明け方、20℃ぐらいだった気温は太陽が昇るとともに上昇し30℃越え。空はスモッグに覆われて見通しが悪いにかかわらず、強い日差しが降り注ぐ。湿度が高いからちょっと歩いただけで汗だくに。
なので現地の人たちは日中は歩かない。用事がある時は、徒歩で20分位の距離で約40~50バーツの三輪自動車(トゥクトゥク)か、小型トラックの荷台を改造した乗り合いバス(ソンテウ、20バーツ未満)を利用する。
ナイトマーケットの通りをブラブラと散歩。通りはそろそろ開店準備に取り掛かる露店もちらほら見える。ほとんど途切れることなくビュンビュン走るトゥクトゥクや軽トラックに混じって、屋台をガラガラと押してる男もいてカオス状態。交通ルールはあってなきがごとしだ。
強い日差しの中、道路を精力的に歩き回っているのは、朝のフラットな光を求めて仏像を撮影して回るもの好きな写真家(ボク)や、日向を好んでどこにでも徒歩で行く欧米人のカップルたちぐらいのもの。日本人の若い女性たちは、少数民族の村へのツアーに朝早く出かけて街中にはいないのが普通。
高い湿度と高い気温で、外を歩き回れるのも2~3時間が限界。ランチを食べに店に入ったらもう外を歩く元気もなく、冷房の効いたホテルの部屋へ直帰だ。うまくすれば、部屋のベッドメーキングも終わっててたっぷりと午後の昼寝を楽しめる。