調べてみると、この事件以降、2~3の雑誌が記事にしたのみであった。それによれば、
「あんな不可解なジャッジで負けるのはどうしても許せなかった。行為自体は褒められたものでないし、十分に反省している。しかし、私がつばを吐いたのは、あのPKに対してだけではない。これまで鹿島に対して不利にはたらいてきたこと、審判の公平とレベルアップ、日本サッカーの発展のため、すべてに対して反発したかったのだ。
日本ではヴェルディ、マリノスといった人気チームばかりに有利なジャッジが下される。中でもヴェルディに対するものは目に余る。サッカー協会内部に、代表選手を多く抱えた人気チームを優勝させることが、Jリーグを盛り上げると考える勢力がある」
「25年に及ぶサッカー人生の中で、私は審判とのトラブルで一度も退場させられたことのない選手だということを、知っていてほしい。そんな選手が、なぜあんな行為に出たか、そのことをもっと深く考えてほしい」
とジーコは語っている。(to be continued)
♪人々がみんな立ち去っても私 ここにいるわ
同じゼッケン 誰かがつけて
また次のシーズンを かけてゆく
人々がみんなあなたを忘れても ここにいるわ♪ byユーミン