-不思議な泡-
発光きのこの観察会の際、雨の後の三原山にできる「幻の湖」と、それに浮かぶ不思議な泡が話題になった。
・・・なんで泡ができるの?
いくつかの仮説が立てられたが、十分な泡の発生メカニズムの説明には至らなかった。
なので少しだけネットで調査。
まず、何で泡が発生するかであるが、この説明は簡単だ。
急激に大雨が降ると、一気に三原山の多孔質状の砂地に雨水がしみこむ。
この雨水がしみこむには、細かい火山礫同士の隙間の空気を押し出す必要があり、この空気が雨水と置換して水面に浮かび上る。なので、大きな泡が水面に浮かぶことになる。
さて、問題は、なぜその泡が消えないかということだ。
水の表面張力は、溶けているイオン(水道水の場合は塩素イオンや、二酸化炭素など)の濃度に比例して大きくなる。
http://takahara.ifoc.kyushu-u.ac.jp/講義資料/表面化学2012/1.表面界面の物理化学2012.pdf
(49ページ。石鹸が硬水で泡立たないのはこのせい)
したがって、我々が普段、目にしている水道水の性質は、表面張力が大きく、泡だてても泡はすぐ消える。
一方、三原山に降る雨は、大気汚染のないきれい空気の上空で雨粒が形成される降雨。
なので、伊豆大島の雨は、イオンが溶け込んでない非常にきれいな水。我々が普段目にする水道水よりも、表面張力が小さいと考えられ、これが泡を長く保持する要因と思うのだが、どうよ?
伊豆大島。三原山に降る雨は、都会の雨よりもめっちゃきれいという結論。
きれいな雨水と三原山の火山礫の土壌がなす自然の奇跡。
・・・まちがってたらご一報を。
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