境遇 Circumstances

湊かなえの『境遇』を読みました。
この作家の小説は、当たり外れがないですね。
読みやすく、テンポ良く読めました。
これは、ミステリー小説かなあ。

36歳のふたりの女性が主人公です。
ふたりとも、孤児院で育だち、ひとりは政治家の嫁となり、ひとりは天涯孤独な新聞記者となった。
二人は親友となり・・・。

初めは、どんな話かなあと・・・。
途中から、事件が起こり、読むスピードが上がりました。
エンデイングはなるほど、流石という感じで。

流行作家らしい出来栄えでした。
この作家のいつもほどの、ドロドロした、怖さはなかった。

私の読後評価は、4☆です。

I read "Circumstances" of a mystery novel by Kanae Minato today.

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人生教習所 The training center of life

垣根涼介の『人生教習所』を読みました。
この作家は、私の好きな作家の一人です。
今回の小説も良かった。

人生の落ちこぼれの人間が、新聞広告で見た、小笠原での「人間再生セミナー」に参加する・・・。
元ヤクザ、なにをやってもだめな女性フリーライター、引きこもり東大生、海外生活の長い定年退職浪人などが参加します、彼らが主人公として話が展開します。

セミナーの内容は、深い意味をもっており・・・。
成功への確立、人の心の持ちようによって変わる認識、目標と生活への取り組みなど、心に語りかけて・・・。
参加者のメンタリテイーが変わっていき・・・。
セミナーの結果は・・・。

案外、深い意味を持つ小説だなあと思いました。
読みやすく、良かった。

私の読後評価は4☆です。

I read " the training center of life" of a novel by Ryosuke Kakine today.
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