現代中国経済論 Today's Chinese Economy

大橋英夫の『現代中国経済論』を読みました。
中国の経済に関してポイントが分かりやすく良かったです。

なるほど、そうなんや、そういうことかと、新発見であった箇所は次の通りです。

1)改革・開放政策は、地方分権政策で実施された。地方が外資を導入し、得た収入を中央政府が吸収せず、地方に留保された。その後、分税制が取られた。
2)一部の富豪者が大きな富を保有している、その私有財産を政府が保護をしており、資産家を体制側に編入しようとしている。
3)失業率は、都市人口だけを対象としている。農村を含めれば、失業率は上がる。
4)格差が拡大しており、社会保障制度は十分ではない。

中国は経済成長が続いています。まだまだ経済成長が続くと思いますが、問題を抱えて進むことでしょう。

I read "Today's Chinese economy" of a economy book by Hideo Ohashi few days ago.

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