っている。大統領に利用を認めるのはリスクが大きすぎる」と説明。ザッカーバーグ氏はこれまでトランプ氏の投稿の取り締まりに消極的で「政治的な言論は、議論を呼ぶ内容でも人々が可能な限り広くアクセスする権利を持つべきだ」としてきたが、方針を転換した。

 トランプ氏はFBで3500万人のフォロワーを持つ。残り任期が2週間を切り、政治的な影響力を失いつつあるタイミングでの無期限凍結に、共和党議員からも「行動が遅すぎるし不十分」(米メディア)と冷ややかな声があるという。

●トランプ氏、別アカウントで反論 ツイッター社が即削除
       朝日 2021年1月9日 12時11分 サンフランシスコ=尾形聡彦
 米ツイッター社がトランプ米大統領のアカウントを永久停止したことを受け、トランプ氏は8日夜、別のツイッターアカウントから「ツイッターの従業員たちは民主党員や急進左翼と連携し、私や私に投票した7500万人を黙らせるため、私のアカウントを削除した」と反論した。ツイッター社は直後に、これらの一連のツイートを削除する措置をとった。

トランプ氏のアカウント、永久に停止 米ツイッター社
 ツイッター社は8日、6日の米連邦議会議事堂の乱入事件にからみ、約8870万人のフォロワーがいるトランプ氏本人のツイッターアカウント(@realDonaldTrump)を永久停止にした。一方で、トランプ氏には、約3340万人のフォロワーがいる米大統領としてのアカウント(@POTUS)もある。トランプ氏はこのアカウントから8日夜に反論のツイートをしたが、これらの投稿も直後に表示されなくなった。

 ツイッター社は8日夜、朝日新聞の取材に「別のアカウントを使って、停止措置を逃れることは我々の規約に反する。@POTUSからのツイートについては対策をとった」と説明し、ツイートを削除したことを明らかにした。

 @POTUSというアカウントは英語で「米国大統領」の略語で、バイデン次期大統領にも引き継がれるため、ツイッター社はアカウント停止などの措置はとらないものの、今後もツイート削除などの対応はとるものとみられる。

●Twitterに永久停止されたトランプ氏が政府アカウント「@POTUS」で反撃するもこちらも即停止
      TechCrunch Japan 2021年1月09日
Twitter(ツイッター)が米国時間1月8日にトランプ大統領のTwitterアカウント「@realdonaldtrump」を永久に停止する重要な措置を取った後、トランプ氏は政府のアカウントである「@POTUS」から最後の言葉を伝えようとしら。フォロワーは少ないが、それでもこのアカウントは、大統領がいくつかの最後のツイートを発信するためのメガフォンになっている。

Twitterの規則では、アカウントを停止された個人が別のアカウントでツイートすることを禁じているるため、それらのツイートは数分後に削除された。・・・(以下、略)・・・

●トランプ氏孤立深まる 議会乱入に揺れた政権内幕
       ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2021 年 1 月 9 日 10:59
政権関係者は「闇の中にある」トランプ氏を避けようと、大統領執務室には近づかなかった。トランプ氏は乱入事件を後悔しているというよりは、選挙の敗北で頭がいっぱいのようだという。

【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領は7日夜、自身の罷免要求が強まる中、支持者による連邦議会議事堂への乱入は「許しがたい攻撃」と述べ、1月20日に正式にホワイトハウスを去る意向を示した。大規模な選挙不正があったと約2カ月にわたり唱えてきたトランプ氏。乱入に先立つ集会で、支持者らに議事堂へと向かい「闘う」よう求めていたが、約3分のその動画で、乱入事件への責任は一切認めなかった。その上で、国家には癒やしが必要だとして「冷静さを取り戻すべき」だと主張。「円滑な政権移行」を確約すると表明した。

米東部時間7日午後7時過ぎにこの動画が投稿されるまで、顧問らは背後で、一連の騒乱に断固とした対応を示すようトランプ氏に迫っていた。複数の取り巻きは公然とトランプ氏の対応を批判。ホワイトハウスの法務顧問パット・シポロン氏は、議会乱入を巡り、トランプ氏は法的リスクにさらされる恐れがあると警告した。会話の内容を知る関係筋が明らかにした。...

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 数日前に、名大病院での血液からの遺伝子検査をしたと書いたが、その具体的な内容をまだ記していなかった。
 まず、少しその理由や意義付けなどを整理してから、3回ぐらいでまとめようと、今は思っている。
 
●-1 まず、なぜ「まとめる」、しかも「3回ぐらい」と大げさに構えたかを書く。
  (1) ブログに書くことの一般的な意味
 そもそも、私のブログって、それなり見に来る人がいる。ネット検索で拾ってくる人も相当数いる。だから、過去記事でも、旬なテーマ、大事なテーマにはそれなりにアクセスがある。単発のことはそれはそれとして、「重要なこと」「珍しいこと」「ふむふむ」と思うことなどは、その時なりにきちっとさせてきた。もちろん、私の主観にたつことは大前提。ブログはそれでいいと思う。ただ、誤情報ではないようには気を付けている。
 
 (2) 私の実例、事情
 今回の、「癌」、「前立腺がん」、「多発転移」、「癌が見つかって告知された時点ですでにハイリスク患者」、別の治療に移っても、私の癌はすぐに私の想定の先を行ってしまう(「悪性度が進んでしまう」ということ)・・・そんな経過の中で、癌の遺伝子まで調べてみることは残された方法の一つ、そんな段階になった。
 (5日に ≪私のガンは極めて「たち」の悪いがん。その私のガンへの対応のウィングを広げるために、遺伝子の検査をして、「特殊な遺伝子に対応する新しい治療薬に適合するか、しないか」の可能性を探る。≫ と書いた。)

 現在、2人に一人は癌といわれるし、癌の患者がまだまだどんどん増えていくという時代。
 つまり、私のようなステージの人たちは、どの癌の当事者も、前立腺がんの当事者もいる。しかも増えていくわけだから、関係者の人が考えるために少しでも役に立てば、あるいは、これからを考える材料になれば・・・と思うから。
 無論、私は、現在進行形なので、修正も訂正もあるのはご容赦。

 (3)  実際の反応も。
 私は2月の告知から、すぐに状況などブログに載せてきた。カミングアウトするのが自然で楽なことだと考えるから。
 それ以後、ネットで検索したとし、かつ、「岐阜大学泌尿器科で前立腺がんの告知を受けた」との旨で、メールをいただいた人も何人かある。
 ともかく、他人事でなく、知人だからとか、知人の当事者に、とか・・・のひともあるように思う。その理由は、このgooブログは、誰のアクセス化は分からないけど、どの日のどの記事に何件のアクセスがあったか、だけは通知してくれるから、ぼんやりと想像できるネットの実態としての世界がある。

●-2 さて、本論の癌の細胞の遺伝子検査に関して、「3回ぐらいに分けるつもり」
 6日に「いろんな腫瘍についての治療」の経験を積んだ専門医の話を聞けた。
私のことへの説明や解説、やり取りは具体性がある。ただ、それをすぐに書いても、単なる「読みもの」で終わってしまう。
 ここは、冒頭に書いたように、今の時代的な意義のある「癌の細胞の遺伝子検査」の試みだから、
   (1) そのことの意味や現状をまず、整理してから
   (2) 私のかかっている名大病院による、ゲノム医療、検査についての説明
   (3) 具体的な私の場合についての医師とのやりとりやこちらの思い、捉え方など
 こんな3回がイメージできるから分けることにした。

●-3 今日は、(1) 意味や現状
 では、今日は、(1) 「癌の細胞の遺伝子検査」の意味や現状をまず私なりに国立がん研の解説データを基本として整理して、分かりやすくしてみる。今日の目次は以下。
 ★≪遺伝子検査について/国立がん研究センター中央病院の解説≫
 ★≪自由診療について/同上≫
 ★≪先進医療機関/同上≫
 ★≪家族性腫瘍の可能性がわかるか先/同上≫ 
 ★≪PARP阻害剤の効果とBRCA遺伝子変異が関係あるか/同上≫
 ★≪なんと、昨年12月25日に新しい薬が日本で認可されたから≫

 では、この続きに国立がん研の解説データをまとめる。
 なお、昨日1月7日の私のブログへのアクセスは「閲覧数5,222 訪問者数828」。

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●-4 ≪遺伝子検査について/国立がん研究センター中央病院の解説≫
   遺伝子検査について  
Q1:がん遺伝子パネル検査を受けたいのですが、どうすればいいでしょうか?

がん遺伝子パネル検査は、全国11施設のがんゲノム医療中核拠点病院
または全国156施設のがんゲノム医療連携病院で受けることができます。

受診の際には、これまでの治療経過を記載した紹介状や、検査のための病理組織検体などが必要になりますので、まずは、かかりつけの医療機関の主治医と相談してください。

●-5 ≪自由診療について/同上≫
Q28:受けられない(保険適用対象でない)場合、どうしたら良いですか?
自由診療で受けることは可能ですか?

中央病院では自由診療では受けられません。
他に、先進医療などで別のがん遺伝子パネル検査を実施している医療機関もありますので、ご参考にしてください。
 
●-6 ≪先進医療機関/同上≫
先進医療を実施している医療機関の一覧(外部サイトにリンクします ※)
※ 令和2年12月1日現在 第2項先進医療技術 【先進医療A】 23種類 、185件/ 5 抗悪性腫瘍剤治療における薬剤耐性遺伝子検査 /愛知県 名古屋大学医学部附属病院

●-7 ≪家族性腫瘍の可能性がわかるか/同上≫ 
Q20:がん遺伝子パネル検査を行うと、家族性腫瘍の可能性がわかるのでしょうか?

がん遺伝子パネル検査は、がん細胞や組織に生じる遺伝子の変化を検出するので、原則的には家族性腫瘍に関する遺伝子の変化を検出の対象としていません。
しかし、特にNCCオンコパネルはご本人の血液検査を行うことで、生まれ持った家族性腫瘍に関連する遺伝子の異常が見つかる可能性があります。
これらの情報をもとに、ご本人以外の血縁者にもがんが発症する家族性腫瘍の可能性が指摘される場合があります。

●-8 ≪PARP阻害剤の効果とBRCA遺伝子変異が関係あるか/同上≫
Q22:PARP阻害剤の効果とBRCA遺伝子変異が関係あると聞きましたが、BRCA遺伝子はがん遺伝子パネル検査でわかるのでしょうか?
がん遺伝子パネル検査の種類によっては、BRCA遺伝子の変異を調べることができます。
がんではなく、生まれ持った(生殖細胞系列の)BRCA遺伝子の有無が薬の効果と関連することが報告されているがんがあります。

●- 9 ≪なんと、昨年12月25日に新しい薬が日本で認可されたから≫
 前立腺がんの遺伝子変異に関する新しい治療薬、しかも、前立腺がんとしては初めて「遺伝子変異」関係の薬が認可された。それは、私の治療としての抗がん剤投与が進行中の昨年末12月25日。

(寺町の補足-1) PARP阻害薬
※ PARP阻害薬(オラパリブなど)の解説|日経メディカル処方薬事典 
 がん細胞は無秩序な増殖を繰り返し正常な細胞を障害し、転移を行うことで本来がんのかたまりがない組織でも増殖する。
細胞の増殖に必要なDNAの修復を妨げることで細胞死を誘導し抗腫瘍効果をあらわす薬
がん細胞は無秩序な増殖を繰り返したり転移を行うことで、正常な細胞を障害し組織を壊す
PARP(ポリアデノシン5’二リン酸リボースポリメラーゼ)というDNA修復や細胞死などに関与している物質がある
本剤はPARPを阻害することでDNA修復を妨げ、がん細胞の細胞死を誘導することで抗腫瘍効果をあらわすとされる

  (寺町の補足-2) 前立腺がんに対して日本で初めて承認されたPARP阻害剤 リムパーザ(オラパリブ)
 ※ BRCA遺伝子変異を有する転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)に対するPARP阻害剤リムパーザの承認
 ※ ★≪リムパーザ、進行卵巣がん、前立腺がん、膵がんの治療薬として日本で適応拡大を同時取得≫ ★BRCA遺伝子変異を有する転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)に対するPARP阻害剤リムパーザの承認/ アストラゼネカ社 公開日2020年 12月 28日
「転移性去勢抵抗性前立腺がん、転移性膵がんは、いずれも大きなアンメット・メディカルニーズを伴うがんです。

患者さんにとって、治療の選択肢は非常に限られてきました。

リムパーザは、
前立腺がんおよび膵がんに対して承認された
日本初のPARP阻害剤であり、
分子標的薬が新たに承認されることで、
個別化医療の新たな時代をさらに前進させ、

日本におけるこれらのがんの治療法が大きく変わっていくことが期待され・・・




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 夕方16時前から雪が積り始めた。
 そんな雪の様子を見ながら、今日のブログは、昨日の名大病院での「ゲノム・遺伝子検査」のことを書きかけていた。
 積雪は今は10センチほど。
 でも、「現職大統領トランプ氏による扇動に端を発したアメリカ議会への暴動、死者まで発生」の旨のニュースがあまりに衝撃的なので、そのことを記録しておくことにした。
 朝のニュースでは、実際に、聴衆の前でトランプ氏が議事堂へ行こうと演説して風景が流されていた。その後、乱入、死者が増えた・・・

●トランプ氏支持者たちが米議事堂に侵入する瞬間/BBC 2021年1月7日 07:07
● 連邦議会にトランプ氏支持者ら侵入、結果認定が一時中断 4人死亡/BBC 2021年1月7日 05:30
●トランプ氏支持者が議会乱入 死者4人に、大統領選手続き妨害―米首都に外出禁止令/時事 2021年01月07日13時44分

●トランプ支持者が議会に乱入、暴力煽る大統領のSNS投稿に批判高まる/cnet 2021年01月07日 10時47分
●トランプ氏のアカウントを一時凍結、違反続けば永久に ツイッターとフェイスブック/BBC 1月7
●フェイスブックとインスタグラムも、トランプ大統領の投稿をブロック/BUSINESS INSIDER Jan. 07, 2021, 02:15

●トランプ政権閣僚ら、大統領の即時免職を協議 米報道/AFP 2021年1月7日 14:40
●トランプ氏、秩序ある政権移行を初めて約束 暴動とバイデン氏勝利確定受け/CNN 2021.01.07 20:05

 なお、昨日1月6日の私のブログへのアクセスは「閲覧数4,674 訪問者数893」。

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●トランプ氏支持者たちが米議事堂に侵入する瞬間
       BBC 2021年1月7日 07:07
アメリカの連邦議会は6日午後、米大統領選の投票結果を認定するため上下両院合同会議を開いた。

しかし審議が始まって間もなく、ドナルド・トランプ大統領の支持者たちが議事堂に大挙して押し寄せ、「トランプを支持する」などと唱えながら武器を手に議事堂内に侵入した。

● 連邦議会にトランプ氏支持者ら侵入、結果認定が一時中断 4人死亡
   BBC 2021年1月7日 05:30
アメリカの連邦議会は6日午後、米大統領選の投票結果を認定するため上下両院合同会議を開いた。州ごとに選挙人団の投票を開票し、ジョー・バイデン次期大統領とカマラ・ハリス次期副大統領の勝利を最終認定する手続きが始まった。しかし審議が始まって間もなく、ドナルド・トランプ大統領の支持者たちが議事堂に大挙して押し寄せ、「トランプを支持する」などと唱えながら武器を手に議事堂内に侵入した。

議員たちは一時避難したが、警備当局は同日午後6時(日本時間7日午前8時)までに、議事堂の安全を確保したと発表した。議事堂内の記者らによると、警備責任者のこの発表を議員らは拍手をもって受け入れたという。合同会議の審議は午後8時ごろ再開された。

警察は、この騒動で女性1人が銃撃されて亡くなったと発表。さらに3人が「医療的な緊急事態」によって亡くなったとした。米メディアによると、銃撃されたのはカリフォルニア州サンディエゴ在住の元空軍兵士で、トランプ氏の支持者だったとされる。午後3時ごろ、他の侵入者らと議事堂内になだれ込んだところを私服警官に撃たれたとされる。
・・・(略)・・・

●トランプ氏支持者が議会乱入 死者4人に、大統領選手続き妨害―米首都に外出禁止令
       時事 2021年01月07日13時44分
 【ワシントン時事】米大統領選のバイデン次期大統領の勝利を確定する手続きを行っていた連邦議会で6日、建物内に多数のトランプ大統領支持者が侵入した。ロイター通信によると、4人が死亡した。大統領の支持者が議会を占拠する前代未聞の事態となった。
・・・(略)・・・

●トランプ支持者が議会に乱入、暴力煽る大統領のSNS投稿に批判高まる
       cnet 2021年01月07日 10時47分
 米連邦議会議事堂に米国時間1月6日、群衆が押し寄せて建物内に侵入した。Donald Trump米大統領は何週間にもわたり、2020年の大統領選挙は盗まれたとする根拠のない主張を続けていたが、これが支持者の行動をエスカレートさせ、選挙結果を確定させるため連邦議会の本会議が開かれる中、暴動が起きる事態につながった。さらに複数の報道が、発砲があったことを伝えている。

 Trump氏は議事堂のそばで開催された支持者集会で演説し、「われわれは決してあきらめない」と支持者を扇動した。同氏はまた、Twitterへの投稿(現在は非公開)でMike Pence副大統領を攻撃した。これはPence氏が、合衆国憲法で定められている選挙人投票の連邦議会における開票について、自身が止めることはできないとの声明を出したことを受けたものだ。・・・(略)・・・

●トランプ氏のアカウントを一時凍結、違反続けば永久に ツイッターとフェイスブック
    BBC 1月7
ジェイムズ・クレイトン、北米テクノロジー記者

米ツイッターと米フェイスブックは6日、規約違反があったとしてドナルド・トランプ大統領のアカウントを一時凍結した。トランプ氏は先に、米大統領選の投票結果を認定する上下両院合同会議が開かれている連邦議会に侵入した自分の支持者たちに向けて「あなたたちを愛している。家に帰ろう」などとツイートしていた。
トランプ大統領はこの日、昨年11月の大統領選で不正があったとする虚偽の主張も繰り返しツイートしていた。

ツイッターは「市民の清廉性に関する当社規約への重大な違反」を理由に、トランプ氏が投稿した3件のツイートの削除を求めたと説明。ツイートが削除されなければトランプ氏のアカウントが永久凍結される場合もあるとした。

さらに「今後、ツイッターのルールへのさらなる違反行為があれば(中略)@realDonaldTrump(トランプ氏のアカウント)は永久凍結になる」と警告した。

これは、トランプ氏がもうあまり長くツイッターを使えない可能性を意味する。同氏はツイッターのコミュニティ・ガイドラインにさほど注意を払っていないことで知られる。

こうした中、フェイスブックはトランプ氏のアカウントについて、24時間にわたり投稿を禁止した。また、規約違反に該当する動画を削除した。

フェイスブックは「進行中の暴力行為のリスクを軽減するより増大させると考え、動画を削除した」と説明した。

●フェイスブックとインスタグラムも、トランプ大統領の投稿をブロック
      BUSINESS INSIDER Jan. 07, 2021, 02:15
フェイスブック(Facebook)は、2つのポリシーに違反したとして、トランプ大統領がプラットフォームに投稿するのを24時間ブロックすると1月6日夜(現地時間)に発表した。

「その間、彼はプラットフォームに投稿する能力を失うだろう」

トランプ大統領はインスタグラム(Instagram)への投稿も24時間ブロックされると、フェイスブックが所有するインスタグラムの責任者であるアダム・モセリ(Adam Mosseri)は述べた。同社は6日にトランプ大統領の投稿を削除し、「継続的な暴力のリスクを軽減するのではなく、助長している」とした。

トランプ大統領が「力を示す」ように促して支持者を扇動した後、支持者の集団は議会議事堂を襲撃、これによって1人の女性が銃撃され、議会議事堂内で死亡した。

●トランプ政権閣僚ら、大統領の即時免職を協議 米報道
     AFP 2021年1月7日 14:40
【1月7日 AFP】(更新)米主要メディアは、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の支持者らが連邦議会議事堂内に突入した問題を受け、トランプ政権の閣僚らが6日、合衆国憲法修正25条に基づいたトランプ氏の大統領の即時免職について協議したと報じた。

 修正25条は、米大統領が「職務上の権限と義務の遂行が不可能」だと判断された場合に、副大統領と閣僚らで構成される大統領顧問団(内閣)に大統領を免職する権限を認めている。修正25条の発動には、マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領が大統領顧問団を率いて免職の可否を問う投票を行う必要がある。

●トランプ氏、秩序ある政権移行を初めて約束 暴動とバイデン氏勝利確定受け
        CNN 2021.01.07 20:05
トランプ米大統領は7日、連邦議会がバイデン次期大統領の勝利を確定したことを受け、今月20日に退任すると初めて公式に発言した。
トランプ氏は「選挙結果には全く同意できず、事実は私を支持しているが、1月20日には秩序ある移行があるだろう」との声明を発表。「合法な投票だけを集計するようにすべきだと訴える我々の闘争は続くとずっと言ってきた。これで大統領の歴史上最も偉大な第1期は終わるが、これは米国を再び偉大にする我々の闘いの始まりに過ぎない」とも述べた。

大統領選の敗北を認めないトランプ氏は6日、うそに満ちた演説を行って自身の支持者をけしかけ、その後支持者は選挙人投票の集計を止めようと連邦議会議事堂に乱入する事態となった。・・・(以下、略)・・・

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 今日は名大病院の癌のゲノム検査の担当の医師と正味でも1時間以上話すことができた。
 その医師は抗がん剤を担当する「化学療法部」の医師で、癌のことにもとても詳しかった。

 とても、分かりやすく、こちらの疑問点にもきちっと答えていただけたので、とてもすっきりとした。「ステージ終期にかかる癌の関係のもろもろ」なども聞けた。
 もちろん、検査のための採血もしてもらった。
 採った「10CC 2本」(本番1本、予備1本)の血液は、すぐにアメリカの検査機関に送られるそうだ。結果は20日過ぎに分かるとか・・・

 それらのことを整理して書きたいところ・・・
 ・・・なんだけど、今朝は8時過ぎに出かけて岐阜市内のクリニックでのマイクロ波治療、帰って少しコーヒータイム、そのあとは1時間半ほどで名大病院に向けて出発する日程。その間に上記の医師に訊いて確認したいことなどの資料をネットでとって整理したり・・・と意外とあわただしかった。

 所要を済ませて名古屋から帰宅したのは17時半ごろ。
 さきほど、夕食が済んで少し疲れた感じがした。12月1日に抗がん剤の治療をして、「疲れ」を感じたのは初めて。
 それは、体調が悪いからでなく、久しぶりにフルに動いたから・・・・と容易に分かる。
 だから今日初めて、横になった。

 ・・・少し休めたので疲れがとれた。
 こんなわけで、ゲノム検査のことは後日にして、今日のブログは今日のニュースでたくさん流れていた「コロナ感染の更なる拡大」の実態をみておくことにした。明日、政府が意味の理解しにくい)「宣言」を出すということもあるから。

●岐阜県で最多102人コロナ感染、各務原市や岐阜市の施設で職員らも/福井 2021年1月6日 午後6時08分
●愛知364人 岐阜102人 三重33人 3県とも過去最多の感染確認/名古屋テレビ 2021/01/06 16:31
●愛知で最多364人感染 知事、緊急事態宣言の要請示唆/朝日 2021年1月6日 17時29分
●東京 過去最多1591人感染 「重症者」も113人で最多/FNN 2021/01/06
●国内のコロナ新規感染、初の6000人台/日経 2021年1月6日 18:10

 なお、昨日12月5日の私のブログへのアクセスは「閲覧数3,328 訪問者数808」。

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●岐阜県で最多102人コロナ感染、各務原市や岐阜市の施設で職員らも
     福井 2021年1月6日 午後6時08分
 岐阜県と岐阜市は1月6日、新型コロナウイルス感染が判明していた70代女性の死亡と、102人の感染を確認したと発表した。1日当たりの感染発表数としては過去最多。県内の死者は計42人、感染者は計2693人となった。

 県によると、各務原市の福祉施設で職員3人の陽性が判明。関連する感染者は計9人となり、県はクラスター(感染者集団)に認定した。
 岐阜市によると、既にクラスターに認定されている福祉施設で利用者5人、職員1人の感染を新たに確認した。

●愛知364人 岐阜102人 三重33人 3県とも過去最多の感染確認 (6日午後4時10分現在)
    名古屋テレビ gooニュース 2021/01/06 16:31
 6日午後4時10分現在、愛知県で364人、岐阜県で102人、三重県で33人の新たな新型コロナウイルス感染が確認されました。3県とも1日当たりの感染者数は過去最多になりました。また名古屋市も150人で過去最多です。

東海3県の感染確認(6日午後4時10分現在)
 愛知県では6日午後4時10分現在、新たに364人の感染が確認されました。12月30日の294人を超えて過去最多となっています。このうち名古屋市も、過去最多となる150人人です。
 岐阜県は、102人の感染が確認されました。5日の98人を超えて2日連続で過去最多を更新しています。
 三重県では、33人の感染が確認されました。5日の30人を超えて2日連続で過去最多を更新しています。
 東京都は、12月31日の1337人を超える過去最多の1591人の感染が確認されました。

東海3県の病床使用率と重症者数(5日現在)
 5日時点の東海3県の病床使用率と重症者数です。
 愛知県の病床使用率は64.9%で、入院している重症の患者は38人です。
 岐阜県の病床使用率は55.3%で、重症者は12人です。
 三重県の病床使用率は49.0%で、重症者は5人です。

●愛知で最多364人感染 知事、緊急事態宣言の要請示唆
        朝日 2021年1月6日 17時29分
 愛知県では6日、過去最多となる364人の新型コロナウイルス感染が確認され、初めて300人を超えた。このうち名古屋市は150人で過去最多だった。大村秀章知事は記者会見で「この傾向が変わらなければ、1都3県に発出される緊急事態宣言の対象に加えてもらうことも視野に検討せざるを得ない。これから数日の状況を注視し、対応を速やかに判断したい」と、国に緊急事態宣言の発出を要請する可能性も示唆した。

●東京 過去最多1591人感染 「重症者」も113人で最多
      FNN 2021/01/06
東京で過去最多の感染者。
東京都で6日、新たに1,591人が新型コロナウイルスに感染していることがわかった。
都内の新規感染者数は、過去最多となる1,591人だった。

関係者によると、このうち無症状者は、255人にのぼっているという。
年代別では、20代が439人、30代が326人、40代が278人、50代が196人、60代が111人、70代以上133人だった。
また、重症者も5日から2人増え、113人で過去最多となった。

一方、これまでの全国の新規感染者数が、2,800人を超えている。
愛知県では、過去最多となる362人の感染が確認されている。
また、兵庫県でも過去最多となる248人の感染が確認され、このほか、宮崎県でもこれまでの過去最多の2倍以上となる80人の感染が確認されている。

●国内のコロナ新規感染、初の6000人台
       日経 2021年1月6日 18:10
国内の新型コロナウイルスの新規感染者が6日に初めて6千人台に達した。最多だった前日の約4900人を一気に上回った。東京都で1591人、大阪府で560人といずれも最多を更新した。感染拡大に歯止めがかかっていない。

新型コロナ対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」は6日の会合で、最近の感染状況を分析。北海道などでは感染者が減る一方、東京では感染拡大が続き、年末までの人出も大きな減少はみられていないとした。

東京都のコロナ感染、新たに1591人 過去最多
栃木や広島、長崎などでも新たな感染が見られ、大都市圏での拡大が地方に波及しているとして「大都市を抑制しなければ地方での感染を抑えるのも困難になる」と指摘。新年会など感染増につながる行動を避けるよう改めて求めた。

6日に最多の364人の感染が確認された愛知県の大村秀章知事は6日の記者会見で「この傾向が数日続けば、緊急事態宣言対象へ加えてもらうことも検討せざるを得ない」と述べた。

愛知知事「宣言対象へ追加要請も」 過去最多364人感染
日本医師会の中川俊男会長は6日の記者会見で、感染の広がりに改めて危機感を示した上で「今後の感染状況によっては全国的な(緊急事態宣言)発令も考えなければならない」と述べた。


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 昨日は、2回目の抗がん剤の投与の1週間後の診察。
 前回の極めて高い腫瘍マーカーの値がどうなったか、その変化を診てこれからの治療を考える、という予定の日。

 (結論) 端的に言って、異常に高い腫瘍マーカーの値は、改善なく「前回と同値」。
 値を見た主治医は、なんと、「抗がん剤治療は効果がないから、もうやめよう」、と即決。 
 今回も、想定外に、話が混とんとしかけてきた。現代医療の標準療法の観点では、治療法がまた一つ減じていく・・・

● あとは、(昨日のブログに書いたように)こちらの想定パターンで次の治療や行動への方向付けを協議した。
 腫瘍マーカーの値が示す癌の活発度とは別に、身体の違和感、痛み、不調はまったくないから、このまま維持していても、「抗がん剤」は効いている、ということもできるとの考えも成立しないわけではない。
 この考え方は、患者は「治療ですべて 直したい、癌をなくしたい」という希望を持つのに対して、一歩引いた立場で見ると、「前回と同じ数値」ということは「癌が特に増えているわけではなく」「現状維持でとどまった」ということ。
 つまり、「何もしなかったらどっと上昇していた値が、増加せずに、前回と同じにとどまっている、という効果はあった」というべき。だから、抗がん剤の効果はあった、のだという視点、観点。医師、この観点すら採らなかった。

● もちろん、身体への負担がかかるのが抗がん剤だから、いつ、離脱するかは大事。
 投与を続ければ、いずれは「癌が抗がん剤に対して『薬剤耐性』を獲得」して、次に使っても効果が出なくるから、早くやめることは一種の前向きな策ともいえる。

 こんなことを前提に書いて、課題ごとの流れを整理しておく。
 ともかく、ハイリスク患者の置かれる現状の改善は、決してたやすくはないと今回も感じた次第。

 ★≪想定-1≫ PSAの数値が良かった場合。
  抗がん剤が効いているわけだから、3回目の投与までは進めて良いが、医師から勧められても、その次の4回目は断ろう。
 ★≪想定-2≫  PSAの数値が変わらないとか上がっていた場合。
  抗がん剤が効いていないのだから、抗がん剤は3回目の投与でやめて、次の治療に移る。


● 昨日4日の主治医の診察。
 「PSAは144のまま。(異常に高かったので念のため)前立腺の炎症かも、といったけやっぱりそうではない。
 これが本当の値ということになる。(前回12月28日は145) 」
 「抗がん剤の1コース目でこれだけ上がったから、一般的には2コース目でも下がらない可能性が高い。」
 「ドセタキセルはもう2回目でやめることにする」

● 寺町 「こんなにPSAが上り続けるのは何が原因か」
 主治医 「一般的には『骨転移(している癌)』が原因だ。」
     「(癌が発見された)一番最初に『組織』を採っていないから」 
 「抗がん剤の効果がない」
 「がんが ドギツイ」
 「次は200になるなるだろう」
 主治医 「ドセタキセルの3コース目をしないで、次の抗がん剤のカバジタキセルに行く方法がある」

 ※ カバジタキセルは前立腺がんでは最後の抗がん剤で、あとは、現代医療の治療として何も打つ手がない、とされていいる。

 寺町み 「カバジタキセルはドセタキセルは同じ系統。効果も同じ傾向ではないか」
  主治医 「それはいえるだろう」

 ※ 今回のドセタキセルも、最後のカバジタキセル(商品名ジェブタナ点滴静注60mg)も同じ「タキサン系」
 ※ 微小管阻害薬(タキサン系)の解説 日経メディカル処方薬事典/薬理作用・・・がん細胞は無秩序な増殖を繰り返し、細胞を障害し組織を壊したり、転移を行うことで本来がんのかたまりがない組織でも増殖する。本剤は細胞分裂に重要な役割を果たす微小管の重合を促進し(脱重合を阻害し)微小管の安定化・過剰形成を引き起こすことにより、細胞分裂を阻害して抗腫瘍効果をあらわす殺細胞性抗がん薬(細胞障害性抗がん剤)となる。なお、本剤はイチイ科の植物の成分から開発された経緯により、学名からタキサン系という種類に分類される。・・

  ★≪想定-3≫ 次の治療= ゾーフィゴ の点滴治療 (昨日のブログで解説した)
 次の治療とは、「ゾーフィゴ」(放射性医薬品基準 塩化ラジウム(223Ra)注射液)の点滴をする治療で、前立腺がんの骨転移の治療 (私にピッタリ)


● 寺町 「骨転移が主でもあるから、次はゾーフィゴの点滴の方を考えたい」
 主治医 「保険適用のなかでできる選択肢は、カバジタキセルとゾーフィゴの二つしかない」

 寺町 「11月に名市大の放射線・・・・・のセカンドオピニオンを受けた。ゾーフィゴをするなら、主治医の了解を得て、ここに来ると良い、といわれた。名大でもできるだろうが、あとの放射線関係の治療のことを考えると、向こうの方が良いと考える」
 主治医 「そんなにあちこち行くなら、もうも全部向こうに移って。ここだって、まだ3カ月しか診ていないから。」

 寺町 「もともと、基本的の所は名大がいいと思っているから、ここに来た。そういわれるなら、ゾーフィゴの治療自体はどこでやっても同じだから、(骨転移がとても多いわけだが)ここの放射線科でやってもらえるだろうか。」
 主治医 「そりゃ、ここの放射線科も喜んでやると思う」

 寺町 「では、最速でその方向でできるように、手配して欲しい」
 主治医 「(キーボードを打ちながら) いま、紹介状(てがみ)を書いている。今日は、もう診察は終わっているかもしれないが、あとで行って、自分で予約を取って」

 ちなみに、この次の治療= ゾーフィゴ に関しては、岐阜に戻る車中に、放射線科から電話がかかってきて、 14日に担当医の診察予約が決まったと連絡があった。

 ★≪想定-4≫ 遺伝子検査を受ける手続きの開始
 私のガンは極めて「たち」の悪いがん。その私のガンへの対応のウィングを広げるために、遺伝子の検査をして、「特殊な遺伝子に対応する新しい治療薬に適合するか、しないか」の可能性を探る。


●  寺町 「今の話の今後の治療法とは別に、保険適用の無い『自由診療』での遺伝子検査を受けるために、早急に手続きを進めたい。そこで、今朝、遺伝子検査の担当と話をして、担当医師にも話を通してもらってある。あと、主治医の了解があれば、すぐに話が進むことになっている」
 「昨年12月25日に、去勢抵抗性前立腺がんのBRCA遺伝子変異に関するリムパーザが日本でも承認されたことだし」
        (そんな簡単に、適用に合致するとは思っていないけど・・・)

 ※ ★≪リムパーザ、進行卵巣がん、前立腺がん、膵がんの治療薬として日本で適応拡大を同時取得≫ ★BRCA遺伝子変異を有する転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)に対するPARP阻害剤リムパーザの承認/ アストラゼネカ社 公開日2020年 12月 28日
「転移性去勢抵抗性前立腺がん、転移性膵がんは、いずれも大きなアンメット・メディカルニーズを伴うがんです。

患者さんにとって、治療の選択肢は非常に限られてきました。

リムパーザは、
前立腺がんおよび膵がんに対して承認された
日本初のPARP阻害剤であり、
分子標的薬が新たに承認されることで、
個別化医療の新たな時代をさらに前進させ、

日本におけるこれらのがんの治療法が大きく変わっていくことが期待され・・・

 主治医 「すぐに連絡する」 (と答えて、当該医師に電話で連絡、調整を進めて、「話」を成立させてくれた)

 なお、診察後に、指定された担当窓口に前日に自宅で書き込んでおいた必要書類を提出した。
 そして、この遺伝子検査に関しては、昨日午後、岐阜に着いたころ担当者から電話があって、 「最短だと、明後日6日の14時に、遺伝検査の担当の医師との話し合いを組める」、との日程予約の確認の連絡が入った。もちろん、即座にOK。

● 次回の主治医の診察
 主治医 「次回は、1月18日にしよう。3回目の抗がん剤の日に当たるがそれはやめるから、血液検査なども入れない。ちょっと遅いが15時に予約を入れるので、その時に今後のことをいろいろと相談しよう」。
 寺町 「仮にその日までに、ゾーフィゴの話が進んでも良いか」
 主治医 「もちろん、進むなら、進めて」
 ・・・ということで、具体的な今後のことは次回の診察で相談することになった。

● 以上のようなことで、13時過ぎに病院を出た。
 向かったのは、パートナーのヘルペスの治療のために、岐阜市内の皮膚科へ直行。
 15時過ぎからの診察で薬など処置してもらう。

 それが済んで、10月から行っている標準治療とは別の治療法の一つを行うために個人クリニックに向かった。
 全部済んで、家に帰ったのは、18時頃。

 なお、昨日12月4日の私のブログへのアクセスは「閲覧数12,101 訪問者数803」。

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 今日は、抗がん剤ドセタキセルの2回目の投与から8日目。
 名大病院での診察があり、8時前に出掛けた。

● いつもより車が少なく、まだ社会活動が通常に戻っていないことを感じつつ、9時ちょっと前に病院に到着。
 外来棟の入口の再診受付機で診察券入力。まず、指定の2回の検査スペースへ行き、尿の検体を提出、採血を済ませた。一週間前の12月28日とは違って、ごく短時間に済んだ。椅子に座って待つ人の人数からも、待ち時間からも、検査予約の患者が少ないことが明らか。

● 3階の泌尿器科の主治医の診察は「11時から11時半」の予約なので、泌尿器科の外来受付に行き、「来院して、採血など済ませてきた」旨を伝えた。
 あと、11時前までは、時間があるので、予定の仕事を進めた。

● 病院に来て、早々に何の仕事?? その説明。
 昨日も書いたように、
  一番肝心の「抗がん剤の効果」の確認の12月28日、血液検査の結果について主治医に、
   「PSAは前回(11月9日)は26だった。今日は145。想像を絶する上がり方。」
 といわせてしまった。ここに関して、ブログには書かなかったけれど、医師は上記の続きに「困惑している」とも話していた。専門家の医師をして、困惑させるほどの抗がん剤の投与の成り行き。
 
● さて、今後のことは「今日の結果次第」なので、事前に自分で幾つかのパターンをシミュレーション、名古屋に向かう車中でそれをパートナーに提示して、二人の方針に齟齬がないように相談、調整を済ませておいた。

 ★≪想定-1≫ PSAの数値が良かった場合。
  抗がん剤が効いているわけだから、3回目の投与までは進めて良いが、医師から勧められても、その次の4回目は断ろう。なぜなら、いくら副作用があまり出ていないとはいえ、身体へのもろもろのダメージがあるのは間違いから、ほどほどにしておくべし、とのスタンス。

 ★≪想定-2≫  PSAの数値が変わらないとか上がっていた場合。
  抗がん剤が効いていないのだから、抗がん剤は3回目の投与でやめて、次の治療に移る。

 ★≪想定-3≫ 次の治療= ゾーフィゴ の点滴治療 (※)
 次の治療とは、「ゾーフィゴ」(放射性医薬品基準 塩化ラジウム(223Ra)注射液)の点滴をする治療で、前立腺がんの骨転移(私にピッタリではないか・・・との思い)に移ること。その場合、すでに行った抗がん剤ドセタキセルとの競合関係は配慮してタイミングを組んでもらう。
 担当は、当然、泌尿器科から放射線科にかわる。この場合に、病院を「名大」にするか、「名市大」(放射線関係の治療はこの地域では最も整っているし、部長とは11月にセカンドオピニオンで話し合いを済ませている)にするかは、考えどころ。

 ★≪想定-4≫ 遺伝子検査を受ける手続きの開始
 私のガンは極めて「たち」の悪いがんであることが、先の夏以降、事実として見せつけられてきた。その私のガンへの対応のウィングを広げるために、遺伝子の検査をして、「特殊な遺伝子に対応する新しい治療薬に適合するかしないか」の可能性を探る。
 抗がん剤治療の開始とともに、そのためのことも含めて、11月に名大に入院して検査し、前立腺の生検、腰の腸骨からの骨生検の手術を行ったが、どちらからも「ガン細胞は見つからなかった」という結果が出ている。 もし、「ガン細胞が見つかった、採れた」という場合は、保険適用の中で遺伝子検査ができる先進医療制度があり、名大はそ拠点病院であるが、「ガン細胞は見つからなかった」からその道が絶たれていた。
 残るは、保険適用の無い「自由診療」での遺伝子検査を受けるために、早急に手続きを進め、もちろん、泌尿器の主治医にもその同意を得ること。
 そのためには、今日4日に、担当の係と話を進めておいてから、11時の主治医の診察に臨むことが速やかに話を進めるためのベストな策。

 その策が、≪11時前までは、時間があるので、予定の仕事を進めた。≫と先に書いた「予定の仕事」のこと。
 話は、とても順調に進んだ。その手続き万端の経過を前提に主治医と相談できた。

 ちなみに、★≪想定-3≫ 次の治療= ゾーフィゴ に関しては、
 岐阜に戻る車中に、放射線科から電話がかかってきて、 14日に担当医の診察予約が決まったと連絡があった。

 また、★≪想定-4≫ 遺伝子検査 に関しては、
 午後に、岐阜に着いたころ担当者から電話があって、 「最短だと、明後日6日の14時に、遺伝検査の担当の医師との話し合いを組める」、との日程予約の確認の連絡が入った。もちろん、即座にOK。

 とここまで書いたが、もう、23時になったから、本番の11時からの主治医の診察の内容や結果は、明日に書くことにしよう。

 ※ ゾーフィゴとは
 ゾーフィゴ適正使用ガイド  バイエル薬品
ゾーフィゴ〔放射性医薬品基準 塩化ラジウム(223Ra)注射液〕は、
骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)の治療薬として開発された世界初のアルファ線放出放射性医薬品です。

骨転移巣などの骨代謝が亢進した部位に集積し、アルファ線を放出することにより、
近接する腫瘍細胞等に対してDNA二重鎖切断等を誘発し、部位特異的に腫瘍増殖抑制作用をもたらします。


 本剤は、本邦において、
2016年3月に「骨転移のある去勢抵抗性前立腺癌」を適応症として製造販売承認を取得しました。
・・・(略)・・・

 なお、昨日12月3日の私のブログへのアクセスは「閲覧数18,967 訪問者数620」。

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 12月28日(月)に2回目の抗がん剤ドセタキセルを点滴・投与した。
 今日1月3日(日)で丸7日経過。
 今回も、一回目同様で副作用はほとんど出ていない。

 苦痛や身体の不調となる副作用がないのはいいとして、肝心の「薬の効果」
 1回目である12月1日の投与の効果を12月28日の血液検査の結果で主治医が確認。
 主治医に、
   「PSAは前回(11月9日)は26だった。今日は145。想像を絶する上がり方。」
 といわせてしまった。

● PSA とは  (※)
 抗がん剤の一番の目的は「ガンをやっつける」という目的だから、それが達せられているかは極めて単純で「腫瘍マーカー、PSAの数値が下がっているかどうか」次第。
 ・・・それが、激増だから、医師は言葉がない。
 一応、「血液検査の白血球や他の数値、炎症反応などから、前立腺で炎症が起きているかもしれない。とりあえず、抗菌剤を処方しておく」
 私には気休めのような気もするけど・・・

 次回の診察は、もともと2回目投与から一週間後の「1月4日と予定されていた。
 明日だ。今はその結果をただ待つしかない。
 待つといっても、相応程度の値に下がっていればそれは良し、逆に上がっていれば(あるいは同程度なら)、今までの抗がん剤治療が何も効いていない、という2者択一の世界・・・・後者となったら一体どうするか・・・
 
  ※  PSA /ウィキペディア
 前立腺特異抗原(ぜんりつせんとくいこうげん PSA)は、前立腺から分泌され精液中に含まれている酵素(生体物質)で抗原性を持つ物質。前立腺癌の腫瘍マーカーとして使用されるが、前立腺炎や前立腺肥大などでも上昇する。

 ともかく、分かれ道の明日の診察を前に、今日とこの一週間のことを整理しておく。

●骨髄抑制 とは  (※) ・・・口唇ヘルペス (例 第一三共ヘルスケア)
 副作用で一番心配されているのは「骨髄抑制」。白血球や好中球が著しく減少して、感染症になりやすくなるから心配。
 一回目の投与の後12日は入院していたので病室環境で管理されていたので、とりあえず懸念は少ない。
 2回目は投与して日帰りだから、その日以降の家での管理が大事。パートナーがいろいろと配慮してくれている。ただ、今朝になって、パートナーの口唇ヘルペスが発症。私への感染を心配して、一層を気を使ってくれている。
 もとはといえば、私が心配や疲労の原因を作っている、ばらまいているわけで、申し訳ない思い。

    ※  骨髄抑制 /Google   骨髄は骨の中心にある組織で、白血球・赤血球・血小板などの血液の成分をつくっています。 骨髄にある細胞が、がん治療でダメージを受けると、これらの血液成分をつくり出す働きが正常に機能しなくなります。 この副作用のことを骨髄抑制といいます。 骨髄抑制は多くの抗がん剤(化学療法)や分子標的薬による治療で見られる副作用です。

● 便秘 への対処は大成功 ・・・麻子仁丸(マシニンガン)=処方薬ならツムラ126番
  抗がん剤の副作用として、「便秘」が示されている。
 一回目の投与の時は、12日間の入院中、丸1日飛んだことが1回あった。それはそれで解決。
  
 退院後から2回目の投与の一週間の経過した3週間のうち、途中で丸1日飛んだことが2回あった。

 自宅なので、パートナーが漢方薬で、「麻子仁丸(マシニンガン)」という薬を探してくれた。

最初は市販の「クラシエ の錠剤」。


  その後、24日に月一回のかかりつけ医の診察があったので、「処方薬としてツムラ126番」を処方してもらった。
 この漢方薬の効果は、抜群だ。とってもいい便がスルスルと出る。処方薬だと、量が多いから効果的。

 しかも、処方薬なら保険が効くから、とても割安になる。


 ということで、明日の名大病院の診察の結果や今後のことは、明日にまとめる予定。
 なお、昨日1月2日の私のブログへのアクセスは「閲覧数5,019 訪問者数735」。

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 今年も、早々から、コロナ感染拡大、非常事態宣言の協議、などのニュースが流れている。
 それならとこちらは、
 ★1年スパンで考えて、オリンピックは本当に開けるの?? 
 ★日本人が海外へ行くことも含めて、外国との人の往来の規制強化が進む
 
 そんなことを見ておくことにした。
 関連して、外相の外国訪問の無駄で無駄な経費のことも。

●日本からの入国規制、26カ国・地域で強化 感染再拡大で 新型コロナ/日経 2021年1月2日 17:00
●外国人の新規入国 きょうから全世界対象に停止/NHK 2020年12月28日
●米ニューヨーク市、外国からの渡航者に隔離ルール 罰金1日千ドル/BBC 2020年12月24日

●定まらないコロナ対策 開催ありきも綱渡り―延期の東京五輪イヤー/時事 1/1(金) 5:26
●知られざる脅威 オリンピック開催強行ならコロナに続いて「耐性菌の国内蔓延」が起きる!/NEWSポストセブン 2020/12/30
●外国人観客、2週間待機を免除 コロナ対策で検討、来春決定―東京五輪/時事 2020年11月12日

●茂木外相の外国訪問 チャーター機利用が定着 コロナ下で隔離措置免除 専用機は難しく/毎日 2020年12月26日/費用は1時間あたり170万円程度。今年度は約200時間、来年度は約300時間
     
なお、昨日1月1日の私のブログへのアクセスは「閲覧数5,218 訪問者数737」。

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●日本からの入国規制、26カ国・地域で強化 感染再拡大で 新型コロナ
       日経 2021年1月2日 17:00
新型コロナウイルスの感染再拡大や変異種の流行に伴い、日本から入国しにくくなっている国や地域が増えている。外務省によると、海外で9月以降、昨年12月31日までに日本を対象に含む規制強化をしたのは中国やシンガポールなど26カ国・地域に上る。新型コロナの第3波の広がりが人的往来を左右する。
日本は2020年12月28日に全世界からの外国人の新規入国を止めた。中国や韓国など11カ国・地域とのビジネス往来は・・・(以下、略)・・・

●外国人の新規入国 きょうから全世界対象に停止
    NHK 2020年12月28日
変異した新型コロナウイルスが各国で相次いで確認されている状況を受けて、政府は28日から全世界からの外国人の新規入国を停止しました。
政府はすでに変異した新型コロナウイルスが確認されたイギリスと南アフリカからの新規入国を停止していますが、ほかの国でも確認されている状況を受けて、28日からは全世界からの外国人の新規入国を停止しました。
停止期間は1月末までとしています。

また、この期間は、日本人や在留資格がある外国人が外国への短期出張から帰国・入国した際に一定の条件のもと14日間の待機を免除している措置についても停止するとしています。
さらに、変異したウイルスが確認されたと発表している国や地域から帰国・入国するすべての人に、現地を出国する前72時間以内に検査を受けて証明書の提出を求めるほか、日本入国時にも検査を実施するとしています。
一方、中国や韓国など11の国と地域で実施しているビジネス関係者の往来は引き続き認められます。

●米ニューヨーク市、外国からの渡航者に隔離ルール 罰金1日千ドル
    BBC 2020年12月24日
米ニューヨーク市は23日、新型コロナウイルス対策として、外国からの渡航者を対象にした新たな隔離ルールを導入した。イギリスなどで変異種が出現しているのを受けた措置。
ニューヨーク市のビル・デブラジオ市長は、外国からのすべての渡航者に対し14日間、空港で届け出た滞在先にとどまるよう命じると述べた。
また、イギリスから到着した人は全員、保安官代理らが訪問し、ルールを守っているかを確認すると説明。
ルールに従わない人には、1日につき1000ドル(約10万4000円)の罰金を科すと警告した。
ニューヨーク市は米国内の新型ウイルス大流行で、初期の中心地となった。ニューヨーク州はその後も再び、感染状況が深刻化している。

・・・(略)・・・欧州連合(EU)加盟27カ国を含む数十の国が、クリスマス時期に感染が拡大するのを抑えようと、イギリスからの渡航者に対して規制を実施している。
・・・(略)・・・アメリカの状況
アメリカの新型ウイルスの感染者と死者は、ともに世界最多の状況が続いている。
感染流行の発生からこれまで、国民の約5%が感染したとみられている。
11月上旬以降は、1日あたりの感染者数が記録的な多さで推移している。多くの州で入院患者の増加に対応が追いつかなくなっている。
100万人がワクチンを接種・・・(以下、略)・・・

●定まらないコロナ対策 開催ありきも綱渡り―延期の東京五輪イヤー
      時事 1/1(金) 5:26
 2021年を迎え、延期された東京五輪まで7カ月を切っても新型コロナウイルスの影響は見通せない。政府と東京都、大会組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)は開催ありきの姿勢を示すが、要のコロナ対策は肝心な部分が定まらず、綱渡りが続く。
・・・(略)・・・
 コロナ対策が途上の中、20年末に総額1兆6440億円の予算計画が公表された。延期に伴い2940億円の増額。ただ、組織委が延期前と同額の900億円を計上したチケット収入は満員を前提としている。観客数を制限すれば見込んでいる収入が大幅に減るが、大会関係者は「どう転んでも最後は国が出す」とみる。国と都で960億円を負担するコロナ対策費も変動する可能性がある。

 20年3月に決まった延期は、主要国の国内オリンピック委員会(NOC)などからの疑義がきっかけだった。選手団を派遣するNOCの動向は重要。組織委は1月に各NOCの医事担当者らを集めたオンライン会議を開く予定で、そこでコロナ対策への理解を得られるかどうかがまずはカギになる。

 多くのことが不確定でも、五輪の事情に詳しい識者や大会関係者は「どんなことがあってもやるのではないか」と口をそろえる。東京五輪が中止になれば22年北京冬季五輪も危うい。収入の約7割を占めるテレビ放映権料を2大会続けて失えば、五輪を支えるNOCや国際競技団体(IF)への分配金に影響し、IOCには死活問題になるという。さらに、苦境が続く政府にとって「五輪が最後のとりでになりつつある」との見方もある。 

●知られざる脅威 オリンピック開催強行ならコロナに続いて「耐性菌の国内蔓延」が起きる!
      NEWSポストセブン 2020/12/30
・・・(略)・・・ そのうえで、上氏はコロナで政府や国民が忘れている重大な問題を指摘する。
「実はコロナが蔓延する前に、医療界では抗生物質が効かない耐性菌の問題が注目されていました。オリンピックで海外からたくさんの人が来ると、国内に耐性菌が広がるという懸念があったのです。中東やインドなどの南アジアでは、医師があまりいないので抗生物質を薬局で処方して乱用しているケースが多く、そのせいで耐性菌がたくさんできてしまっている。日本では耐性菌の院内感染は非常に少なかったのですが、オリンピックとそれに関するインバウンドで耐性菌を持つ人が国内に入って、病院に来たりすると院内感染が起きると心配されていました。

 コロナで注目されなくなっていますが、本当に2021年にオリンピックを開催するとなると、対策が不十分なまま、今度は耐性菌の国内での蔓延が起きるおそれがあります」

 菅政権は、医療界の警告を無視してGo Toキャンペーンを強行し、コロナ第3波を招いた。医療崩壊の危機を目の当たりにして慌ててGo Toを停止したが、オリンピックについては開催に前のめりになっている。これでまた医療者の警告を聞かずに新たな医療崩壊を引き起こすようなら、棄民政治ここに極まれりだ。今度こそ、問題が起きる前にリスクを広く知らせて国民的議論を尽くすべきだろう。

●外国人観客、2週間待機を免除 コロナ対策で検討、来春決定―東京五輪
        時事 2020年11月12日
 来年夏の東京五輪・パラリンピック開催に向け、政府と東京都、大会組織委員会は12日、首相官邸で「新型コロナウイルス感染症対策調整会議」を開いた。海外からの外国人観客を受け入れる場合、一定条件を満たせば入国後2週間の待機を免除する方策を検討。来春までに最終決定する。

 政府側は会合で、海外からの外国人観客に2週間の待機を求めれば、大会の観戦が事実上、困難になると指摘。待機免除に向けて出国前の検査や滞在中の行動・健康管理などを条件にすることを検討する。健康状態をチェックするアプリ活用も視野に調整していく。
 観客数に上限を設けるかどうかは来春に判断する方針。大規模イベントについては現在、参加人数の上限を収容定員の50%まで緩和する措置を設けている。来年のコロナ感染の状況は見通せず、上限を設定する場合は開催間際の国内規制を準用する考えだ。

●茂木外相の外国訪問 チャーター機利用が定着 コロナ下で隔離措置免除 専用機は難しく 費用は1時間あたり170万円程度。今年度は約200時間、来年度は約300時間
     毎日 2020年12月26日
会談に臨む茂木敏充外相(左)とミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問兼外相=同国首都ネピドーで2020年8月24日(外務省提供)
 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、茂木敏充外相の外国訪問で「ビジネスジェット機」の利用が定着している。コロナ禍の中で商用機の欠航・減便が相次ぐ上、一般乗客との接触を完全に断てるため、相手国訪問後の隔離措置を免除されることが大きな理由だ。ただ、メリットだけではないようだ。

 コロナ感染拡大後、茂木氏の初めての外国訪問は8月の英国で、日英経済連携協定(EPA)交渉に取り組んだ。その後、12月までに欧州、東南アジア、中東、アフリカなど16カ国を訪問するため、ビジネスジェットを約150時間チャーター。約11万キロを移動した。

 外務省によると、費用は1時間あたり170万円程度。今年度は約200時間で約3億4000万円、来年度は約300時間で約5億1000万円の利用を見込む。


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