風神雷神

原田マハの『風神雷神』を読みました。
美術史小説のようでもあり、歴史小説のようでもあり、評価が難しい小説でした。

あの有名な、天正遣欧使節の話であり、その使節団に、あの有名な、俵屋宗達が加わっていたという、真に信じられない話がほぼ全面に書かれています。
使節団の行程が詳しく書かれており、それはないだろうと思いながら読みました。

有名な作家の、原田マハがこんな小説を書くとは驚きです。
歴史好きな私にとっては、それはないだろうと思いました。
私の読後評価は、読み物としては面白いが、歴史小説を逸脱しすぎと感じたので、低い評価の2☆です。

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