前の日にツアーバスのすぐ後ろの席で、名古屋弁の女の子たちの会話が一日中聞こえてたから、そんなに違和感は感じない。
よく中国の人たちが、周りを気にすずに大きな声で会話すると言われるけど、はしゃいでいる日本の女のコたちも同じだ。
旅行に出れば、身も心も自由になる。公共マナーなんて知ったこっちゃない。でも、日常は引きずる。・・・そんなんで、会話に花が咲くのは中国人の彼氏との恋話。
カオソーイを食べながら聞こえてきた隣の席の会話。一人はオーストラリア在住のタイ人、そして、もう一人はチェンマイの女のコ。チェンマイの子は黒の美脚パンツに白いシャツ。典型的な今風の若者スタイル。
他人に聞かれてまずい話は英語だ。・・・あいにく、隣の席にいるぼくは、英語よりもタイ語の方がわかんないんだけど。こちらは韓国の男性との恋話。
インターナショナルな恋愛は、なにかと悩みが付きまとう・・・のだろう。
カオソーイを食べながら涙が出てきた。油断してスパイシーでOKと言っちまった。考えてみたら、辛い料理からしばらく遠ざかってた。呼吸が苦しくなるほどの辛さ。
甘やかして育てた植物は個性が無くなる。
その点、タイの植物たちは、生存競争が激しいのだろう。赤トウガラシも信じられないくらい辛い。。きっとインターナショナルな恋人たちも、この先、スパイスが効いた生き方をしていくのだろう。
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